ミッション/テラフォーミングミッション

目次

『テラフォーミング』とは？

　一般的に使用されるテラフォーミングの意味そのまま、居住困難な環境にある惑星を人類およびその他の生命体が居住可能な環境に作り替える本作における実質的なエンドコンテンツ。
　要求される資源量と時間は膨大であり、1つの宇宙をやりこみ大艦隊を率いるようなプレイヤーでも1つのテラフォーミングミッションを達成することすら難しい。
　そんなミッションが7つあり、中にはゼノンセクターを複数殲滅してようやくスタート地点到達といった内容のものまである。
　ゲーム内時間はもとより、通常プレイでもリアル時間数週間から数か月をかけて行われる大事業。心してかかろう。

よくある質問

「テラフォーミングって時間も資源もめっちゃ要求されるけど、終わったら凄い報酬がもらえるの？」

　プロット中にボソ・タが言っている通り、基本的にプレイヤーに対する報酬は皆無であると考えましょう。
　完了後のご褒美要素や具体的なリターンのあるテラフォーミングもあるにはありますが、投入する資源に釣り合う内容とは言い切れません。

「必要な資源を生産したのにテラフォーミングが始まらない」

　資源は現地にある本部に貯蓄されないと反映されません。
　必要な資源に合わせて倉庫を増築し、集積しましょう。

「本部に資源入れたけどドローンが配送してくれない」

　本部に小・中型製造ドッグが設置され、建造ドローンも配備されていますか？
　テラフォーミングドローンは小中型製造ドッグで建造されるため、それらの用意は必須です。

「必要な資源を集めてドローンも全て建造完了したのに、プロジェクトが完成しないどころか必要資源残数も建造待ちドローンも増えてるんだけどバグ？」

　全てのテラフォーミングドローンが目的地まで飛行して到着してようやくプロジェクト完了（あるいは待機時間開始）です。その道中で何らかの原因で撃墜されたりすると当然資源は集め直さねばならず、ドローンも再建造が必要となります。ゼノンセクターと隣接しているセクターでのミッションに発生しやすいため、警戒用の艦隊を配備する、ジャンプゲート前に防衛プラットフォームを設置する等で対策しましょう。
　また、特定の惑星では地震活動で定期的にプロジェクト進捗率の後退（=資源の集め直し）が発生するため記載されている以上の資源が必要です。

テラフォーミング計画について

『条件』

　そのプロジェクトを開始するのに必要な環境統計。
　たとえば住居計画のアーコロジーは酸素や大気圧がイエローレベルでも開始可能だが、高級住宅ではそれらがグリーンレベルでないと開始できない。
　基本的に「赤色=アウト」「黄色＝一部項目では許容範囲」「緑色=理想値」とみればいいだろう。

『必要なプロジェクト』

　そのプロジェクトを実施する前提プロジェクト。
　同じ計画内の関連プロジェクトは線でつながっているためそれを参考にすると良い。

『削除されるプロジェクト』

　そのプロジェクト完了で削除されるプロジェクト。
　2つのプロジェクトのうちどちらかを選択して実施するもので、通常のプロジェクトとそちらにくらべて要求資源が少ない代わりにデメリット追加や低成功率の突破を求められるプロジェクトといった形式。
　一応、完了後にもう片方でやり直すことも可能。（先に完了したプロジェクトは消滅するので無駄金になるが）

『必要な研究』

　セガリスプロットで入手するテラフォーマー技術のこと。
　これを必要とするプロジェクトを使用しなくてもテラフォーミング計画を進めることは可能だが、かかる資源も時間も苦労も比べ物にならないため無いよりあった方が間違いなくいいだろう。

『このプロジェクトからの資源の返還』

　プロジェクトを完了させるとそのテラフォーミング計画内の他のプロジェクトで低減される必要資源量率のこと (「返還」は誤訳*1 )。
　例えば物質・反物質発電所のエネルギー50％はエネルギーセルの消費量を50％低減する。
　この効果の具体例として、テラフォーミング計画の一つである除染計画では酸化メタン製造を複数回実施しなけらばならず、そのエネルギーセル要求数はなんと1回220万。それが110万にまで低減され複数回の実施もあると考えれば全テラフォーミング計画で数千万の削減になる。
　エネルギーセルは比較的稼ぎやすいとはいえ、その効果は非常に大きいのがよくわかるだろう。
　基本的には10％の返還率しかないが、クレイトロニクスやスマートチップなども数万単位で要求されるテラフォーミングにおいて、その10％の低減でもどれだけ有用かは言うまでもない。

『必要な資源』

　文字通りプロジェクト建設に必要な資源。
　数万から数十万、多いものだと数百万単位で要求されるため頑張ってため込もう。

『必要期間』

　資源の搬入が終了してからそのプロジェクト完了までに必要な時間。
　基本的に資源の搬入終了=プロジェクト完了だが、繰り返し実施が必要なプロジェクト等にはこの項目が存在する。
　同じプロジェクトでなければ必要期間消化中に他のプロジェクトを始めることも可能。

テラフォーミングの説明

• ボソ・タ「今 ヒレをひねって考えとったところじゃ　興味があれば来てくれ　説明しよう」

1. 会話：本部のボソ・タ
2. 「君の提案を聞かせてくれ」を選択するとイベント進行。
   　途中の会話選択はどれを選んでも差はない。
   　会話終了後、ギルドのミッションのオファーにテラフォーミングミッションが追加される。
    

180億クレジット

『テラディ・カンパニーの公式声明に反し、この星系の名はイセマドス・シバソモス・ノビレオIVによる歴史的に恥ずべき寄付に由来する。だがテラディのなかには依然として彼女の理想主義的な動機をたっとび、彼女のように生きようとする者がいる。彼らは今、その惑星上で堅実な生活条件を確立しようと、志を同じくする慈善団体を募っている。多額の報酬は用意できないが、善行に携わることそれ自体が報酬と言えよう』

• 開始セクター：180億
• 派閥：テラディカンパニー
• 報酬：心の奥深くにある温かく曖昧な感覚
• 難易度：非常に難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を「180億」へ
2. 立案：サンライズフラワー畑
3. 建築：住宅を100,000,000式
4. 立案：芸術学校

「はじめてお目にかかる。私はガンテリオス・トラノリス・ウェシバリスIVだ。経済生産性を過大評価し、不幸な者たちを貧困たらしめる我らの文化に不満を持つ者たちの党を代表して言わせてもらおう。我々はこの星系を虐げられてきた者たちの安息の地にしたいのだが家や食料が十分に確保できていない。君がもし必要なインフラをこの星に提供してくれるなら我らの悲願がかなう」

　テラディカンパニーの領有セクターである180億を拠点に惑星をテラフォーミングするミッション。
　メタン・酸素・温度・湿度の改善に食料であるサンライズフラワー畑・住居100,000,000式の建設、快適性である芸術学校の設置と基本的なテラフォーミングミッションの工程が必要となっている。

第一段階完了

条件：環境統計の湿度、酸素、大気圧を移住可能な状態なレベル（住居のバブルシティ以外が建造可能になる）にする。（順番は自由）
『なんたる良き日か！　最初の者がやってきて、まさに最初の会議が開かれようとしている。実に楽しみだ！』

第二段階完了

条件：サンライズフラワー畑と住宅100,000,000式の建設を完了する。
『この世界は賑やかなコミュニティへと変わりつつある。あちこちから民が集まっているが幸い我らにはみなに与えるには十分なスペースと食料がある。その調子でがんばってくれ。私は何者も見捨てるつもりはない！　そうそう、学校に君の名にちなんだ名をつけたと言えば喜んでもらえるかな』

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
『我々は芸術大学開校という偉大な目標をかかげて君の努力に報い、さらに君がほかのものたちを助けられるように募金活動を実施した。我々が設定したのは歴史上類を見ない額――180億クレジットだ。君は聞いても驚かなそうだが…少し足りなくなってしまったのだが……とにかくこれを！』

たやすい目標

『この惑星には一見するだけでは気付かない、居住を妨げる問題がいくつかある。だがアンティゴネ共和国の民がこの惑星に寄せる期待は大きい。問題に対処してくれればありがたい』

• 開始セクター：ゲツフネ
• 派閥：アンティゴネ共和国
• 報酬：アンティゴネ共和国の強化
• 難易度：難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を「ゲツフネ」へ
2. 無力化：毒性
3. 立案：麦畑
4. 建築：住宅を250,000,000
5. 立案：ブドウ畑
6. 立案：高級料理

『アンティゴネ元老院は今朝、我々の領域周辺でテラフォーミングに向けた取り組みを始めたと発表しました。無所属の第三者が作業に従事していると報告され、議論が紛糾しています。居住可能になるのは「ゲツフネ」星系の青い惑星シオカゼです。この惑星には大気を人間にとって有毒にする木の実があることでこれまで大規模な定住計画が実施されませんでした。今後、新展開があれば続報をお届けします。』

　アンティゴネ共和国（およびDLC有ならテラン）の所有セクターであるゲツフネを拠点に惑星シオカゼをテラフォーミングするミッション。
　毒性以外の生存条件は全て安全圏内であるため、それさえ無力化してしまえばその後の特に苦労せずテラフォーミングプロジェクトを進めることができるだろう。
　ただし、有毒果実の毒性を無力化しないと毒素浄化しても再蓄積されてしまうため、まずはそこから始めよう。
　最大の敵はサベッジスパーから侵攻を仕掛けてくるゼノン艦隊。
　テラフォーミングドローンの目的地がよりにもよってサベッジスパーと繋がるジャンプゲートの更に向こう側であるゲツフネセクター右端であるため、湧き出てきたゼノン艦に無防備なドローンが食われせっかく集めた資源も宇宙の塵、なんてことも普通にあり得る。

最小工程

1. 除染：毒素浄化 ×3回
2. 生物圏：特別仕様微生物or生態系加速用マイクロバイオーム
3. 生物圏：土壌肥沃化
4. 生物圏：シアノバクテリア
5. 主食：麦畑
6. 住居：アーコロジー ×2回
7. 高級品：ブドウ畑
8. 快適性：高級料理

第一段階完了

条件：生物圏項目の毒素植物の無毒化プロジェクト完了
「最新のニュースです。シオカゼの植物相がもはや人類にとって脅威ではないという知らせが入りました。異種植物学者のレオ・コルター博士をお招きしましたので詳細と人体への影響についてお話をうかがいましょう」

第二段階完了

条件：麦畑および住居（建設住居は自由）の建設完了
「最初の入植者団体がシオカゼに着陸しました。なかには生物や美食の専門家がおり現地の植物を熱心に研究しているということです」

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
「かつては美しく、しかし邪悪な惑星だったシオカゼは人類によって完全に支配されました。何百万人もの移民がこの世界に家を作り新しい名物料理を食べたい美食家たちが注目する目的地となりつつあります。入植者たちに尋ねたところ、全員が果実の味を認めています。」

なつかしい世界

『ゼノンが「緑鱗の地」にはびこり、惑星を荒廃させると、生き残ったわずかな者は生活の糧を得るために相当な苦労をした。やがて犯罪者集団に合流し、我ら自身も犯罪者となった。今では彼らは緑鱗協定と呼ばれている。多くの者が平和に暮らせるなら、故郷の星に帰ることを選ぶだろう』

• 開始セクター：緑鱗の地
• 派閥：緑鱗協定
• 報酬：海賊行為が減る
• 難易度：非常に難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を「緑鱗の地」へ
2. 無力化：放射能
3. 立案：サンライズフラワー畑
4. 建築：住宅を1,000,000,000式
5. 立案：高級住宅

「この者……共通の友人とやらを介して我が輩に連絡してきたのか？　どうやら君の名は特定の界隈で噂になっているようじゃな。もちろんいい意味でじゃ！　かの者らは惑星を居住可能な状態に変えるという噂に興味津々らしい。海賊行為を減らせるという見通しはおもしろそうじゃな」

　今やゼノンセクターのひとつとなっている緑鱗の地を奪還し、惑星自然の富をテラフォーミングするミッション。
　ゼノン造船所や埠頭をはじめとするゼノンステーションやIやKを含むゼノンの艦隊をいくつも撃滅する必要があるものの、それさえクリアしてしまえばプロジェクト自体は意外と簡単。難易度の「非常に難しい」の大半がセクター奪還で占められていると言えるミッションだろう。
　ギルドミッション等をクリアしても上がらないし艦船を撃墜しても下がらない緑鱗協定との友好度だが、実はこのミッションを進めることでその変動が解禁される。
　海賊船を鹵獲して稼いでいるが緑鱗協定とは友好度を上げたいプレイヤーは要注意。

最小工程

1. 除染：放射能汚染除去 ×3回
2. 主食：サンライズフラワー
3. 生物圏・主食のプロジェクトから酸素が上昇するもの（サンライズフラワーだけでは高級住宅条件の酸素レベルに満たないため）
4. 住居：アーコロジー ×5回
5. 住居：高級住宅

第一段階完了

条件：放射能汚染除去1回目完了
緑鱗協定との友好度変化がアンロックされ、同時に友好度のプラスが＋10になる。（関係性－5スタートの場合）
他の派閥と同様のランク昇格ミッション「昇格：協定の被信託人」が発生。友好度がプラスであれば緑鱗協定からの海賊行為が発生しなくなる？（要検証）
「待て、君が本当にこれを？　あの地を我々のために取り戻そうというのか？　まだ皆が信じてるとは言えないが彼らも君の足を引っ張るのはやめるだろう。ただし、君が不正な金儲けをしようとしていない場合だ」

第二段階完了

条件：惑星が人類生存可能な環境（放射能除去完了、気温・酸素・二酸化炭素の数値が基準内。サンライズフラワー畑の建設で達成可）となる
テラフォーミング中の本部周辺に複数の緑鱗協定駆逐艦が集結、うろつくようになる。
いつものように他派閥の船籍へ偽装しているが、その派閥との友好度が30以上だと皆本部を護衛する行動をとっていることが分かる。
また、同時に緑鱗協定との友好度もプラスされ＋20となり、昇格ミッション「昇格；協定の支持者」が発生する。
「俺を赤く塗ってスクラフィンと呼んでくれ。お前は本物なんだな？　みなが新しい拠点を持てるかもってことに興味を持ち始めてる。不審な船がうろついても気にしないでくれ。シマッタ、こんなにワクワクするのは何年ぶりだろうな！」

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
「なんて言えばいいのか……スピーチは苦手なんだ。君の寛大さのおかげで大勢が平穏な生活を手に入れた。全員が土の上で暮らせるわけじゃないが、宇宙空間に残った者たちも武力行使する機会が減っているはずだ。一部の船員が君の部隊に参加したいと言っているらしい。もし応募があればよろしく頼む。みな気の良い奴ばかりなんだ」

利益の記憶

『かつての経済大国の勢いは衰えつつある。だがデータによると、最大7％の増益を見込めるため、理事会は地域経済を活性化させようと助成金を承認した。報酬は地域の工房への貴金属の独占販売権だ』

• セクター：利益の思い出IX
• 派閥：テラディカンパニー
• 報酬：ニヴィディウムの新たな市場
• 難易度：難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を利益の思い出IXへ
2. 立案：ニヴィディウム製品工房

「記念ではなく利益のために競争に加わったようだな。君がどんな変革をもたらすのか楽しみにしている。幸運を祈る」

　テラディカンパニーの領有セクターである利益の思い出IXを拠点に惑星利益の思い出ilのテラフォーミングを実施する。
　ミッションを開始して、テラフォーミングプロジェクトを開いたとき、プレイヤーの多くは驚いたことだろう。
　何せ、このミッションを完遂するためには酸素もメタンも気温も湿度も食料も考慮することなく、ただ最初から建設可能なバブルシティ（住宅↑10,000）を建設してからニヴィディウム製品工房（条件：住宅10,000のみ）を建てればそれで終了なのだ。
　とはいえ、そう簡単に終わらないのがテラフォーミング。
　報酬のニヴィディウムの新たな市場は建造したニヴィディウム製品工房にニヴィディウムを送ることによってリターンのクレジットが返ってくる方式であり、その数量は住居人数に比例する。
　バブルシティによる最小限の人口の10,000人では1回の投資にニヴィディウム×170式しか納入できず、支出の100,000クレジットも合わさり配当の150,000クレジットではたったの50,000クレジットの利益にしかならないのだ。
　しかし、これが2億人のアーコロジーともなれば数百万式のニヴィディウムの納入と20億クレジットの支出がかかるものの、配当として最初の支出分を除いても数億クレジットもの配当利益を得ることができる。
　ちなみに、なんでもいいのでテラフォーミングプロジェクトを完了させると「テラフォーミングだと？　斬新なアイディアだな！　いかなる競争からも自由か……ニッチな市場を見つけモノにするとは」と驚きの通信を入れてくる。

最小工程

1. 住居：バブルシティ
2. 経済：ニヴィディウム製品工房

第一段階完了

条件：住居の建設
「進捗があったようで我らも嬉しい。報酬が見えてきたぞ。ここで諦めるなよ！」

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
「おめでとう、君の勝利だ！　約束どおり君が惑星上の工房へのニヴィディウムの単独納品業者だ。実入りの良い利益が続くことを期待している」

支援アピール

『「ブラックホールサン」はアンティゴネ共和国によって隔絶された、アルゴン連邦の飛び地だ。アルゴン連邦はあらゆるコロニー、特にこのような遠方のコロニー支援活動へのアピールに熱心に取り組んでいる。その象徴とするべく、惑星への居住を可能にすることで、この星系の安定化を図ろうとしている。』

• 開始セクター：ブラックホール・サン
  派閥：アルゴン連邦
  報酬：不明だが、恐らく報酬なし
  難易度：非常に難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を「ブラックホールサン」へ
2. 立案：麦畑
3. 建築：住宅を100,000,000式

『拝啓、事業主どの。連邦産業インフラ管理局はあなたの「ブラックホールサン」におけるテラフォーム申請を受けこれを許可したことをお知らせいたします。事業の成功をお祈り申し上げます。敬具』

　アルゴン連邦の領有セクターであるブラックホールサンを拠点に惑星ハデスのテラフォーミングを実施する。
　難易度は非常に難しいとあるが、内容としては湿度を上げて土壌改良を行い酸素を増やして麦畑と住居を建設するだけなので工程は少し多いもの非常にシンプル。
　周辺はアルゴン連邦の勢力圏かつ警備艦船が飛び交い、その更に向こうはアンティゴネおよびテラディカンパニーの勢力圏とかなり安全な環境でのテラフォーミング作業となる。警戒対象は船籍偽装した緑鱗協定によるコンテナハックとまぐれ幸いから時折やってくるヴィゴーシンジケート艦による海賊行為程度か。

最小工程

1. 水：惑星全土湧水化（要：テラフォーマー技術）
2. 生物圏：特別仕様微生物or生態系加速用マイクロバイオーム
3. 生物圏：土壌肥沃化
4. 生物圏：シアノバクテリア
5. 生物圏：植林
6. 主食：麦畑
7. 住居：アーコロジー

第一段階完了

条件：何らかのテラフォーミングプロジェクトの完了
自動応答システムからの通信後、0クレジットの報酬の振り込みがあったと通知が入るが、当然口座には1クレジットも変動はない。
「拝啓、事業主どの。連邦産業インフラ管理局は貴社のテラフォーム事業が順調との報を受けお喜び申し上げます。ただちにゼロクレジットに関する助成金の支給を承認いたします。僭越ながら慎重に使われますよう助言いたします。敬具」

第二段階完了

条件：惑星が人類生存可能な環境となる
これまでのように自動応答システムでの連絡ではなく部署事務官のメニカ・ジョルノから直接通信が入る。
「邪魔してすまないが我々I.I.Aは君の尽力に感謝している。まだ君に資金を提供することはできないが、君は名を上げつつありこれまでに何度か会議で君の名を出すものがいた。その調子ならすぐに我が部署のトップですら君の存在に気付くだろう」

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
『拝啓、事業主どの。連邦産業インフラ管理局は貴社のテラフォーム事業がご予算の範囲内で完了したことをうれしく存じます。敬具』

辺境にて

『知ってのとおり、この美しい惑星は既に完璧な生活環境が整っている。最大の問題は、惑星上ではなく宇宙空間にある。周辺を絶え間なくゼノンが脅かし、これまでずっと移住計画を妨げてきた。だが軍事力と影響力を持つ者には、インフラを準備でき次第、アンティゴネ共和国の上院に移住を進めるよう説得できるだろう。』

• 開始セクター：辺境の果て
• 派閥：アンティゴネ共和国
• 報酬：アンティゴネ共和国の強化
• 難易度：非常に難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を「辺境の果て」へ
2. 立案：麦畑
3. 建築：住宅を250,000,000式
4. 立案：ウィンタースポーツリゾート

『またしてもアンティゴネ元老院は我々との領域周辺でテラフォーミング活動の活動を承認しました。居住可能とされるのはメスナーと呼ばれる山の多い惑星で「辺境の果て」星系にあります。絵画のように美しい世界はゼノンの脅威さえなければすでに居住可能な状態になっていたでしょう。続報があればお届けします』

　アンティゴネ共和国とゼノンの支配セクターに挟まれたセクター「辺境の果て」を拠点に惑星メスナーをテラフォーミングする。
　辺境の果ては当初中立セクターであり、アティヤの不幸および論理の欠陥から次々とゼノンの艦隊が押し寄せ、アンティゴネ共和国と隣接しているとはいえその防衛戦力にも期待できない危険な宙域。
　更に惑星自体活発な地震活動により建設途中のテラフォーミングプロジェクトは定期的にその進捗を後退させられ（そうなれば当然資源も集め直しとなる）、テラフォーマー技術が無ければ地震活動の鎮静化すら行うことができない。
　地震の被害を乗り越えて極寒の気温を人の暮らせる温暖までもっていったとしても、次は氷融解によって定期的に大気圧が上昇し、こちらもテラフォーマー技術が無ければプレイヤーが定期的に気圧を下げるプロジェクトを実施しなければならない。
　そして、最終目的であるウィンタースポーツリゾートの立案は気温が適温あるいはそれより1段階寒い状態でないと立案できない。気温が上がるテラフォーミングを実行してしまい今度は下げなければならなくなったとなれば資源も時間も大幅ロスになってしまうので注意。
　まさに難易度：非常に難しいの名に恥じぬテラフォーミングミッションと言えるが、これをクリアできなければ事実上最後のテラフォーミングである下記のミッションに手出しすることすら難しいだろう。
　逆に言えば、これをクリアしてしまえばあともう少しだ。

最小工程

1. 特殊：地殻支保工（要：テラフォーマー技術）
2. 大気：ターゲットガス放出（要：テラフォーマー技術）
3. 特殊：ブラックダスト
4. 生物圏：特別仕様微生物or生態系加速用マイクロバイオーム
5. 生物圏：土壌肥沃化
6. 生物圏：シアノバクテリア
7. 主食：麦畑
8. 住居：アーコロジー ×2回
9. 快適性：ウィンタースポーツリゾート

第一段階完了

条件：気温が人類入植可能（通常住居の建設可能）レベルになる
『メスナーのテラフォーミング事業は今も続いています。温暖化によって今では多くの谷を農地に開墾できます。一方、反対派がウィンタースポーツの多様性を制限しかねないと主張しています。この後の番組で詳しくご紹介します』

第二段階完了

条件：住居プロジェクトを1回完了させる
『勇敢な入植者たちがメスナーへの移動を始め、壮大な山々を前に写真を共有しています。ゼノンの脅威は認められず、今後より大勢が入植してくると思われます』

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
『かつて山のそびえる寒い惑星として知られていたメスナーが、今では各地から訪問者を集める人気のリゾート地となりました。さまざまなアクティビティと快適なホテルを備え、一過性の流行以上の存在となりそうです。予約が殺到しておりますのでお早めに。もちろん私は予約済みです！』

辺境の先に

『アティアの不運――この惑星では呼吸できませんが、火事や毎時発生する地震がお好きなら、腰を落ち着けるにはぴったりな惑星です。（心配ご無用。乾性温熱ですから）　ゼノンの活動が活発ですが、それもちょっとした余興でしょう。なぜもっと楽に暮らせる星があるのに、そこを住みやすい世界に変えるのでしょうか？　心を打つ明言を引用しても結構ですが、結局のところ「伝説に、そしてヒーローになる」これに尽きます。』

• 開始セクター：アティヤの不幸
• 派閥：アンティゴネ共和国
• 報酬：アンティゴネ共和国の強化
• 難易度：不可能

ミッション概要

1. 再配置：本部を「アティヤの不幸」へ
2. 立案：麦畑
3. 建築：住宅を250,000,000式
4. 立案：トロピカルリゾート

『またしてもアンティゴネ元老院は我々との領域周辺でテラフォーミング活動の活動を承認しました。信じられないでしょうが、移住可能となるのは「アティアの不幸」星系の火山惑星です。即座に髪に引火しそうなほど熱く、地面は絶えず揺れています。それだけではなく、周辺ではゼノンの活動が頻繁に目撃されています。今後も目が離せない話題ですね。続報があればお伝えします』

　ゼノンセクター「アティヤの不幸」を制圧し、惑星アティヤの不幸eをテラフォーミングするミッション。
　ゲーム内時間ほぼ1時間ごとに発生する大地震。水の沸点すら上回り数秒以内にあらゆる生物を死滅させる気温と常にそれを引き上げ続けるメタンによる温暖化。湿度も酸素も存在せずすべてを1から用意しなければならない状況でありながらそれを阻止すべくアティヤの不幸、そして隣接する論理の欠陥の計4セクターから押し寄せるゼノンの大勢力。
　まさに難易度：不可能に相応しいミッションと言えるだろう。
　だが、ここまでのテラフォーミングを達成してきたプレイヤーであれば待ち受ける困難を打破し達成することも可能なはずだ。
　もちろん、最初にこのミッションを選択することも自由である。

最小工程

1. 特殊：地殻支保工（要：テラフォーマー技術）
2. 除染：メタン酸化剤
3. 除染：酸化メタン ×2回
4. 水：惑星全土湧水化（要：テラフォーマー技術）
5. 水：水輸入 ×3回
6. 生物圏：特別仕様微生物or生態系加速用マイクロバイオーム
7. 生物圏：土壌肥沃化
8. 生物圏：植林
   　※除染段階で二酸化炭素が発生し一定時間毎に温暖化現象が発生するようになるため、植林までに気温が上昇した場合は水輸入あるいは反射性雲粒を実施する。
9. 生物圏：シアノバクテリア
10. 主食：麦畑
11. 住居：アーコロジー ×2回
12. 快適性：トロピカルリゾート

第一段階完了

条件：地震の無効化
『これまでになかったエンジニアリングのおかげで「アティアの不幸」星系の火山を制御できました。居住化に向けた長い道のりの第一歩にすぎませんが我々専門家は建物を破壊しうる地震の威力を弱めることで将来のあらゆるプロジェクトがはるかに容易になると予想しています』
『聞いておったか？　我が輩らを独創的じゃと！』

テラフォーミング完了

条件：すべての条件プロジェクトを完遂する。
『今日は歴史的な一日となります。私は今、シンダーと名付けられた新たな世界に立っています。暖かく、深いではありません。雲が頭上を流れそよ風が周囲の穀物を揺らしています。少し前までここが人を寄せ付けない地だったと思うと……言葉がありません。このようなことが可能なら、将来に大きな期待が持てそうです。ANCニュースのトレイシー・バロンがお伝えしました。僭越ながら、畏敬の念を禁じえません。』

焼け跡からの復興

『ここは緑豊かな惑星だったが、数十年前にゼノンが試作兵器を試射したことによって壊滅的な被害を受けた。莫大な費用と労力を要するが、この地にかつての美しさを取り戻す計画がある。』

• 開始セクター：幻想の海
• 派閥：ボロン女王国
• 報酬：福祉モジュールの報酬限定設計図
• 難易度：非常に難しい

ミッション概要

1. 再配置：本部を「幻想の海」へ
2. 立案：海流活性化
3. 立案：在来メガファウナ再導入
4. 建築：住宅を50,000,000式
5. 立案：フェロモン技芸学院

　DLC『Kingdom End』導入が条件となるボロン星系のテラフォーミングミッション。ボロンのメインミッションとは関係なく幻想の海に一度でも入ればテラフォーミングミッションに表示される。
　ボロンのメインミッションは幻想の海に一度も行かなくてもクリアできる為、表示されない場合は幻想の海に行った事があるか確認しよう。

テラフォーミングミッション完了報酬トロフィー

　各テラフォーミングミッションを完遂する毎に、本部にあるプレイヤーの管理者室にトロフィーが設置される。
　設置されるトロフィーは各テラフォーミングミッションの完了報道映像に関連するデザインとなっており、たまにはゆっくり眺めて成し遂げた功績に浸るのも悪くないだろう。

• 180億クレジット
  ※ネタバレ

  芸術大学に展示されているモニュメントを模したと思われるトロフィー。報道映像の中心したやや左に映っているものがデザイン元だろう。

• たやすい目標
  ※ネタバレ

  赤いワインの入った3つのグラスを模したトロフィー。報道映像でも人々が手にしているので分かりやすい。

• なつかしい世界
  ※ネタバレ

  先端が赤く光るパイプ煙草を模したトロフィー。報道映像にて少しだけ映るテラディのくわえていたものと思われる。

• 利益の記憶
  ※ネタバレ

  おそらくニヴィディウム製品関連施設を模したものと思われるトロフィー。

  テラフォーミングミッションのトロフィーとしては最大。

• 支援アピール
  ※ネタバレ

  報道映像に映っていた巨大風力発電施設を模したトロフィー。残念ながら回転はしない。

• 辺境にて
  ※ネタバレ

  ウィンタースポーツリゾートをイメージしただろうスノードーム。トロフィー自体が小さく、その中をしっかり見ないと気付きにくいが雪山もしっかりデザインされている。

• 辺境の先に
  ※ネタバレ

  惑星に存在する火山を模したと思われるトロフィー。頂上付近がマグマのイメージだろうか赤く光り輝いているのだが、上から見ると光度が強すぎて眩しい。

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