FF12
帝都アルケイディスに到着し、ヴァンとパンネロがこれまでの旅を振り返る途中で
思わず不満をこぼしたヴァンに被せるようにして、バッシュが上記の言葉をかける
旅中、主君に忠義を尽くしながらも、度々ユーモアな一面も見せる彼らしい冗談なのだが
その後パンネロに軽く問いかけられ少し焦るお茶目なバッシュが見れる。
以下シーン抜粋
- パンネロ
- 「私ね、王女様とかラーサー様とか
ああいう人たちに会える機会なんか一生ないって思ってた。」- ヴァン
- 「だよな!
たまについてけないけど。」- バッシュ
- 「きみらにも、王家に仕える苦労がわかったようだな。」
- ヴァン
- 「オレは別に家来じゃないし。」
- パンネロ
- 「そんなこと言っていいんですか?」
- バッシュ
- 「む……。さあ、先を急ごう。」
- パンネロ
- 「あー、ごまかしてるー。」
- アーシェ
- (笑い合う三人を見て微笑む)
またアーシェの心の変化がよくわかる表情を引き出したセリフでもある。
敵地ともいえる帝都で、冗談を交え笑い合う三人を穏やかな顔で見つめるアーシェは
かつてバッシュを裏切り者と糾弾し、共に行動を取ることを拒否していた頃や
どことなく緊張感の無いヴァンとパンネロの会話に頭を抱えていた頃と比べると、どこか感慨深いものがある。
最初は自分しか見えていなかったアーシェも長旅を経て、同行者を仲間として意識し始めているのだろう。