経済システム

ゲーム内での経済システムについての解説。

概要

Xシリーズ最大の特徴は、その作り込まれた経済システムである。
非常に難解だが、慣れてくれば乗っかるのは簡単である。
交易も参照。

ステーションとウェア

防衛プラットフォームと造船所&埠頭、交易ステーションなどの例外を除き、マップ上に存在する膨大なステーションは全てウェアの生産を目的としている。
ウェアとはこの世界で消費される物のことであり、採掘などで取れるものを含め膨大な種類が存在する。
そして、X4世界の経済はウェアからウェアが生産され、最終的に船の生産のために埠頭または造船所で消費されることで成り立っている*1。
従って、各ステーションにはウェアの需要と供給が存在し、これによって各ステーションでのウェアの取り扱い有無、取り扱い価格が決まってくる。

ウェア生産の流れは、フローチャート(英語版)、日本語版、テラン製品のチャート(英語版)を参照。

需要と供給

ゲーム初期時点では宇宙全体でウェアが不足しており、各派閥はこれらの不足を解消するためステーションを建設する。
交易も同じ理由で行われ、需要が高いウェアを購入するため各派閥が交易船を出す。
逆に販売の際は需要が高い場所に売られていく。

需要の量

各ステーションでの需要は、消費量に対しての在庫の割合で決まっている。
消費量が多いウェアは需要を満たしてやってもすぐに復活するが、消費量が少ないとなかなか需要が回復しない。
例えば、シリコンは様々なウェアの生産に使われるため消費が激しく、すぐに需要が復活するが
交易ステーションでしか消費されないニヴィディウムはなかなか需要が戻らない。

供給の量

また同様に、生産されたウェアが捌ける(運び出される)速度によっても販売価格は変わる。
滅多に船が来ない辺境は在庫が積み上がりがちであり、値段も安くなることが多い。

交易船

各派閥の交易船はこれらの需給差を埋めるべく動いている。
従って、AIも安く買って高く売れる場所を探して活動しているためぼやぼやしていると安売りしている場所は売り切れになりかねない。

需要の作成

消費量に比して在庫のウェアが少なければ、そのウェアの需要は増大し値段が上がる。
他所のステーションに需要を作る最も手っ取り早い方法はハッキングによる投棄で、これだけで在庫が減少し満たすための需要が生まれる。

同様に戦火に巻き込むことも有用であり、破壊されたステーションの復興や撃墜された艦隊の再生産などの需要が生まれる。
従って、ステーション運営をするなら最初は教皇の聖騎士団などの戦争狂を相手に商売を始め、戦火が拡大したら相手方に支援を行うことで
ウェアの消費(戦争)が激しくなり、経済の活性化が見込める。

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