Juruá

搭載可能 消耗品

十字キー左
	応急工作班	無制限	消耗品の動作時間：5 秒 消耗品の準備時間：40秒
十字キー上
	発煙装置	2 回	消耗品の動作時間：20秒 煙幕の持続時間：110秒 消耗品の準備時間：240秒
十字キー右
	エンジンブースト	2 回	消耗品の動作時間：120秒 消耗品の準備時間：180秒

詳細は消耗品を参照

ブラジル海軍はイギリスのH級駆逐艦に準じた設計のジュルア級駆逐艦をイギリスの造船所に6隻発注していたが、第二次世界大戦開戦翌日に6隻全てイギリス海軍に購入された。
この時にオリジナルのH級同様、艦名が「H」で始まるものに改名されており、オリジナルとの区別のため「ハヴァント級」と呼ばれることがある。

本艦もその1隻で、買収後は「ハーヴェスター」(HMS Harvester, H19)と改名されてダイナモ作戦や船団護衛に参加した。
本艦にとって最期の作戦となったのはHX228船団護衛で、1943年3月10日にドイツ潜水艦U444を撃沈。この際、ハーヴェスターはU444に体当たりしており、それによってハーヴェスターも損傷している。その翌日、ドイツ潜水艦U432の雷撃で撃沈された。戦死者145名。(Wikipediaを要約)

　本ゲームでは「ジュルア」となっているが、本家では「フルア」となっている。本来正しいのは後者のようだが、読みやすさを優先したものと推測される。

　イギリスが本艦を買収した直後は「ハンディ」と命名されていたが、後に「ハーヴェスター」と改名される。なお「ハーヴェスター」は収穫するものという意味。

　本艦を取得できるイベント「ブラジリアン・カーニバル」は説明するまでもなく「リオのカーニバル」を意識したイベント。リオのカーニバルは毎年2月から３月初めの週末の金曜から月曜までの４日間にわたって開催され、国内・国外を含めて100万人以上の観光客が集まるブラジル最大の祭礼である。
　リオのカーニバルを世界的に有名にしたのは、ブラジル全土のサンバ・チームのナンバーワンを決定するサンボドロモのパレード。デザインから設計、建設等を含めると1年間かけて準備される巨大な山車を中心に、サンバ・チームの精鋭とミュージシャンで構成された華麗なパフォーマンスが繰り広げられる。しかも参加人数は数万人に及ぶので、夜の９時からスタートして翌日の明け方まで続く。
　歴史的な話をすると、カーニバルというお祭り自体は元々キリスト教の四旬節(しじゅんせつ：イエスが荒野で40日間断食をしたことに由来し断食を行う期間)の前に、食べ収めをする祭りであった。ところがブラジルにおいては異教徒であるアフリカ系奴隷の方が人口が多く、彼らにとっては断食よりも腹一杯食べられるカーニバルの方が遥かに重要であった。リオのカーニバル自体は18世紀ごろに始まったといわれ、さらに彼らの生み出したサンバと組み合わさって独自の発展を遂げた。