ニャン生、世知辛し
| 治安ボンプのカンカンと話そう |
|---|
| 治安ボンプのカンカンは猫じゃらしているようだ… |
カンカン:ンナナ!ンナ!
アサ:にゃ――
ヨル:にゃにゃっ!
(カンカンと話す)
カンカン:ンナ!ンナナ!(心に留めておくべきことは二つ!
一つは長官の命令、もう一つは市民の安否!)
アサ:にゃっ?
ヨル:にゃにゃっ!
| 》一つは猫用缶詰 |
| 》もう一つはにぼし |
カンカン:ンナンナ…(ちょっと市民さん。
治安局の局内研修を邪魔しないでください…)
| 》何をしているんだい、カンカン? |
| 》(何も言わずに立ち去る…) |
カンカン:ンナ?ンナ、ンナナ!(店長さん?ちょうどいい時に来たね。
見ての通り、ボクは治安局の新人――正確に言えば
未来の新人局員に研修を受けさせてるところさ!)
カンカン:ンナ、ンナンナ!(紹介するよ。こっちが夜型生活のアサ。
こっちが一日中寝てるヨル。2匹とも前途有望な猫材なんだ!)
| 》カンカン、長官になったの? |
カンカン:ンナン!ンナナンナナ!(厳密に言うとまだだけど!
2匹のうちどちらを子分…じゃなくて、ボクの助手にするか、
まだ決めてなくて!)
| 》子猫も治安官になれるの? |
カンカン:ンナ!ンナナンナ!(厳密に言うと、
治安官のボンプパートナーの助手だね!
でも、2匹のうちどちらを子分…
じゃなくて助手にするか、まだ決めてないんだ!)
(上記選択肢会話終了後)
| 》浮世は回り持ちってやつか |
| 》カンカンもほかの人を面接する立場になったんだね |
カンカン:ンナ、ンナン…(実はちょっと悩んでて。
パートナーは「助手の枠」を一人分しかくれなかったんだけど、
2匹ともボクの親愛なる友、兄弟、我が手足に等しき存在…
とても決められないよ!)
| 》コネ入局ってことじゃん! |
カンカン:ンナナ?ンナ?(店長さんほど店舗経営の経験が豊富なら、
面接試験をしたこともあるでしょ?ボクの助手選びに協力してよ!)
| 》本当に大丈夫? |
カンカン:ンナナ!ンナナナ!(大丈夫だよ、店長さん!
ボクがそばでアシストするから、
心の声に従って公正な決断を下してね!)
カンカンは、かごの中からペット用品や
ヘンテコなおもちゃをいくつか取り出した。
そしてまだ物足りないのか、紙袋を取り出して頭からかぶった。
これらはカンカンが準備した「面接用アイテム」のようだ。
アサ:にゃっ?
ヨル:ニャ…ニャ…
カンカン:ンナ、ンナンンナ!(人並外れた勇気と揺るがぬ意志
治安官としての素質はこの二つに他ならない!)
カンカン:ンナナ!(治安にゃんこにとっては、
肝っ玉と自分をコントロールする力がそれに当たるんだ!)
| 》肝っ玉を試す |
カンカン:ンナナ!ンナ!(肝っ玉!簡単に言うと、悪漢に立ち向かう勇気!)
カンカン:ンナナ、ンナンナ!(それじゃ、ボクは極悪非道な暴徒をやるから、
店長さんはボクの人質になったか弱い市民の役をよろしく!)
カンカン:ンナ!ンナンン!(ぶるぁあぁあぁあ~っ!
オレは市民を人質に取った、悪いホロウレイダーだ!)
「暴徒」は丸っこい体を震わせると、
手にしたおもちゃの刀を「無辜の市民」の首元に押し当てた。
カンカン演じる暴徒が怖すぎたのか、それともやかましすぎたのか、
はたまたにゃんこたちのお昼寝タイムが来たのか、それは分からないが、
2匹の子猫はあっという間に路地の奥に消えていった。
| 》自分をコントロールする力を試す |
カンカン:ンナナ、ンナナンナ!(自分をコントールする力!
簡単に言うと、誘惑に負けない確固不動の意志!)
カンカン:ンナナ、ンナンナ!(それじゃ、ボクは
治安官にワイロを送ろうとする犯罪者をやるから、
店長さんは清廉潔白な治安官役をよろしく!)
カンカンは治安官バッジのコピー品をあなたの胸元に留めた。
治安局のルール的にOKなのかはさておき、
治安官役をするのにこの格好はお粗末すぎる!
袖の下を使う悪党を演じるカンカンが、
猫用缶詰のフタを開けて猫たちに差し出す。
予想通り、2匹のにゃんこは何のためらいもなく「ワイロ」に飛びついた。
| 》食事の量を試す |
カンカン:ンナン?ンナン!(店長さん?猫用缶詰は試験のための道具だよ。
受験者に食事を与えるために用意したんじゃないんだ!)
(前の選択肢に戻る)
カンカン:ンナ!ンンンナ!(おーい!2匹とも逃げるな!
面接はまだ終わってないぞ~!)
カンカン:ンナ!ンナナ!(もうっ…意気地なしの猫たちめ!)
2匹の治安猫候補の活躍をありのままに記録した。
???:カンカン、治安犬を選ぶよう言っといたはずだろ。
こんなところで何してるんだ?
見知らぬ治安官が、カンカンの「面接結果」を聞きにやってきた。
この人がカンカンのパートナーのようだ。
| カンカンの相棒と話す |
|---|
| 治安ボンプのカンカンの採用面接でちょっとしたトラブルが発生した… |
ナタリー:なんでこんなところに?
カンカン:ンナンナ!
(面接してたところだよ!)
(カンカンと話す)
カンカンの相棒:お兄さん、ホントにすまないねぇ。
この治安ボンプはたぶん故障してるんだ。
もし面倒をかけたんなら…
カンカン:ンナ?ンナナン!(何を言ってるんだ、ナタリー?
こここ…故障してるのはキミの方だろ!?)
ナタリー:いい度胸だね、カンカン。仕事をほったらかして
野良猫と遊んだ挙句、口答えまでしようって言うのかい!?
カンカン:ンナナ、ンナ!(遊んでたんじゃなくて、仕事してたんだって!
「助手」を選ぶように言ったのはキミでしょ?)
ナタリー:認知モジュールを修理してもらうべきかねぇ?
治安犬を選びに行けって言ったんだよ。
犬と猫はそんなに見分けがつきにくいかい?
カンカン:ンナ…ンナナ!(ふんだっ、キミは…
自分の気持ちに従ってパートナーを選べって言ったじゃないか!
ボクは真面目に、責任感をもって面接をしたんだよ!)
カンカン:ンナナ、ンナ!(受験者の資料と面接の記録もきちんと作ったんだ…
ちゃんと書き留めてくれたよね、店長さん?)
| 》どや顔でさっきの記録を取り出す |
| 》心配顔でさっきの記録を取り出す |
ナタリー:へっ、それじゃあ見せてもらいましょうかね…
ナタリー:受験者A。品種:ぶち猫。性格は温厚で、人を引っかいた記録は無し。
面接結果:食い意地が張っていて、肝っ玉が小さい…
ナタリー:受験者B。品種:新エリー都の茶トラ猫。
活発な性格で、治安ボンプの外殻を引っかいた前科アリ。
面接結果:肝っ玉が小さくて、食い意地が張っている…
カンカン:……
| 》…… |
ナタリー:……
ナタリー:見たところ、この受験者に治安局の仕事は無理じゃないかねぇ…
カンカン、やっぱりあんた…
カンカン:ンナナ…ンナナンナ…
(でも2匹とも路頭に迷ってるかわいそうな奴らなんだ…
ナタリー、あいつらを治安局に連れ帰っていいなら…)
ナタリー:分かった分かった。ほかに考えがあるんだろ。
ナタリー:ちょうど家の中が寂しいと思ってたんだ。
我が家的にはちょっと身の丈に合わないが…
そのバカ猫2匹は、うちで面倒見ることにしよう。
先に言っとくけど、2匹の寝床はあんたの部屋に作るんだよ…
カンカン:ンナナ!ンナナ!(ありがとう、ナタリー!
やっぱりキミは最高の治安官で、ボクの最高のパートナーだよ!)
ナタリー:へっ、あたしに頼みごとをする時だけは口がいいんだから。
この悪たれボンプ!
カンカン:ンナナナ!(ナタリーはサイコーだよ!)