モフモフのトラブル
スカーレット:どうして猫を怖がらせるの!
パーカー:俺?俺は何も…
(スカーレットと話す)
スカーレット:何もしてないって!?
あんたがカバンを振り上げるとこ、見たんだから!
パーカー:違う、そいつがさっき…
| 》どうしたんだい? |
| 》(やっぱり離れよう…) |
(ケンカしてるみたいだ、ここを離れよう…)
(会話終了後)
スカーレット:怖がらせるためじゃないっての?
猫をおどかそうとするくらいなら…私をおどかしなさい!
パーカー:いやあ、猫ならちゃんと避けてくれるだろうが…
あんたみたいなノロマじゃ…
スカーレット:な、なんですって!
パーカー:事実だろ。猫は機敏だ。
証明してやるよ、…ホラ!
突然持ち上げられた鞄に驚いた子猫は、毛を逆立てて二人に「シャーッ」と
威嚇した後、素早く逃げていった。
「誰がそんなことしてって言ったの!?もう放課後はあんたと帰んない!」
――女子高生はそう言い捨て、怒って走り去った。
| 困っている男子と会話しよう |
|---|
| ケンカは一段落したものの、二人のわだかまりは解消されていないようだ。男の子に話を聞こう。 |
パーカー:スカーレット、待てって…!
(パーカーと話す)
パーカー:別に猫に当てたわけでもないだろ…
なんでそんなに怒るんだ…
| 》どうして猫を脅かそうと? |
パーカー:俺はただ、スカーレットを守りたかっただけだ。
| 》守る? |
| 》あれのどこが? |
パーカー:本当だって!あいつがさっき野良猫を触ろうとした時、
猫が手を噛もうとしてたんだ!だからカバンで気をそらそうと…
パーカー:動物病院をやってる親父から聞いたんだ!
近くの野良猫が多いエリアで共生ホロウが発生して、
野良猫たちが六分街に逃げ込んだんだと。
噛まれると厄介なんだ…狂犬病の危険もある…
パーカー:ま…噛まれなかったところで、
結局猫に恨まれるから厄介だけどな!
| 》なんでそれを言わなかったんだ? |
パーカー:言おうとしたさ…!でも、その前に口論になって…
考えれば考えるほど腹が立ってきた…助けるんじゃなかったな。
あいつが猫に噛まれたら、その時は親父の動物病院に連行してやる…
| 》人間は人間用の病院じゃないと… |
(上記選択肢後)
| 》あれは本当にホロウから来た猫だったのか? |
パーカー:それは分からん。あいつばかり見てて、猫はよく見てなかったから…
あ、いや…俺が言いたいのは
この通りの住人なら、きっとわかっただろうに、ってことだ!
| 街の住民から情報を聞こう |
|---|
パーカー:どこの野良猫かについては…
(パーカーと話す)
パーカー:ずっとこの街にいる人間に聞いてくれ。
俺に聞くなよ!俺にわかるわけないだろ…
(ずっとこの街にいて、
たまに野良猫と触れ合っている人と言えば…)
(ティンと話す)
ティン:申し訳ありません。当店は今のところ
猫カフェをやる予定などはございませんので…野良猫については、
あまり価値ある情報をご提供できないかもしれません。
ティン:当店にストックされた食材も、
基本的に野良猫たちは興味を持ちませんから…
これまでのところ、「猫の子一匹いない」状態です。
| 》じゃあ廃棄された食材は… |
ティン:そうですね…生ゴミの類は、夜にまとめて収集されます。
この情報がお役に立てばよいのですが。
| 》助かったよ、ありがとう |
ティン:どういたしまして。
猫のことに明るくなく申し訳ありませんが、
上手く行くことをお祈りしていますよ。
| 》猫カフェ、前向きに考えてみないかい? |
ティン:噂ですと、猫はコーヒーを埋めようとするそうですね。
その点は気になりますが…
貴重なご意見は、「COFF CAFE」本社にお伝えしておきます。
(チョップ大将とまだ話していない場合のみ)
(じゃあ次は、生ゴミの集まる場所を聞かないと…)
(チョップ大将と話す)
最近店の調子はどうだ?
ビデオ屋に飽きたら、うちに弟子入りしてもいいぞ!がはは!
| 》最近、野良猫が増えているのかい? |
| 》ラーメン屋 |
チョップ大将:野良猫だ?なんだって急にそんなモン…
ああ、分かったぞ!捕まえて飼おうってんだな?
ガハハ!近頃の若えやつぁ、どいつもペットを欲しがるよな!
| 》ナイスアイデアだ、考えてみるよ |
| 》いや、単純に聞いてみただけさ |
チョップ大将:野良猫なあ。いるにはいるけどよ。
毎日決まって店のまわりをうろつく数匹だけだぞ。
常連というか、この通りにずっと住み着いてる連中がな。
どいつも人懐っこいんだ。
| 》数が増えたりしてないかい? |
| 》新顔はいるかい? |
チョップ大将:新顔?んー…毎日店を閉めてから、いつもの顔ぶれには
魚のあら汁をやってるけどよ、新顔はいねぇぞ。
どんな猫にもてめえの縄張りってモンがあらぁ。
…そうだな、縄張りといやぁ…
チョップ大将:右にあるゴミ箱、わかるか?…俺から見て右だ!曲がり角の!
新参の野良猫なら、あのへんを縄張りにするんじゃねえか。
なんせこの通りの生ゴミのほとんどは、いっぺんあそこに集まるからな!
| 》確かに… |
| 》新しくきた野良猫には楽園だ |
チョップ大将:ま、今はいねぇようだがな!
まだ「メシとき」じゃねえんだろ。
| 》なら、生ゴミが集まる時間は? |
チョップ大将:あん?お前さんもこの通りに住んでんだから、知ってるだろが。
まさかおたく…ゴミの分別をサボってねえだろうな!
| 》バレた…他の人に聞いてみよう! |
チョップ大将:おい!意中の猫を捕まえたんなら、きちんと面倒みてやんだぞ!
必要なら、うち秘伝の魚のあら汁を伝授してやらぁ。
あれが嫌いな猫なんざ、この世にいねぇからな!ガハハ!
| 》ありがとう、でも大丈夫だ |
| 》本当に?毎日作ろうかな |
チョップ大将:それと…お前さんとこにゃボンプがいるんだ、気ぃ遣ってやんな。
ある家じゃ、猫とボンプが飼い主を巡って
大ゲンカしたって話も聞くからよ。
| 》そうなったら動画を撮るよ |
(ティンとまだ話していない場合)
(2人と話した後)
| ゴミ箱のところに行って状況を確認しよう |
|---|
| 情報は大体集まった。すべての手がかりは街角にあるゴミ箱を指している…行ってみよう。 |
(必要な情報は揃った。
夜になったら、ゴミ箱のとこに行ってみよう)
スカーレット:焦らないで…
(スカーレットと話す)
スカーレット:みんな焦らないで。
ここなら食べものがたくさんあるよ。私が探してあげる…
| 》何を探してるって? |
| 》「どうしたんだい。生ゴミをひっくり返して? |
スカーレット:きゃっ!びっくりした!
あ…猫ちゃんたち、待ってー!
野良猫たちは驚いて逃げていった。女子生徒も一緒に逃げた。
猫を追いかけたのか、あるいは彼女も驚いたのか、それは分からない。
| 変わったゴミ箱と会話しよう |
|---|
| 何はともあれ、どうにか「箱の賢者」を助けられた。彼に野良猫のことを聞いてみよう。 |
箱の賢者:ふぅ…助かった…
(箱の賢者と話す)
何の変哲もないゴミ箱…
中に特別な「何か」が入っているらしい。
| 》会話する |
| 》情報を聞く |
箱の賢者:危ない危ない!おんしがもう少し遅かったら、
わしの居場所は野良猫どもに占領されとった!
箱の賢者:まったく、なんじゃいあの小娘は…
野良猫をわらわら引き連れおって!
| 》野良猫たちは、あの女の子が? |
箱の賢者:わしが知るものか!蓋を開けて見たわけでもないからのう。
ゴミ箱の中で、エーテル収束とホロウ崩壊の必然的関連性について
黙考しとったところ…外からおなごの声がしたのだ。
箱の賢者:「ここにはまだ食べものがたくさんあるわ!
猫ちゃんたち、早く早くぅ~」
箱の賢者:するとどうだ。あちこちから
「ニャ~ニャニャニャニャ~(迫真)」の大合唱!
| 》モノマネはいい… |
箱の賢者:とにかく、わしの知るところは以上だ。
新エリー都史上最も偉大な賢者として、
人と小動物の慣れあいなんぞに現を抜かしとるヒマはないのだ!
| 》(ほっといて大丈夫そうだ…) |
「ニャンコ賢者」:「ニャニャニャ?ニャニャ、ニャーー!」
(猫の状況を詳しく知るには、やっぱりあの女の子を見つける必要があるようだ。
今日はもう遅いから、日を改めて通りで運試しといこう)
モフモフの誤解
| 前に野良猫と仲良く遊んでいた、あの女の子が街に現れた。彼女と話そう。 |
スカーレット:……
(スカーレットと話す)
スカーレット:…ん?あんたは…
| 》この街の住民だよ |
| 》通りかかっただけさ |
スカーレット:……
スカーレット:どっかで見覚えがあるね…私に何か用?
| 》この街の野良猫について… |
| 》あの晩の野良猫について… |
スカーレット:なんでそんなことを聞くの?まさかあんた…野良猫捕獲員なの?
あ、あんたが何言っているのかわかんない!
あの日私はただ…街を散歩していただけだし!
スカーレット:そう、私はただ普通の通りで普通の散歩をしていた普通の女子高生なの!
それであんたと普通にすれ違っただけで、他のことは何も知らない!
女子高生は一気にまくしたてると、さっさとゴミ箱の方へ走り去ってしまった。
(彼女は僕を警戒しているようだ…追いかけて説明しよう)
| ゴミ箱のところに行って状況を確認しよう |
|---|
| 少女が走り去った方へ行くと、そこにはパーカーがぼ一っと立っていた… |
パーカー:……
(パーカーと話す)
パーカー:ああ、まるで他人扱いだ…
| 》今、見かけなかった…? |
| 》あの女の子を… |
パーカー:前は学校が終わったら一緒に帰ってたのに…
| 》前に君と一緒にいたあの… |
| 》黒髪の… |
パーカー:さっき俺を見て、振り向きもせずに逃げちったよ…
あんなにダッシュするなんて、はぁ…
| 》あれっ…見たことがあるみたいだね |
| 》「もうどっか行っちゃったみたいだな… |
パーカー:どうしたら仲直りできるんだろう?
何も思いつかない…まったく話もできないんだ。
| 》野良猫から手をつけたら? |
パーカー:野良猫?そっか!あいつが怒ったのは、俺が野良猫を怖がらせたから!
あの猫たちと仲良くなれば、きっと怒りも自然に消える!
パーカー:でも、俺には野良猫たちがどこから来たのか、
今どこにいるのかさっぱり分からない…
| 》彼らは夜になるとここに集まるんだ |
パーカー:ここ?ここにいるのか?よし、分かった!
親父から伝授された「猫じゃらし三策」を振るって、
速攻で野良猫たちと友達になってやる!
| 》「猫じゃらし三策」? |
| 》僕にも「猫じゃらし三策」を教えて! |
パーカー:うん…教えてやるぜ!猫の情報のお礼だ。
いわゆる「猫じゃらし三策」とは、どんな猫でも
自分に服従させる秘技だ。すなわち――
パーカー:上策、猫耳ヘッドホンをつけて、猫メイドになる!
中策、キャットフードを使いこなし、猫シェフになる!
下策、猫の爪研ぎを購入し、猫の爪研ぎになる!
パーカー:三策の難易度は上策が一番難しくて、効果もそれで変わってくるんだ。
あんたも猫と仲良くなりたいのか?じゃ、上中下のどの策を使う?
もし2個目の猫耳カチューシャが半額になるなら、一緒に買ってもいいけど…
| 》上策の効果は疑わしい… |
| 》下は痛そう… |
(上記選択肢後)
| 》中策にしよう |
パーカー:そうか。猫耳作戦が使えないのは、ちょっと残念だけど…
よし、だったら中策だ。猫用缶詰で猫をおびき寄せよう!
パーカー:親父の動物病院には「ゴールドクラウン」の猫用缶詰がいっぱいあるんだ。
今すぐ行って1缶もらってくるよ。今夜ここで会おう。
スカーレットも呼んで「猫じゃらし三策」の威力を見せてやるんだ!
| パーカーとスカーレットは困難にぶちあたっているようだ |
|---|
| そう遠くないところから、驚く声が聞こえてきた。スカーレットとパーカーのようだ。 |
スカーレット:どう?痛む?
パーカー:いや、大丈夫だ。
(スカーレットと話す)
スカーレット:大丈夫って…血が出てるじゃない!傷をよく見せて!
パーカー:本当に大丈夫だって、ちょっと擦りむいただけだから…
スカーレット:嘘をつかないで。見せて!
傷口が深い…まずはハンカチで包んでおかないと…
パーカー:……
| 》どうかしたかい? |
パーカー:いや、なんでもない。ちょっと猫に引っ掻かれただけだ。
スカーレット:うーん…前はこんな感じじゃなかったのに。
触っても大人しかったんだけど、今日はいきなり爪を立ててきて…
私が反応する前に、パーカーが守ってくれたんだ…
パーカー:仕方ないさ、いきなりお腹を触られたんだから。
猫って基本的にお腹を触られるのは嫌いなんだ。
背中を触るだけならこんなことにはならなかったんじゃないかな。
パーカー:この前は、かばんで止めようとして怒らせちまったからな。
今回は手で止めるしかなかった。
これなら、少なくとも猫は驚かせないだろ。
スカーレット:パーカー、あんた!…ぐす…私のせい!
私が猫に夢中になりすぎたせいで…
| 》血がまだ止まってないな |
| 》まずは傷口の手当てをしよう |
パーカー:うん…とりあえず病院に行って手当てするよ。
別に平気さ、大したことないって。
スカーレット:私も一緒に行く。
パーカー:いや、いいっていいって。お前は猫を撫でてやれよ。
そいつ、さっきビックリしてたぜ。
スカーレット:ううん、一緒に病院に行く!
急ぎましょう、傷口が炎症を起こしたら大変だもん!
| 》ちょうど猫缶を持ってる |
| 》猫は僕がなだめておくよ |
スカーレット:缶詰も持ってきてくれたんだ。わざわざありがとう!
それじゃ今夜はお願いするね。私はこの子を病院に連れて行くから!
もしよかったら、明日のこの時間、ここに来てくれる?話があるんだ。
| 》ちゃんと人間の病院に行くんだよ… |
パーカー:当然だろ。あんたも、猫の腹は触らないようにな。
スカーレット:ほら、行こうパーカー、今は自分のことを心配して…
モフモフの期待
| いつもの場所で、パーカーとスカーレットに会った。彼らと野良猫の状況について話そう。 |
スカーレット:ああ…猫ちゃん、なんてかわいいの…
パーカー:うん 君もね
スカーレット:ん?
パーカー:別に何も…
(スカーレットと話す)
スカーレット:あ、来てくれると思ってたよ!
| 》彼の手の傷は大丈夫だった? |
| 》用事があるから、また後で |
スカーレット:ああ、いいぜ。ここで待ってるからな。
(会話終了)
パーカー:俺は大丈夫だよ。
父さんが動物病院をやってるから、この程度のかすり傷は慣れっこなんだ。
最近は風呂がちょっと面倒だけど…
スカーレット:お父さんに…怒られなかった?
パーカー:いや、そうでもないかな。というより、そいつはむしろ…
ああ、そんなことじゃなくて、大事なことを話そう。
大事な話があるから、わざわざここで待ってたんだろ?
スカーレット:ええ。でもその前に…謝らせて…
あっ、こんなに付き合ってもらったのに、まだ名前を知らなかったね。
| 》僕はアキラ。 |
スカーレット:私はスカーレット!それから、彼はパーカー。アキラ兄さん、ごめんね。
前はいつもあんたを避けてた…
もう避けないよ!あんたも私たちと同じくらい猫好きだよね!
| 》ああ、好きだよ |
| 》あの子がどこから来たのか気になる |
スカーレット:あの子とは古い友達なの。
近くの共生ホロウから逃げてきたみたいでね。
ずっと、あそこで餌をあげてたんだ。
スカーレット:共生ホロウがなくなれば、あの子たちは自分から元の街に戻るはずよ。
やっぱり、そこがあの子たちの家だから。
スカーレット:野良猫だと分かったし、念のため、あの子たちにワクチンを打つわ。
今はほとんど六分街で暮らしてるからね。
これで街の人たちも安心できると思う。
| 》ああ、それがいいだろうね |
パーカー:ワクチンの接種は、親父が手伝ってくれるって言ってたぜ。
費用も親父持ちでな。ただ、猫を集めるのは俺たちだけど。
| 》それに越したことはない! |
スカーレット:本当に?よかった!こんなに助けてもらうわけだし、
私も行動で返さなきゃ!猫集めは私に任せて。
缶詰代がいくらかかろうとも、全部集めてくるわ!
パーカー:じゃあ…場所を決めておくか。猫が集まりすぎると、住民に迷惑かも
しれないからな。この街は俺たちよりアキラ兄のほうが詳しいだろ?
どこに猫を集めたらいいと思う?
| 》通りの出口かな |
パーカー:よし、じゃあ夜になったら、通りに面した出口で会おう。
親父も呼んでおくよ。
| 》ホビーショップの向かいかな |
パーカー:よし、じゃあ夜になったら、ホビーショップの向こうで会おう。
親父も呼んでおくよ。
| 》だったら、うちの駐車場で |
パーカー:よし!じゃあ、夜になったらお前んちの駐車…って待った、
駐車場なんか持ってるのか?
| 》ビデオ屋の裏の駐車場だ |
スカーレット:ああ、あそこね。「Random Play」っていうビデオ屋さんでしょ!
…って、あそこってあなたのお店だったの?すごっ!
パーカー:じゃあ、それで決まりな。夜に駐車場で会おう。
親父も呼んでおくよ。
| 指定の場所に行こう |
|---|
| 時間だ。「ニャンコに不妊手術を受けてもらい隊」!出動! |
パーカーの父親:ほほう…いいな!
スカーレット:でしょ!みんないい子なのよ!
パーカーの父親:猫だけじゃない、全部だ!とってもいい!
パーカー:なに言ってんだよ、親父…
(パーカーの父親と話す)
パーカーの父親:さて…ちょっと診てみたが、2匹の猫に軽い口内炎がある以外、
何の問題もなさそうだ。この子たちを病院に連れて行って
ワクチンを打ったら、ついでに詳しく検査しよう。
パーカー:じゃあ、猫を病院に連れて行くのは俺が手伝うよ。
キャリーケースは用意したけど、一人じゃそんなに持てないだろ。
スカーレット:私も手伝う!
パーカーの父親:いやいや、私一人で十分さ。
そうだ!スカーレット、晩ごはんはまだだろう?
パーカーも腹を空かせてるはずだ。
とりあえず、どこかで食事でもしてきなさい。
猫のことは私に任せて、ね!
パーカー:は?親父…一緒にラーメン食っただろ?
腹なんて減ってねぇって。荷物持ちくらい…
パーカーの父親:荷物持ちなんてとんでもない!あんなラーメン、午後のおやつだろ。
腹など膨れるはずもない!君は・腹が・減っている!いいね!?
さ、早く行け!ほらほら!
スカーレット:うん、パーカーは私のせいで怪我もしてるし…行こうパーカー
今度は私がおごるわ!何が食べたい?遠慮しないで。
パーカーの父親:それはいかん!パーカーがおごりなさい!必ずパーカーがおごるんだ!
小遣いなら持ってるだろう。家を出るときにたくさんやったはずだ。
食事代だけでなく、映画を観るのも十分なほどに!
| 》お父さんの後押しがすごい… |
パーカーの父親:ああ、君がパーカーの言っていたお兄さんだね。
二人のために力を貸してくれたと息子から聞いているよ。ありがとう!
パーカー:アキラ兄は晩メシ食ったか?ちょうど親父から金も貰ったし…
パーカーの父親:食べたさ!アキラ兄はお腹がいっぱいなんだ!な、そうだろ?
| 》いい年して、その呼び方は… |
| 》た、食べた。超お腹いっぱい! |
パーカーの父親:とにかく、二人とも早く行きなさい。
これ以上遅くなると映画館…あ、いや、レストランが閉まってしまう!
私も猫の処置に集中しなければ!
| 》この後、猫たちはどうするの? |
パーカーの父親:ワクチン接種は絶対に必要ですが、避妊は…検査後に決めましょう。
全ての処置が終わったら、また彼らを街に放します。
誰かに引き取られるかどうかは、彼らの力量次第です。
パーカーの父親:ああ、今夜は診療所が賑やかになりそうだ、はっはっは~!
モフモフの新しい友達
| パーカーとスカーレットはいつもの場所にいるはず、彼らと話そう。うまくいったのなら、六分街にモフモフの新しい友達がたくさん増えるはずだ。 |
スカーレット:ああ…猫ちゃん、なんてかわいいの…
パーカー:うん 君もね
スカーレット:ん?
パーカー:別に何も…
(スカーレットと話す)
パーカー:よっ、アキラ兄。
スカーレット:アキラさんも猫を見に来たの?
| 》うん、ここには猫が沢山いるからね |
| 》用事があるからまた後で見に来るよ |
スカーレット:よし、猫と一緒にここで待ってるからな!
(会話終了)
パーカー:みんなワクチンを打ったから、安心して街を歩けるぜ。
これで引っ掻かれても問題ない。
スカーレット:そこは問題でしょ!引っ掻かれたら血が出るんだから…
あっ、そうだ。この猫を覚えてる?
| 》パーカーを引っ掻いた猫だね |
パーカー:父さんが検査をしてみて、妊娠していることがわかったんだ。
だからお腹を触られると抵抗するんだよ。
たぶんそのうちに、小さな子猫の群れが見られるはずだ。
スカーレット:わぁ、子猫ちゃん!
| 》子猫だ! |
| 》よかった |
パーカー:しばらく面倒を見てやらなきゃなダメみたいだな。
そうだ、名前をつけてやろっか?
スカーレット:名前かぁ…うーん…じゃあ「タプちゃん」で!
パーカー:ん?普通「クロ」とか「シロ」とか「福」とか、
そういう名前をつけるもんだろ…?
どっからそんな名前が出てきたんだ?
スカーレット:ふふっ、こうすればお腹を触っちゃダメだって注意喚起になるでしょ!
ね、「タプちゃん」!
パーカー:実際…ゆくゆくはお腹を触ることもできると思う。
それまでに十分な信頼を得られればだけど…
お、俺結構こういうの詳しいから…手伝うよ。
スカーレット:うん。じゃあ、「タプちゃん」と遊びたくなったら、一緒に来よう!
パーカー:あ…ああ!必ず!