ランクアップイベント/蒼角

Last-modified: 2025-08-26 (火) 19:31:27

食べられるもの、食べられないもの

蒼角はルミナスクエアにいるようだ。彼女に会いに行こう。
蒼角はルミナスクエアの街頭にいるようだが、どうやら少し様子がおかしいようだ。早く行って確認しよう。何かあったら大変だ…

蒼角:おにく…ごはん…麺…パン…
(蒼角と話す)
蒼角:おなか…ペコペコ…

》蒼角…目を覚まして
》僕だよ、蒼角、覚えてる?

蒼角:…匂い…なんの匂い…
蒼角:…あなた…食べれる…?

鬼口を脱する

蒼角は空腹のあまり、街中で行き倒れそうになっていた…それで僕は蒼角に豪華な食事をご馳走したけど、そのせいで財布が大ダメージを受けている。でも、これで良かったんだろう…たぶん。

蒼角:いい匂いがする…
蒼角:もうだめ…食べたい…食べるね…

》僕は食べ物じゃないよ
》僕は食べ物じゃないよ

アキラ:落ち着くんだ蒼角、僕を噛まないでくれ。
アキラ:(一体何をしたらここまで空腹になってしまうんだ…
    なんにせよ、早く食事に連れて行こう)

》何か他の物を食べさせよう
》何か他の物を食べさせよう

アキラ:落ち着くんだ蒼角、近くにレストランがある。
    すぐに連れて行くから、もう少しだけ我慢してくれ… 

近くのレストランに入ると、
メニューの端の方から適当に注文を済ませた。
蒼角はもう何を言っているのかよくわからない…

幸い、程なくして料理が出てきた。
5つめの皿を平らげ、
蒼角はやっと少し元気になったようだ…
蒼角:…あれ、ここどこ…?
   プロキシが連れてきてくれたの?
蒼角:わ、わたし、変なことしてないよね!?

》危うく食べられるところだった
》どうしてそんなに空腹に?

アキラ:街で具合が悪そうにしていたところを見つけたんだ。
    声をかけた途端に飛びついてきて、
    そのまま噛みつかれるかと…なんてね。
アキラ:それで、一体何があって
    ここまで空腹だったんだい?
蒼角:うぅ…実は今日、寝坊しちゃったんだ。だから
   ナギねえが用意しといてくれた朝ご飯、オフィスに持ってったら
   まだ1回しか食べてないのに、キンキューでショーシューが…
蒼角:ホロウには食べれるものなかったし、
   早く帰りたくて蒼角、い一っぱい吹き飛ばしたの!
   なのに食堂がね…閉まっちゃってたんだよ!
蒼角:オフィスに戻ったら、朝ご飯はもうなくなってるし
   ゴミ箱の中を見ても、ないし…
蒼角:そしたらハルマサの机に、ケーキみたいなのがふたつあったから
   いっこだけならいいよね…って思って食べたんだ…
蒼角:それがす一っごく変な味だったの!朝ごはんゲーしちゃったらどうしよう!
   って思ったけど、何にもなかったみたい!よかった~

》前にも聞いたような話だ…
》前にも聞いたような話だ…

アキラ:なんだか、前にも聞いたような話だ…
    悠真の机にあるものを食べてはいけないと、
    そろそろ覚えておくべきだな。

》朝ごはんはとっくに消化してただろうし…
》朝ごはんはとっくに消化してただろうし…

蒼角:それだけホロウで大立ち回りをしたなら、
   一口分の朝食なんて
   とうに消化されていただろうな。

蒼角:それからは頭がすっごくクラクラして、
   ナギねえにごはん連れてってもらおうとしたのに
   どこにもいなくて…
蒼角:探してたら誰かが教えてくれたの、
   戻ってきてスグ会議に呼ばれちゃったって…
蒼角:その後のことは、あんま覚えてないんだぁ…
蒼角:うう、もっと食べていい…?
   まだお腹いっぱいじゃなくて…

》かわいそうに…
》いっぱい食べな

アキラ:本当にお腹が減っているんだな…
    もっと頼むから、好きなだけ食べてくれていい。
お皿が目まぐるしく出ては下げられ、
蒼角はやっと満腹になったようだ。

会計時、伝票を見て愕然とした。
ビデオ屋の売り上げにして、1週間分が吹き飛んでしまった…
蒼角:プロキシ?蒼角、もしかして
   ちょっと食べすぎちゃった…?
蒼角:お、おカネ!おカネは蒼角が払うから!
蒼角:はい、これ蒼角のおサイフだよ!…足りるかな?

》足りないかもしれない
》魔法のカードの出番だ

アキラ:うん…どうやら足りないようだ。
    けれど安心してくれ、カード決済にするよ。
アキラ:(なかなかの支出だ、今月は赤字にならないといいな…
    というか、これは経費だろうか?交際費か…?)
蒼角:ごめんね、プロキシ…
   ナギねえが一度にくれるおこづかい、これだけなんだあ。
   じゃないと蒼角、ぜんぶご飯に使っちゃうから….
蒼角:帰ったらナギねえに、おカネちょーだいって聞いてみるね!
蒼角、いまシャッキンがあるからって…あ…
蒼角:え、えっと~…
蒼角、ビデオ屋でがんばって働くから
   それで返しちゃ、ダメ…?

》ちょうどエアコンが壊れていて
》ちょうどエアコンが壊れていて

アキラ:いいとも、ちょうどエアコンが壊れていてね。
    蒼角なら、温度を下げるのは得意だろう?

》ちょうど警備員が欲しかったんだ
》ちょうど警備員が欲しかったんだ

アキラ:いいとも、ちょうどセキュリティ面で不安があったんだ。
    君が僕たちの店にいてくれたら、
    誰も強盗に入ろうなんて思わないだろう。

蒼角:いいよ!蒼角がんばる!
   いつお店に行ったらいいかな?

》…冗談だよ
》これはひとつ借しで

アキラ:ただの冗談さ、今回は僕のおごりだ。
    それでも気が引けるというなら、
    ひとつ借りができた、と捉えてもらってもいい。
アキラ:対ホロウ六課のエリートに惜しができるなんて、
    こちらとしても願ったりかなったりだからね。
蒼角:ええ~…ほんとにおカネ、いらないの?
   だって蒼角、あんなにいっぱい食べたのに…
蒼角:それに、あとちょっとで
   プロキシのことまで食べちゃうとこだったんだよ?
蒼角:本当に、かりってことでいーの?

》蒼角が食べてるとこを見るのは好きだ

アキラ:ああ。なんなら、「借り」だと思う必要さえない。
    お腹をすかせた蒼角ほど見ていられないものはないけれど、
    おいしそうに食べているところなら話は別だ。
蒼角:うぅ…プロキシっていい人~!
優しくって、ナギねえみたいだよ…
蒼角:プロキシに「かり」があるって、蒼角
   ちゃーんと覚えとくねっ!
(会話終了後)
蒼角:恩って…どう返せばいいのかな…
(蒼角と話す)
蒼角:そういえば…恩ってどうやって返せばいいのかな?

》返さなくていいよ
》返さなくていいよ

蒼角:それでいいの?

》一生の負債になっちゃうから
》一生の負債になっちゃうから

蒼角:ええっ、そんなのこわいよう!

汚いお金はいらない

ノックノックアイコン_蒼角.webpプロキシプロキシ!
ノックノックアイコン_蒼角.webpプロキシのビデオ屋さんって、ホントにビデオを借りれるの?
もちろんできるよレンタルしたいなら僕のことは店長と呼んでくれノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webpやったー!じゃあおねがいしてもいい?てんちょーてんちょー!おねがいがあるんだけど手伝ってくれる?
ノックノックアイコン_蒼角.webp『エリーガイド』って知ってる?すっごく気になってるんだけど、いつつもほーそーを見のがしちゃって…
ノックノックアイコン_蒼角.webp五課の人が教えてくれたんだけど、ビデオなら一気に見られるんだよね!
任せてくれ!大丈夫、全巻揃えておくよノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webpわあっ!
ノックノックアイコン_蒼角.webpプロキシってすごいね!!
ノックノックアイコン_蒼角.webpじゃーよろしくー!
蒼角からのDMを読もう
ビデオを見つけたことを蒼角に伝える暇もないうちに、蒼角から問い合わせのメッセージが来た。すぐに確認しよう。
ノックノックアイコン_蒼角.webpプロキシ
ノックノックアイコン_蒼角.webp調查員
ノックノックアイコン_蒼角.webp店長樣
『エリーガイド』だったよね。もう届いてるよ時間がある時にビデオを取りにおいでノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webpわあ~!
ノックノックアイコン_蒼角.webpなんでなんで?
ノックノックアイコン_蒼角.webpなんで何も言ってないのに、わたしが聞きたいことがわかるの?
僕、心が読めるんだ蒼角の依頼ならちゃんと覚えてるよノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webpうそでしょ?うわーんuwu
ノックノックアイコン_蒼角.webpわたし、プロキシからすごくはなれてるんだよ。ぼーえんきょーもないのにどーして文字がよめるの?プロキシってホントにやさしーね!
蒼角の言う通りただの冗談だよ…バレたか。カマをかけただけだよノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webpえへへ、わたしはとっても頭がいーんだ!今日だってナギねえにほめられたし!ビデオをさがしてくれてありがとー!
ノックノックアイコン_蒼角.webpぜったいにほかの人に貸しちゃダメだよ!
ノックノックアイコン_蒼角.webpすぐに取りに行くから!!
蒼角が次の日にビデオを取りに来るのを待とう
『エリーガイド』を用意できた。蒼角がビデオを取りに来るのを待とう。
ビデオを蒼角に渡す
約束のビデオを取りに来る日が来た。蒼角はもうビデオ屋に到着している。『エリーガイド」を彼女に渡そう。

蒼角:あっ、忘れちゃった…
(蒼角と話す)
蒼角:プロキシ…店長!
蒼角:ビデオを借りにきたんだけど…
蒼角:でも…その…
蒼角:いっこだけ聞いてもいい…?

汚いおカネはない

蒼角が禁忌に触れてきた!…いや、「Random Play」は法を守るビデオ屋だ。蒼角の質問に焦る必要なんてまったくない。本当に、全然ない。

蒼角:あのね、プロキシ…
   蒼角のディニー、あんまりピカピカじゃないんだけど…いい?
蒼角:火鍋屋で誰かが言ってたの。
   プロキシは「きれいなおカネ」じゃないと、
   「あしがつく」からもらってくれないんだって!
蒼角:ナギねえにもどういうことか聞いてみたんだよ?
   でも、変なカオされちゃって
   「ゆうべ、どんなテレビを見たの?」って言うから…
蒼角:そのまま
   前の日に見たドラマのおはなしで盛り上がっちゃった!
蒼角:あ、えーと…それで、
   けっきょくディニーをピカピカにするのを忘れちゃって
   いまここに来たとき思い出したの!
蒼角:お願い!蒼角はどうしても『エリーガイド』が観たいの!
   でも、やっぱりプロキシは
   「あしがついちゃう」の、ヤダ!?

》いったいなんのことやら…!
》いったいなんのことやら…!

アキラ:蒼角、君は何かたいへんな思い違いをしている…
    僕にはまったく見当もつかない。
蒼角:やっぱりそうなんだ…
   「汚いおカネ」じゃ動いてくれないんだ!

》(だめだ…2階へ連れて行って説明しよう)

アキラ:(だめだ、何を言っても状況が悪化する…
    お客さんに聞かれて変な噂が立ってもまずい、
    上でしっかり誤解を解こう…)

》(蒼角の口を塞ぐ)
》(蒼角の口を塞ぐ)

アキラ:(すまない蒼角。これ以上は収拾がつかなくなりそうだ…)
蒼角:う、うむぅ…?
   うおいい?おういあお?うえいうお?
   (プロキシ?どうしたの?上行くの?)

蒼角を2階に連れていき、詳しく説明した…
蒼角:…えっと、つまり
   「きれいなおカネ」じゃなくて、いいってこと?

》普通のディニーでいいからね
》普通のディニーでいいからね

アキラ:ああ。僕たちは至って普通のビデオ屋だ、
    「普通のディニー」で支払ってくれたらいい。

》みんなが誤解してしまう
》みんなが誤解してしまう

アキラ:蒼角。キミが聞いたのは、火鍋屋で交わされていた
    ただの噂話にすぎない…そのまま真に受けてはダメだ。
    新エリー都のみんなは、ごく普通のディニーを使っている。

蒼角:ってことは…蒼角、このディニーで
   『エリーガイド』を観ていいんだ!そうだよね!
蒼角:はあ…よかったあ…

》蒼角がいいなら、店で観てもいいよ

アキラ:今すぐにでも観たいなら、
    店のビデオデッキを使ってもいい。
    その場合は僕も一緒に観ようかな。
蒼角:やった、プロキシ大好き!
   じゃあいますぐ観よ!
蒼角と一緒に2階で『エリーガイド』を観た。
事前にお菓子のストックを確認して、
コンビニで補充しておいて正解だった。

新エリー都のありきたりな日常の話題を収めた番組だけれど、
蒼角は最初から最後まで、じっと画面を見つめていた。
あまりに夢中で、ポテチの袋まで口に突っ込もうとしたため
阻止せざるを得なかった…
蒼角:新エリー都って秘密がいっぱいなんだねぇ…!
   すっごくためになるビデオだったよ!
   持って帰ってまた観てみよっかなあ…

》秘密と言える程でもないが…
》蒼角にとっては新鮮だったかい?

アキラ:知らない情報もあったとはいえ、秘密と言えるほどかは…
    前から聞きたかったのだけれど
    蒼角はずっと街に住んでいたわけじゃないのかい?
蒼角:そだよ、蒼角は鬼だからね!
   ずっとこっちに住んでる鬼族もいるけど、
   わたしのばあい、ナギねえが連れてきてくれたんだよ!
蒼角:街の中っていいよね~!
   ご飯がカンタンに見つかるし!
蒼角:食べものがこんなにたくさんあるなんて、
   夢みたいだよね~…
蒼角:ねぇねと一緒に食べられたら、
   もっともっと幸せなのに!

》蒼角は特に食欲旺盛だからね…
》蒼角は特に食欲旺盛だからね…

アキラ:確かに家族で囲む食卓は、幸福の代名詞みたいなものだ。
    まあ、君はとりわけ食欲が旺盛なほうだと思うけれど。
蒼角:そおかな?ねぇねはね、
   いつも「蒼角が先に食べて」って言うけど
   わたしとおんなじくらい食べるんだよ!

》蒼角の食べっぷりを見たら、喜ぶよ
》蒼角の食べっぷりを見たら、喜ぶよ

アキラ:確かに家族で囲む食卓は、幸福の代名詞みたいなものだ。
    きっとお姉さんも、そう感じているに違いない。
蒼角:ねぇねのこと知ってるの?
   でもね、蒼角もそう思うんだ~
   だってねぇねは世界で一番、蒼角が大好きなんだもん!

蒼角:あっ、そうだプロキシ!メモとかない?
   さっき見たレストラン、メモしときたいんだあ。
蒼角:助けてもらったらお礼をしろ、ってナギねえに言われてるの!
   だからビデオのお礼に、蒼角がおごってあげる!

》喜んで付き合うよ

アキラ:なるほど、蒼角がいちばん行きたいところはどこだい?
    そこへ連れて行ってもらおうかな。
蒼角:へへ、まっかせて~!
(会話終了後)
蒼角:いっしょにごはんを食べよう!
(蒼角と話す)
蒼角:あの店がいいかな…うーん…どのお店もすごく気になる…
蒼角:やっぱりプロキシが選んでくれる?
蒼角:いちばん近いあのお店…?
蒼角:それってビデオ屋さんのおとなりにあるラーメン屋さんのこと?いいよー!
蒼角:えっ、やっぱり二番目に近い場所にするの?もちろんいーよ!

グルメじゃなくて

蒼角がH.A.N.D.の正門付近にいる。行ってみよう。
休憩時間なのに蒼角はH.A.N.D.の正門付近でぼんやりしている。どうやら元気がないようだ…もしかして困ったことがあったのかも?何か手伝えることがないか確認してみよう。

蒼角:こわい…?
(蒼角と話す)
蒼角:えっ、プロキシ…?
蒼角:なんでここにいるの?早くわたしの後ろにかくれて!
   同僚がここを通っちゃうかも!

》捕まえないって言ってなかった?
》柳さんが守ってくれる

蒼角:あっ、そっか…じゃあプロキシはボスに会いに来たの?

》通りかかっただけだよ
》通りかかっただけだよ

蒼角:そーなんだ。それじゃまたね、プロキシ…

》蒼角に会いに来たんだ
》蒼角に会いに来たんだ

蒼角:えっ、わたしに会いに来たの?

(上記選択肢会話終了後)

》ご機嫌ナナメみたいだね?
》そういえば、どうして蒼角はここでボーッとしてるんだい?

蒼角:な、なんでもないよ…

》なにか問題がありそうな言い方だね

蒼角:うぅ…
蒼角:実は…ホントになんでもなくて…
   いや、やっぱりなんでもないわけじゃなくて…
   ああ間違えた…でもお…

》落ち着いて。一体何をしたんだい?

蒼角:五課の人を攻撃しかけちゃったの!
蒼角:今日は五課の人たちといっしょに戦ってたんだけど、
   わたし力加減をコントロールできなくって、
   エーテリアスを吹きとばしたときに近くで戦ってた人まで
   いっしょに攻撃しかけちゃったんだ…
蒼角:でもそれを見てたナギねえがその人を引き離してくれたから、
   わたしの攻撃でケガをさせずにすんだんだ…

》蒼角、自分を責めてるのかい?
》大したことじゃなさそうだけど

蒼角:ナギねえもだいじょーぶだって言ってくれたんだ…
   自分がちゃんと見てるから問題ないって…
   でも五課に来たばかりだったその相手にはちゃんと謝りなさいって言われて…
蒼角:それでごめんなさいをしに行ったの…

》相手は受け入れてくれなかった?

蒼角:ううん、イヤとは言われなかった…
   でも相手はずっとうつむいてて、顔が真っ白な紙みたいだったんだ!
   わたしが何か話しても話してなくてもうなずいてて、
   最後には何も言わなくなっちゃった…
蒼角:その人の目…すごく怖がってるみたいだった。
蒼角:わたしって…怖いのかな?

》エーテリアスが怖かっただけかも
》エーテリアスが怖かっただけかも

蒼角:うーん…そーなのかな…

》仕事が怖くなっただけなんじゃ?
》仕事が怖くなっただけなんじゃ?

蒼角:えっ、そーなの?

(上記選択肢会話終了後)

》そんなこと考えなくていいよ
》仕事はもう終わったのかい?

蒼角:ふえっ?ああ、うん…

》蒼角、美味しい物を狩りに行こう!

蒼角:美味しいもの?狩り?市街区でも食べものを狩れるの?
   ナギねえがそんなことしちゃダメって言ってた気がするけど…

》本物の狩りじゃないよ
》エリー隠れグルメのことだよ
》雑誌で見かけたんだ

蒼角:よ、よくわからないけど、プロキシについて行けばだいじょーぶだよね…!

》そう!まずはバレエ広場へ行こう!

蒼角:う、うん!

蒼角と広場の歩道にある自動販売機を見つける
蒼角と「エリー隠れグルメ」狩りをしよう!最初の目的地はバレエ広場の歩道だ。

(販売機を調べる)
蒼角:見つけた!プロキシが言ってた自販機って…これ?

》たぶん
》雑誌にはそう書いてあったよ

蒼角:プロキシ、さっきエリー隠れグルメを狩るって言ってなかった?
蒼角:でも自販機ってどこにでもあるよね。どうしてこれじゃなきゃダメなの?
蒼角:うーん…やっぱりフツーの自販機とあんまり変わらないよーに見えるよ…

》「伝説のゴーストジュース」があるよ

蒼角:ゴースト…ジュース?
蒼角:思い出した!バレエツインズの近くに…ユーレイが出るって聞いたことがあるよ!
蒼角:そのユーレイはね…まっしろなお顔にまっかなおめめをしてて…
   二つの鬼火といっしょにいて…ながーいメイドさんのドレスを着てるんだって!

》えぇ…
》たくさんしゃべってくれて嬉しいよ

蒼角:それとジュースにどんな関係が?

》幽霊の体で冷凍されたジュース
》霊界の香りのスムージー
》飲んでも胃で溶けることはない

蒼角:……
蒼角:飲んだら病気にならない?

》雑誌には美味しいって書いてあるよ
》蒼角と一緒に飲みたいな

蒼角:わ…わかったよお!
蒼角:うーん…自販機にはたくさんジュースがあるけど、
   どれが「ゴーストジュース」なのかな?
蒼角と一緒に自動販売機のジュースをじっくり見て、ゴーストジュースを
見分ける方法を懸命に考えた…

そして完璧な作戦を思いついた…自動販売機のジュースを買い占めてしまえばいい!

…………

蒼角:おなかいっぱいだよぉ…これが最後の一本かなあ?

》最後の一本だね…
》きっとこれに違いない…
》蒼角、飲んでみて!

蒼角:わわわわわたし、飲んでみる!
蒼角:……
蒼角:おいしいけど…さっきと同じフツーのジュースだよ…

》もしかしてくるのが遅すぎたのかな?
》もうゴーストジュースは売れた?

蒼角:そ、そーなんだ?それよりも…トイレはどこ!?

》駅の近くにあるはずだよ…
》待って、僕も一緒に行く…

蒼角と一緒に近くのトイレへ駆け込んだ…

そしてトイレから出た後に気づいた…
蒼角:プロキシ…
蒼角:なんで…また自販機があるの?

》……
》さっきのヤツの方が不気味だったね

蒼角:わたしたち…まだ飲むの?

》……
》ハハ、次のグルメを探しに行こう…

蒼角:次の隠れグルメはどこにあるのー?

》黑雁街跡地!
》「伝説の料理神のキャビア」!

蒼角:よおし!

蒼角と黒雁街跡地で「料理の神」を見つける
引き続き、蒼角と「エリー隠れグルメ」狩りをしよう!次の目的地は黒雁街跡地だ。

(蒼角と話す)
ベン:プロ…店長さん、こちらは…?

》よかった、今日はベンさんがいる!
》この子は友達の蒼角だよ

蒼角:こんにちはー!プロキシといっしょに…
   えーっと、隠れグルメの「伝説の料理神のキャビア」をさがしに来たんだ!
ベン:うーむ…

》安心して、信頼できる子だから

ベン:そうか…しかしそのグルメってのは一体なんのことだ?
   どうしてまた工事現場でグルメを探そうと…?
蒼角:えっと…プロキシが雑誌で見たから?
蒼角:エリー隠れグルメ「伝説の料理神のキャビア」は、
   決まったごはんの時間に黒雁街跡地へ行かないと出会えない…?
蒼角:それに「伝説のクマシリオン料理神」を見つけることがポイントなんだって!
蒼角:ベンおじちゃん、そういうシリオン知ってる?
ベン:本当にいい子だなぁ…だが工事現場に料理人なんて聞いたことがない。
ベン:ウチは会社が弁当を用意してくれるんだが、
   全部別の場所で作られて運ばれてきてる。
ベン:あとはインスタント食品を売ってる店があるが…
   店主は料理人とは呼べないしなぁ…

》じゃあ、キャビアは?
》工事現場でキャビアは売ってる?

ベン:いないな…恥ずかしい話だが、現場でキャビアが一番好きなのは俺だ。
   誰かがキャビアを売ってたら絶対に知ってる。
ベン:俺だっていつも家から持ってきてるしなぁ…

》考えがあるんだけど…
》そのキャビア、味見させてくれる?

ベン:俺が持ってきたキャビアを?もちろんだ…そういうことなら早く言ってくれ…
ベン:だが、これは俺がアレンジしたものでな。一般的な味とは少し違うかもしれない…
ベンさんは慎重に弁当箱を取り出すと、スプーンを蒼角に渡した…

すると蒼角は声をかける間もなく、キャビアをスプーンいっぱいにすくって一気に平らげてしまった…
蒼角:あ、あ、あー一甘いっ!?

》えっ?
》普通はしょっぱいんじゃ?

ベン:ああ、今日のキャビアはハチミツで和えたから、普通の味とは少し違うはずだ…
ベン:普通キャビアはこんな風にしないが、俺個人の好みでな…
ベン:まあ、意外性のある革新的なアイデアだとかなんとか言われたこともあるが…

》えっ、誰に?

ベン:俺の記憶違いでなきゃ、ピンクの髪に眼鏡をかけたお嬢さんだったよ…
蒼角:!!
蒼角:わたしと似たような制服だった?
ベン:いや、確か緑のセーターだったな…
   いろんなレストランに行ったことがあるみたいでずいぶんと話し込んだ。
   会話を切り上げるのもなんだか申し訳なくてな…

》なんだ、もう見つけてたんだね
》伝説の料理神を…

蒼角:え~~~っ!つまり、ベンおじちゃんが「伝説のクマシリオン料理神」ってこと?
ベン:な、何かの誤解だ…俺はただの普通の会計士なんだから…
ベン:気に入ったんなら今日のキャビアはお嬢ちゃんにあげるよ。俺はいいから。
蒼角:ダメダメ!これはベンおじちゃんのお弁当でしょ!これ以上は食べ尽くしちゃう!
   それはとっても失礼なことだってナギねえが言ってた…
蒼角:ありがとう、ベンおじちゃん!
   おかげで「伝説の料理神のキャビア」を味わえたよ!
   えっと…とっても特別な味だった!
蒼角:プロキシ、次の隠れグルメを探しにいこ…!
ベン:もう行くのか。送ろうか?

》ううん、大丈夫
》次は少し行きにくい場所にあるから

蒼角:スコット前哨基地に行くんだよね?早く行こー!

蒼角とスコット前哨基地に行く
引き続き、蒼角と「エリー隠れグルメ」狩りをしよう!次の目的地は…スコット前哨基地!?

(蒼角と話す)
蒼角:次はレイさんを探すの?忙しくしてないかなぁ…
蒼角:たしかプロキシとなかよしなんだよね?

》さっさと片付けよう
》あまり長居はしないよ

レイさんが書類から顔を上げたタイミングで挨拶すると、彼女は眼鏡を直してこちらを見た…
レイ:君か。それに…対ホロウ六課のメンバーだな。零号ホロウで新しい任務があるのか?
蒼角:ちがうちがう!その…わたしたちは…エリー隠れグルメを探しにきたんだ…
蒼角:なんでもホワイトスター学会の人にだけ配られるんだって。
   だからレイさんに会いにきたんだけど…
レイ:グルメ?ホワイトスター学会のメンバーだけの?
   前哨基地が特別待遇を用意してるなんて聞いたことがないが…
レイ:なあローランド、君は知っているか?
レイ:…聞こえないふりをしてるな!

》特別な飲み物らしいんだけど
》よく思い出してみてくれない?

レイ:飲み物…
レイ:ホワイトスター学会専用の…
レイ:…待ってくれ。君たちが言っているのはまさか…これのことか?
蒼角:…なんとかスター五…高…栄…ドリンク?
レイ:ホワイトスター五種類の高エネルギー濃縮栄養ドリンクだ…
レイ:確かにホワイトスター学会専用の「飲み物」だと言えるが、
   誰が濃縮栄養ドリンクのことを「グルメ」なんて呼ぶんだ…

》「唯一無二の濃厚な味わい」
》「大脳皮質を嵐が襲うかのよう」
》…と雑誌に書いてある

レイ:……
レイさんは黙って栄養ドリンクを二本取り出し、僕と蒼角に渡した。

封を切って蒼角と視線を交わした後…一気に飲み干す!

………………
蒼角:ケホッ、ケホケホッ…からい…!?
レイ:美味いか?

》すごく美味しいよ
》悪くないね
》レイさんがかわいそう

レイ:欲しいのなら何本渡しても構わん。食堂に行くのが面倒なときに便利なんだ。
レイ:とはいえ、これを「グルメ」と呼ぶのは到底受け入れられないが。
蒼角:うーん…後味は悪くないかも…?

》蒼角、もう少し飲む?

蒼角:え、エンリョしとく!
レイ:そろそろいいか?他に用がないのなら私は仕事に戻る。
質問の形式を取っていたが、レイさんはこちらの答えを待たずにまた書類に没頭してしまった…
蒼角:狩りは成功したの…?

》蒼角はお腹いっぱいになった?
》蒼角は楽しかった?

蒼角:……
蒼角:食べ物はぜーんぶおいしかったよ!
蒼角:でもね…その…仕事が終わったときよりももっとおなかが空いちゃったみたい…
蒼角:いろんなところを走り回ったから…たくさんジュースを飲んだのに…
   すぐにおなかがすいちゃったみたい…
蒼角:どれも味はよかったけど、量がちょっと…

》……

(上記選択肢後)

》分かったよ
》もう一度、どこかに連れて行く
》蒼角を腹ペコのままにできないから

蒼角:ありがとう…!今度はどこに行くの?

蒼角を連れて六分街の麺屋錦鯉に戻る
「エリー隠れグルメ」狩りに行った結果…蒼角はさらにお腹が空いたようだ。そういうことなら、やっぱり一番馴染みのある場所に戻って満腹になるものを食べよう。

(蒼角と話す)
蒼角:ラーメン…!
蒼角:わあっ、すっごくいいにおい!まずは黒鉢燻製チャーシュー麺をひとつ!
チョップ大将に挨拶する間もなく蒼角は注文を決めてしまった。そう、最初の注文を

蒼角はラーメンを平らげるたびに、これまでの「グルメ」を味わった時より
も幸せそうな表情を浮かべた…
蒼角:ふー…おなかいっぱい…
蒼角:やっぱりラーメンがいちばんおいしいよね…
蒼角:隠れグルメなんて…
蒼角:あっ、ちがうちがう!
   プロキシといっしょにグルメ狩りに行くのがイヤだったわけじゃないよ!
蒼角:じつはわたしグルメなんかじゃないんだ…
   みんながおいしいっていうものも、わたしにはどれも同じように思えちゃう…
蒼角:でもね、今日プロキシは落ち込んだわたしを元気づけようとして
   いろんなばしょに連れて行ってくれたんだよね?
蒼角:それがすごくうれしいんだ…!
   おいしいものをいっぱい食べさせてくれたり、
   おなかいっぱいになったりしたからじゃない…
蒼角:プロキシがいっしょにあそんでくれて、
   わたしがこわい存在なんかじゃないって
   わたしに教えてくれよーとしたことがうれしい!

》蒼角は怖くなんてないよ
》蒼角は正確には「可愛い」

蒼角:わたしはおいしいものがすきだけど…
   でもおいしいものより大事なものがたくさんあるってことも知ってるんだ!
蒼角:ナギねえ、六課のみんな、それから…友達。
蒼角:プロキシはわたしの友達…そう思ってもいい?

》もちろん
》蒼角は僕の友達だよ

蒼角:ずっとずっとずーっと、今日のことは忘れないよ。本当にありがとう…プロキシ!
(会話終了後)
蒼角:テイクアウトする?
(蒼角と話す)
蒼角:うーん…ナギねえのために麺を買ってかえろーかな?
蒼角:今日プロキシが連れてってくれたとこ、ナギねえにも話したい…
蒼角:もしかしたらナギねえも知らないかもしれないし!

悪夢じゃなくて

ノックノックアイコン_蒼角.webpプロキシ…
ノックノックアイコン_蒼角.webpひとばんだけお泊まりしてもいい?
いいけど…もしかして家出かい?柳さんは知ってるの?ノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webp(╥﹏╥)
ノックノックアイコン_蒼角.webp夜、お店についてからはなしてもいい?
もちろんいいよそれなら今日は早めに店を閉めるねノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_蒼角.webpありがとプロキシ(╥﹏╥)
蒼角と夜にビデオ屋で会う
蒼角からメッセージが来た。ビデオ屋に一晩泊まりたいと言っている。もしかして蒼角は反抗期に入ったのだろうか?夜に蒼角がビデオ屋に来たら、どういうことなのか聞いてみよう。

蒼角:どんな風に言ったらいーかなー?
(蒼角と話す)
蒼角:プロキシ、ちょっといーい?

》全然大丈夫だよ
》どうしたんだい?

蒼角:う~、なんて言ったらいいのかわかんない…

》柳さんと喧嘩でもした?
》ついに反抗期に突入したの?

蒼角:ちがうちがう!そんなんじゃないよ…
蒼角:ナギねえ…ただわたしは…
焦っているのか迷っているのか、蒼角はしばらくモジモジとしていたが
結局何も口に出さなかった…

蒼角を慰めようとした時、ビデオ屋の扉を叩く音と柳さんの声がした。

戸惑っているらしい蒼角に二階へ隠れるよう促した。
家出した子どもの保護者は僕が対応するしかない!

ドアを開けて月城柳と話す
蒼角は本当に柳さんと喧嘩していないのだろうか?なんだか蒼角の態度が少しおかしい気がする。柳さんが来たようなので、ドアを開けて彼女の話を聞いてみよう。

(ドアを開ける)

家出する小鬼

蒼角が家出をしてしまい、焦った保護者モードの柳さんが探しにやってきた!でも、とりあえず蒼角をかばっておいた…でも、わだかまりがあるなら、少しずつ向き合っていくべきだよね。

月城柳:プロキシさん、いらっしゃったんですね。よかったです…
月城柳:今日は、ずいぶん早く
    お店を閉めてしまったみたいですが…?

》今日は外食の予定があって
》今日は外食の予定があって

アキラ:あ、ああ…今日はリンと火鍋に行こうと約束したんだ。
    それでいつもより早じまいしようかと…
月城柳:そうでしたか。間の悪いときに来てしまって、すみません…
    本当に、ご兄妹は仲が良いんですね。

》たまたま早上がりの日で
》たまたま早上がりの日で

アキラ:き、今日は…そう、店が、早上がりの日なんだ。
   それでいつもより、早く閉めることに…
月城柳:「早上がりの日」…!?
    この世にそんな偉大な制度があるんですね。
    H.A.N.D.にもぜひ導入して欲しいです…
月城柳:コ、コホン。つまるところ、
    お店にはもう誰もいない…そういうことでしょうか。

月城柳:すみません、来店の目的を伝えていませんでしたね。
    実は…蒼角を探しているんです。
月城柳:私はいつも退勤が遅いので、
    たいてい蒼角が先に家へ帰っているんですが…
    今日に限って、家中の電気が点いていなかったんです。
月城柳:そして冷蔵庫に一枚の紙切れが貼られていて、
    「さよならナギねえ。しんぱいしないで、あんぜんなばしょにいるよ」
    …と、読みづらい字で書かれていました。
月城柳:そんなの、心配しない方がおかしいじゃないですか?
月城柳:蒼角は最近、よくプロキシさんの話をしてくれるんです…
    とても良くしてくださっているようで、ありがとうございます。
    あの子が訪ねて来たり、どこかへ行くと言ったりしていませんでしたか?

》(もうバレているじゃないか、蒼角…)
》(もうバレているじゃないか、蒼角…)

アキラ:(もうバレてるじゃないか…蒼角の家出には
    大いに改善の余地ありだな。
    ひとまずここは、アシストしてあげよう)

》(まだ柳さんには会いたくなさそうだし…)
》(まだ柳さんには会いたくなさそうだし…)

アキラ:(さっきの蒼角の様子だと、今はまだ
   柳さんと顔を合わせたくないようだった…
   ここは一旦アシストしてあげるか)

月城柳:プロキシさん…?
    どうかなされたのですか?

》ちょっと記憶を探っていて
》ちょっと記憶を探っていて

アキラ:ああ、さいきん蒼角と話したことを
    ひと通り思い出してたんだ…
    特に変わったところはなさそうだったな。
アキラ:蒼角は、まだあまり字が得意じゃないようだし…
    ひょっとすると読み間違えかもしれない。
    ただ夜食を食べに出かけただけで、ふらっと帰ってくる可能性もある。

》蒼角が行きそうな場所はどこだろうってね
》蒼角が行きそうな場所はどこだろうってね

アキラ:ああ…蒼角ならどこに行くだろうと考えていたんだ。
   最近、川辺で夜市が催されているから、
   なんか食べに出かけただけ…という可能性もある。
アキラ:まあ、きっと大丈夫だろう。
   蒼角は見ての通りの子どもというわけじゃない。
   ほら、雁に誰かに狙われたとして…
   心配しなければならないのは悪人の方だろう?

月城柳:……
月城柳:それは…一理ありますね。
    私は少し、過保護すぎるのかもしれません。
月城柳:もし蒼角からメッセージが来たり、
    或いは本人がここへ来たりしたら…
    ご都合のいい時で構いませんので、連絡をください。
月城柳:なんとなくですが、私にはわかるんです。
    蒼角は、あなたのことをとても信頼している…と。
月城柳:何卒よろしくお願いします、プロキシさん。

上の階に行って蒼角に会う
柳さんは蒼角がここにいることを知りつつも、彼女に時間を与えることにしたようだ。上の階に行って、蒼角ともう少し話してみよう。

とりあえず休んじゃおう

柳さんは、蒼角がビデオ屋にいると分かっているようだ…
とりあえず蒼角を休ませよう。悩み事に向き合うのは、それからでも大丈夫だ。

(蒼角と話す)
蒼角:ナギねえ…怒ってた?

》怒っていなかったよ
》今日は泊まっていってもいいよ

アキラ:柳さんは別に怒っていなかった。
   君も今日はここに泊まっていくといい。
   今は、なにも心配せずに眠るんだ。
蒼角:ナギねえ…
蒼角:でもナギねえはプロキシ…
   わたし、どうしたら…

》無理しなくていい
》疲れてるなら休もう

アキラ:無理して言う必要はないさ。
   疲れたなら休むといい。
   「自分と向き合う」のも体力が要るからね。
慰められた蒼角は、大人しくベッドへ行って寝た。
会った時からずっとそわそわしていたが、
ようやく穏やかな表情を見せた…

……

…………

蒼角と話そう
一晩が過ぎたけど、蒼角はよく眠れたかな。家出のこと、これからどうするつもりだろう…やっぱり蒼角と話してみよう。

新しい一日が来た。
蒼角は昨夜、よく眠れただろうか…
(蒼角と話す)

成長の悩み

蒼角の家出は、ある悪夢が原因だった…蒼角は柳さんに依存しすぎるのが怖いと言う。でも、依存することの何がいけないんだろう?誰でも周りの人に頼って生きているのに。

蒼角:プロキシ…おはよ~

》もう少し寝ててもいい
》ゆうべはよく眠れたかい?

アキラ:おはよう、蒼角。
    昨日はよく眠れたかい?
    もう少し寝ていてもいいんだよ。
蒼角:もう大丈夫だよ!
   プロキシんちっておフトンもベッドもふかふかだね!
   なんだか安心して寝れちゃった!
蒼角:昨日は寝ちゃうのが怖かったけど…
   お目目を閉じたらもう朝だったよ!
   ヤな夢もぜんぜん見なかったし!

》ヤな夢?
》ひょっとして、それで…

アキラ:ヤな夢?
    ひょっとして蒼角、昨日はそのせいで…
蒼角:うん…昨日ね、こわい夢を見て…
蒼角:夢の中で、ナギねえが、ねぇねを殺しちゃったの…

》柳さんが、誰を…?
》柳さんが、自分を…?

アキラ:待った。理解が追いついていない…
    つまり、柳さんが彼女自身を殺害したと…?
蒼角:え?
   ナギねえはナギねえ、
   ねぇねはねぇねだよ?
蒼角:ねぇねは…蒼角といっしょに大きくなった人。
   それと、いっしょにお腹を空かせた人。
蒼角:でも、よくわかんないことがたくさん起きて…
   ねぇねはいなくなったの。
   それからナギねえが、新しいお家に連れてってくれたんだけど…
蒼角:ねぇねも、ナギねえも、どっちも大事な人なのに、
   どうして…どうしてあんな夢を見たのかな…

》柳さんを避けていたのは

アキラ:ふむ…蒼角が家に帰りたくなかったのも、
    柳さんと顔を合わせたくなかったのも…
    その夢を見て怖くなったからだと?
アキラ:どんな悪夢であれ、それはただの夢だ。
    本物の柳さんが、君のお姉さんに
    そんなことをするわけが…
蒼角:…違うの。
蒼角:ナギねえに会うのが怖かったのは、そうだけど…そうだけど違うの。
   ばっ!てヤな夢から起きて、
   目の前に血で真っ赤なナギねえがいたら…
蒼角:それでもおかまいなしに、ナギねえの胸に飛び込んで、
   わんわん泣きたいって思っちゃう…
蒼角:そんな風に
   誰かに頼ってないと、
   生きていけないわたしって…
蒼角:いちばん弱虫で、いちばん役立たずだなあって…
蒼角:ナギねえが知ったら、がっかりするかな…
   いつかねぇねみたいに、
   蒼角を置いていなくなっちゃうかなあって…思ったら…
蒼角:どうしよう、プロキシ…
   わたし、怖いよぉ…

》誰かに頼ったっていい
》人は支え合って生きるものだから

アキラ:気に病む必要はないさ、蒼角。
    辛いときは誰かを頼ろう。
    人にとって、支え合って生きることは至極当たり前なんだ。
アキラ:弱虫だとか、役立たずだとか、そんな風に思うことだってない。
    たぶん柳さんだって、同じくらい蒼角を頼っているだろう。
    そんな柳さんを弱い人だと思えるかい?
蒼角:ほ、ほんとう…?

》それでも気に病むなら…
》もう一つ方法がある

アキラ:それでもまだ心にひっかかるようなら…もう一つ方法がある。
    端的に言うと、もっと多くの人を頼ればいいんだ。
アキラ:誰か一人とだけ依存しあうような生き方は、
    確かによくない目立ち方をするかもしれないけれど…
    みんなを頼りにして、みんなに頼りにされるような関係ができたら、
    そんな小さなことはどうでもよくなるだろう?
蒼角:プロキシ、それ…
蒼角:すっごくよくわかったよ!
蒼角:じゃ、じゃあ…蒼角、プロキシにも頼っていいかな!

》いいとも
》もちろんだ

アキラ:もちろんだとも。
    蒼角に頼りにされて、鼻が高いよ。
蒼角:じゃあ…もう一日、ここに泊まっていい?
蒼角:プロキシのお家にいるって、ナギねえにちゃんと伝えるよ!
   だって…えへへ、プロキシは頼っていい人だから!
(会話終了後)
蒼角:みんなに頼ること…
(蒼角と話す)
蒼角:プロキシはいつわかったの?
蒼角:みんなに頼ってもいいってこと…

》誰かに教わったんだ
》大人になれば分かるようになるよ

蒼角:そうなのかな…