零号ホロウ/旧都の落とし物/測定器

Last-modified: 2025-09-17 (水) 22:38:09

測定器

クエスト概要

零号ホロウがゼンレス限界を迎えようとする一歩手前、共生ホロウの発生を回避するため、鎮圧小隊が派遣された。

旧都の落とし物

ゼンレス限界測定器
壊れたゼンレス限界測定器。
その針は赤いラインのギリギリ手前で止まっている。
これは幸いにも、当時のエーテル活性が
ゼンレス限界に達しなかったことを意味しており、
そうでなければ今ごろ
新エリー都にはもう一つホロウがあっただろう。
銃弾
リボルバー用弾丸の薬莢。底部の刻印を見る限り、軍のもの。
廃棄されたらしく、使用した形跡はない。
「枯渇病」侵蝕サンプル
特殊な形をした「枯渇病」の侵蝕サンプル。分析の結果、
このエーテル結晶は、人為的にエーテリアスの体から
切り取られたものであるが故に、このような形になった。
…かつて全力で戦った勇者に、敬意を。

汎用音声データカード

長官:…数値はまだ上がってるのか?
???:この3時間で、12.8%まで上昇しました。
    もし増加速度を維持したまま上昇を続けた場合、
    36時間以内にゼンレス限界に達すると予測されます。
長官:各小隊に通達。1時間以内に零号ホロウに突入し、
   活動エーテル体を可能な限り潰して回るぞ。
???:…しかし、ここ2日間の行動で、こちら側には甚大な損耗が出ています。
    武装の補給もまだ途上で、到着までは6時間ほどかかるかと。
長官:現状ある武装では、
   一個小隊の突入にすら耐えないと言うのか?
???:いけないこともありませんが…
    一個小隊では、エーテル活性の増加速度を抑えるのがせいぜいです。
    共生ホロウの発生を阻止するには至りません。
長官:だが、この6時間の間にエーテル活性が爆発的に上昇しない
   という保証はないのだ。そんな可能性に賭ける訳にはいかない。
長官:増加速度を抑えられるだけでも十分だ。
   これ以上、新たな共生ホロウを増やすわけにはいかん。
???:現在は活性の上昇期にあります。零号ホロウ内の活性エーテルの量
    と強度を、精密かつリアルタイムに予測することは困難です。
    侵蝕されるリスクも通常より大きく、危険で――
長官:我々は新エリー都最強の防衛ラインだ。
   我が隊員が侵蝕され、エーテリアスに変異するなどということは
   絶対にあってはならん。
???:長官!
長官:一個小隊を選抜して先遣隊とする。
   それから…通常兵装とは別に、各員に一発ずつ銃弾を支給する。
長官:行け。そのように命令を出すんだ。
???:…了解しました、長官。


カーミィ:ジェロくん、A3トレーニングルームにエナドリを取りに行ってくれない?
ジェロ:カーミィ先輩…あんたがたは、また俺をからかおうっていうんですか?
カーミィ:違うってば…私たちは新米隊員をいじめるような嫌な大人じゃないよ。
ジェロ:ニンジンにはエーテル適性を高める効果があるって嘘をついたり、
    俺が酒に酔ってフラフラしてるところをこっそり録画したり、
    夜中に巡回してる時に後ろからホラーな効果音を流したり、
    抜き打ち検査とか言って寮まで押しかけてきたりしなかったら、
    あんたがたを信じてもいいんですけどね…
カーミィ:えぇ?寮にまで突撃されたの?ひょっとして、
     ジェロくんってば、部屋にアレとかコレとか隠してたんじゃ…
ジェロ:コホン…カーミィ先輩!
カーミィ:分かった、分かったってば。
     でも本当に、ジェロくんをからかうつもりなんてないの。
     A3は遠すぎるし、私は先日の傷が癒えきってない。分かるでしょ…?
カーミィ:ジェロくぅん――
ジェロ:行きますよ、行けばいいんでしょ!
カーミィ:隊長、ジェロくんはA3トレーニングルームに向かいました。
     20分は戻ってこないでしょう。
カーミィ:…せめてあの子に…まあいいでしょう、
     ジェロくんはまだ隊員候補生です。
     そのおかげで、彼の分の弾丸はありませんから。
カーミィ:私は傷口を処理してから、あなたたちと合流します。
ジェロ:ああもう…マジで付き合いきれねぇ。
    先輩たちはどうしてあんなに人をいじるのが好きなんだ?
    華々しい戦績を上げ続けてる小隊だって聞いたから、
    あんだけ頑張って入ったのに…
ジェロ:ふぅ…さすがに、ドアを開けたとたんに
    バケツの水がバシャーッ、なんてことはないよな…
    こんなにビクビクしなきゃならない成人式は勘弁してほしいぜ…
ジェロ:…これは…
ジェロ:さぁ、先輩たち、出てきてください。
    隠れても無駄ですよ、今日の俺は意地でも驚いたりしません。
ジェロ:バディ?…マルロス?…デリー?
長官:おまえは誰だ?ここで何を探している?
ジェロ:…あ…いえ、長官殿!自分はWADE小隊の隊員候補生のジェロであります!
長官:WADE小隊の隊員候補生?
ジェロ:はい!
長官:今日は寮に戻って荷物をまとめておけ。
   明日、おまえを新たな小隊に派遣する。
ジェロ:いえ、自分はずっとWADE小隊の隊員候補生として
    訓練を受けてきました。自分が成人になり、試験に合格した暁には、
    正式に小隊に配属してもらえると、入隊前に約束してもらっております。
長官:WADE小隊は任務に出た。しばらく戻らん。
ジェロ:ですが、それなら自分も…
長官:新人、質問が多いぞ。寮を引き払い、明日は新たな小隊で着任報告を行え。

クエスト

ジェロと話そう
退役当日に、ジェロ長官に心残りがないか聞いてみよう…

ジェロ:今日が最後の一日か…
(ジェロと話す)
ジェロ:先程、レイと話しているのを見かけました。
    あなたが新しく来ると言われていた調査員の方ですか?

》そんな感じかな

ジェロ:やる気満々ですね、素晴らしい!
ジェロ:自分がもっと若ければ、より多くの若者たちのホロウ調査を
    護衛できるのですが…残念ながら、この体ではもう零号ホロウでの
    戦闘に耐えられそうにありません。
ジェロ:ついに、先輩たちへ別れを告げる機会さえもなく…

》何か手伝えることは?

ジェロ:では、もしも今日ホロウに入るのなら、
    少し手伝ってもらえませんか?
ジェロ:栄誉の象徴であるこの勲章を、
    この手で零号ホロウの先輩方の眠る場所にそなえたいのです。
ジェロ:自分が何年もやってきたことが、
    彼らの優しさを裏切っていなければいいのですが…
ジェロ:戦えないとはいえ、足を引っ張るつもりはありません。
    あなたが出発する際に共に行かせてください。
ジェロ:よろしく頼みますよ。

[作戦]測定器
場所:零号ホロウ
目標:ジェロを先輩たちが眠る場所まで送り届けよう
ジェロを先輩たちが眠る場所まで送り届けよう
防衛軍の栄誉を象徴する勲章。
それをウェイド小隊の先輩たちが眠る場所にそなえるため、
ジェロをホロウ内の指定の場所まで送り届けよう。

ジェロ:出発の準備はできましたか?
(依頼開始)
Fairy:目標エリアはすぐ目の前です
Fairy:前方にエーテリアスが出没中、
   ジェロ様の安全をお守りください
(2エリア戦闘後移動中)
ジェロ:すまない、少し待っててもらえるか?
ジェロ:零号ホロウは…昔の姿のままですね。
(ジェロと話す)
ジェロ:ここのエーテル活性が高すぎるせいでしょう、
    過去に侵蝕された傷跡が再び痛み出しましてね…
ジェロ:あなたは先に目的地に進んでください。俺は後から追い付きます。

》本当に大丈夫かい?
》ここは危険な場所だ…

ジェロ:ははは、防衛軍を甘く見ないでください。
    退役した老兵とはいえ、最低限ホロウ内で
    自分の身を守ることくらいはできますよ。
ジェロ:ですから、早く行ってください。
    後から合流しますから。
(会話終了後)
ジェロ:心配は無用だ、俺に構わず進んでくれ
(タナトス・蓄エネ型戦闘後)
ジェロ:エーテリアスが逃げた、俺が追う!
(ジェロと話す)
ジェロ:先の戦闘でエーテリアスが落とした結晶中に
    イヤリングが包まれていました…
ジェロ:すでに侵蝕されて形は崩れていますが、
    先輩のものです…自分には分かります。
ジェロ:恥ずかしいですね……
    あなたのような頼れる後輩に守られて、
    やっとここまで来れた自分を、先輩は笑うでしょうか。
ジェロ:後輩、最後の一撃は任せてもらえませんか?
    自分自身の手で決着をつけたいのです。

》そういうことなら
》ああ…

ジェロは銃を上げた体勢のまま震えていたが、
エーテリアスに向かって最後の引き金を引いた…

ジェロ:先輩…
(ジェロと話す)
ジェロ:これも先輩の敵討ちのようなものですね…

》えっ、敵討ち?
》あのエーテリアスが先輩なんじゃ…

ジェロ:何やら誤解されている様子…自分の言い方が悪かったですね。
    しかし、先に先輩たちと最後の別れをすませるので、少々お待ちを。
ジェロは見るからに重そうな勲章を取り出すと、指先で何度か表面をなぞる。
そして厳かにそれを置いた。

沈黙の別れか、それとも手放すことへの安堵感なのか…
ジェロ:あのエーテリアスは先輩ではありません。
    あの時、所属していた先輩たちは、自らがエーテリアスになって
    ホロウの養分になることを良しとしませんでしたから。
ジェロ:笑われても構いませんが、もう何年も経つというのに、
    未だに成人になった誕生日のことを思い出すのです。
ジェロ:あの時、ホロウの活性がゼンレス限界を越えそうでした。
    覚えているのはホロウ活性の抑制のため、
    いくつもの小隊が次々とホロウに投入され
    エーテリアスを倒し続けていたということだけです。
ジェロ:自分は当時ウェイド小隊の隊員候補生で、
    先輩たちの手伝いをすることしかできませんでした。
    誕生日を迎えて成人したら正式メンバーになるはずでした…
ジェロ:ですが誕生日の当日、先輩たちは達成不可能な任務を与えられました。
    彼らは、行ったら最後、生きて帰れないことを知っていたんです。
ジェロ:任務の内容は、「ウェイド小隊の正式メンバーはこの任務を遂行し、
    一人一発の銃弾を受け、最後の瞬間であってもエーテリアスになることは
    許されない」というものでした。
ジェロ:当時は何も知りませんでした。先輩たちは…
    成人になったばかりの自分が、ホロウで命を散らすことだけは
    阻止しようと、自分をウェイド小隊から異動させたのです。
ジェロ:長い歳月が過ぎ、ウェイド小隊は忘れ去られました。
    しかし、自分のすべての栄光と勲章はウェイド小隊と
    共にあることを、この身が朽ちても忘れません。
(依頼終了後)

ジェロと別れを告げよう
ジェロの依頼を達成できた。彼に別れを告げよう…

ジェロ:ホロウめ、ふぅ…
(ジェロと話す)
ジェロ:最後の日に、あなたのような優秀な後輩と当時のことを語り合う
    機会があるとは、これも何かの巡りあわせですね…
ジェロ:新エリー都のホロウが、
    このまま安定していてくれることを願っていますよ。
    もうホロウが現れなければ、これ以上の犠牲者も出なくなるかもしれません…
ジェロ:クッ…ホロウを飯の種にして、最後に名誉除隊となる者が
    こんなこと言う資格なんて…
ジェロ:もう遅いですし、あと少ししたら帰りましょう。
    今日は手間をおかけしました。

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