1941年 アメリカ合衆国 航空母艦 ホーネット
アメリカツリーの高ランク空母。レンジャーに続き、シルバー購入可能となった空母である。
独立した艦級ではなく、ヨークタウン級空母の三番艦。姉妹艦であるヨークタウン、エンタープライズと共に、ミッドウェー海戦では赤城、加賀、飛龍を含む日本海軍最強の第一航空艦隊所属空母四隻を全滅させる大戦果を挙げた。その後も各地を転戦し奮闘を続けたものの、南太平洋海戦において空母翔鶴、瑞鳳を損傷させた代償に大破航行不能となり、波間に消えることとなった。
速度、装甲、搭載機数など、史実同様全体的に高レベルでバランスが取れている。
ホーネットのエレベーター配置。
格納庫容量は前部が12機、中部が10機、後部が15機である。
着艦中にも前部エレベーターを使用して最大12機の発艦準備が可能。
Ver.2.00.032以前の母港画像。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
※無装甲排水量/速力は武装のみを搭載した数値
年代 | 1941 | 国家 | アメリカ合衆国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 航空母艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 21892(20850) | 戦闘成績(BR) | 485 | ||||
無装甲排水量(t) | 2255 | 無装甲速力(kt/h) | 39.7(37.8) | ||||
基準排水量(t) | 19655 | 最大速力(kt/h) | 33.9(32.2) | ||||
最大排水量(t) | 25484 | 最大舵角 | 27.5(25.0) | ||||
可視距離(km) | 13.4(12.5) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
格納庫容量 | 9000 | 最大搭載機数 | 90 | ||||
アンロック費 | 1680000S | 購入費用 | 16800S | ||||
2900G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
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甲板部 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 120 | ||
舷側部 | 2.5 | 2.5 | 2.5 | 40 |
搭載武装
※購入時は非武装
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1~8 | 38口径 12.7cm Mk.24 高角砲 | 500 | 16.07 | 4 | 28.75 | 83 | 50 | 600(AA)/600 |
艦載機
※購入時は未搭載
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 追加装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
艦戦 | F4F-3P ワイルドキャット | 645 | 200/350 | 662 | 531 | 12.9 | 12.9 | 3 | 100 | 100lb 爆弾 | 450×2 | 45×2 | ||
F4F-4 ワイルドキャット | 660 | 300/380 | 624 | 515 | 5.0 | 3.0 | 3 | 80 | - | - | - | |||
F6F-3 ヘルキャット | 680 | 300/465 | 575 | 563 | 5.0 | 3.0 | 5 | 100 | 1001lb 爆弾 | 2000×2 | 454×2 | |||
F4U-1A コルセア | 680 | 300/420 | 628 | 591 | 7.8 | 7.3 | 4 | 120 | 1001lb 爆弾 | 2000 | 454 | |||
F4U-1C コルセア | 680 | 680/550 | 265 | 547 | 8.5 | 6.3 | 4 | 135 | 1001lb 爆弾 | 2000×3 | 454×3 | |||
艦爆 | SBD-2 ドーントレス | 600 | 125/450 | 810 | 410 | 6.2 | 8.3 | 3 | 100 | 1001lb 爆弾 | 2000 | 454 | ||
艦攻 | TBD-1 デヴァステーター | 620 | 75/480 | 468 | 331 | 3.8 | 5.3 | 2 | 100 | 1949lb Mk.13 航空魚雷 | 2375 | 884 | ||
1001lb 爆弾 | 2000×2 | 454×2 | ||||||||||||
TBF-1 アヴェンジャー | 650 | 50/480 | 1652 | 436 | 5.8 | 5.8 | 5 | 80 | 2216lb Mk.13 航空魚雷 | 2715 | 1005 | |||
2249lb 爆弾 | 3350 | 1020 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 射撃管制装置(主砲射程距離+13%) | 電波探信儀(理想発見距離+7%) | 制動機(後進加速度+15%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+5%) | 精密探信儀(強制発見距離+6%) | ボイラー(巡航速度+5%) | 水密隔壁(浸水発生率-15%) | ||
Ⅲ | × | 特殊塗装(隠蔽性+7%) | 新型艦首(旋回抵抗-9%) | 耐火コーティング(火災発生率-20%) | ||
Ⅳ | × | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+2.1km) | 変速機(加速性能+10%) | 対空自動計算(自動距離計算) | ||
Ⅴ | × | × | 舵輪(最大舵角+10%) | 船体強化(HP+5%) |
立ち回り
戦線後方からの敵艦隊攻撃及び制空・防空。空母の基本通りに動こう。
本艦は空母の中ではかなり装甲を厚くできる方だが、敵の巡洋艦や駆逐艦の攻撃を受け続ければ簡単にダメージを受けてしまう。装甲は航空攻撃に対する防御と割り切って、味方の艦船よりも後ろにいることを心がけよう。
航空兵装
最大90機搭載することができるので、艦載機不足で悩むことはないだろう。ラインナップはレンジャーと同一。
また、アメリカ空母らしく発艦と着艦が同時に可能であり、前部エレベーターから最大で12機の発艦準備を行える。一編隊の数としては充分。
スムーズに発着艦をすることができれば何度も攻撃機を送りこんで波状攻撃を掛けたり、損傷した戦闘機を回収しつつ増援を送り出すなど防空網を効果的に構築することも可能。
これらの代償か、発艦準備時間そのものはやや長めとなっている。乗組員で補うなどして工夫しよう。
パイロット数は7人である。
戦闘機はF4Fシリーズ2種、F6F-3、F4Uシリーズ2種から選択可。
F4F-3Pは攻防能力については今ひとつだが、その代わりに視界が広い。偵察役に重宝するだろう。
F4F-4は速度面と視界に難点を抱えているものの、それ以外は攻防能力が高く使いやすい。格納庫容量も食わず最大12機の編隊が組めるので、乱戦となった際には心強い。
F6FとF4U-1Aはどちらも一撃離脱型の高性能機。F6Fの方が旋回性能と加速性に優れるため汎用性が高く、F4U-1Aは最高速度と視界で上回る。
F4U-1Cは戦闘爆撃機であり、極端に短い航続距離の代償に圧倒的な攻防能力を誇っている。使いこなせれば強力だが、格納庫容量も食うので載せるかどうかは人によるだろう。
艦上爆撃機としてはSBD-2を搭載可能。急降下の角度が深く、オートで敵艦首側から突入した場合の爆撃命中率が非常に高いため扱いやすい。また、旋回性能もそれなりの数値を有しているため、格闘戦のみに限れば戦闘機相手でも多少の時間稼ぎはできる。一方、爆弾の区分がHEなので、重装甲艦に対しては打撃力が欠ける。
雷撃機はTBD-1とTBF-1を搭載可能。
TBDは現状、航続時間も短く防御力も低く魚雷火力も低く速度も遅い上に格納庫容量は食うと産廃気味。最大24機もの大編隊を組めるので一撃の瞬間火力という点だけはTBFに勝ることも可能だが、そこまでして使うべきかどうかは難しいところである。
TBFは全般的に高性能な割に格納庫容量も80と食わないので、F4Uシリーズのような高性能だが容量を食う戦闘機を制空役として搭載する場合にも積極的に対艦の主力として起用していけるだろう。魚雷投下後の浮上距離が長く、敵艦の至近距離で投下すると艦底をすり抜けてしまう点にだけ注意。練習モードなどで癖を掴んでおこう。
備砲・対空
5インチ単装砲を片舷四基ずつ装備できる。速射能力と追従性に優れる優秀な砲ではあるものの、Ver.2.00.034にて全て副砲スロットに移動となったため対艦戦闘力はガタ落ちした。
全てが手動対空砲火に対応しているが、いかんせん単装砲なのであまり濃い弾幕は期待できない。
近距離では大量に設置された自動機銃も撃ってくれるが、対空値自体は低めに設定されているのか敵機はなかなか撃ち落としてくれない。賑やかし程度に考えておこう。
装甲
アメリカの空母としては、甲板・舷側ともかなり厚く張ることが可能。
甲板を硬くしておくと、SBDなどのHE弾扱いになっている爆撃を受けても一回で致命傷級の被害を受けずに済む。
一方、旋回反応が鈍く最大舵角も狭いので雷撃には弱い。
機動性
ボイラーを搭載すると空母としては標準的な30ノット台の高速を発揮することができるが、上述したように舵反応が悪い上に舵角そのものが小さく、非常に曲がりにくい。
近距離からの雷撃は艦載魚雷・航空魚雷問わず回避が困難なので注意が必要である。
総評
全体的に使いやすい空母と言えるだろう。搭載機数、装甲、速度などが高いレベルでまとまっている。
アメリカの空母を初めて使う方には、ぜひオススメしたい空母である。
搭載機数に余裕があるので、戦闘機多めにするか、攻撃機多めにするか自分で決めることができる。色々試してみながら、自分に合った戦い方を見つけよう。
歴史背景
海軍軍縮条約による制限を受けつつも、アメリカ海軍は比較的小型の空母の実証艦としてレンジャーを建造した。そして、そこから得られた実績なども含め、アメリカ海軍の標準型艦隊空母に相応しい艦として設計されたのが本級であった。レンジャーに採用された起倒式煙突は、構造が複雑で操作に手間がかかる割に効果が薄いことが判明し、本級では、煙突をレキシントン級と同じくアイランド艦橋の後方に設けた。一方、艦上機格納庫はラングレーからレンジャーへと受け継がれた開放式のほうが、レキシントン級の密閉式よりも各段に優れていることが実証されたため、本級にも開放式格納庫が採用されている。海軍軍縮条約の影響で、当初はネームシップのヨークタウンと2番艦エンタープライズの2隻の建造が行われたが、条約失効後に部分的な改修を加えた準同型艦ホーネットが追加で建造されたため、同艦を含めて同型艦3隻とするのが一般的である。本級は開戦時から第二次大戦にかかわっており、ヨークタウンとホーネットの2隻は、ともに日本軍の攻撃を受けて戦没。終戦まで生き残ったのはエンタープライズ1艦のみであった。
【同型艦(全3隻)】
●ネームシップ·ヨークタウン
1937年9月竣工
1942年6月8日戦没
●2番艦:エンタープライズ
1938年5月竣工
1947年2月退役
●3番艦:ホーネット
1941年10月竣工
1942年10月27日戦没
コメント
- 搭載可能な航空機は、90機で前部12に中部10と後部15と編成可能数は、6部隊です。 -- 名無し提督? 2017-11-28 (火) 08:15:24