キャラクター/【PFFのキャラクター】

Last-modified: 2018-08-26 (日) 23:01:24

概要

メインストーリーに名のあるキャラクターがいるが、姿などの描写がほぼ無く、プレイヤーの想像に任せる形になっている。


「メモリア」はプレートと呼ばれる板から召喚すると発生する「人」であり、そのプレートはモーグリたちや人が岩や鉱山から採掘したりして採ってきている。
メモリアを使う人がたくさんいる世界ピクセルトは、基本的に彼らを道具として使っている。
メモリアである彼らには感情はあるが、それは「異世界から召喚した人の心」を映し出したものとピクトロジカー協会はしており、メモリアに記憶と感情を渡すなと、所属ピクトロジカーはマインドウォール(心の壁)をつくっている。
メモリアが力尽きると姿が消滅し、元のプレートに戻る。


この世界の住人で器(身体)と魂がわかれて作られている人がいてそれは何故かピクトロジカーに多いが、それこそ彼ら自体がメモリアであり、マインドウォールは「器であるプレートに他の魂が入り込まないようにするもの」だった。
彼らの「アザーネーム」とは「魂」の元の世界での名前。

主人公

名前を呼ばれないプレイヤーの位置にちかくて遠いキャラ。
一人称は僕。描写で青年とあるので、男性。
大人しく、ちょっとノンビリした性格をしている。
彼が新米ピクトロジカー(メモリアを使い治安を維持する人)として、国家資格を取るところから始まる。
子供の頃に自分を助けてくれた「ラルド」に憧れている。
彼に助けられた命をつかって、同じように人々を助け、いつかラルドのようになりたいと思っている。
マインドウォールが弱いので、ピクトロジカーとしては弱いらしい。


実は子供の頃に村を魔物に襲われた時に死にかけ、ラルドが持っていたΣプレート(Aのプレート)を身体に埋め込まれて蘇生している。
その際にAの記憶を継承しており、時々覚えのない記憶が出てきては困惑している。
記憶が混同した以降は時折、精神的に幼くなることがある。
アザーネームは不明。スコールの可能性があるような描写があるが、はっきりは出ていない。

ラルド

「英雄」と称されるピクトロジカー。素行は少し悪い。
ピクトロジカ以外にも剣の腕が一流。しかし「一度も勝てなかった奴がいる」らしい。
主人公が昔助けた子供だと知ると、目を掛け気さくに話しかけてくる。
初めての相手は警戒するという癖があるらしい。
ピクトロジカー協会の元でΣプレートを探している。
この時の彼の魂は「サイファー」だった。


巨大プレートを発見した際に開いた次元の狭間に吸い込まれ、真実の記憶を取り戻した。
それ以降はAの力を取り戻すべく、アルテマウェポンを呼び出してモンスターを活性化させ、世界を破滅に導く
Aの身体の一部(プレート)だが、散ったプレートを集めてAの意志を持つ仲間を増やしたかったようだ。

アイオラ

冒険者技能が高く腕の立つピクトロジカー。レイズが使える。
表情豊かで優しく面倒見がよい女性で、子供によく好かれる。
英雄になりたいと言う主人公を、叱咤激励してくれる。


昔、雪深い村にひっそりと住み口も心も閉ざしてただ生きてきたが、ある日を境に急に喋りだしたという過去を持つ。
誰一人知らない町の話や、自分がいつか行くと信じている「約束の地」の話をする。
この時の彼女の魂は「イファルナ」だったが別の魔物が入り込み、村を焼き払い村人や子供だった主人公を殺してしまう。
アルテマウェポンに遭遇した彼女は以降、豹変して主人公に襲いかかるようになる。
実はピクトロジカー協会理事長であり、メモリアとピクトロジカーを管理して秩序を保っているようで、破滅に誘導していた
Aの心の一部を持っていた。

幻獣神アレキサンダー

世界は滅びを迎えていた。
そこに住む全ての生き物は救済を求めた。
隣り合う異なる世界への脱出。
罪人だった僕は先兵として世界を越えた。
しかし心と身体はバラバラになりプレートとなる。

略称は「A」。アレキサンダーの中でも「彼」は若い模様。
ラスボスである異界の神プイスに捕らえられ罪人とされ、闇の中に長く投獄されていた。
ピクセルトの幻獣神アレキサンダーとして居ながら、ピクセルトを攻め込む尖兵にされ、送り込まれる際の次元移動でバラバラのΣプレートになってしまう。アレキサンダーは自らを忘れ、傀儡としてそのプレートから発生した「身体」に他の人の魂が込められ「人」として生きていた。
その人がラルドとアイオラで、彼らはΣプレートを集めつつ、傀儡として姿を変えずに何年も存在していた。
主人公はΣプレートにて蘇生したため、その身体はプレートそのものになる。


最終的には他の二人も倒して回収し、主人公が「アレキサンダー」に成る。
プイスの束縛から逃げるためバラバラに分解された身体を集める作業を彼らにさせ、思考を停止しなければ真実につながるとして記憶を主人公に与えさせた。
プイスも倒したものの異世界も自分の世界も滅びかけ、創造する方法を得ていなかったため他のアレキサンダーに再生を頼み、代償として自らを差し出した。
彼の犠牲により世界は再生され「元どおりの日常」に戻る。
ラルドやアイオラ、他のピクトロジカーたちがランキング1位は誰かと歓談してるのを尻目に、記憶を消され新たな身体を得た「彼」は、ピクトロジカー資格を取るところから始まる。

ロウロ

ピクトロジカー協会の研究員。孤児院出身で、グルカとは友人の関係。
主人公から見て幼い子供だが、精神年齢が高いキャラクター。
少し知識を見せびらかしたい傾向があり、よくしゃべる。話は分かりやすい。
判断能力に長け、身体を失いメモリアになった主人公を助ける。
アザーネームは不明。描写的にはパパリモと取れるが確証はなし。

リリート

本名はリリート・ハーモスター。リボンをしている。
ピクトロジカー協会の教育実習教師で、数多くのピクトロジカーを生んだ名家ハーモスター家の次期当主。
気が強く言葉がキツく、他人にも自分にも厳しいが、彼女のピクトロジカは優雅で気品にあふれる。
自分の船を持っており航海術に長けている。マトーヤとは知り合い。
アザーネームは「アイレ」。

グルカ

ピクトロジカー協会の異端審問官。「黒翼」と呼ばれる。
数々の召喚獣を使役する最高のピクトロジカーであり、協会の力の象徴。
オーディンなど高位の召喚獣を同時に召喚することができる。
口が悪く、ラルドをポンコツ呼ばわりしている。
アザーネームは「レッド」。
中にティアマットが入り込み傀儡にさせられ、最後はメモリアとして消滅してしまう。

マトーヤ

アザーネームは「マトーヤ」の老婆。本名は不明で、マトーヤのまま進む。
人の記憶をプレートにすることができる。
プレート化は、異界の「天才的で悪魔的な呪術師*1」から習ったものを改良したもので、元は呪いだという。
主人公の中に複数人の記憶が有ることを知り、その記憶を解放したため、主人公は身体と魂がバラバラになる。


*1 恐らくはシャントット