航空機操作指南

Last-modified: 2021-03-04 (木) 22:31:29

概要

本項では、空母に搭載される艦載機の基本操作方法・主に戦艦や巡洋艦などに搭載される偵察機を用いた観測射撃の方法について解説する。


空母の操作

他艦種と空母との最大の違いは、その攻撃方法にある。
目標に向けて射撃ボタンを押した後は撃ちっぱなしとなる砲雷撃と異なり、空母で航空攻撃を行うためには艦載機を実際に操作する必要がある。
残念ながらゲーム内での空母チュートリアルは未実装であるため、空母乗りを目指す初心者プレイヤーは本項をチュートリアル代わりとして一般任務演習モードなどで練習を積んでいただきたい。

準備

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まず、母港画面下部のメニューバーにある『艦載機』を選択する。
ここで艦載機の数と種類、および攻撃用武装の数と種類を調整する
空母に積んでいない飛行機は勿論飛ばせないので、プレイスタイルに合わせて選択・搭載してから戦場に行こう。
なお、飛行機は空母によって定められた最大搭載機数以上は艦載不可能。


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艦載機を搭載していても攻撃用武装を搭載し忘れた場合、当然ながら敵艦への攻撃はできない(空中戦は可能)ため注意。
画像を見ると、雷撃機TBD-1が10機配備されている。
TBDの武装である1005kg魚雷は20本搭載されているため、10機を全て出撃させた場合、最大で2回の魚雷攻撃が可能であることが分かる。
一方、TBDのもう一種類の武装である454kg爆弾は搭載されていないため、搭載数を増やさない限りこの武装を用いた水平爆撃を行うことはできない

戦場操作1 発艦

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空母は船を操縦する画面飛行機を操縦する画面に分かれている。


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画面右上の飛行機のアイコンを押すと、このようにパイロット達の画面(=飛行機操作画面)に切り替わる。
この切り替えの前にあらかじめ舵を切っておくと、再び空母本体の操作に戻るまで舵は固定される。無意味に直進して敵に近づいたりすることがなくなるので、小技として覚えておこう。
ちなみに画像のように火災が発生していると発艦準備ができないため、火が消えるのを待たねばならない。空母は基本的に脆いので、なるべく燃やされないように、撃たれないようにしよう。


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パイロットをタップすると、そのパイロットが何に乗ってどのような武装で飛び立つかを決める画面に切り替わる(上で飛行機、下で武装、右でそのパイロットが指揮する飛行機の数を決める)。
この際、機種毎の最大編成数、もしくは空母の格納庫毎に決められた最大同時発艦準備数以上の機数にすることはできないので注意。


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『発艦準備』を押すと飛行機がエレベーターから飛行甲板に移動し始める。
何機飛ばすかによって準備時間も変わってくる


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準備が整うとパイロットアイコン上部に『発艦』と表示されるので、そこをタップすると発艦作業が開始される。
その後、発艦した飛行機に乗っているパイロットを押すとその編隊からの視点に切り替わる


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海の上をタップしたり、マップ画面に切り替えてからマップ内をタップすることで好きな場所へ飛ばすことが可能。この作業を繰り返すことで複雑な飛行ルートも設定可能になる。
ちなみに目標地点に到着すると、その場で円を描くように旋回を始める


以上が基本の発艦手順である。

戦場操作2 攻撃

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今回は雷撃機を飛ばしているので、敵艦に対し魚雷攻撃を行う。
敵艦をタップすると、このように自動的に向かって行き攻撃をかける。
注意点として、自動攻撃は操作面でのプレイヤー負担は少ないものの、一撃で敵艦に致命傷を負わせられるような打撃には繋がりにくい。より確実に命中させたいのであれば敵艦の針路に合わせてギリギリまで操作を行い、画面右側の『攻撃始め』をタップすることで手動攻撃が可能である。(ギリギリに投下し過ぎると当たってもダメージが入らない)
ただし手動攻撃には慣れが必要なので、一般任務等で練習を積むことを強く推奨する。

※以下、手動攻撃の参考数値(日本機で真横から行った場合)
急降下爆撃……敵艦の約0.80kmで投下
緩降下爆撃……敵艦の約0.40kmで投下
雷撃   ……敵艦の約2.00km以下で投下した場合、すり抜けるか当たってもダメージ無効となる。


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見えにくいが魚雷を投下。
爆撃機・雷撃機は投弾後に自動で帰ってくるが、攻撃終了後に海上やマップをタップすることで帰艦を中断させて別地点に向かわせることも可能。使いようによっては敵を撹乱できるだろう。
この場合でも、画面左の『着艦』を押すと再び自動操作となり母艦に帰ってきてくれる。


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無事、命中して撃沈に成功。


以上が基本の攻撃手順である。

備考

空母からは魚雷攻撃を行う雷撃機の他にも、爆弾の扱いに長けた急降下爆撃機や、雷撃機や爆撃機から味方を守り制空権を確保する戦闘機を飛ばすことになる。
→詳細は航空機のページを参照
どのような編成にするかは、実戦を通して自分なりのスタイルを確立していく他にない。

発艦順序もかなり重要である。
先に上空直掩を行う戦闘機を発艦させて防空態勢を整える、あるいは先に攻撃部隊を発艦させ、戦場を大回りさせて敵艦隊に奇襲攻撃を掛けるなど様々な戦術を展開することが可能。
戦闘開始時には必ずマッチングを確認して臨機応変に対応できるようにしよう。
→個々の空母情報に関しては空母のページを参照

また、敵の戦闘機や対空砲火によって味方の飛行機が撃墜されることも多い。編隊を構成する全機が撃墜されると、そのパイロットの隊は戦闘終了まで使えなくなってしまうので注意。
安易な突撃は戦力を無意味にすり減らすだけと心得よう。

空母は発艦させた艦載機の編隊ごとの操作に加え、本体の操作や周辺警戒も同時並行で行わなくてはならないためかなり忙しく、難しいので慣れるまで時間がかかる。
しかし、一旦習熟したならば単艦で戦局を左右する活躍も可能となることも事実である。めげずに頑張ろう。

大抵の空母は攻撃・制空どちらかを重視して搭載機選定を行なった方が良い。そうしないと、どちらも中途半端で火力が足りなくなってしまう。制空権とれず、敵艦沈められず、気が付けば中隊全滅も……
攻撃重視の場合、制空権獲得は期待しづらくなる。機動力に欠ける雷・爆撃機は敵戦闘機に見つかったらほぼ死あるのみなので、最低限囮として使える、もしくは攻撃隊を護衛できる程度の戦闘機は用意しておこう。


観測射撃

一部の戦艦・巡洋艦は、空母同様に航空機(殆どの場合は水上偵察機)を搭載することが出来る。
戦闘においてこの艦載水上機を敵艦の近くまで飛行させ、敵艦を航空機の視界に収めることで、艦艇の視界外であっても敵艦との距離を正確に把握することが可能。
また偵察機のみが有する機能『誘導射撃』により航空機視点のまま敵艦に砲撃を行うことが可能であり、これを観測射撃と呼ぶ。
敵との距離感や対空砲火効果範囲はしっかり見極める必要があり、場合によっては空母のように艦載機を細かく操作しながらの空対空戦闘を行わなければならないこともある。
操作量が激増するため慣れるまではなかなか難しい戦闘方法であるが、上手く活用できれば遠距離からの一方的な砲撃・敵情偵察など得られるアドバンテージもまた大きい。
こちらも一般任務などでどういったものかを把握しておくと良いだろう。

準備

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デフォルト状態では艦艇に搭載されている水上機は定数を満たしていない可能性があるので、まず母港画面で状況を確認しておく必要がある。
そもそも航空兵装を搭載できない艦艇も多いが


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基本的に艦載機搭載手順は空母のそれと全く同様。メニューバー下部の『艦載機』を選択・操作して機体を搭載しよう。

戦場操作1 発艦

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こちらも空母の操作と同じである。
画面右上の飛行機アイコンをタップすることで航空機視点に切り替わり、発着艦・艦載機操作が可能。

戦場操作2 観測

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発艦させた偵察機を敵艦付近まで飛ばし、艦種識別マークが表示された(=視界に入った)敵艦をタップすることで偵察機と敵艦の距離・敵艦の体力を把握することができる。
ちなみにこの段階で視点を艦艇のものに戻すと、自艦と敵艦の距離が分かる


敵艦の情報が表示された状態で『誘導射撃』をタップしよう。
この操作を行うとタップした位置で視点が固定され、砲撃の照準マーカーが表示される。
この際、敵艦の姿・進行方向をなるべく見やすい位置に偵察機を飛行させてから誘導射撃画面に移すと相手を狙いやすい。要は敵艦に近付けば近付いただけ良い視点を得ることができるわけだが、近付きすぎると手動対空砲火や対空機銃の迎撃に遭って偵察機が撃墜される可能性が跳ね上がることに注意(機銃掃射が始まるのは戦艦で3キロ、巡洋艦で6~7キロが目安である。この距離内に侵入すると比較的短時間で撃墜されてしまう。また、ずっと同じ場所で規則的な旋回を続けていると手動対空砲火に捕まりやすくなる)。
対空砲火の危険は増大傾向だが、アップデートにより観測機視点でのズームも可能になった。それなりに遠距離からでも敵艦との距離を把握しやすくなったので、うまく活用しよう。Ver.2.00.033にて観測機からのズーム機能は再び削除された。ただし、代わりに手動対空砲火の威力も落とされている。
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いよいよ観測射撃開始である。
照準マーカーを敵の未来位置に合わせ、緑色になったら画面右の射撃ボタン(砲塔ボタン)をタップしよう。弾種切替や斉射/単射切替も『誘導射撃』の視点で行える。
間違って『攻撃始め』をタップしないように。これは艦載機の爆・雷撃開始ボタンである。


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アシスト表示があるビギナーモードであれば、ロックオンマーカーに照準を重ねて射撃すれば遠距離でも高確率で命中弾を出すことが出来るだろう。
しかしアシストがないエキスパートモードでは実はこの作業が一番困難である。敵速がどのくらいかを経験則で判断し、自艦と敵艦とどれだけ離れているかという情報から未来位置を予測し、さらに着弾までに敵がどのような動きをするかの予想を立てて照準・射撃しなければならない。
観測機がいても射撃がいいかげんでは、特に遠距離戦になると殆ど命中弾を期待できない。これに関してはひたすら練習あるのみである。


よほどのことが無い限り、狙われた敵艦も移動や回避行動を行う。誘導射撃視点は固定されているため、時間が経つと敵艦は視界外に出てしまったり、その視点からは狙いにくい位置に行ってしまったりする。
こうなった時はさっさと通常の航空機視点に戻し、より狙いやすい場所まで偵察機を移動させてから再び誘導射撃モードに切り替えよう。
通常の航空機視点に戻すには画面のどこかをタップすれば良い。こまめに機体を操作しつつ、良い視点を確保し続けられるように動くべし。

備考

注意点として誘導射撃視点はあくまで航空機視点の一部であり、可能なのは砲撃操作だけであることが挙げられる。艦艇そのものの操作、つまり舵を切ったり加速・減速したり、といった操作は行えない。
視点切り替えの前に艦艇操作画面でうっかり舵を切っていたりすると、その状態で舵が固定されて船が旋回してしまい、砲塔があらぬ方向を向いて射撃不可能になることもある。基本的には敵艦に対し最大砲門数を向けられるような体勢を取った上で直進するのが良いだろう。
また、周辺確認もしっかりしておかないと観測射撃中に島に激突して座礁したり、付近に隠れている駆逐艦などから奇襲攻撃を受ける可能性もある。装填中の時間を利用するなどして視点の切り替えや観測機の移動を行いつつ、隙の無い立ち回りを心掛けよう。


とにかく通常の有視界戦闘と比べると操作量は激増し複雑化するため、最初のうちは訳がわからないことも多いだろう。一般任務やビギナーモードなどで地道に慣らしていこう。


コメント

  • 左側の縦の固定バーに、このページ直飛びボタンの設置を希望します。または操作説明のところに、空母操作へのリンクボタンがあっても良いかな? -- カメラブ? 2017-12-20 (水) 15:22:55
  • 素早い対応、感謝です! -- カメラブ? 2017-12-20 (水) 16:01:00