1944年 大日本帝国 航空母艦 信濃
期間限定の課金艦として実装された日本ツリー高ティア超大型空母。
恒常入手の手段は無いが、イベントなどが開催される際にしばしば再販されている。
元々は大和型戦艦の三番艦として建造されていたため、屈指の巨大さを誇る。
史実では無茶な工期短縮により半ば未完の状態で無理矢理竣工させられた挙句、僅か10日で潜水艦に雷撃され撃沈されてしまった悲劇の艦である。
アップデートで史実同様に噴進砲のグラフィックが追加されたが、まだ使用はできない。
ちなみに、本艦がWWBにおける記念すべき100隻目の実装艦艇となった。
甲板こそ空母のものだが、その下の船体ラインは見事に大和型戦艦のもの。手抜き工事とか言わない
大鳳型空母同様のアイランド型艦橋と一体化した斜め煙突と相まって、巨大ながらも優美な艦影を誇る。
信濃のエレベーター配置。格納庫の準備機数は前部・後部共に12機×2。
発艦を二部隊同時に行うことが出来るため、一度に他空母の倍近い打撃力を繰り出せる……のだが、艦載機を運ぶエレベーターは前後一基ずつしか無いため発艦準備そのものには時間がかかってしまう。
永続迷彩『信濃 1944』。
追加REXP取得+10%と火災発生率減少35%の効果を有する。
注意点として、本迷彩は『信濃・迷彩付きパッケージ』を購入することによってのみ装備可能である。
こちらはVer.2.00.19までの迷彩。甲板の色が異なっている。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1944 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 35000 | 戦闘成績(BR) | 540 | ||||
無装甲排水量(t) | 26823 | 無装甲速力(kt/h) | 37.2(32.9) | ||||
基準排水量(t) | 61957 | 最大速力(kt/h) | 27.1(24.0) | ||||
最大排水量(t) | 71890 | 最大舵角 | 25.0 | ||||
可視距離(km) | 13.4(12.5) | 格納庫容量 | 7800 | ||||
最大搭載機数 | 68 | 編隊数 | 8 | ||||
アンロック費 | 課金 | 購入費用 | 150000S |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 7.5 | 7.5 | 7.5 | 90 | ||
舷側部 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 60 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40口径 八九式 一二糎七 連装高角砲 | 280 | 14.8 | 4.3 | 7 | 60 | 10 | 425(AA)/425 | |||
50口径 三式 一二糎七 連装 | 500 | 18.26 | 12 | 9 | 30 | 65 | 300/300 |
艦載機
機種 | 名称 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
艦戦 | A6M2 零式艦上戦闘機二一型 | 310/210 | 1062 | 533.4 | 1 | 100 | 30kg 爆弾 | 300 | 30 | ||
A6M3 mod.22 零式艦上戦闘機二二型 | 320/210 | 1008 | 540 | 1 | 115 | 30kg 爆弾 | 300 | 30 | |||
A6M3 零式艦上戦闘機三二型 | 320/210 | 594 | 546 | 1 | 120 | - | - | - | |||
A6M5 零式艦上戦闘機五二型 | 320/280 | 1385 | 564 | 1 | 120 | 30kg 爆弾 | 300 | 30 | |||
A6M7 零式艦上戦闘機六三型 | 460/350 | 780 | 540 | 2 | 125 | 250kg 陸用(HE)爆弾 | 1650 | 250 | |||
500kg 陸用(HE)爆弾 | 2450 | 500 | |||||||||
A7M1 試製烈風 | 400/315 | 560 | 558 | 3 | 115 | - | - | - | |||
A7M2 烈風一一型 | 600/350 | 500 | 602 | 3 | 135 | - | - | - | |||
N1K1-ja 紫電 艦上戦闘機型 | 540/350 | 410 | 576 | 3 | 135 | 250kg 陸用(HE)爆弾 | 1200 | 250 | |||
N1K3-A 紫電改二 | 665/350 | 325 | 588 | 3 | 150 | 250kg 陸用(HE)爆弾 | 1200 | 250 | |||
艦爆 | D3A2 九九式艦上爆撃機 | 90/305 | 710 | 455 | 2 | 100 | 250kg 通常(AP)爆弾 | 2135 | 250 | ||
250kg 陸用(HE)爆弾 | 1650 | 250 | |||||||||
D4Y1 彗星 | 25/295 | 750 | 530 | 2 | 120 | 250kg 通常(AP)爆弾 | 2135 | 250 | |||
500kg 陸用(HE)爆弾 | 2450 | 500 | |||||||||
艦攻 | B5N2 九七式艦上攻撃機 | 50/245 | 960 | 428 | 2 | 80 | 九一式航空魚雷改一 | 1518 | 784 | ||
800kg 爆弾 | 2700 | 800 | |||||||||
B6N2 天山 | 50/265 | 1622 | 481 | 2 | 100 | 九一式航空魚雷改三 | 1525 | 784 | |||
800kg 爆弾 | 2700 | 800 | |||||||||
B7A1 流星 | 300/285 | 780 | 428 | 3 | 150 | 九一式航空魚雷改四 | 1580 | 784 | |||
800kg 爆弾 | 2700 | 800 | |||||||||
艦偵 | C6N1 彩雲 | 10/250 | 4255 | 610 | 3 | 100 | - | - | - |
※パイロット数8名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 改式榴弾(榴弾発火率+12%) | 電波探信儀(理想発見距離+7%) | 制動機(後進加速度+12%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 主砲装填装置(主砲装填時間-15%) | 精密探信儀(強制発見距離+8%) | 新型艦首(旋回抵抗-10%) | 消火器(自艦火災継続時間-10%) | ||
Ⅲ | × | 特殊塗装(隠蔽性+7%) | 変速機(加速性能+12%) | 耐火コーティング(火災発生率-35%) | ||
Ⅳ | × | × | ボイラー(速度+13%) | 消火器(自艦火災継続時間-10%) | ||
Ⅴ | × | × | 注排水装置(スキル『機関全速』アンロック) | 高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-10%) |
立ち回り
基本的には他の空母に準ずる。戦線後方から攻撃を行おう。
機動力、特に旋回性能は極めて劣悪なので、敵機に発見され攻撃態勢に入られる=被弾くらいのつもりでいた方が良い。幸い空母としては常識外れのレベルの装甲と高体力(大和と同値である)を併せ持つため、爆弾を5、6発貰った程度では撃沈には至らない。
通常の空母であれば装甲を削って機動性を増すことも検討できるが、本艦の場合はその大和譲りの大きさと機動力を考慮すると被弾前提で戦術を組んだ方が良いかもしれない。
ただし、アプデでダメコンを貰えたとは言え魚雷には弱いので雷撃機には注意が必要。見付けたら最優先で排除しよう。
本艦を運用する上では最低限把握しておかねばならない点がある。
それは、機関全速スキルを持つ代わりにダメコンが無いこと。高ティアの戦艦・空母においては初である。火災に関しては耐火コーティングの恩恵で発生率を抑えられるが、魚雷による浸水については完全に無防備。魚雷ダメージ軽減の部品や浸水継続時間減少の部品もないため、数本の被雷が文字通り命取りに繋がりかねない。
あれ、これってもしかしなくても史実再現……
航空兵装
広大な飛行甲板のおかげで、なんと二部隊同時発艦が可能。ただしエレベーターが二基しかないため、他の空母と比較すると発艦準備そのものにはかなり時間を要する。
さらにパイロット数こそ8名と多いものの航空機搭載数は68機(最大値)と少なく、格納庫容量にもあまり余裕がないため、どの機体をどの程度搭載するかは慎重に選定したい。
搭載可能な機種は非常に豊富。大戦末期の日本空母ということもあり、特に艦戦については紫電や紫電改二、試製烈風に烈風一一型といったハイスペック機が目白押し状態。
艦攻でもお馴染み九七艦攻や天山に加え、最高速度542km/hという雷撃機最速を誇る上にそこそこの空戦能力も有しているマルチロール攻撃機・流星を搭載できるが、バランス調整のためか爆撃に関しては緩降下爆撃となっており命中精度が悪い。
ただしこうした高性能機は格納庫容量もかなり食うため注意が必要。
史実計画に準じて艦載機を紫電改二もしくは烈風と流星で固めようとした場合、搭載機数も史実通りになって打撃力はガタ落ちしてしまう。
主砲
毎度お馴染みの御守り八九式連装高角砲。
貫通力とダメージが極めて低いため、駆逐艦に対してすら有効打は期待できない……と思いきや、他の空母連中とは比較にならないほどの頑健さと空母ゆえの視界の広さ、更に意外なほど取れる射角が物を言って、同航戦となった場合は駆逐艦はおろか手負いの巡洋艦すら返り討ちにできる場合がある。
ただし本艦が空母の中でも特に巨大かつ機動力が低いことは事実であるため、砲戦に縺れ込むような事態に陥ったら基本的に生きて帰れる可能性は高くはない。
例外は滅多に生起しないが空母同士の砲戦となった場合で、よほど油断しなければ堅牢な装甲で砲撃に耐えつつ敵を撃破することができるだろう。
Ver.2.00.19から吹雪の12.7cm連装主砲も搭載できるようになった。こちらは威力に優れる軽量砲だが、弾速がやや遅めなのと装填時間が長いのとで少々使いにくいかもしれない。また、この吹雪砲は高角砲ではないため、手動対空が出来ないのも欠点。
装甲
立ち回りの項で既に触れたが、空母としては異例とも言える硬さを誇る。その装甲厚たるや甲板7.5インチ・舷側8.1インチにも達する。
甲板に関してはデフォルト状態ですら一部の高ティア戦艦より厚い装甲が張られている。流石に何回も攻撃を受ければノックアウトされてしまうが、急降下爆撃されても一撃で致命傷を受けることはほぼない。アップデートで爆撃が強化されたあとは被弾面積の大きさもあり致命傷を受けることもある
また、舷側装甲に関しても重巡洋艦を上回る数値は確保されており、部品の『高品質装甲』により徹甲弾に対しての防御力を底上げすることが可能。戦艦や巡洋戦艦の砲撃には抗しようがないもの、巡洋艦以下の艦艇の砲撃に対しては化け物じみたタフネスを見せつけてくれる。
この状態からさらに強化の余地を残しているあたり、まさに装甲空母の面目躍如と言えよう。
もっとも、装甲を積み増しするとタダでさえ遅い速力が目も当てられない有様になってしまうが
機動性
元々が大和型戦艦ということもあり、はっきり言ってよろしくない。
速力はボイラーを搭載しても約27ノットと空母の中ではワースト。加えて舵角を向上させる部品も無いため、まともに動かしていては魚雷や爆弾の回避は困難を極める。
機関全速スキルを持つとは言え、そもそもそれほど速いわけでもないので恩恵は少ない。雷撃機の魚雷などを緊急回避するために使う場合、『被雷数を減らすことができる』程度の認識でいた方が無難。
一方、背後から駆逐艦に襲われたりした場合に距離を詰められるのをある程度食い止め、その間に主砲の広い射角を活かした反撃を行うような使い方は出来なくもない。
総評
かなりピーキーな性能の空母である。艦載機、特に戦闘機に関しては粒揃いだが、搭載機数に悩まされる。長期戦に持ち込まれると艦載機数の多いアメリカ空母などに押し切られる可能性が高くなってしまう。一方で、同時発艦機能のおかげで瞬発力は非常に高いものがあると言えるだろう。
防御力は流石に頼りにできるが、被弾しやすい大型艦で機動力も褒められたものではないため過信は禁物。
とはいえこれを立ち回りでカバーできれば、常識はずれの頑強さを見せつけてくれる。
総じて空母上級者向けの艦であり、扱いにはかなりの練度を要する。
歴史背景
コメント
- 待ってました!信濃カッコイイ(゚∀゚) -- 2018-01-26 (金) 00:00:41
- いいね -- 2018-01-28 (日) 21:29:42
- エレベーター2機で12機4枠あり、2枠同時発艦可能です。 -- 2018-01-28 (日) 22:06:30
- 戦闘機ガン積みしてんのにアメリカ空母艦載機群に余裕で喰い殺されるんだがどうしたらいいのか -- 2018-01-29 (月) 03:09:04
- 紫電で空戦負けると言うのは、紫電は一撃離脱戦法がオススメだからそれでやってみたら、逆に喰い殺せるよ。 -- 2018-01-29 (月) 15:59:37
- かわいい -- 2018-01-29 (月) 19:24:00
- なるほど、ということは自操作がいいのかな -- 2018-01-29 (月) 20:53:55
- 三ニ型零戦と紫電の速度でカタログスペック上じゃ紫電の方が速いのに試してみたら三ニ型の方が速くなってる。運営さん修正してくれることを願う! -- 2018-02-06 (火) 12:17:34
- すいません、4回表記はミスです -- 2018-02-06 (火) 12:19:40
- 1つ残して削除しておきました。 -- 2018-02-06 (火) 12:55:01
- すいません、ありがとうございます -- 2018-02-06 (火) 16:48:31