FF8
_____..「4本目をくれたのは、あんた……」_____.. |
_____「ん? オマエなのか…… バ……?」______ |
_____.「もしそうなら、オレの剣をかわせるはず!」_____. |
___________「行くぜ!!」___________ |
_____..「ぎにゃぁぁぁぁ!!」_____.. |
______./「どこにあるやら、次元のはざま」_____./ |
ルナティックパンドラでのサイファー戦前にG.Fオーディンを手に入れておくと、乱入してきたオーディンを、サイファーが斬鉄剣返しで真っ二つにしてしまい、プレイヤーを驚愕させる。
だがバトル終了直前に、今度は空からギルガメッシュが現れ、サイファーは倒されるのだが、その際のサイファーの断末魔がこれである。
斬鉄剣という即死技をカウンターして逆にオーディンを真っ二つにする衝撃的ながらもカッコいい展開からのあまりにもマヌケな響きと、かつ一応はずっと主人公スコールのライバルを張ってきたキャラが、何の脈絡もなく乱入してきた過去作ゲストにより、ストーリーに何の関係もなく倒されてしまうという馬鹿展開で、多くのプレイヤーを爆笑かつげんなりさせた。
FF2の「ウボァー」やFF4の「グ...ズ...ギャァァァァム!」と並び、FF三大珍断末魔である。
- 厳密に言うと絶命していない(それどころかEDで元気に登場)ので断末魔にはあたらないのだが、
これを最後にゲームプレイ中のストーリーからは完全に脱落するため、ゲーム的には断末魔という呼び方もそう間違ってもいない。- 一応この直後もストーリーには関わる。ただし見せ場とは程遠い、恥の上塗り?のようなものだが。
- もともとスコールのライバルでいられたのはスコールがSeeDになるまでの間まで。
その後の登場ではノージャンクションプレイでもない限りはプレイヤーが失笑しかねない貧弱さであった。
アルティミシアが魔女の騎士として選んだのも自分を倒すであろう顔に傷のあるガンブレード使いのSeeDと間違えたからとも言われており、まさにピエロ。
上司から解雇されるときのせりふが若干ギルガメッシュと似通っている。
この直後にギルガメッシュは姿を消すが、FF5の次元の狭間に辿り着いたわけではなく、以後はG.F.ギルガメッシュとしてランダムで戦闘中に乱入し、敵に何らかの攻撃を加える。
ちなみに海外版だと「Ergwahhhh!!!」。
ある意味スタッフの大暴走の結果。…サブイベントならともかく、メインシナリオでやらかすとは。
スタッフがどれだけギルガメッシュを気に入っているか分かるというものである。
オーディン入手という条件が一応はあるとはいえ、普通にプレイしていればクリア可能な条件だし。
- ネタならともかく、本編でこれやっちゃうのはねぇ……
- たぶんサイファーの重要度(能力面・主要人物的両面で)そのままの扱いと思われる。弱いし。
- ここでもオーディンをプレイヤーによる任意召喚にしていれば……と思わずにはいられない。
- ギルガメッシュを知らないプレイヤーにとっては「え?」としかならない。
このやりとりを考察してみると、もしギルガメッシュが言いかけた「バ……?」というのがバッツのことだとしたら、サイファーはバッツより弱いということになる。
- サイファーがDFF2に出たら、召喚石オーディン無効のかわりに召喚石ギルガメッシュは100%食らってしまい、バッツにフルボッコされてしまう…のだろうか。
- 今後の登場は難しいと思う、スコールといろいろと被り過ぎるからなあ…。
見た目も技の性能も見劣りするし…。
一応サイファーの名誉のために言っておくと、剣で斬られてそこらのモンスターのようにザックリいかれたわけではない。
風圧で吹き飛ばされて退場を余儀なくされただけである。正直バッツでも無理なのでは…。
- というか斬鉄剣返しという(過去作全て含めて)プレイヤー側には不可能な空前の離れ業をやってのけているので、彼の名誉はそれなりに保たれている筈なのだが、続くこちらのイベントの印象がそれ以上なので打ち消されてしまっている。不憫。
- 「な、なんだ、この強さは…ぐあああ!」みたいな叫びだったら普通に面目は保たれてたと思う。叫び声がマヌケすぎるのが悪い。
- この戦闘前の発言もかなりむちゃくちゃだし(スコール・リノアに諭されるも逆上して交戦)、オーディンに反撃して汚名返上したと思ったらこの展開。
挙句の果てには自暴自棄のこれだもん。この一連の展開では、サイファーの株がストップ安になってしまうのも無理はない。 - そのまま異界送りにでもされていればまだマシだったのだが、なおも悪あがきを続けるというのがまた…。
バトル前の会話全文。直前のサイファーと風神・雷神との決別はこちらを参照。
スコール「騎士ごっこを続ける気か?」
サイファー「騎士は廃業した」
サイファー「今の俺は若き革命家ってとこだな」
スコール「なにやってんだよ」
サイファー「いつでもデカイことやってたいんだよ!」
サイファー「止まってたくねえ。俺は走り続けてみせる!」
サイファー「ここまで来たんだからよ、俺はゴールってやつを見てやるぜ!」
サイファー「おまえらには見せてやらねえけどな!」
(サイファーとのバトルに突入)
斬鉄剣返しでオーディンを返り討ちにした直後のセリフ
スコール「オーディンが?!」
サイファー「ふっ、この程度で俺を倒そうとはな」
サイファー「さぁスコール、かかってきな!」
サイファー「顔のキズを、もう一つ増やしてやるぜ」
ちなみにG.F.オーディンを入手していなかった(「ぎにゃぁぁぁぁ!!」を回避した)場合の敗北時のセリフは「俺は、ここまでの男なのか……」である。
同時期スクウェアソフトのゼノギアスという作品に出てくる敵キャラも「ぎにゅわああああ」と似たような叫び声を発する。社内で変な叫び声コンテストでも行っていたのか?
新生FF14
新生エオルゼアでは他にも各作品のネタをパロったものがあるがこれもその1つ。
メインシナリオLV24の森からの帰還にてタタルがシルフに驚いた時のセリフ。
- 後のシナリオでもタタルさんが多様している。
メビウスFF
ギルガメッシュをブレイクした時のセリフの一つ。アクセントは「ぎ↑にゃぁぁぁぁ!↓」。
KH2
キングダムハーツ2でサイファーが登場し、その負け台詞もコレである。
ちなみに声優は子安武人氏。
その他
関係はないと思うがゼノギアスで「ぎにゅうぁぁぁあ……」と似た断末魔の悲鳴をあげる敵がいる。
あと地味に「うぼぁっ!!」も…。
藤子Aがよく使っていた断末魔の台詞であるが
ゲーム以外でも、時々この断末魔が使われていることがある。
ゲームネタを使うことの多い漫画とか。