3Dプリンター銃

Last-modified: 2025-06-07 (土) 18:32:00

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3Dプリンター銃の一種である拳銃「リベレーター」(※1)

概説

3Dプリンター銃とは、その名の通り3Dプリンターによって製造された銃器のことである。いわゆるジップ・ガンの一種。「3Dプリント銃」「3Dプリンターガン」とも。
 
日本のように銃規制の厳しい国では銃の所持が難しく、製造も禁止されている。かの地下鉄サリン事件を起こした某カルト宗教団体が工場を使ってまでAK-74のコピーを試みたのに粗悪品が出来上がった辺り、銃器製造が禁止されている以前に難しいことであるのは容易に想像がつくだろう。しかし現代においては3Dプリンターを使うことで、製造のハードルが若干下がりつつある。3Dプリンターは(性能に目をつむれば)今や一般家庭でも入手可能な価格帯のものも多くあり、海外では銃器部品を3Dプリンターで製造する事例も数多い。
 
現代では3Dプリンター銃が実際の戦場で使用されるケースも増えつつあり、2021年から軍事クーデターが起きたミャンマーでは、民主派勢力が3Dプリンターで大半の部品を製造した自動小銃「FGC-9」(9×19mm拳銃弾を使用)を使っている事例もある。「FGC-9」の3Dモデルはインターネット上で公開されており、またそれ以外にも「リベレーター」など多数の3Dモデルが公開されているので、仮に貴方が3Dプリンター銃を製造するとした場合、海外サイトから3Dモデルのファイルをダウンロードすることになるだろう。
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FGC-9(※2)

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FGC-9の改良版「FGC-9 MKII」(※3)
 

製造

先に記述したように、インターネット上で公開されている3Dモデルをダウンロードして製造することになると考えられる。
 
で、製造は違法じゃないのかって?
A.違法です。
さっきも言いましたが日本国内では銃器製造は認められていません。3Dプリンター銃でも製造すれば銃刀法違反で警察にしょっぴかれます。現に2014年には3Dプリンター銃を自作した日本の大学職員が逮捕されている「3Dプリンター銃製造事件」という事案も起きてますし……(3Dプリンター銃の存在が日本で話題となった切っ掛けの事件です)。ゾンビ災害中みたいなよっぽどの理由がない限り、即逮捕されるでしょう。ここでも具体的にどこで3Dプリンター銃の3Dモデルが公開されているかとか言えません。まぁWikipediaにサイトのリンクが載ってたりはするが。
 
また仮に製造するとして、3Dプリンターの性能やフィラメントの強度が微妙だと粗悪品しか出来ない恐れがある。強度が微妙なものを使用した場合、発砲の衝撃に耐えられず、内側から破裂して大ケガを負う危険性がある。さらに銃身や撃針など一部パーツは3Dプリンターだけでは製造できない場合もある。まぁ個人でも頑張れば製造できなくはないよ、ということだけ。しかし銃弾に至ってはどう頑張っても3Dプリンターで自作できない。銃弾そのものが日本では入手難易度が非常に高く、銃弾があるなら銃本体も入手できる状況の可能性が高いので、自作する意味はそこまで無い。
 
ただゾンビモノの創作に登場させるのだとしたら結構面白いのではなかろうか。工場や大学などのそれなりに高度な3Dプリンターを所有するグループの武器として登場させたりするのは良いかもしれない。貴方がもしゾンビの出る漫画や小説でも作っているのなら、是非ご一考を。

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出典

※1 出典:ウィキメディア・コモンズ XP002.jpg©Kamenev クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:XP002.jpg
※2 出典:ウィキメディア・コモンズ JStark1809s_FGC-9_MkI_Protoype_Left_Side.png©JStark1809 / Deterrence Dispensed クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JStark1809s_FGC-9_MkI_Protoype_Left_Side.png
※3 出典:ウィキメディア・コモンズ FGC-9_MKII_Stingray.png©hotsauce クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:FGC-9_MKII_Stingray.png