1908年 大日本帝国 巡洋戦艦 鞍馬型
アップデートにて実装された日本ツリー低ティア巡洋戦艦。
建造時は装甲巡洋艦としての竣工であったが、8インチ砲に加え12インチ連装砲を二基搭載しており、後に巡洋戦艦として類別されることとなった。
姉妹艦の伊吹とはマストの形状で区別することが可能(鞍馬は三脚、伊吹は単脚)。
右舷から見た鞍馬。日本の軍艦を象徴する菊花紋章はこちら側の艦首部に取り付けられている。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1908 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
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艦種 | 巡洋戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 20520(19000) | 戦闘成績(BR) | 260 | ||||
無装甲排水量(t) | 6716 | 無装甲速力(kt/h) | 26.2(23.0) | ||||
基準排水量(t) | 12716 | 最大速力(kt/h) | 20.5(18.0) | ||||
最大排水量(t) | 15595 | 最大舵角 | 50.9(45.0) | ||||
可視距離(km) | 10.8(10.0) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 180000S | 購入費用 | 1800S | ||||
350G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
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甲板部 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 20 | ||
舷側部 | 7.0 | 7.0 | 7.0 | 20 |
搭載武装
主砲(1~2) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
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40口径 四一型 30.5cm 連装砲 | 1200 | 15.7 | 31 | 5 | 251 (187+8/20) | 50 | 80/80 | |||
主砲(1~6) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
45口径 四一年式 20.3cm 連装砲 | 800 | 18.0 | 11 | 6 | 251 (187+8/20) | 50 | 80/80 | |||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
40口径 四一年式 7.6cm 単装砲 | 300 | 10.7 | 4 | 15 | 12 (2+1/20) | 60 | 100/100 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(knt) | 基本弾数 | ||
45.7cm(18inch) 水中魚雷 | 3000 | 6.4 | 60 | 10 | 8 (5+1/1) | 35 | 3 |
※試験的に重量の詳細を表示(兵装自体の重量+1単位あたりの弾薬の重量/1単位の弾数)
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 射撃管制装置(主砲射程距離+10%) | 特殊塗装(隠蔽性+5%) | スクリュー(エネルギー交換率-12%) | 消火器(自艦火災継続時間-20%) | ||
Ⅱ | 主砲装填装置(主砲装填時間-5%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | 制動機(後進加速度+8%) | 船体強化(HP+8%) | ||
Ⅲ | 照準システム(主砲射撃精度+9%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | 変速機(加速性能+12%) | 強化装甲(装甲硬度+9%) | ||
Ⅳ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+13%) | 精密探信儀(強制発見距離+7%) | 舵輪(最大舵角+13%) | × | ||
Ⅴ | 射撃管制装置(主砲射程距離+9%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | ボイラー(巡航速度+14%) | × |
立ち回り
巡洋戦艦に類別されてはいるものの、デフォルト状態での速力はボイラーを搭載しても20ノット程度であるため速力に頼った戦法は取りづらい。
装甲重量がかなり軽量であるため、防御を固めた上で撃ち合いをする純粋な戦艦運用の方が活躍しやすいだろう。前弩級戦艦相手なら圧倒可能であり、弩級戦艦に対しても持ち前の旋回能力の高さと速射性能を活かせば真っ向勝負できないこともない。
巡洋戦艦とはいったい……
主砲
敷島、三笠の主砲でもある40口径30.5センチ砲を前後一基ずつ、50口径8インチ連装砲を左右二基ずつ搭載しているため単純火力はかなり高い。この砲塔配置は河内に準じており、側面攻撃に対して隙が少ないことも利点である。ただし、砲塔旋回能力は低めなので過信はしないこと。
デフォルトでは混載状態だが、これでも斉射時には狙った場所に飛んでくれるため戦えないわけではない。ただし弾速が異なるため、8インチ砲弾の方がやや遅れて弾着する点には注意。砲戦距離が遠くなればなるほどズレが大きくなるため、それが嫌だという場合にはいっそ全主砲を8インチ砲で統一してしまうのも手だろう。貫通力とダメージが低いとは言え、11秒間隔で斉射される高精度砲は相手の艦種を問わずプレッシャーをかけられる。
副砲
あまり当てにならない。
副砲特有のバラけ具合に加えて単発火力も低いため、駆逐艦に対してすら有効打にはなりづらい。鞍馬の場合は主砲である8インチ砲の速射性が良好であるため、いっそのこと全廃して浮いた重量を装甲強化に回してしまうというのも選択肢として存在する。
搭載する場合は榴弾運用がおすすめである。いくら精度が悪くとも連射性能の高さから命中弾自体は得やすいため、首尾良く敵艦に火災を発生させられれば補助的なダメージソースとしては機能してくれるだろう。
魚雷
艦首正面向きに一箇所、舷側方向に左右一箇所ずつ水中魚雷発射管を装備している。
水中発射管の例に漏れず射角は固定されている上に射程距離も短いため使う機会は限られるが、雷速に関しては平均よりやや遅い程度であるため牽制用にはなるかも知れない。
重量は嵩張らないので、御守りとして積んでおいても損にはならないだろう。
装甲
デフォルト状態ではさすがに巡洋戦艦だけあり、甲板3インチ舷側7インチと装甲巡洋艦よりやや厚い程度の装甲しか持っていない。
これでは戦艦と砲戦になった際には簡単に撃ち抜かれてしまうので、機動力が低下することは割り切って装甲を積み増しした方が生存性は高くなる。
排水量にはあまり余裕がないものの、上述したように装甲重量が軽いため、ガチガチに固めた場合は純正の戦艦である河内に匹敵する防御力を手にすることが可能。
巡洋戦艦とはいったい…………
機動性
残念ながら速力は遅い。巡洋戦艦のくせに最大速力20ノットと戦艦と同レベルか下手をするとそれ以下である。
一方で旋回性能は極めて良好であり、舵を切った際の反応も並みの巡洋艦以上に鋭い。同格の戦艦や装甲巡洋艦であれば避けるのに難儀する魚雷もすいすい躱すことが可能であるため、魚雷発射量がバランスブレイカー気味に多い代わりに機動力に難を抱えるスミス級駆逐艦に対しては天敵となりうる。
ちなみに排水量目一杯まで装甲を積んだ場合、最大速力は17ノット強まで低下してしまう。有難いことに肝心の旋回能力は据え置きであるため、低速化しても操艦には苦労しない。
それにしても慨嘆すべき鈍足振りである。
巡洋戦艦とはいったい…………うごごご!
総評
速度面には難点を抱えているものの、巡洋艦・駆逐艦狩りから戦艦との砲撃戦までこなせる非常に優秀なオールラウンダー。ただしあくまでもカスタマイズが前提の話であり、デフォルト状態では器用貧乏になってしまうため注意が必要である。
カスタマイズさえすれば初心者でも安心して戦場に赴ける艦であるが、兎にも角にも色々な意味で巡洋戦艦という括りから逸脱している艦であるため、巡洋戦艦の艦種的常識に囚われると自分で使っても敵として遭遇しても痛い目を見ることは間違いない。
歴史背景
コメント
- 実際には最強の装甲巡洋艦として建造されたようなものだから、速度はしかたないですね。 -- 2018-02-10 (土) 11:43:32