バーチャルさん☆

Last-modified: 2024-04-04 (木) 12:53:11

ニコニコチャンネル

概要

正式名称は『バーチャルさんはみている』(2019年1月9日~2019年3月27日)。
地上波放送、並びに各種配信サイトで配信されている2019年冬アニメ。
Vtuberによるオムニバス形式の番組という、これまでのVtuberブームの集大成とも言える一大企画として発表されたアニメである。
ただし、ファンの間でもこの企画には難色を示す声は多く、元々Vtuberそのものに難色を示してた人々からは開始前から冷笑される始末であった*1
そして実際に始まると、その不安を裏切らない粗末な内容から「遊戯会」という意見も多く聞かれ、界隈に限らず大きな話題を呼んだ。
「平成最後のクソアニメ」とも言われていたが、同期の『けものフレンズ2』に押されそう呼ばれることは少ない。
淫夢系の方でも金のかかったクッキー☆の再来とばかりに「ホモと見る公式クッキー☆」などと揶揄され、弄られることとなった。
その性質上、出演者に炎上経験者がかなり多い(現在は鎮火してはいるが)。

しかし、ニコニコのクッキー☆界隈ではそれ以上話題が続くこともなくすぐに流されていった。
ところがクッキー☆実況スレではそれまで新SKRではないかと疑惑が持たれていた猫宮ひなたが主演という事で注目され、その苦行に丁度いい内容から番組が配信される度に実況されるようになった。
猫宮ひなた佐倉杏説は結局疑惑で終わってしまったのだが、その後登場したシスター・クレアがクソ猫であると判明すると今度はそこを中心に親等を繋げられるようになり、結局受け入れられることとなった。

登場キャラクター

※ゲーム部プロジェクトの4人については、2019/9/5現在Youtubeチャンネルで活動している声優と本作での声優は異なっているので注意。
ピーナッツくん?
風見涼?
桜樹みりあ?
シスター・クレア
鈴木ヒナ?
田中ヒメ
月ノ美兎?
電脳少女シロ?
ときのそら?
道明寺晴翔?
猫宮ひなた
ばあちゃる?
小林幸子?
バーチャルゴリラ?
富士葵?
ミライアカリ?
ヤミクモケリン?
ユニティちゃん?
夢咲楓?
家長むぎ?
エルフのえる?
カルロ・ピノ?
北上双葉?
剣持刀也
金剛いろは?
静凛?
届木ウカ?
樋口楓?
もちひよこ?
物述有栖?

金のかかったクッキー☆論争とその後

クソアニメのレッテルを貼られた宿命として、これこそが金のかかったクッキー☆ではないかと主張する輩が湧くこととなった。しかし既に金ク☆=艦これ一期のイメージが固まっていたこともあり、結局そう主張していた部外者やクッキー☆厨はいつも通りすぐに否定されて追い出されてしまった。
その直後、今度はけものフレンズ2を推す輩が湧くこととなり、バーチャルさん☆の話題はすぐそれに押し流され例のアレ関係では「けもフレ2」をネタにするようになっていく。

元々本作放送以前の金ク☆こと艦これ1期放送の2015年以降、例のアレ界隈では淫夢自体のネタ枯渇の影響とそれにより「ホモ見るシリーズ」など他ジャンル切り抜きが軸になった事により「異世界オルガ」を始めとした「クソアニメをネタにし叩いて玩具にしてもよい」という風潮が強くなり、本作や上記のけもフレシリーズなどネタにされる大きな要因となっていた。ただ二次創作絵師などを始めとした同人界隈の問題や恒心教など影響で比較的意見が統一していた艦これの時とは異なり、「アニメタグでやるはずの内容で淫夢本編と関係ないネタ」という点や単純な再生数稼ぎでありクソアニメという点など元々賛否が分かれやすい事もありこの風潮を嫌う淫夢民も少なくなかった*2

後に「けもフレ2」では過激すぎるアンチの活動や陰謀論などでいかに例のアレといえどもあまりにも度が過ぎた暴走だったため実質黒歴史化、また淫夢民を始めとした例のアレ関係のユーザーの一部層が「FGO」「ウマ娘」など作品自体やその同人作家などを叩くアンチ民化し変質し各ジャンル同士の派閥争いへと変化、上記の通り淫夢自体の衰退による切り抜き系の没落によりクソアニメネタを扱う風潮自体が下火化した事により、金ク論争自体も消えてしまった。
またVtuberネタ自体もこの番組放送後に起きた数々の炎上事件により印象が悪化した為、スキャンダル追及やvtuber自体を叩く路線に大きく変貌を遂げることになる。

実況での扱い

新SKRが声優であると言われていた猫宮ひなたの存在から実況対象とされた。結局それ自体は疑惑に終わってしまったが、その後クソ猫が演じるシスター・クレアの登場により受け入れられることとなった。
定期的に供給される苦行という相性の良さもあって2019年の実況スレを盛り上げる大きな話題の一つとなった。
また、これをきっかけにバーチャルさん☆に出演したかどうかに関わらず、様々なVtuberが紐付けされていき、多くのVtuberが実況対象にされることとなった。
全体的に主流なVtuberよりも、人気の低い(嫌われ者ではない)Vtuberが好まれる傾向にある。

CTV☆での扱い

放送開始の2019年1月頃から実況対象として含まれるのかという事がよく議論になった。意見は分かれるものの、ひとたび受け入れれば「これが受け入れられるならVtuberだからという理由で他の無数にあるVtuber動画も受け入れなければおかしい」という論調が強まり、現在までおこめ、万楽えね、佐倉杏、パトリシアなど「クッキー作品に過去に出演してからVtuberになった例」以外のVtuberは受け入れられておらず、多用されるネタもほぼ存在しない。
議論自体は結論が出たわけではなく、たまに掲示板やdiscordで蒸し返されているが、その都度上記の理論であしらわれている。

ひたすら動画を上げ続けるという活動方式上Vtuber1人につき莫大な量の動画が存在するため、仮に受け入れたとするとプレイリストの約半分がVtuberで埋まるという意見もあり、実際に佐倉杏などの実況動画が長尺すぎると揉める機会が多い。ク☆実と違いCTV☆は4択ランダム投票を採用しているため、仮に受け入れたとすると4択全てがクッキー☆とほぼ関係のないVtuber、などという状況に陥りかねないため、これを危惧する声もあった。

なお、Cytubeには2017年から既に「Vtuber総合チャンネル」(動画数4000)という言わばVtuber版CTV☆のようなチャンネルが存在していた。
現在では「バーチャルYouTuber垂れ流し会場」(動画数1100)という後継チャンネルが整備され、そこそこの数の視聴者により円滑な運営が為されている。
このため、「Vtuberを実況したいのならわざわざCTV☆に動画を入れるのではなくそちらで楽しめば良い」という主張を掲げる実況者も存在する。

1話が1度だけ流されたことがあると言われている。

コメント


*1 最も今ほどスキャンダルが多発していたわけではなかったので嫌悪感自体は今ほどではない
*2 淫夢民内でも作品ファンがおりアンチにしても「ネタ扱いせずきちんと評価する」「もっとクソな内容なアニメはある」など必ずしも賛同する者ばかりではなかった。また作品内の対立煽りや対象作品ファンを馬鹿にするなど風評被害と関係ない所謂「荒らし屋」として暴れる淫夢民や例のアレ民が暴走しがちだった