エルフェルト

彼女とイベント/ウサギ狩り作戦のもう一人のゲストであるノエルは、こちらの世界の人形達と同じ、「人造生命体」という共通点がある。

エルフェルトの場合は世界を侵略する為に"慈悲無き啓示"と呼ばれる存在が生み出した「ヴァレンタインシリーズ」という人造人間。
フルネームはエルフェルト=ヴァレンタイン、親しい人物からの愛称はエル。
同じヴァレンタインシリーズに姉のラムレザルがいる。
本来は機械的な存在であったが、「人の愛を理解したい」という願望から自我に覚醒した。
だがその裏では創造主から「誰も愛してはならない」という命令を受けており、誰かを愛することができないジレンマを抱えている。
そのため恋愛に関する事柄には積極的だが、根本的な所で「愛」を理解することはできないので、夢見がちで理想が先行している。
そして彼女のテーマ曲名はズバリ「Marionnette」。文字通りの「人形」である。このテーマ曲はイベントマップ4で流れる。

• 開発・発売元のASW社はDJ MAXのローカライズも行っており、本楽曲もGUILTY GEARコラボパックに収録されている。
  こちらはゲームの仕様上ショート版に編集されている。

ちなみにドレスはレンタル。
これはまだ自我が無かった頃、色々あって誰かと結婚させられかけた時に自我が芽生え、その際思わず逃げ出した時からずっと着ている為。

• ドルフロ中でのデフォルトスキンはXrd-REVELATOR-の衣装、マグナムウェディングはXrd-Sign-の衣装である。
  アナイアレイターはドルフロオリジナルの鉄血デザイン。豪華だ。

Ark System Worksより発売されている格闘ゲームシリーズ。
1998年に初代GUILTY GEARがPS1にて発売され、以降ゲームセンターで『X（ゼクス）』『XX（イグゼクス）』『Xrd（イグザード）』と大まかなシリーズが稼働、紆余曲折ありながら都度アプデ基盤が入ったり外伝が出たりしている。
稼働毎の時代に合わせ非常に完成度の高いグラフィックとあまりにも世紀末で爽快感の高いコンボ、そして魅力的なキャラクターと世界観、RockなBGMなどで人気を博す。
テンションゲージを消費することで技の硬直を無くし様々な駆け引きを産む「ロマンキャンセル」、無敵になって相手を弾き飛ばすことで相手のコンボから抜けられる「サイクバースト」、文字通り一発で相手の体力を消し飛ばす「一撃必殺技」など、作品毎に仕様の違いはあれど挑戦的なシステムが盛り込まれている。ﾃﾞｽﾄﾛｰｲ
Xrdシリーズからはストーリーにも力が込められており、Xrd-Sign-とXrd-REVELATOR-の家庭用ではそれぞれ4時間オーバーのフルアニメーションストーリーが収録されている。格闘ゲーム買ったら映画が付いてきた
シナリオの完成度も非常に高く、今まで格ゲーを遊ばなかった新しい層を開拓する事にも成功したと言われている。

2021年には『ST（ストライヴ）』がシリーズ最新作として発売。
こちらは既存のシステムを抜本的に見直し、格ゲー未経験者でもより遊びやすい作品になっている。
そして漏れなくストーリーもフルアニメーション5時間ほどの大ボリューム。頭おかしい（褒め言葉）。
そしてST発売に合わせ、「新規のプレイヤーでもストーリーに付いていけるように」という理由で過去作のストーリーダイジェストWebコミックが公開、更になんと公式YouTubeからXrdシリーズのストーリー映像が丸ごと無料公開される大盤振る舞いが行われた。
エルフェルトも漏れなく重要キャラクターとして出演しているので、エルに愛着の湧いた指揮官は是非一度ご覧になってほしい。映画4本分のボリュームだ。

ギルティギアシリーズ ストーリーダイジェストコミックス