スタッフ/【武田航平】

Last-modified: 2023-09-20 (水) 19:08:54

FF12の主人公ヴァンの声優兼モーションアクター。
某美男子コンテストで賞を取ったこともあるイケメン俳優だが、
2006年当時の武田本人のまだ未熟な演技力やヴァンというキャラクターの地味さが相俟って
2chを中心に散々叩かれたりネタにされたりするハメになってしまった。
しかし武田本人は本人ブログでヴァンがディシディアに出られなかったという項目にFF12の時の思い出や
「FFファンの皆さんからは沢山育てて頂きました」というコメントを書いている。

  • モーションはヴァンだけでなくラスラも担当。
    ラーサーのモーションもやる予定だったが、平田広明から「それだとオヤジの動きだ」とダメ出しされ、
    結局三国由奈がラーサーのモーションを担当した。2003年に声の収録が始まって2005年に終了している。
  • FF12発売後に購買サイトのレビューも含めて実際当時の過去ログを見ても黒歴史化してこの経歴を無視してもおかしくない程の叩かれようだった。それを知った当初は相当悔しかったらしく、何かの形でオイヨイヨを出すと不機嫌になっていたほど気にしていたらしい。

12では、役者のクセや演技をキャラクターの性格付けとして取り込むという演出方針があった。
スタッフ曰く「初期設定ではヴァンの性格はもう少し大人しくてカッコよさげな子だった」とのことだが、
武田氏の演技のノリを活かして、性格が大幅に変更された。
ちなみにアルシドも声優の演技によって性格が大きく変更され、モーションまで作り直されている。


DFFでの出演を希望していたようだが(オフィシャルブログの2009/3/8参照)、
DDFFでヴァンが参戦するも、以前に所属していた事務所との折り合いが付かずボイスアクター変更
詳細はDDFF公式サイトのMESSAGEを参照。

  • ちなみにこの時期の武田氏は、「仮面ライダーキバ」等の経験によって声優として大幅な成長を遂げており、ファンの間でも「成長した武田氏のヴァンを聞きたい」と言う声は多かった。
    それだけに、武田氏の不参加はファンにとってもスタッフにとっても残念な出来事であった。
    それは上記のメッセージからも伺えるだろう。
    幸い、代役の小野氏の演技は何の問題もない、どころか武田氏ヴァンへの配慮も感じられる素晴らしい演技である。

余談だが、当時の事務所サーカス(改名前はキッドクルー)時代は前の事務所フォローアップ時代に受けた(FF12収録が終わる前にキッドクルーに移籍)FF12の仕事を受け継いでいて、アフレコやプロモーションにも参加してFF12のエンディングクレジットにもキッドクルーの名前が書かれている。2006年中頃にサーカスに改名されてからもFF12のアルティマニアΩのインタビューや外伝であるレヴァナント・ウィングのジャンプフェスタ2007版トレーラーの声の収録は参加していると決してFF仕事に理解がないわけではない。新たな事務所アトランティスの公式サイトや経歴には書かれている事からオファーした時期は権利関係の受け渡しがまだ行われていなかった可能性が高い。


ちなみに続編のディシディアのアーケード版では引き続き小野氏であるが、ディシディアのニコ生にて間一朗プロデューサーはデュオデシムの時に難しい状況の中で受けてくれた小野氏と彼の事務所(とはいえ小野氏もデュオデシム後に砂岡事務所→アニモプロデュースと移籍しているが)の敬意も含めて今後のディシディアでは小野氏起用で行くと明言。それどころかディシディアでは交代とまで言い切り、武田氏のディシディア起用は完全に無くなった。今後他の派生オールスターの作品とかではどうなるかは不明。


ただしFF12HDのFINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGEが発表されてすぐ武田氏のマネージャーTwitterや武田氏の公式Instagramやブログ、公式サイトでも知らせているので音声は変わらず武田氏のままであるという事だろう。念願の復帰、になるのかな?おめでとう~。

  • 公式の動画でも「ヴァン役:武田航平」となっている為確定だろう。
  • インターナショナルで追加された部分のみ追加で録音している、だそうです。
    「かなり上手くなっていたが、部分収録なので当時の演技に寄せてもらった」とのこと。
    レベルアップ具合は120秒でわかる『FFXII TZA』①を視聴すればわかる。
    5月18日のファミ通でスタッフにインタビューされた

関連項目:【オイヨイヨ】


その他、FF関連以外の出演作や詳細についてはこちらを参照。