瑞鶴

Last-modified: 2020-09-20 (日) 13:29:05

1939年 大日本帝国 航空母艦 瑞鶴

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日本ツリーの高ティアプレミアム空母。日本空母の決定版とでも呼ぶべき高性能を誇った翔鶴型航空母艦の二番艦であり、日本海軍機動部隊の中核として真珠湾攻撃から常に最前線で戦い続けた武勲艦である。

2017年9月4日(Android)のアップデートにおいて空母のβテストが開始され、それに伴いWWB初の空母としてアメリカのヨークタウン?共々実装。期間限定の課金艦として販売された。
現在は販売されていない。再販はするかどうかは未定。イベントの際にしばしば再販されるので、購入するならその時を狙おう。

他画像

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瑞鶴最後の戦いとなったエンガノ岬沖海戦時の塗装を再現した迷彩。
効果はREXPの取得上昇に加え、火災発生率を35%ダウンさせるという有難いもの。ただし迷彩込みはお値段が張る


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瑞鶴のエレベーター配置。
格納庫容量は前部が13機、中部が15機、後部が9機となっている。


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運営によるテスト段階の母港画像。飛行甲板上に航空機の姿が確認できる。


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↑発艦シーン。ふつくしい……

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1939国家大日本帝国
艦種空母対潜×
耐久値25536(22800)戦闘成績(BR)515
無装甲排水量(t)18653無装甲速力(kt/h)40.5(36.8)
基準排水量(t)29715最大速力(kt/h)34.0(30.9)
最大排水量(t)32100最大舵角46.2(42.0)
可視距離(km)13.4(12.5)格納庫容量7200
最大搭載機数90編隊数8
アンロック費課金購入費用180000S

装甲防御

※単位はインチ(in)表示

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部1.22.00.8100
舷側部2.54.51.580

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 八九式 一二糎七 連装高角砲28014.84.376010425(AA)/425

艦載機

機種名称攻/防航続時間
(sec.)
巡航速度
(km/h)
機体重量
(t)
格納庫容量装備火力装備重量
(kg)
艦戦A6M2 零式艦上戦闘機二一型310/2101062533.4110030kg 爆弾30030
A6M3 mod.22 零式艦上戦闘機二二型320/2101008540111530kg 爆弾30030
A6M3 零式艦上戦闘機三二型320/2105945461120---
A6M5 零式艦上戦闘機五二型320/2801385564112030kg 爆弾30030
A6M7 零式艦上戦闘機六三型460/3507805402125250kg 陸用(HE)爆弾1650250
500kg 陸用(HE)爆弾2450500
A7M1 試製烈風400/3155605583115---
A7M2 烈風一一型600/3505006023135---
N1K1-ja 紫電 艦上戦闘機型540/3504105763135250kg 陸用(HE)爆弾1200250
N1K3-A 紫電改二665/3503255883150250kg 陸用(HE)爆弾1200250
艦爆D3A2 九九式艦上爆撃機90/3057104552100250kg 通常(AP)爆弾2135250
250kg 陸用(HE)爆弾1650250
D4Y1 彗星25/2957505302120250kg 通常(AP)爆弾2135250
500kg 陸用(HE)爆弾2450500
艦攻B5N2 九七式艦上攻撃機50/245960428280九一式航空魚雷改一1518784
800kg 爆弾2700800
B6N2 天山50/26516224812100九一式航空魚雷改三1525784
800kg 爆弾2700800
艦偵C6N1 彩雲10/25042556103100---

※パイロット数は8名。

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
射撃管制装置(主砲射程距離+13%)電波探信儀(理想発見距離+7%)方向舵(転舵反応時間-14%)消火器(自艦火災継続時間-20%)
新式榴弾(榴弾燃焼継続時間+10%)精密探信儀(強制発見距離+6%)副舵輪(横滑り防止+10%)排水ポンプ(自艦浸水継続時間-15%)
×特殊塗装(隠蔽性+7%)変速機(加速性能+10%)側面装甲帯(被雷ダメージ-12%)
××舵輪(最大舵角+10%)船体強化(HP+12%)
××ボイラー(速度+10%)ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック)

立ち回り方

装甲空母ではなくなってしまったので基本的には、味方の艦船の後ろにいることを心がけるべし。敵駆逐艦の奇襲を食らわないよう注意を払っておこう。

瑞鶴は日本空母としてはトップクラスの搭載数を誇っている。さらに最大で8編隊を編成できるため、戦術の柔軟性が高い。制空型、雷撃重視型、爆撃重視型など自分の好みに合わせ艦載機数を調整しよう。
後述するように艦載機バリエーションも豊富であり、『型』の読まれにくさという点では全空母を見渡しても随一と言える。
戦闘機の防御力や耐久値、編隊を構成する最大機数では他国空母に劣りがちなので、編隊数で優位に立てるように立ち回りたい。敵戦闘機1編隊VS味方戦闘機2編隊など、可能な限り敵の編隊数より多く出して各個撃破を心掛けるようにしよう。また、アメリカやドイツに代表される一撃離脱型の戦闘機が襲い掛かってきた場合、安易に釣られないことも大切。
基本的には戦闘機を飛ばして制空権を確保してから攻撃しよう。可能であれば、敵の戦闘機隊を引きつけておいて反対側から攻撃隊を送り込むなどすれば早期に打撃を与えられる。
しかし何をするにしても、相手のどの部隊がどこでどのような動きをしているか把握できるように、視界の広い艦偵を少数機でも一部隊飛ばしておくことをおすすめする。

航空兵装

1941年末の真珠湾攻撃から1944年末のレイテ沖海戦まで、つまり太平洋戦争の殆どの期間をずっと戦い続けた戦歴ゆえか、非常にバリエーション豊かな航空機を搭載可能である。

  • 艦戦
    デフォルト状態ではお馴染みの零戦で、史実通り攻撃特化で防御が低い。零戦21型と零戦32型に加え、零戦22型,零戦52型,零戦63型,紫電,紫電改二,試製烈風,烈風と計9機種を搭載可能。どれも長所・短所があるので、特徴を把握して使ってあげよう。
    1種類だけではなく、特徴の異なる複数の艦戦を混載することで柔軟性を高めることができる。
  • 艦爆
    九九式艦爆と彗星を搭載可能。爆弾がHE・APの2種類選択でき、アメリカの艦爆と比較すると一発あたりの破壊力では劣るものの、徹甲爆弾(通常爆弾)で攻撃した場合は戦艦にすらダメージを通し得る。また速度も速く、阻止されにくい。
  • 艦攻
    九七式艦攻と天山を搭載可能。搭載魚雷の威力はやや低めだが、巡航速度の速さや航続時間の長さなど攻撃からは見にくい場面でのステータスは高い。
    天山の方が基本的に高性能で使いやすいが、九七式艦攻は格納庫容量を食わないので、艦戦を新型機中心に編成して余裕が無い時などに数を確保することができる。

主砲

高角砲のため貫通力が極めて低く、対艦戦闘用としては着火用以外には信頼が置けない。精度は良いものの貫通力が殆ど無いので徹甲弾での運用はお勧めできない。火災を起こせる榴弾をお勧めする。
無いよりはマシなお守りです。

対空

手動対空砲火の実装により、主砲全てが対空砲として利用可能になった。とは言え威力が低い上に弾速が遅いので、接近する敵編隊に大打撃を与えるには熟練が必要。
自動迎撃の機銃も撃ってくれるが、こちらは賑やかし程度である。もっとも、対空機銃で迎撃しなければならない位置まで敵機の侵入を許したら撃沈されてしまう可能性が高い。
基本的には直掩機に頼ることになる。対空砲は最後の砦くらいに考えておこう。

装甲

空母に装甲を求めるのは禁物である……と言いたいところだが現在瑞鶴は装甲空母と言えるほど装甲が張れる。満載にすると駆逐艦や巡洋艦などの主砲ではHPを削ることがなかなか出来ない位だ!装甲空母(物理)
フルアーマード瑞鶴が余りに硬すぎたせいか、次のアプデで装甲重量が大幅に増加し、他の空母と比べても少ない程の装甲しか積めなくなった。 駆逐艦相手くらいならば多少は耐えてくれるが、慢心は禁物である。
特に甲板にはそれほど装甲を積めない関係上、爆撃には弱い。当たらないようカバーしよう。

機動性

ビギナーなどでは島影などに停船している事が多いのであまり気にならないが、パーツをしっかり開発し搭載すれば大型艦の割にはそれなりに曲がり、加減速も鋭い。最高速度もデフォルト状態ボイラー込みであれば34ノットという高い値を叩き出す。
エキスパートモードで常に動いていなければならない場合でも上記の通りストレスなく動き回ることができ、至近距離でなければ撒かれた艦載魚雷を回避することも難しくはない。

総評

艦載機数・バリエーションが共に豊富で、空母本体の挙動もストレスフリー。総合的に高いレベルでまとまっている優秀な艦である。
空母そのものも航空機も扱いやすく、各国空母の数が色々増えてきた現環境においても基本的に『根っから苦手な相手』というものが存在しない。
ベテランが操作した際に極めて強力な艦となるのは勿論のこと、期間限定販売の課金艦という制限こそあるものの空母初心者の入門にも適した艦と言えるだろう。



歴史背景

日本海軍は、その軍備を充実させるべく海軍軍備補充計画を実施していたが、ネイヴァル・ホリデー明けの第三次海軍軍備補充計画(マル3計画)において建造が承認されたのが本型である。海軍軍縮条約の制限がなくなったため、先行の赤城、加賀、蒼龍、飛龍での実績と経験を大きく反映させた、当時の日本海軍が理想とする空母のかなりの部分を具現化できた型といえる。艦のサイズに対して艦上機搭載機数は多く、装甲防御も効果的、かつ合理的に配されたが、やはり空母としての範疇を免れるものではなかった。日本海軍のそれまでの空母では、アイランド型艦橋をネームシップは左舷側、2番艦は右舷側に設けてきており、本型も当初はこれに則っていた。しかし同型艦にもかかわらず艦橋の位置を変えるのは、意味がないだけでなく、かえって有害になりかねないことが判明。そこで建造途中で急遽変更となり、本型ではネームシップの翔鶴と2番艦の瑞鶴のどちらもが、アイランド型艦橋を右舷側に設けている。翔鶴と瑞鶴は第5航空戦隊を編成してパールハーバー攻撃、インド洋作戦、珊瑚海海戦などで活躍したが、翔鶴はマリアナ沖海戦でアメリカ潜水艦の雷撃により、また、瑞鶴はエンガノ岬沖海戦でアメリカ艦上機の攻撃を受けて戦没した。

【同型艦(全2隻)】
●ネームシップ:翔鶴
1941年8月竣工
1944年6月19日戦没
●2番艦:瑞鶴
1941年9月竣工
1944年10月25日戦没


コメント

  • 最終手段で観測射撃が意外と強かった。(時間切れで攻撃隊が間に合わない時) -- 2018-07-18 (水) 22:38:52