概要
Ver.6.1で登場した服装備で、Lv115から装備可能。
【虹の錬金石】で【錬金強化】が可能。
四世代前の【大怪傑の装束セット】の上位装備で、新たに「行動時20.0%でバイシオン」のセット効果が追加された。
パラメータも装備レベル相応に上昇し、あちらと比較すると各部位の基礎効果とセット効果の合計でHP+2、【しゅび力】+64、【こうげき魔力】+40、【きようさ】+40と大幅に強化される。
ちなみに、セット効果の【おしゃれさ】補正はなくなったが、基礎効果込みで+21の上昇となるため気にする必要はない(もっとも、装備職の観点から元々重要なパラメータでもないが)。
大怪傑の装束を着ていたプレイヤーならば乗り換えを検討する価値は高い。
この系統ではおなじみの必殺チャージ率の有用性は言わずもがな、状態異常系の成功率+10%も各職業が持つ強力な状態異常技の成功率を高めてくれる。
行動時【バイシオン】も手動での更新がまず必要がなくなる確率でかかってくれるため、特に自己バイキを掛ける手段に乏しい【盗賊】と【海賊】にはありがたい効果となる。
この2職にとっては非常に相性が良いため、メインで使うのであれば買って損はない装備である。
また、【軍神のゆびわ】を装備せずとも攻撃力上昇をほぼ確実に維持できるようになるため、他の指アクセを装備する選択肢も生まれる。
【断罪のゆびわ】で火力を追求しやすくなるのもメリットだが、【神智のゆびわ】との併用による行動時バイシオンと行動時(+開戦時)【早詠みの杖】の両立も重要。
特に【魔法戦士】や【どうぐ使い】は、強化呪文とデバフ系物理技により支援を行う役割上、早詠みもバイシも欲しいものの自己強化のためだけにターンを使う余裕はあまり無く、それらの自動付与を両立することによる恩恵が大きい。
他2職においても、【きようさ】のために腕錬金が圧迫されたりする中で【ピオリム】を使いこなすためには早詠みが欲しく、ピオリムを欲した時に指輪の調整で柔軟に対応できるのはありがたい。
総じて「自己強化に乏しい割にバイキを維持したい」職か「自分への早詠みもバイキも自動でかかって欲しい」職ばかりであるこの装備職グループにおいて、防具枠でバイキ維持に特化できるこのセットはどの職でも腐らず着回せる汎用装備であると言える。
同様の運用は前世代の【ワンダラーズマントセット】と軍神のゆびわの組み合わせでも可能であり、必殺チャージ率補正も含めてあちらとは共通項が多い。
ワンダラーズ+軍神では最大で行動時バイシオン(12+3)%+早詠みの杖5%となるのに対し、空賊+神智では最大で行動時バイシオン20%&早詠みの杖(12+3)%となるため、行動時効果の発動率はこちらの方が優れている。
ただし、ワンダラーズ+軍神には攻撃力+12や開戦時バイシオンがあるため、両方持っているならその点や状態異常成功率アップの要否によって使い分けるとよいだろう。
かつては開戦時早詠みが防具の枠でしか得られなかったためワンダラーズ+【武刃将軍のゆびわ】と空賊+【魔導将軍のゆびわ】は相互互換的な関係にあったが、Ver.7.0で軍神・神智のゆびわが登場してからはややこちら有利になったと言えるか。
セット内容
- 空賊のバンダナ
- 空賊のシャツ
- 空賊のズボン
- 空賊のグローブ
- 空賊のブーツ
装備可能職
基礎能力
HP | MP | 攻撃力 | 守備力 | 攻魔力 | 回魔力 | 素早さ | 器用さ | おしゃれさ | 重さ | その他効果 | |
基礎効果 | 0 | 0 | 0 | 305 | 135 | 135 | 104 | 104 | 201 | 72 | |
セットボーナス | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 | 0 | 0 | 行動時20.0%でバイシオン 状態異常系の成功率+10% 必殺チャージ率+1% |