セリフ/【この線越えちゃ ダメ~!】

Last-modified: 2010-04-12 (月) 17:52:15

FF13

第4章にて、ヴァニラのセリフ。
ヴァイルピークスを進み、疲労したサッズとヴァニラ。
野宿を提案するサッズにヴァニラは、年頃のムスメらしからぬ陽気な態度で賛成し、
ベッドメイクまで済ませ、先に眠りに就こうとする。
そんな彼女のたくましさに半ばあきれながらも、自分も眠ろうと寝床に近づくサッズに、
ヴァニラは急に思い立ったように、木の棒で地面に線を描き始める。

ヴァニラ:「この線越えちゃ ダメ~!」
サッズ:「どあほ!」

もちろんサッズは良識ある四十のおっさんである。
ヴァニラもそれをわかっていながら、半分からかうようにボーダーラインを引く
(ちなみにサッズは、線を引く作業の間「スーーーーっ」と声に出している)その様子は、
さながら仲の良い父と娘の関係を連想させる。
結局彼女は自分で線を越えて、サッズの背中に寄り添い、眠りの中で泣きじゃくるのだが、
やはりサッズはあきれながらも背中を貸し続けるのであった。
 
ヴァニラの女の子らしさと、サッズの父性がよく伺えるイベントで、
シリアスなストーリーの中にあって、非常に微笑ましい一幕となっている。