あこや貝
Last-modified: 2021-06-10 (木) 20:51:51
概要
ボス遺物:鈍化が付与されるたび、さらに凍傷が1付与されます。
- ここではBuild10086以降のあこや貝について記述する。
- 高級パック・挑戦モードの実装と共に、効果が大幅に変更されたボス遺物。
この遺物を獲得することで、あらゆる鈍化と同時に凍傷が付与されるようになる。
凍傷は「次の自分の被ダメージが鈍化数値1当たり1%増加します。ダメージを受けるたびに数値は減少します」と言う効果。要は付与された鈍化数値を火力に変換する遺物である。
なお、以前と比較すると、この遺物は
- ダメージ増加は3%から1%に
- ダメージ増加が鈍化が付与されている間の常時発動から、鈍化付与1回につき1度だけ発生するように
- ……と言う形に修正されている。実に二度目の大幅な下方修正である。
とは言っても、修正前はこれを取得して霧爆風を敷き詰めるだけで、ほとんどの魔王が試練10の1360日目以降を容易に狙うことができるほど超強力なものだったので、もともと修正を予見する意見も多くあった。
現在のVer.で強力な施設の開放には必要な工数が多く、また霧爆風とあこや貝さえあればある程度の深層到達が安定して可能だった以前と比べると、ゲーム自体の難易度が高くなっていると言えるだろう。
Ver.が更新された直後には、安定して2000日目前後に到達していた霧爆風・アイスホール主体のダンジョンが突然壊滅したと言う報告が相次ぐ事態となったことが、その影響力の大きさを如実に物語っている。
- なお、現在はあこや貝修正後しばらくして追加された新要素である読書のおかげで、霧爆風の火力自体はほぼ修正前と同等か、修正前をやや上回る出力が可能となっている。
ただし、勇士側もぼちぼち強化されているため、相対的にはやはり以前ほどの一強状態ではなくなっているというのが現状。
従って、かつてのあこや貝ほど強い影響力と汎用性を持つ遺物は現在のところ存在しない。
参考資料:過去Ver.での猛威
- オリジナルパックの中では、最優先で開放を目指すべき遺物のうちの一つ。
余りに強力すぎたため性能を下方修正されているが、それでもこの遺物がずば抜けて強力であることに何ら変わりない(元はダメージ増加が5%だった)。
- どれだけ強力かと言うと、これを取得する前と後でゲーム性が一変するぐらい強力。
覚醒パックの実装前、まだ広範囲に鈍化をばら撒く手段が限られていた時点で既に十分な存在感があったが、霧爆風と言う最終兵器が存在する今、もはやあこや貝の真珠の養分とならない勇士は(ほとんど)存在しない。
- その威力を「雑に」説明すると、以下のようになる。
- 例えば、あこや貝を取得しているだけで、鈍化を20スタック付与するレベルの氷は、「侵入した勇士にダメージと鈍化20を与え、次に受けるダメージを60%増加させる。ダメージ増加は勇士の行動ごとに3%ずつ減衰する」と言う効果の罠に変貌する。
そもそも鈍化は勇士の行動速度を最大60%低下させるので、ダメージ増加の減衰を60%低下させる効果をそれ単体で持っているのと同じ事だ。
そして、この効果は累積する。
氷を二回踏ませれば、効果が「上書き」ではなく「強化」されるのである。
勇士が隣接する氷を連続で踏んだとすると、移動に1行動を消費したとして、次のダメージ増加は117%となる。
これがあこや貝が「とにかく強い」と言われるカラクリの正体だ。
おかげで、たかが★1の罠を数回踏んだだけでも勇士側の損害は計り知れないことになる。
- では、例えば、鈍化を20付与するレベルの霧爆風の部屋に10人の勇士が列を成して侵入したとする。
すると、20の鈍化が各々10回付与され、直後に受けるダメージは600%増加となる。
更に霧爆風を各々が2回ずつ踏んだとすれば、ダメージは1200%増加。
- ……と言った風に並んでいたら?(爆=霧爆風)
勇士が100人侵入して、入口付近をうろうろしたら?
鈍化付与が30ずつだったら?
霧爆風に勇士が触れる度に次のダメージは際限無く増加し、その倍率は100倍を軽く飛び越える。
しかもその先には精鋭モンスター達がたむろする戦闘部屋が待っているのである。
勇士にとっては絶望しか無い。
- 本来、この遺物は他のデバフや施設と併用することでダンジョンの完成度を高める働きをするものだと思われる(そして勿論、その期待通りに作用する)。
しかし、現状はむしろ鈍化とあこや貝を採用しないダンジョン構築を目指すのはこのゲームで最も厳しい縛り要素の一つだと言えるだろう。
日数とともに凄まじい勢いでインフレして行く勇士のHP増加に追いつける手段は、ごく限られているのである。
相性のいいモンスター、スキルなど
- 全ての鈍化に関わる施設とスキルと権能。
そして、勇士にダメージを与える全ての要素が鈍化を加えることで劇的に強化される。
激怒も感電も加速も、全て相互シナジーとして作用する。
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