M1911 MOD

ステータス上昇

陣形効果強化

陣形効果
	全銃種に有効 射速上昇20%→24% 命中上昇50%

スキル強化

スキル名			効果(Lv.10)
	発煙手榴弾		発煙手榴弾を投げ、半径2.5ヤード内にいる敵の一部ステータスを4秒間低下させる ステータス効果:敵攻撃速度-36%→-40%/敵移動速度-45%→-50%
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
開幕CT	1s
CT	15s	14.7s	14.3s	14s	13.7s	13.3s	13s	12.7s	12.3s	12s
敵攻撃速度	-25%	-27%	-28%	-30%	-32%	-33%	-35%	-37%	-38%	-40%
敵移動速度	-30%	-32%	-34%	-37%	-39%	-41%	-43%	-46%	-48%	-50%
持続時間	2.5s	2.7s	2.8s	3s	3.2s	3.3s	3.5s	3.7s	3.8s	4s

ステータス上昇

第2スキルの追加

スキル名			効果(Lv.10)
	逆境の射手		発煙手榴弾を投げた後、遠くにいる敵から近くにいる敵の順番で7回攻撃を行い、攻撃するたびに200％のダメージを与える
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
倍率	150%	156%	161%	167%	172%	178%	183%	189%	194%	200%

ステータス上昇

専用装備の獲得

画像	名前		XM261拳銃弾
	種類		弾倉
	能力値	未強化	火力+8~11 破甲-7~10
		最大値	火力+17 破甲-7
説明
かつての残酷な戦争において、塹壕内の至近距離における戦闘用に開発された実験的な弾薬。本質は.45口径のハンドガンから直接撃ちだせる散弾。M1911専用。

• MODストーリーではベレッタM9との確執がみられるが、
  これは米軍制式拳銃の座を巡っての実銃エピソードがモチーフになっていると思われる。
  • 100年以上もの間戦場にて戦い、今もなお妹達がアップデートを繰り返して
    ”最新の”現役軍用拳銃として活躍している彼女らしいエピソードである。詳細はストーリーを見てみよう。

• 先ず、右手の個体と左手の個体は色のみならずトリガーガード他の形状が異なっている。
  • ステンレス製かニッケルフィニッシュが施されていると思われる右手の個体はスクエアトリガーガードのため、軍用M1911ノーマルフレームを流用してカスタマイズする「MEUピストル」には該当しない。但し左手の個体はMEUピストルの”可能性はある”。
    • 左手の個体は後述の通り、東京マルイがモデルアップしたMEUピストルの形状に酷似している。しかしMEUピストル自体が多くのカスタムバリエーションを持つため、本項では断言は行わない。
  • トリガー自体は左右どちらの個体も穴あき軽量タイプ。
  • セフティ回りの仕様は左右の個体で異なっており、右手の個体は延長されていないM1911A1まんまのサムセフティに、やはりM1911A1まんま（要はノーマルガバ）っぽいグリップセフティ。左手の個体はサムセフティがアンビ（左右両用）化され、グリップセフティもビーバーテイル化されている。この辺りは東京マルイがモデルアップしたMEUピストルの形状まんまであり、イラスト制作の際に参考にされたのかもしれない。
  • 更に、右手の個体は描画上のミスでなければロングスライド化されている可能性がある。AMTハードボーラーのような極端なロングスライドではないため、本項では描画ミスの可能性も含めて断言はしない。
  • あと、どういう訳か右手の個体にはリアサイトがない。これも上記したスライドの描画ミスの可能性を考慮して本項ではスルー。
    フロントサイトについては右手の個体ではアングル上詳細不明（背の高いフロントサイトではないのは確か）。左手の個体はアングル上よく見えないが、フロント・リア両サイト共に東京マルイ製MEUピストル準拠でもノーマルガバメント準拠でも、どちらでもよさそうだ。
• 彼女をオワコン呼ばわりしたM9ちゃんを逆にオワコンにした「M45A1」のフレームは前方下部にピカティニー規格レールマウントが一体化しており、残念ながら彼女の持つ銃とは異なる。
  細かい話をすると、実際にM9ちゃんをオワコンにしたのは「シグザウエルP320」（米軍制式名称M17/M18、ドルフロ未実装）だが、”ガバ”がM45A1として新たに現役に返り咲いたのもまた事実なので上記の記述とさせて戴いた。
• 「MODになったんだからハイキャパにして装弾数増やしたいよね！」とは思えなくもないが、残念ながらグラ及び第2スキルの発動弾数からしてシングルスタック（装弾数7発）のままと思われる。
  • 日本では東京マルイ製ガスガンで馴染み深い「ハイキャパ」はSTI社製ハイブリッドフレームをモチーフにしているが、彼女の銃はそのSTI社製フレームでもパラオーディナンス社製フレームでもないようだ。
    もっとも、彼女がハイキャパ化されたら第2スキルの装弾数が倍増し、堀り周回の風物詩と化した爆音も2倍になるのみならず性能も半ばブッ壊れ気味になりかねないので、現状でいいのかもしれない。わたくしなりの嗜みですわ！
    　

• そういう訳で、彼女の銃を実際に手に取ってみたい・サバゲでパンパンやってみたいのであれば、東京マルイ製MEUピストルを入手するのが（左手のみではあるが）最も無難かつローコストだといえる。
  • もし右手の銃の再現にこだわるのであれば、コストパフォーマンスを考慮すると東京マルイ製のガバメント・シルバーモデルを購入してトリガー（中空軽量トリガー）とスライド（前部にセレーションが入ったもの）とスクエアトリガーガードのシルバーフレームに交換しカスタムする事にはなるが…若干敷居が高い上にお金もかなり掛かる。妥協して類似したデザインのハイキャパを購入するか、ノーマルのガバメントを使う事も選択肢に置いておいた方がいいだろう。
  • リアルな外観と質感に定評あるKSC社製・ウエスタンアームズ社製でも良いが、東京マルイ製に比べて本体及びパーツ価格が高い上にカスタムパーツ流通量が大幅に少なく、それでいて実射性能は東京マルイ製に劣るため本項では割愛。モデルガンで目指す勇者がいたら…相応の費用と手間は掛かるが、きっと素晴らしいものができるだろう。
• なお、外観上の細かい再現度よりも第２スキル”逆境の射手”の迫力の再現を重視するのであれば、東京マルイ製M45A1をおすすめする。
  内部構造の設計が他のガバメントシリーズよりも新しいため、撃った際の発砲音も反動もかなり大きく、実射性能も良好。裏取りや奇襲がキマれば敵チームもびっくりですわ！
  • 但しM45A1は（迫力重視で大口径のブローバックピストンを搭載したため）その分燃費があからさまに悪い。
    寒くなってきたら旧世代のガバメントシリーズの方が動きも燃費も良く、そもそも実射性能にも大差はないので、懐に余裕がありガバ沼に落ちたガバ愛の深い指揮官であれば、新旧ガバを揃えて使い分けるのもまた一興。
    なお、（シングルスタック）新旧ガバ間でのマガジンの互換性はあるので安心して欲しい。ハイキャパのマガジンは…わたくしの中に…入りませんわ…
  • 代用品としてハイキャパ系を使うのであれば、そもそもマガジンが大きく、ガスタンク容量にも余裕があるため、その辺りの心配は上記程には不要である。

ガバメントとは「ガバメント・モデル」の略称であり、これはコルト社が販売していた標準的サイズ・仕様のM1911系オートに付けられた名称であった。
なお、小型化されたコマンダーモデルやディフェンダー、競技用の特別仕様であるナショナルマッチ等は厳密にはガバメントとは呼ばれない。
　
（彼女のオリジナリティを守る諸々のパテントが切れた結果として）世界各地で彼女のクローンモデル・類似モデルが星の数程作られている現状からは信じられない指揮官もいるかもしれないが、かつてM1911系オートは生みの親たるコルト社、及びライセンス生産を行なっていた一部企業がほぼ独占的に供給しており、コピーモデルは当時からそれなりに存在こそしていたが、現在程のメインストリームにはなっていなかった。
当然の事ながら、当時は「M1911系＝コルト社製」がスタンダードであった。

その標準モデルの名称たる「ガバメント」が全世界的に普及したのも当然だったのだが…欧米では「1911」「.45オート」という愛称の方がメジャーとなり、この傾向は現在でも続いている。
しかし、警官や自衛官にでもならない限り彼女を触る事すら難しい、増してや個人所有など不可能な日本では専ら映像作品や書籍の中での小道具か、モデルガン・エアガンとしての存在が全てであった。
そして、昭和時代の日本ホビー業界は（低年齢層向け販売・普及を意識してか）やたらと兵器に通称を付けたがり、また、通称があればそれを強調する傾向があったのである。
（有名どころでは、初期のタミヤ製戦車プラモデルが戦車名に架空の通称を用いていた等がある）

彼女もまた例外ではなく、モデルガンやエアガンは「.45オート」「1911」として以上に「コルト・ガバメント」として認知され人気を博し、いつしか往年の国内アニメやドラマ等でもガバメント呼びが一般化し、結果として昭和時代の日本では「ガバメント」の名が強く定着したのである。
当時の大人気TVドラマ「あぶない刑事」の主人公のふたりに至っては劇中で敵の銃を「ガバ」と略称で呼んだ。これはゴールデンタイムで放映されていたTVドラマとしては異常にマニアックな描写であり、当時いかに「ガバメント呼び」が一般化していたかを物語る。（なおこの描写にはオチがあり、鷹山・大下コンビは撃ち合う敵の銃が彼女だと断定し、敵が7発撃ったので弾切れだと判断し突っ込むも実際の敵の銃はS&W社製多弾数オート（M59系？）であり、反撃を受けてふたりは「S&Wじゃねえか！」と叫び逃げる、というもの）

かくして彼女はお茶の間の人気者（？）にすらなり、「ガバメント」という通称も（日本ローカルの慣習とはいえ）アバウトな形でM1911系全般の代名詞的な呼び名となっていったのだが、一通り普及した所で米軍制式拳銃の座を奪われた上に映画での人気者の座をも奪われ、後に自動拳銃の歴史を変える”スケスケ詐欺”の新人も登場し、更に当時のコルト社が彼女の世代交代に大失敗した事でコルト社製拳銃としての彼女の黄金時代は終わり…日本ではメジャーだったガバメント呼びもフェードアウトしていった…という訳である。
（なお、各種カスタムベースとしての彼女の評価は昔も今も不変である）

という訳で、彼女及びその一族をざっくばらんに「ガバメント」「ガバ」という愛称で呼ぶのは古い慣習であり、また、欧米より日本国内で盛り上がった。
しかし、そこには古のガンフリーク達の深い愛情が込められていたのもまた事実である。