公式が無料で配布、配信しているカード(紙、またはデータ)。
Z/Xの売りの一つで、「無料で始められるカードゲーム」のキャッチコピーはここから来ている。
他のカードゲームでも見受けられるが、Z/Xのフリーカードの特徴はこのカードを使っての公認大会の出場が許可されていることだろう。
使用方法は切り取ったフリーカードをカード等台紙と共にスリーブに入れ、一目でフリーカードとわからない状態にすればOK。
このとき、キャラクタースリーブ等の裏面が完全に隠れるスリーブを利用するのが望ましい。
仮に大会で使用した場合、マーク(目印)付けとして参加不可能になる危険がある。
レアリティが「F」になっており、コピーすることも許可されている。
入手方法は「フリーカード冊子」としてカードショップ等に置いてある物を手に取るか、Z/Xの公式ページからPDFデータをダウンロードして印刷する。
過去には「Vジャンプ」の付録として配布されたこともあった。
注意:コピーすることができるのはレアリティが「F」のカードのみです!
先行収録なので効果が変わらないカードもありますが、レアリティが「F」のカード以外はコピーしてはいけません!
主にブースターパックの新弾発売予告後に、その新弾のカードをいくつか先行収録して配布される。
2016年11月現在でも絶えることなく配布されているのでカードプールは増えていくと思われるが、紅蓮の忍からはフリーカードの使用自体に期限が設けられたため、実質的には打ち止めに近い状態だろう。
性能は基本的に製品版の1段階下だが、製品版と同等のデザインとなっているカードも存在する。
紅焔の魔獣&黒闇の幽鬼以降は期間限定ながら製品版と同等の効果を発揮するカードも登場し、より製品版に近い性能となった。
プレイヤーカードも順次配布されているので、持っていない場合はここから手に入れるのもよい。
期間限定とはいえ新弾のカードが先行収録されるので、資金が無い初心者だけではなく、玄人も愛用することが多い。
Z/X公式が推奨していることもあり、フリーカードだからと無下にされることも少ない。
ただし、能力の有効期限やカードの使用期限はきちんと守ろう。
- 基本的には製品版を持っているなら不要になるものがほとんどだが、中にはシティガード フェクダのように、製品版にはない独自のデザインとなっているカードも存在する。
- フレーバーテキスト部分に使用期限が書かれている場合、その期日を越えてそのカードを使用することはできない。
- 効果のテキストに
この能力はXXXX年XX月XX日まで有効である。
といったような能力の有効期限が書かれている場合、その期日を越えるとその能力は無効になり、プレイすることもできなくなる。
ただし、能力がプレイできないだけで、カードそのものは使うことができる。
また、全ての能力が有効期限を過ぎていても「能力を持たないカード」としては扱わないため注意。- 記述が上記した物に統一され、効果の最後に書かれる形となったのは戦神の抱擁&天界の光鎚以降*1。
能力の有効期限が初登場した紅焔の魔獣&黒闇の幽鬼から「Z/X」特製スタートカードシートまでは異なる形で書かれていた。
具体的には、自動能力と常在能力は効果のテキストが「XXXX年XX月XX日日まで、~」と、有効期限から始まっている。
起動能力は戦神の抱擁&天界の光鎚以降とほぼ同じ形だが、「~まで使用できる。」や「~までプレイできる。」と書かれており、能力全般に適用できる形ではなかった。 - 2016年11月現在、能力の有効期限が最後に使われたのは陽気な洋館と醒竜天使 白羊のマルキダエル。
- 記述が上記した物に統一され、効果の最後に書かれる形となったのは戦神の抱擁&天界の光鎚以降*1。