零号ホロウ/旧都の落とし物/ホロウをかける夜

Last-modified: 2025-09-17 (水) 19:04:46

ホロウをかける夜

クエスト概要

都市伝説を信じた少女たちは、ホロウで危険と隣り合わせの冒険を始める。

旧都の落とし物

ポラロイド写真
大型犬のポラロイド写真。ややお年を召した犬のようだ。
写真の裏に手書きの筆跡があり、縁がにじんでいる――
「来世もうちの犬として生まれてきてくれる?最後まで一緒だよ」
ボタン
ごく普通の服のボタンに見えるもの。
新エリー都の男子高校生の間で流行っている制服の上着に、
こんなものが付いていた気がする。
ボタンにはうっすら「D.r」と書かれている。
ホロウ調査協会が発行した公文書
破れた書類。辛うじて文字が読み取れる。
「零号ホロウへ不法侵入した市民に対するホロウ調査協会の決定書」
「貴校の女子生徒2名に対し、早急にホロウ安全教育を再実施してください。
零号ホロウは新エリー都で最も危険なエリアです。
許可なく立ち入らないでください」

汎用音声データカード

リリィ:――ダーラ!
    やっぱあれ、本物のエーテリアスだよ!あたし初めて見た!!
ダーラ:ちょっと、揺らさないでよ!
    はあ、あなたの話なんかを信じて、ホロウに入った私がバカだった――!
リリィ:あたし!?あの噂を信じたのはあんたのほうでしょ――
    ちょっ、もっとゆっくり!落っこちちゃう!!
ダーラ:ゆっくり漕いでたら、エーテリアスに追い付かれるでしょ!
    まだ宝くじの結果は出てないんだから――
    その前にエーテリアスに食べられて死ぬなんて、ごめんだわ――!
リリィ:ダーラ、ダーラ
    あたしら、エーテリアスを振り切れたんじゃない!?
ダーラ:零号ホロウのど真ん中に…
    過去に戻れるクリスタルのゲートがあるって話…
    本当であってほしいわ。
リリィ:もし過去に戻れたらさ、
    あんたはきっと真っ先に宝くじ売り場に行くよね。
ダーラ:そんなズルしてまで当たりたくなんかない。
    宝くじに対する冒とくよ。幸運だって逃げちゃうわ。
リリィ:えー?ホントかなぁ~?
ダーラ:そう言うあなたは?過去に戻れたら何をするの?
    テストの日に戻って、数学が59点だった悲劇を回避するとか?
リリィ:えぇ?せっかく時をかける少女たちになれるのに、
    そんなちゃっちいことするの?
ダーラ:…あなたなら、やりかねないと思って。
リリィ:しないってば!…それはそうと、なんか意外だな。
    ダーラもこういう噂、信じるんだなって。
リリィ:あんたのことだから、てっきり――
    「今のホロウ研究じゃと~ゲートなどというのは巨大な水晶の固まりに
    すぎず~…時空移動などナンセンスじゃ~!」…って言うかと。
ダーラ:…なんでおじいさんの教授っぽいわけ?
リリィ:スマートで頼りがいのあるあんたを、忠実に表現したの!
リリィ:で?過去に戻れたら何するの?
ダーラ:あなたが先に言ってよ。
リリィ:やだ、あんたが先!
ダーラ:ちょっと、自転車を漕いであげてるのは私なのよ。
    タダ乗りしてるだけのあなたから言うのがスジでしょ。
リリィ:あたし、自転車漕いだことないんだからしょうがないじゃん…
    それに、キャロットをこっそり取ってきたのはあたしだよ!
ダーラ:私は言わないから。
リリィ:じゃあ、あたしも言わなーい。
ダーラ:ガキ。
リリィ:そっちこそ!
ダーラ:じゃあ…ゲートが見えて来たら、
    三、二、一で同時に言いましょ。それでいいでしょ?
リリィ:オッケー、女子に二言はないよ――
    って、ちょっと待って!前、下り坂――!きゃあ――!!!

クエスト

「ウーフのニューススタンド」の近くでサボっている少女を見つけよう
少女が授業をサボる理由を聞いてみよう…

リリィ:うわああ…
    どうしてサボったのがバレたの…
(リリィと話す)
リリィ:あたし、あんたを見たことあるよ!
    向かいのビデオ屋の店長でしょ!

》知っていたのか…

リリィ:コホン、何たって、あたしもニューススタンドの常連だからね…
    店長が毎日ウーフの世話をしてるのも知ってるよ~
リリィ:えっ!店長もいるんなら、ウーフの願いがかなうかも!
リリィ:ウーフは毎日ニューススタンドの番をしてるでしょ、
    だから他の犬と遊びに行くことができないの。
リリィ:でも、あたしは六分街の他の場所には詳しくないんだよね。
    店長、もし時間があったらニューススタンドまで犬を2匹ほど騙して…
    じゃなくて誘ってきてもらえないかな?
リリィ:犬たちのおやつとおもちゃは持ってきてるから!
    頼んだからね~!

》やってみるよ
六分街で他のワンちゃんを探そう
ウーフの仲間になれそうなワンちゃんを探そう!

リリィ:犬はホント、癒されるなぁ…

かわいい子犬:ワフッ!
(かわいい子犬と話す)
かわいい子犬:ワオ?
アキラ:(どうやって犬を騙せばいいんだろう?)

》チッチッチッ…
》チッチッチッ…

かわいい犬は「チッチッチッ」という音には無反応だ…
もう一回試してみよう!

》かわいいワンちゃんだね
》かわいいワンちゃんだね

かわいい子犬:ワン!ワンワン!ワンワンワン!
かわいい子犬は、
すっかり騙されてウーフのニューススタンドにやってきた!
(クエスト進行)

引き続き、六分街で他のワンちゃんを探そう
引き続き、ウーフの仲間になれそうなワンちゃんを探そう!

堂々とした子犬:ワンワン!
(堂々とした子犬と話す)
堂々とした子犬:ワン!
アキラ:(どうやって犬を騙せばいいんだろう?)

》世界一かわいいモフモフだ…
》世界一かわいいモフモフだ…

堂々とした子犬は褒められて喜んだが、
しっぽを振ると元の場所に座り直し、動こうとしない…
もう一回試してみよう!

》手伝ってくれるいい子はいるかな?
》手伝ってくれるいい子はいるかな?

堂々とした子犬:ワン!ワンワン!ワンワンワン!
堂々とした子犬は心優しい犬だった!力を貸してほしいと聞いて、
一緒にニューススタンドへと来てくれた。
(クエスト進行)

ニューススタンドに戻って、リリィと話そう
ワンちゃん仲間のチームができた。
ニューススタンドに戻ってリリィに教えよう。

(リリィと話す)
この時、ニューススタンドには客がいなかった。
ウーフは外で2匹の犬としばらく楽しげに遊んでいた…
リリィがおやつを与えると、犬たちはお腹いっぱい食べた後に去っていき、
ウーフもニューススタンドに戻った…
リリィ:ワンちゃんたちが楽しそうでよかった。
    エンちゃんがまだいたら、しょっちゅう連れて来て、
    ウーフと遊ばせてあげたのにな。

》エンちゃん?

リリィ:エンちゃんはあたしの犬よ!
    あたしが物心ついたときから、エンちゃんはずっと一緒だったの。
リリィ:まだ覚えてるわ。初めて友達と長距離旅行に行って、
    二日ぶりに家に帰った時、エンちゃんが逃げたってお母さんが言ったの。
    すごく心配して、あちこち探したわ。
リリィ:やっと見つけた時、エンちゃんは怒っているみたいで、
    あたしに向かってワンワン吠えて、触らせてくれなかった。
    あたしとエンちゃんは一日中すねてたわ。
リリィ:後でお母さんが言ったんだけど、エンちゃんからすれば、
    あたしの方が先にいなくなったんだろうって。
    エンちゃんはあたしと離れたことがなかったから、
    あたしが迷子になったと思って探しに出たのかもって。
リリィ:だからそれ以来、毎回出かける前に、
    いつ帰ってくるかをエンちゃんに伝えるようにしたの。
    エンちゃんは完全に理解しているみたいだった。
リリィ:でも、エンちゃんはどんどん年を取って、おそらくボケてきたのね。
    あたしが家を出ると、一日中ドアの前で待つようになったわ。
    エンちゃんが亡くなるその日までずっと…
リリィ:そういえば、零号ホロウには巨大なクリスタルのゲートがあって、
    扉を通ると、過去のある時点に戻れるって聞いたことがあるんだ。
リリィ:エンちゃんがいなくなったあの日に戻れたらな…
    あたしは絶対外出しないで、エンちゃんのそばについてるのに。
    せめて…あの子が最後の瞬間に、あたしを待たなくていいようにするよ。

》クリスタルのゲートは見た?

リリィ:全然!しかもその時、あたしとダーラは
    すごく怖いものに出くわして、もうダメかと思ったわ。
リリィ:運よく調査員があたしたちを発見して、連れ戻してくれたの。
    帰ってきた後、誰があたしたちをそこに連れて行ったのかを
    ずっと聞かれたけど…
リリィ:自分で自転車に乗って入ったって言ったら、
    彼らは全然信じてくれなかったわ!
リリィ:でもダーラ…ああ、一緒に入った友達なんだけど、
    今でも怖がっていて、もう絶対にホロウには近づかないって言ってるんだ。

》後から怖くなったりしないのかい?

リリィ:あたし?あたしはどっちかっていうと…
    帰ってきてからの学校や協会、それから両親の小言と
    果てしない反省文の方がよっぽど怖かったかな…
リリィ:あれを二度と経験しないためにも、もうホロウには行かないよ!
リリィ:それに、今日ウーフが友達と遊んでるのを見て、ほっとしたんだ…
    これで授業をサボる必要がなくなるな~。
(会話終了後)
リリィ:わぁ…犬たちだ!
かわいい子犬:ウ~
堂々とした子犬:ワンワン!
リリィ:もう一枚、ワンワンの写真を撮ったら家に帰る…

クエスト後都市会話

リリィ:……
(リリィと話す)
リリィ:あ、奇遇だね!

》これ、君のかい?

少女はあなたが零号ホロウで拾った写真を受け取った。
リリィ:え…あなた…
リリィ:この写真をもう一度見られるなんて思わなかった…ありがとう、ありがとう…
少女の声に少し嗚咽が混じった。

》これは君の犬かい?

リリィ:うん、あたしのエンちゃん。
    物心ついたころから、エンちゃんはずっとあたしと一緒にいてくれたの。
リリィ:まだ覚えてる。友達と初めて長距離旅行をして2日家に戻らなかった時、
    家に帰ったら、ママからエンちゃんが逃げたって言われて、
    急いであちこち探し回ったの。
リリィ:見つけた時にはすごい怒ってて、私に向かってワンワン吼えて、
    全然撫でさせてくれなかった。
リリィ:その後、あたしもエンちゃんも一日中意地になってたなぁ。
リリィ:後でママが言ったのは、きっとエンちゃんから見れば、
    先にいなくなったのはあたしの方で、
    だって今までずっと離れたことがなかったから…
    だからあたしが迷子になったと思って、探しに行ったんだろうって。
リリィ:だからそれ以来、あたしは出かける前にいつ帰ってくるか
    エンちゃんに教えるようになったの。
    エンちゃんもちゃんと理解してくれたみたい。
リリィ:でも、歳を取るにつれてたぶんボケちゃって、
    エンちゃんはあたしが家を出ると、
    いつも家の前で一日中座って待っているようになったんだ。
リリィ:それはずっと、エンちゃんがあの世に旅立つ日まで…

》それは君が零号ホロウに行くことと関係があるのかい?

リリィ:前に聞いたんだけど、零号ホロウには巨大なクリスタルのゲートがあって、
    過去のある時点にタイムスリップできるんだって。
リリィ:あたしはあの日に戻りたい、少なくとも…
    エンちゃんが最期の瞬間、
    あたしを待っていなくてもいいようにしてあげたい。
リリィ:私がそばにいれば、きっと安心して旅立てるでしょ。
リリィ:…結局、クリスタルのゲートっていうのは見つからなかったけど。

》零号ホロウは危険だ…
》無事に帰ってこれてラッキーだった

リリィ:あの時、ダーラと私は恐ろしいものに遭遇して、もうおしまいだと思ったの。
リリィ:でも、運よく調査員に見つけてもらって、なんとか帰れたんだ。
    帰ってからずっと、誰にホロウに連れて行かれたのか聞かれたんだけど…
リリィ:自分たちで自転車で入ったって言っても、誰も信じてくれなかったの!
リリィ:でもダーラは…あ、一緒に入ってくれた友達ね。
    あの子は今も怖がってて、二度とホロウに近づきたくないなんて言ってるの。

》君は怖くないの?

リリィ:私?それよりも…帰ってきてからの学校と、協会と、親からの小言と、
    エンドレスな始末書の方が怖かったよ…
リリィ:あれを二度と経験しないためにも、私はもうホロウには行かない!
リリィ:あっ!!もうこんな時間!親が帰宅する前に家に帰らなきゃ!
    私、まだ外出禁止中なの…こっそり出てきたのがバレたら、
    禁止期間がまた延びちゃう。
(会話終了後)
リリィ:エンちゃんを取り戻してくれて、ありがとね…

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