概要
世界樹の雫。DQ4以降から登場した回復アイテム。
【せかいじゅの葉】と違い取引可能。
近くの仲間全員の HPが完全に回復 使ったらなくなる
【ベホマズン】と同じ効果を持つシリーズお馴染みの回復アイテム。
【世界樹】から取れた雫……と思われるが、今作では【島主ゴーレック】との【ちいさなメダル】交換(10枚)やエルトナ大陸の福引、モンスターバトルロードの報酬、そしてバザーで何個でも手に入れることが出来る。
効果発動までの準備時間が5秒と非常に長いのが難点。
また、範囲は【ベホマラー】と同じかやや狭いぐらいとなっているので回復したい相手がちゃんと範囲内にいるか確認してから使うようにしよう。
僧侶等の回復役がいる時は回復がかぶる事も多く、ターンが無駄になりやすい点にも気を付けておこう。
ちなみに移動中はベホマラーが使えないのに対し、せかいじゅのしずくは使う事ができるので、移動中唯一行使可能な範囲回復である。普通はまんたんを使うであろうからもったいないことこの上ないが。
すごろくでは獲得時にパーティ全体のHPとMPを全回復する効果になる。
変遷
旧仕様
Ver.5.5後期までは準備時間は2秒であり、アイテムとしては長めではあるものの実用性に大きく支障をきたすほどではなかった。
バージョン初期の頃はこれが必要とされるほどのエンドコンテンツが存在しなかったためか、僧侶がいればほとんどの場合【聖なる祈り】を併用したベホマラーでほぼ間に合い、少々使いづらいところが多いと認識され、他作品以上にかばんの肥やしになりやすかった。
しかしバージョンが進み様々な強敵が現れるにつれ価値が上がっていき、【邪神の宮殿】に至ってはバトル条件次第でまともな回復手段がこれしかないというケースもあるため要所要所で重宝されるようになってきた。
旧仕様による職業不問の無限ベホマズンがどれ程の性能かと言うと、出し惜しみしなければ【紅殻魔スコルパイド】のレベル3を3分未満で討伐したり、【翠将鬼ジェルザーク】のレベル3を2人で討伐したりと、常軌を逸したプレイも可能にしてしまう程。
勿論それ相応のプレイスキルは要求されるが、逆に言えば使いこなせればとんでもなく高性能であった。
Ver.3.1
この辺りから【メダルローラー】や【福の神メダル】の同時投入解禁といった事情で小さなメダルが大量に取れるように。
そのためか、バージョンアップ直後の特需でもなければバージョン初期の頃に比べればバザーでも比較的安価で購入出来る事が多くなってきた。
Ver.3.3前期
【ダークキング】実装。非常にシビアであった実装当初のDKレベル4の攻略にはこのアイテムが前提とされ、需要が激増した。
しかしその一方で、メダルの使い道に石板があり、大量のメダルがそちらに使われたため、しずくの相場が20000を軽く超えてしまった。
それによりキャラデリを繰り返して【イエローダイアリー】を繰り返し、その報酬のメダルを換金する金策をする者までいた。
Ver.4.3
小さなメダルの使用先から達人の石板が消え、メダルの使い道がこれか【せかいじゅの葉】・【ガニャポン】にほぼ限られるようになり、より気軽に使えるようになった。
Ver.5.3
【邪蒼鎧デルメゼ】実装。特に実装直後のデルメゼ難易度Ⅲはこのアイテムのみによる回復が前提とされていたため需要が急増。
ダークキングの時とは違い前述の理由から小さなメダルの貯蔵量が豊富だったこともありかつてほどの暴騰はしなかったものの徐々に価格が上がっていき、Ver.5.4では1つあたり10,000G前後まで価格が上昇している。
Ver.6.0
やはり強力過ぎたということで、効果発動までの時間が2秒→5秒と大幅に延長された。
この調整によりとっさの回復手段としては使えなくなり、使うにしても相手の動きをある程度予測する必要があったりと、【どうぐ使い】における手頃な回復アイテムとしても使いづらくなった。
なおどうぐ使いでは、これ以降は【どうぐ最適術】で600~700前後回復し、発動にも1秒程度しかかからない【超やくそう】が回復用アイテムとして注目されていくことになる。
Ver.6.0.2b
邪神の宮殿のせかいじゅのしずくがVer.5.5後期以前と同じ性能の【天光のしずく】に変更された。
Ver.6.1
以下の報酬から削除された。
- 【モンスターバトルロード】
- 【バトルトリニティ】の「ボーナスジュエル」
- 【コロシアム】の【栄光のかけら】の交換品
- 【エルトナ大陸】の【ふくびき】(【せいれいの霊薬】20個と差し替え)
- 【黄昏の奏戦記】の「竜族の黄昏」(【スペシャルふくびき券】3枚と差し替え)