アメリカの研究開発と対外宣伝

Last-modified: 2016-09-04 (日) 19:04:41

民主党ですが結局何もかもが後手後手です©2ch.net
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1455353349/

 
 

11 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 18:25:51.98 ID:3sQxv6up

>>1乙

 

韓国ちゃんが真っ当な理由で空母を保有する理由を妄想している

 

対北朝鮮の揚陸戦考えた結果、
ハリアーやAHの洋上拠点となるCAS用空母というか

 

割と見栄張りたい韓国ちゃんなら、あり得るifとみるがどうか

 

ちなみにこれで独島級は消滅予定

 

14 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 18:28:38.42 ID:S0pYJOlE

>>11
空軍基地は初手のスカッドの豪雨で耕される事前提でしょうか?

 

27 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 18:35:02.51 ID:4MtJwpzo

>>14
>空軍基地は初手のスカッドの豪雨で耕される事前提でしょうか?

 

そうそう

 

ifの内容としては90年代、制海艦構想とか横目で見つつ、
「CAS用にハリアーとかいいなぁ」と思ってたら、
日本でなんかハリアー導入論が政治的に大問題になって、
「日本に負けない装備を」って変に対抗心燃やした政治サイドと、
「CAS戦力欲しいなー」って欲出した軍の思惑が一致して導入決定、
でも肝心の日本は話が終わっちゃって対抗心燃やしたのにアルェー?ってなっちゃった、みたいな

 

なおこれに伴いKDX-1は無難なMEKOライセンスに

 

197 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 21:29:35.70 ID:G9iVE9+p

>>11

>>27
遅レスだがそれ実際のルートでしくじったものでもあるで

 

KDX調達計画が最初に出た頃
80年代からハリアー級15機程度の固定翼機を搭載する
12,000t級軽空母(全長197m)整備を構想してたが
KDXシリーズの原型で旧式艦代替、海軍再編して機動艦隊三個編成する構想と
揚陸艦勢力再編が優先、CAS用軽空母機能の代替も含みLST-III、後の独島艦が整備されてる

 

次いで金栄三大統領が12,000t級軽空母導入に向け
諮問機関とプロジェクトチーム造ったが
経済危機により96年に計画破綻
これが(独島船体派生型としての構想も検討されたという)
KCVXとして12年就役整備予定とされていた
韓国型空母になる

 

253 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:31:53.90 ID:q8v2JBX3

>>197
ちくせう
LST-3(独島)なんて中途半端なもの作るくらいなら、
当初構想のLCAC搭載LST-2と、その12,000t級空母作ってくれてた方が魅力的だったのに……

 

ウリみたいな韓国産兵器だろうと、
熟成が足りないとか深みがないとかケチつけながら美味しくいただく雑食家としては、
そういった構想は実に興味深い

 

205 名前:カチケモ宙尉 ◆aWfrM7UWWY [] 投稿日:2016/02/13(土) 21:37:30.03 ID:GkVNp0l8

>>197
某右寄りのミリファンほいほいのまとめサイトの感想欄にて、
韓国のニュース記事で1985年ごろにイージス駆逐艦の検討があったという根も葉もない話があったが
どうなんでしょう

 

207 名前:カチケモ宙尉 ◆aWfrM7UWWY [] 投稿日:2016/02/13(土) 21:39:10.06 ID:GkVNp0l8 [3/6]
KDX-3の調達(ですがまとめにもある、キッド級もどきと
00年代になってでてきたKDX-3のイージス駆逐艦としての調達がごっちゃまぜになっているのか
それともほんとにあったのか、しかし85年ごろで韓国がイージス駆逐艦って、中華民国が軽空母保有論打ち出す並みのおかさし

 

232 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:09:12.56 ID:G9iVE9+p

>>205

>>207
おれ、ですがまとめの韓国海軍話書いてたけどw

 

イージスの導入検討自体は、同時期(79~88年あたり)に日台韓で行われてはいるんだわ
先日出た、後にNFR-90準拠となるシステムの導入検討と並行してる
将来戦備の構想研究・検討するスタディの一環やね

 

で、何気にイージス開発計画となる先進水上ミサイル・システム(ASMS)計画の
コンポーネント試作段階、陸上試験時から秘密裏に人員派遣し視察
現場・政治双方で情報収集してた日本が一番先行
(81年日米間で導入条件交渉開始)して、次いで台湾

 

この時期の検討と並行して具体化したのは日本
(84年イージス・システムのリリース確定、こんごう型整備計画実働)だけ
台湾は光華1号計画艦(台湾版ペリー)の途中からミニ・イージスか
NFR-90準拠システムに移行しようとして
(84年計画策定し4隻導入考慮、86年米台間でシステム導入範囲の交渉開始
リスクとコスト面でペリー級を優先し2隻のみ導入に変更)
一時は拡大発展型ペリー級12隻整備、前期型の7隻はペリー級とするまで拡大したが
台湾内の政争と軍内の意見対立、ラファイエット導入時含めた汚職の波及
政治のペットプロジェクトに左右されることを嫌った参謀総長の介入で計画が頓挫

 

韓国はこの時期でイージス含めたDDGのスタディ開始
揚陸艦勢力の再整備と輸出規制、コスト面から一度イージス放棄して
ですがまとめに転載されたキッド級相当の物にまとまってはいたが中断し先送り
後の再検討合わせで95年イージス導入が再度浮上し02年に導入選定
いまのKD-3に繋がっている

 

多分韓国のは、85年の政府・軍の研究検討を指していると思う
KDX-3になるプランでイージス、他に揚陸艦と軽空母検討しているんよね

 

246 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:24:21.23 ID:G9iVE9+p

>>232

NFR-90準拠システム

これ、当時手掛けられてたけど開発コケた
NAAWS (NATO Anti-Air Warfare System)のことね
イージス軽量派生型とかも提示されてたけど、その流れに沿ってたりする

 

NFR-90はシステム構成プランの提案が複数あって、それぞれ後に派生型が完成はしている
NAAWS (NATO Anti-Air Warfare System)は略称NAAWSでも三国フリゲート共同(TFC)計画のうち、
独ザクセン級・蘭デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級に搭載された
NAAWS (Naval AAW System、タレス対空戦システム)とは
開発系譜的に関係あって略称も同じだけど構成が違う

 

他にも別個に中断されたものがかなりあるので厄介だったり

 

西バサン級はイージス選んでるけど、何気に当初は
NFR-90にも提示されてたタイプのイージス系列向けの
SPY-1D/Fというハイブリッド型選定を考慮してたが
イージスIWSと同じ問題に突き当たるが見えたのと
国産システムとの齟齬、国産艦載戦闘システム開発力の維持考慮し
後に現在の仕様に変更している

 

まー何やね、NFR-90は各国の海軍戦備・開発計画に負の遺産押し付けまくってるで

 

249 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:27:15.11 ID:yN1WZ4kc

>>246
国際共同開発とか上手く行くわけが無かったんや!!
言い出しっぺ誰だよ

 

262 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:42:35.11 ID:G9iVE9+p

>>249
諸説あって発端どれと確言できなさそうな時点でアカンやねw

 

247 名前:カチケモ宙尉 ◆aWfrM7UWWY [sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:25:25.03 ID:GkVNp0l8

>>232
じゃあ信用性のある話なんだ、しかし日本のが検討・導入は早く、次いで台湾だったのか

 

262 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:42:35.11 ID:G9iVE9+p

>>247
日本・海自のSAMシステムと水中戦システムの情報収集・導入検討は
ターター・システムの頃からえらく早い
冷戦時の米の国策・安全保障体制構築の一環としての
米海軍の海自育成方針と、アーレイ・バークの人脈とが合わさって
日本が欧米における海軍装備の情報収集・検討体制再編した面も多分にある

 

TACTASSとかSQS-53、対潜短魚雷、QH-50 DASHやらLAMPS Mk I
開発試験時になぜか日本人が写真に写ってたり視察してたりとおかしい話が結構ある
写ってた技術者や幕僚は「あちらの担当者に案内されて視察してる途中に
”たまたま”妙なことやってたんで、見物に行ったらこの人ゲストですと紹介されて
記念撮影されましたー(棒読み)」とか、根が深いw

 

278 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:55:17.25 ID:0GVA+4Kz

>>262
その日本人達は一体何してたんですかね…(震え声)
SQS-26やQH-50やSH-2の頃は確かに武器輸出三原則も無かったけどさ
しかしそれだけ向こうの対空・対潜装備にコミットしてるのにNFR90の悪影響はあまり本邦に及んでないイメージ

 

301 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:15:09.28 ID:G9iVE9+p

>>278

その日本人達は一体何してたんですかね…(震え声)

「誘導されてる動いてるヒャッホゥ!」と喜ぶメリケン人と一緒に
誘導短魚雷の弾体とか水中聴音機の部分試作機引き上げるのに加わったり
失敗して一緒に海に落ちたりしてたそうな…(アカン

 

何かわからなかったし視察後の余暇だったんで、とか言い訳したりしてたようだけど
絶対わかってやってるだろお前ら、みたいな

 

向こうの対空・対潜装備にコミットしてるのにNFR90の悪影響はあまり本邦に及んでないイメージ

Mk.41VLS周りの導入で結構痛手負っているとは聞くんだが、
NATOシースパローIBPDMSの開発のgtgtとかから距離をうまく置けたのが効いてるのか
トータルとしてはそういう印象はあまりないのは確かだね
損切りが上手く行かず痛手負いまくっている欧州と比べるのがまずい面もあるかもわからんけど

 

315 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:22:25.94 ID:yN1WZ4kc

>>301
使いたいミサイルもVLSもレーダーも違うんだからしょうがない
さっさと割り切れば良かった物を

 

305 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:18:07.98 ID:ZBTyRi5H

>>262
それ別に秘密協定でも日本が開発協力してたでも何でもなく冷戦時代に普通にやっていた事
ソ連武官にも(むしろソ連に対して)自国の優位性を見せるためにやっていた事だから
特に1970年代に活発に行われ92の研究開発を対外宣伝を目的とする海外交換プログラムを積極的に行っている

 

この効果に関して1977年のソ連側の報告書でアメリカの近代兵器は最新の科学の進歩を無視して開発運用をしない
アメリカの科学的知識は、ソ連の軍事技術の発展を上回っている
科学の新たな発見と実用化までのギャップが小さい
アメリカの現代の兵器は開発 ??、生産、運用、維持において最新の科学を抜きにして成り立たない

 

といった具合にロモ上級大将はソ連側が圧倒的に遅れている事を指摘している

 

323 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:29:38.98 ID:G9iVE9+p

>>305
ただ、それにしても50年代と60年代末で質的に切り替わってる面はあるやね

 

日本がちょっと異質な点は50年代半ばからトップセールスに近い動きや
米側からの個人招聘が多く、武官より技官・商社・メーカーの人員が視察している節がある点
各国武官との交流と米国優位の宣伝を図るプログラムに移行してるのはSM-2やASMS計画見せるようになった後
70年代半ばあたりから後じゃないのか、と見てはいるな
あと日本で人員視察派遣の話が薄いのは、回顧されるようになった時期的に当時の国内事情の絡みだろうと思う

 

330 名前:空気売り ◆FndFlk2WVA [sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:33:50.13 ID:vCSJHlgX

>>323
あの時代は海外視察に行くのは国家エリートの証し、
だった世代の最後かも。

 

335 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:37:14.39 ID:q8v2JBX3

>>323
海自創設時のコネか何かだろうか……?
しかしそうなると、艦載戦闘システムや機材の日米共同開発、今後ありえそうな

 

347 名前: 【北電 69.1 %】 【18.9m】 [sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:43:28.66 ID:A2TgLodB

>>323
それ、武官で無いだけで、占領時代に関わった旧軍人のコネが生きていたという事なんでは

 

260 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:40:45.95 ID:q8v2JBX3

>>246
NAAWS(Nato)確か米のSSDSに発展してなかったっけ?
影響自体はあちこちに波及してるのはMBT-70を思い出すところ

 

272 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:50:14.33 ID:G9iVE9+p

>>260
>米のSSDSに発展

 

開発は同じ米のNAAWSプロジェクト・オフィスが手掛けてるけど
SSDSの中身は並行して動いてた、既存艦へのASMD能力バックフィットを想定して開発されてた
RAIDS(Rapid Anti-Ship Cruise Missile Integrated Defense System)に乗せ込む形で
既存システム連接して分散処理する方向で作られてて、結構差異があったりするんよ

 

なんつーか、この時期はオールニューで開発する計画がコケまくってて
レトロフィット想定して既存システム生かすものの方が生き延びている
スターク事件の影響で、手持ちの装備流用しつつASMD能力付与・向上するのが
新規開発装備より強く要求されてて、意識の面でも優先されてたってのも大きいんだろーけどな

 

274 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 22:52:33.39 ID:q8v2JBX3

>>272
>開発は同じ米のNAAWSプロジェクト・オフィスが手掛けてるけど
>既存システム連接して分散処理する方向で作られてて、結構差異があったりするんよ

 

えー (´・ω・`)

 

>なんつーか、この時期はオールニューで開発する計画がコケまくってて
>レトロフィット想定して既存システム生かすものの方が生き延びている

 

なんだろう……
「オールニューの完全新規が転びまくって、既存品の改良ばかり生き延びている」
というとなんか既視感がががが

 

291 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2016/02/13(土) 23:10:31.27 ID:Pi8fKcAl

>>274
既存品の改良もこける
というおちにならないだけマシかと