志高き光 鷲尾須美

神花解放後

基本データ

運用法や相性のいい勇者等

2019年4月に開催された百花の祭典第３回『百花の祭典　志高き光』の報酬として実装された限定SSR。
わっしーとしては記念すべき通算10枚目のSSR、緑属性ではこれが４種目となる。
ランキング上位のプレイヤーに先行配布された後、同じくランキングイベントで獲得したチケットを用いて回す『春の錦チケットガチャ』でのみ引くことができた。
その後は交換所にて百花の種と引き換えることで入手が可能。他の百花限定勇者と同じくラインナップには期限があるので、お見逃しなきように。

神花前イラストでは農業王に師事して畑仕事に精を出している。
今回挑戦したのはトマトのようで、うたのんが運んでいる苗の定植作業と思われる。
凝り性なわっしーなので、やるとなったらどこまでも本気。具体的には御国の自給率まで気にかけるほどの超本気。
四国しか存在しない神世紀においては、自給できない物資＝神樹様の恵みを消費して具現化、ということになるので、人類の存亡に直結する最重要事項として我々の世界以上に熱心に教育されているのかもしれない。
そして神花後では、果実やその断面のスケッチ、種や葉の比較観察などに取り組み……力尽きてぐっすりの小学生らしい一面を見せてくれている。
必殺技を撃つ度にカットインでかわいいお腹がチラリしてしまうので、ワザリングハイツさんに見つかる前にタオルケットでもかけてあげたいところ。

なお今回の国防弓に冠せられた“万里一空”は、宮本武蔵が詠んだとされる和歌の添え書きに由来する語で、同じく武蔵が著した『兵法三十五箇条』の末段にも“万理一空”の字で記されている。
題の通り三十五の項にわたって、自身の修めた剣の極意や戦いに臨む際の心構えなどについて連ねた後に、しれっと並ぶ三十六箇条目として「大概のことは右に書いたけど、万理一空（あらゆる物事・真理が一つ空の下にあるという境地）は書ききれないので、各々で解釈して工夫してね」と付け加えられる、まるでどこかの六箇条のような「+1」で締めくくる教えでもある。
現代では「どれだけ遠方であっても同じ空の下にある」という考え方から「常に目標を見失わず、たゆまぬ努力を忘れない」という心持ちを示す四字熟語として定着しており、わっしーにピッタリ。
……とはいえ、わずかな農業体験だけでこんな境地にたどり着かれてしまっては、かの剣豪も立つ瀬がないかもしれないが。

リーダースキル

全属性の攻撃速度上昇、という一目でその強さがわかるシンプルな効果。
その上強化割合も25％と強気であり、一体どれだけの勇者を下位互換に置いてしまったのか数え切れないほど。
遠近や属性などを混成したパーティで挑む高難易度ステージでは特に出番が増えるだろう。

必殺技

技レベル20で『30倍ダメージ、攻撃ペース+20％、HP回復40％』となる。
リーダースキルで25％加速した手数をさらに盛っていく貪欲さ。
何よりもこのわっしーの需要を高めているのが回復効果で、即座の回復と自然回復を併用してパーティ全体を手厚く守ってくれる。
火力が控えめ、効果時間と再使用時間にラグがある、など惜しい点も見えるが、実際に運用してみると超級はもちろん極級でも充分に活躍でき、ヒーラーとしては一級品であることが実感できるだろう。

アビリティ

昇段の度に必殺技ゲージを補給し、自ペアの攻撃ペースを永続強化する。
リーダースキルと必殺技で高めた攻撃ペースをさらにマシマシする徹底ぶり。
杏や夕海子お嬢様と組んで高段に至ると通常攻撃だけでボスバーテックスを縫い止めることも不可能ではなくなる。
とはいえ、ダメージカットの高い相手には有効打となりにくいので、周りには味方ATK強化の仲間を配置しておきたい。
あるいは全開突破してATKのステータス自体を底上げしてしまっても良いだろう。
必殺技ゲージの補給については狙って獲得するものでもないので、意識の外に置いてしまっても構わない。

どこまでも連射力を高めていく構成ではあるが、だからこそ一発一発の軽さが目についてしまいがち。
そして残念ながら緑属性のATK強化精霊は背水アビリティ持ちが多く、回復と自然回復で常にHPを高く保つことができる今回のわっしーとは噛み合わない。
それでもザコ相手ならば滅法強いので、回復と支援と星屑の排除に走り回りつつ、ボスへの有効打は別の仲間に任せてしまうという割り切った立ち回りでパーティに貢献していこう。

相性の良い勇者

• トラディショナルスタイル 秋原雪花
  攻撃ペースをさらに追求するならまずこの方。
  ATK減少と引き換えではあるものの、必殺連動で+100％というわかりやすい到達点であり、一つのロマン。
  前述の通り背水精霊とは相性が悪いが、逆にHP８割以上で攻撃ペースを上げるSR水虎はバッチリ噛み合うので、デメリットの埋め合わせはこちらを選ぼう。
  CRT強化や敵の踏ん張りダウンを併せてスタンを取りに行く戦術も有効。
• 琴線にふれる 東郷美森、海辺のレディー 弥勒夕海子
  クリティカルで必殺技ゲージを稼げる両名。
  SR藤原千方の四鬼やＲ輪入道でCRTを底上げすれば、圧倒的手数でもりもりゲージを増やしてくれる。
  ただしHPについては自慢の回復力をもってしてもなお不安が残るほど低くなるので、可能な限り敵との接触を避けるよう注意すべし。
• 演じる想い 伊予島杏
  必殺連動で余分にゲージを消費し、味方全体のATKを強化する。
  自身への恩恵はもちろん、必殺技でザコを倒して昇段できれば、支払ったゲージをわっしーのアビリティでそのまま取り返せるのがオイシイ。
  また、この杏は杏とは思えないほど素のHPが高くなるのも頼もしい点。

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