都市依頼/記憶の欠片

Last-modified: 2025-10-11 (土) 21:20:14

記憶の欠片

協力者を探して、任務を完了しよう
依頼人と話そう
ホロウ内で依頼人を見つけよう

(混乱した男性と話す)
混乱した男性:付近…異常なし!若者が近付いて来る…普通の善良な市民と推測。

》依頼人というのは君かい?
》ホロウで探し物の依頼かい?

混乱した男性:協力者か、よし、待ったよ。
「竜舌蘭満月」:いいか、俺のことは…「竜舌蘭満月」と呼んでくれ。
        極秘任務を遂行中でな。

》極秘任務?
》防衛軍の人なのかい?

「竜舌蘭満月」:君は優れた防衛軍になれる素質があるな。
        そう、俺こそがエリー都を守る堅き盾、夜明けを見守る哨兵だ。
「竜舌蘭満月」:そして今、この地に詳しい勇敢な市民の協力が必要なのだ、
        君はラマニアンホロウに詳しいか?

》エリー都を…守る?
》まあ知ってると言えるな

「竜舌蘭満月」:よし、とても頼りになりそうな助っ人を見つけたようだな。
        では続いて任務概要についてだ。
「竜舌蘭満月」:以前ラマニアンホロウで重要な任務を遂行していた時に、
        想定外の事態が発生して…装備を一部失ったんだ。
「竜舌蘭満月」:装備をなくした場所はなんとなく浮かぶんだが、
        どう行けばいいか分からないんだ。
「竜舌蘭満月」:だから、ラマニアンホロウに詳しい君に
        協力者として手を貸してもらいたい。
「竜舌蘭満月」:以上が今回の任務内容だ、早急に失くした装備を見付けなければ。
        なにせ責務のある身だ、より重大な使命が俺を呼んでいる。
「竜舌蘭満月」:任務自体について他に疑問はあるか?

》具体的な場所はわかるのに…
》行き方がわからないのか?

「竜舌蘭満月」:これ以上は話せない、極秘任務を遂行中なんだ。
        それで協力者、この場所に心当たりはあるか?
「竜舌蘭満月」の説明を聞いて、大体どこだか分かった。
「竜舌蘭満月」:知ってるなら話は早いな。指定の場所で落ち合おう、解散!

依頼人が言っていた場所に行ってみよう。
依頼人が言っていた場所に行ってみよう。

(変な自走カーゴを調べる)
「竜舌蘭満月」:だんだんターゲットに近づいている気がする…

》見つけた
》ここだよな?

「竜舌蘭満月」:周りを偵察させてくれ…あっ!間違いない、この自走カーゴ…やったぞ。
「竜舌蘭満月」:感謝する、協力者よ。
        以前ここをキャンプ地にしてて、この自走カーゴがその証拠だ。
「竜舌蘭満月」:これらがあれば状況がはっきりして、任務を続行できるはずだ。

》状況がはっきり?

「竜舌蘭満月」:なんでもない、真相はすぐ明らかになる。
        俺の記憶が正しければ、この自走カーゴを開けさえすれば…
「竜舌蘭満月」:開け…開け!まずい、どうなってるんだ、なんで開かないんだ?
        記憶の中の暗証番号が間違ってるはずはないし、
        解錠成功って表示もされてるんだ。

》(エーテルの流れを観察する)
》(自走カーゴを調べる)

「竜舌蘭満月」:どうすれば…ここに留まるわけにはいかない、
        必ず…今すぐに駐屯地に戻らないと……
        みんな…みんな待ってるんだ、今すぐ前に進まなければ…
この自走カーゴには極めて重大な侵蝕の痕跡があり、
どうやら「竜舌蘭満月」はかなりひどい目に遭っていたようだ。
エーテルを調和させて、自走カーゴの解錠機能を修復しよう。
(エーテルシンクロ後)
「竜舌蘭満月」:もうすぐ答えがわかる…

》開いたよ
》解決した

「竜舌蘭満月」:開けられたのか?助かった!これで任務を続けられるぞ。

》いったい何があったんだい?

「竜舌蘭満月」:ああ…自走カーゴはもう見つかったことだし、
        関連する情報を隠す必要もないな。
「竜舌蘭満月」:実は…俺も自分がどんな任務を遂行しているのか、分かってないんだ。
「竜舌蘭満月」:要するに…記憶喪失なんだ。
「竜舌蘭満月」:ある日の夕暮れに、ふと衛非地区の砂浜で目を覚まして、
        頭ぐちゃぐちゃで自分がなぜそこにいたのか全くわからなかったんだ。
「竜舌蘭満月」:だけど、一つだけ深く脳裏に刻み込まれていたことがあって――
        俺は防衛軍の兵士で、ある任務を必ず遂行しなければならない…
        でも、その任務が何だったのかは思い出せなかった。
「竜舌蘭満月」:仲間がどこにいるのかも、
        任務をどんな方法で遂行すればいいのかも分からなかった。
        防衛軍に連絡する勇気もない、記録に残せない任務だからな。

》(選択的記憶喪失?)
》(偶然的記憶喪失?)

「竜舌蘭満月」:あと一つだけ覚えていたのは、不慮の事態に遭う前のキャンプ…
        つまりここには、俺のいろんな装備や私物が保管されているはずなんだ。
「竜舌蘭満月」:ここまで辿り着けば、きっと全部明らかになる。
「竜舌蘭満月」:だから飲茶仙の依頼ルートを使って協力者を探して、
        それで君を見つけたんだ…
        あれ、なんで飲茶仙の依頼ルートを知ってたんだ…
        俺衛非地区出身じゃなかったと思うんだけど?
「竜舌蘭満月」:事情はそんなもんだ、この自走カーゴの中身が一体何なのか
        一緒に見てみよう…特に君に報酬を払えるだけのディニーがあるかをな。

》なるほど、無一文だったのか

「竜舌蘭満月」:悪い…でもそれもしょうがなかったんだ。どれどれ、探してみよう…
「竜舌蘭満月」:毛布、水筒、腕時計、財布、探知機…あれ?おかしいな…俺の銃は?
「竜舌蘭満月」:どうなってるんだ?俺の銃と戦術ナイフは?それに予備のブーツも…
        みんなどこに消えたんだ?

》財布の中見てみないか?
》財布に身分証があるんじゃないか?

「竜舌蘭満月」:そうだ、財布。見てみよう。
「竜舌蘭満月」:これは…よかった、俺の身分証…あれ?
「竜舌蘭満月」:陳老四…ホロウ調査員、この陳老四って誰だ?なぜ俺にそっくりなんだ?
「竜舌蘭満月」:おかしいぞ…もしや場所を間違えたのか?
「竜舌蘭満月」:ああ、きっと場所を間違えたんだ、任務を遂行しに…
        そうだ、必ず任務を遂行しないと。

》でもパスワードを知っていたじゃないか
》自走カーゴを開けられてたぞ

「竜舌蘭満月」:確かに…自走カーゴのロックを解除できて、
        しかもパスワードが俺の誕生日で…
        身分証の陳老四の誕生日でもあった。
「竜舌蘭満月」:どうして…俺は一体誰なんだ?俺は「竜舌蘭満月」、防衛軍の兵士…
        必ず任務を遂行しなければ、任務を必ず遂行しなければ。
「竜舌蘭満月」:俺は防衛軍…だがなんで飲茶仙の依頼ルートを知っていたんだ?
        いつどこで知ったんだ?
「竜舌蘭満月」:そうだ、きっとそうだ…
        そう、陳老四は本当の名前じゃない、偽装用の身分なんだ…
        俺は「竜舌蘭満月」…
「竜舌蘭満月」:じゃあ俺の本当の名前は…なんだ?

》大丈夫かい?
》様子がおかしいみたいだけど…

「竜舌蘭満月」:大丈夫だ…俺は至って問題ない、
        ここは危険だ、市民の皆、速やかに避難してくれ…
「竜舌蘭満月」:俺のことは心配するな、
        俺にはまだ遂行しないといけない任務があるんだ。
        駅へ向かって順に避難するんだ。ここは俺に任せてくれ。
「竜舌蘭満月」:ここは…ホロウ、すぐにHIAの仮設拠点があるはずだから、
        そこで助けを求めるといい。俺は研究計画を進めないと。
「竜舌蘭満月」…陳老四は混乱に陥り、非常にまずい状況だった…まさか…

》(エーテルの流れを観察する)

やはり依頼人はひどい侵蝕を受けていた。
エーテルを調和させて、依頼人の症状を改善しよう。
(エーテルシンクロ後)
調和が終わると、依頼人はしばらく体を揺らしていたが、
足取りが徐々に安定していった。
頭を振ると、意識もはっきりしてきたようだ。
混乱した男性:俺は…頭がぐちゃぐちゃだ…君は…君は忘れちゃいけない…
混乱した男性:たくさんの記憶が頭に押し寄せてきて…
       調査報告書に、漢方茶の作り方に、値段交渉の話術に…
       まずい、こんな長い間窓開けっ放しじゃないか!
       俺って地元の人だったのか!

》これでどうだい?
》まだ「竜舌蘭満月」かい?

混乱した男性:俺は…なるほど…大体分かってきた。
陳老四:俺は「竜舌蘭満月」じゃない、それは錯乱した記憶だ。

》自分の現状を把握しているのかい?
》記憶が混乱しているのは?

陳老四:自走カーゴを確認させてくれ、
    ん…間違いないな、中に俺の研究記録がある。
陳老四:改めて自己紹介をすると、俺は陳老四、
    ホロウ調査協会の調査員だ。
陳老四:知ってるだろうけど、ラマニアンホロウのミアズマが
    最近ますます活性化してて、地域住民の生産活動に
    大きな影響を及ぼしている。
陳老四:俺がラマニアンホロウに来たのは、
    まさにミアズマの性質を調査するためだ。
陳老四:ミアズマにどんな特性があるのかできる限り調査したいんだ。
    どう消えて、人体にどんな影響を及ぼすのか、予防法はあるのか、
    はっきりさせたいんだ。
陳老四:一次情報を入手するために、俺から積極的に
    ミアズマに接触したはずだ。
陳老四:しかも運が悪いことに、調査の過程で接触したミアズマが
    さらに活性化して、俺は最終的には激しく侵蝕されてしまったんだ。
陳老四:どうしてだか落水して、衛非地区の浜辺まで波に流されて…
    生きてるなんて本当に運が良かった。
陳老四:自分がHIA調査員であることを忘れ、調査計画も忘れ、
    そして自分が防衛軍の兵士だと誤認した。
陳老四:でも、どうしてこんな間違った記憶が生まれたんだ?
    「竜舌蘭満月」なんて聞いたこともないのに…
陳老四:でもあの防衛軍の兵士としての記憶もあまりにもリアリティがあって、
    夢境のようだった。論理的には繋がらないのに…強い感情があるんだ。
陳老四:任務を執行しなければ…任務を完遂しなければ…
    任務を完遂できなければ何もかも終わりだ…
    体の中には今でさえこの感情が残ってるんだ。

》解悩水…
》ミアズマを摂取…

陳老四:え?ミアズマが俺に間違った記憶を流し込んだって?
陳老四:ミアズマに触れて記憶が呼び覚まされるって話は聞いたことあるけど、
    存在しない記憶まで見えるなんて…
陳老四:それとも、ミアズマには記憶と感情を混ぜ合わせる力があると言うのか?
    「竜舌蘭満月」は俺の幻想だったのか?
陳老四:これは災い転じて福となすってことでいいのか?
    よかった、研究に方向性が出来たよ。ありがとう、協力者。
陳老四:なくし物を見つけてくれた上に、命まで助けられたよ。
陳老四:もし俺の体や記憶に何か変化があったら、すぐに知らせよう。
    普段はどの辺りにいるんだ?

》適当観に来たらいい

陳老四:わかった、あの復興中の適当観のことだな。
    用事がなくたって覗いたりするよ。
    空いた時に茶でも飲もう!
陳老四:それと財布を漁って…これが報酬だ、感謝の気持ちを受け取ってくれ。
陳老四は依頼費を置いて、一人で去っていった。