電力の復旧
アキラ:ヴィクトリア家政のバレエツインズに関する停電調査が
どうなってるかは分からないけど…リンと相談しないとな)
| リンとライカンさんに連絡しよう |
|---|
| ライカンさんがメッセージを送ってきた。バレエツインズの電力復旧と行き来の問題を解決する目処が立ったらしい。電話をかけて聞いてみよう。 |
リン:お兄ちゃん、来たね。
| 》(バレエツインズのことを聞く) |
| 》(後でまた聞こう…) |
リン:あ、ちょうどお兄ちゃんを探そうと思ってたんだよ。
さっきライカンから電話があったの。停電の解決に目途が立ったって。
リン:お兄ちゃんも来たし、早く電話をかけなおして
詳しい話を聞いてみようよ。
どんな時も道はある
ライカンさんに電話をかけた…
ライカン:プロキシ様、
ご連絡いただきありがとうございます。
| 》停電の原因は分かったかい? |
アキラ:ライカンさん、
停電の原因が分かったのかい?
ライカン:まだ推測の段階ではございますが、
可能性は極めて高いかと。
ライカン:図面を確認したところ、
バレエツインズの電力供給構想は完璧なものでした。
大規模な停電を回避できるだけの対策がなされております。
ライカン:また、地下には独立して稼働できる発電所があり、
ホロウに呑まれてなお電力を維持できた理由もわかりました。
リン:…少なくとも、電気代を滞納してたわけじゃないみたいだね…
リン:ん?じゃあ、なんで停電しちゃったの?
地下の発電所に何かあったのかな?
ライカン:論理的に考えるとそうなりますが、こちらの図面だけでは
具体的な故障の原因を特定できかねます。
ライカン:幸い、メンテナンス用の書類に
停電時の対応が書かれていました。
ライカン:バレエツインズの二棟には、
それぞれ独立した「制御室」と「非常用発電室」が
設けられております。
ライカン:そこで故障の原因を突き止められるだけではなく、
やむを得ない場合は予備の電力系統に切り替えることで、
電力の復旧が可能です。
| 》次の目的地は決まりだ |
アキラ:なら、
次の目的地は決まりだ。
| 》原因が分かれば、そちらの任務も終わりだ |
アキラ:故障した原因が分かれば、それで
ライカンさんたちの任務も達成されるわけだからな。
ライカン:私共の使命についても気に掛けてくださり、感謝に堪えません。
まさしく仰る通りでございます。
ライカン:プロキシ様、では早速
制御室と発電室の位置を送信いたします。
ライカン:ヴィクトリア家政は、
いつでもあなた様の召集に応じる用意ができております。
ストーリー依頼 [ストーリー]闇の中の足跡 追加
(アーカイブ外)
リン:急いでライカンさんたちと一緒に、
「制御室」と「発電室」に行って。
リン:長旅になりそうだから、準備はしっかりしないとね。
(ストーリー依頼を始める)
別行動
ライカン:プロキシ様、以前の調査によると、
棟内の電力を復旧するには
いくつかの手順を踏む必要がございます。
ライカン:まずは「制御室」に向かい、停電の原因を突き止めましょう。
それが故障であれ何であれ、解決が困難な場合は、
予備の電力系統に切り替えるのです。
ライカン:次に、制御室にとどまり操作を行う側と、
発電室に向かい予備のエーテル発電機を起動させる側の
二手に分かれます。
リナ:制御室では、電気回路の複雑な操作が要求されますわ。
この中で適任がいるとしたら…それはライカンさんですわね。
リナ:一方の発電室は…
発電機と、エーテル原料の運搬が主になるでしょうか。
カリン:力仕事でしたら、
カリンでもお役に立てるかもしれません!
エレン:頭が疲れるほうと、体が疲れるほうの二択ってこと…?
どっちもヤなんだけど…
エレン:あ、やっぱ発電室。
エレン:カリンちゃんとならさ、いちいちお作法がどーとか
言われないもんね。
ライカン:コホン――エレン?
リナ:ふふ…理由はともあれ、
戦力のバランスを考えると、妥当な分担ですわ。
| 》「戦力のバランス」? |
アキラ:(「戦力のバランス」か…
…ヴィクトリア家政で一番強いのは、誰なんだろう…)
リナ:それではライカンさん、
わたしとあなたがチームですわね。
ライカン:ええ。
では皆さん、出発いたしましょう!
| [ストーリー]闇の中の足跡 |
|---|
(泥がついた人形を調べる)
泥が付いた人形:「…小さなお人形が五体…そのうち一体が抜け出した…」
泥が付いた人形:「帰り道が見つからず…仲間もとつぜん消えちゃった…?」
泥が付いた人形:……
???:……?
???:音の出る人形が地面に落ちている。電池はとっくに切れているようだが…幻聴だろうか?
「小さなお人形が五体…そのうち一体が抜け出した…帰り道が見つからず…仲間もとつぜん消えちゃった…?」
(目がない人形を調べる)
目がない人形:「…小さなお人形が四体…そのうち一体がはぐれ」
目がない人形:「…金銀財宝に目がくらみ…貪欲さに身を滅ぼした…!」
目がない人形:……
???:……!
???:音の出る人形が地面に落ちている。電池はとっくに切れているようだが…幻聴だろうか?
「小さなお人形が四体…そのうち一体がはぐれ…金銀財宝に目がくらみ…貪欲さに身を滅ぼした…!」
(ボロボロの人形を調べる)
ボロボロの人形:「…小さなお人形が三体…
そのうち一体がポロビルに…」
ボロボロの人形:「…粗末な部屋で一時の安らぎ…
歳月は経ち…骨は朽ちる…」
ボロボロの人形:……
???:音の出る人形が地面に落ちている。電池はとっくに切れているようだが…幻聴だろうか?
「小さなお人形が三体…そのうち一体がポロビルに…粗末な部屋で一時の安らぎ…歳月は経ち…骨は朽ちる…」
(手をつないでいる一対の人形を調べる)
手をつないでいる一対の人形:「七体の小さな人形、五体が仲間と一緒に歩く…」
手をつないでいる一対の人形:「…鉄の箱が轟音を立てて去る…二体がその場に留まる…」
手をつないでいる一対の人形:……
手をつないでいる一対の人形:…人形の体から別の声が聞こえた:
手をつないでいる一対の人形:「…し、神出鬼没…怪物め…!
…あれの…で、制御室を通る…無理だ…」
手をつないでいる一対の人形:「物資なら、…貯蔵室にあるのに…
も、ももも、もう逃げられない…!」
手をつないでいる一対の人形:「どう…て!?…て私たちが…こんな目に…!」
手をつないでいる一対の人形:「…これは…して、罰…なのか…」
手をつないでいる一対の人形:「…ために…あの2人を…エレベーターから追い出し…から…」
手をつないでいる一対の人形:録音は途切れ途切れに終了し、
周囲は再び静寂に包まれた。
手をつないでいる一対の人形:人形たちはもう声を出さなくなった。
渦巻く疑惑
リナ:制御室にまでエーテリアスが入りこむなんて…
ライカンさん、設備は無事?
ライカン:予備電源のランプはまだ点いている…
すぐに制御盤を確認します。
そう言うと、ライカンさんは作業に取りかかった。
数分後…
ライカン:うん?妙ですね、これは一体…
| 》どうしたんだい? |
アキラ:ライカンさん、どうかしたかい?
| 》制御盤が故障したとか? |
アキラ:ライカンさん、制御盤が故障したんじゃないだろうね?
ライカン:これは失敬。私の独り言が
思わぬ誤解を生んでしまいました。
ライカン:実のところ、よい知らせでございます…
制御室は正常に機能しております。非常用発電室が使えるかぎり、
すぐに電力は復旧できるでしょう。
ライカン:ですが、一つ気になる点がありまして…
ここの情報によると、
地下の発電所に故障はみられません。
リナ:まあ…そうなのですね?
では、どうして停電が起きたのでしょう?
ライカン:現時点では何とも…ですが、制御室はB棟にもあります。
そこで発生した何らかの問題が、
停電をもたらしたという可能性はあるでしょう。
ライカン:あくまで可能性ですから、実態を把握するには、
アトリウムを渡って調査しなければなりませんが…
ライカン:プロキシ様次はエレンとカリンを
発電室まで案内していただけますでしょうか?
発電機の準備を完了させましょう。
その後、近くの裂け目から
エレンとカリンが待っている場所に向かった…
カリン:わっ、プロキシ様!お戻りになられたんですね…!
エレン:やっと来た。スマホの充電、
なくなるところだったんだけど
エレン:ま、いいや。歩きながら話すから、行こ
(探索パート)
カリン:この大きな装置は、おそらく発電機ですよね。
カリン:以前エレンさんからお聞きしましたが、
対応する燃料タンクにエーテル燃料を入れるだけで発電できるそうです。
でも、近くにエーテル燃料はありませんでした…
| 》エーテル燃料はなかったのかい? |
| 》どういうことだ? |
カリン:あの…そのぅ…
エレン:ねえ、みんな、ここを見て。
この怪しい空き地、以前何かが置かれていたみたいに見えない?
地面には引きずった跡も残ってるよ。
カリン:まさか、ここのエーテル燃料はどなたかに持ち去られたのでしょうか?
前にこのビルに入った探検者の仕業なのですか?
エレン:知らないけど、かなり怪しいね。
少なくともエーテリアスの仕業じゃなさそう。
ここはまだ結構きれいだし。
| 》この跡をたどってみよう |
エレン:行こう。それしかないよね。はーめんど。
さっきまでもうすぐ終わると思ってたのに。
(3つ目のエーテル燃料を見つける)
カリン:これがエーテル燃料ですよね。
ありがたいことに、まだ壊れていないみたいです…
アキラ:(燃料の表面はすごくきれいだ。エーテリアスの爪痕なんか全然ない。
まるでついさっきここに運ばれたみたいだ。一体どういうことだろう…)
エレン:ちょっと、プロキシ、ボケっとしないで。
燃料が見つかったんだから、さっさと戻ろう。
カリン:荷物は私が背負います!
エレン:じゃあ、あたしが道を切り開く。
(燃料を発電機に入れる)
カリン:プロキシ様、燃料を設置しました!
エレン:これで発電機を起動できるね。
| 》ああ |
| 》初期化すれば大丈夫 |
エレン:学校の実験の課題とか、手を動かすやつは全部誰かに頼んでたから、
こればっかりは手伝えないよ。自力で頑張って。
エレン:早く発電機を起動する方法を考えてよ。
アトリウムを通ってB棟の屋上を見に行かないといけないんだからさ。
| 》すぐ操作しよう! |
| 》ちょっと待ってくれ |
電力の復旧
カリン:ふう…発電機の準備、やっと終わりました。
リン:みんなお疲れ様!
お兄ちゃん、早く制御室に連絡しよ。
ライカンに連絡した…
ライカン:お待ち申し上げておりました、プロキシ様。
発電室のほうは、つつがなく進行しておりますでしょうか?
| 》うん、色々あったけど… |
アキラ:ああ。色々あったけれど…
最終的には片付いた。
| 》バッチリさ |
アキラ:ああ、バッチリだ。
いつでも発電機を起動できる。
ライカン:御意にございます。
こちらで電気の復旧状況を確認いたしますので、
スイッチを押していただけますでしょうか?
しばらく待った後――
カリン:明かりがつきました!
ライカン:プロキシ様、建物の電力が復旧しつつあります。
また、B棟の制御室に影響が及ばないよう、
A棟の電源は独立させました。
ライカン:これよりアトリウムで合流し、
B棟へ向かいましょう。
ライカン:ご友人の消息が、そこでつかめるとよいのですが。
しばらくして、みんなとアトリウム付近で無事合流した――