概要
敵の体の特定部位を攻撃し、その部位の耐久力をゼロにすることでその部位を撃破できるシステム。
部位破壊に成功すると、その敵が弱体化するなど戦闘の展開に何らかの変化が起こったり、部位破壊によって特定のアイテムが入手できるパターンが多い。
- 戦車を例に挙げると、各パーツの破損及び大破することでその機能を封じることができるようになる。
狩りゲーなど大型の敵と戦うアクションゲームでメジャーなシステムであり、部位破壊と言えば主にそのようなアクションゲームでのシステムのことを指し、スクウェア関連の作品では、『フロントミッション』や『ベイグランドストーリー』が代表作に当たる。
ただしFFシリーズにおけるコマンド式戦闘の作品でも、特定部位別にHPを持つ敵が一部存在するなど、広義では部位破壊の一種ともいえる類似要素は存在する。
LRFF13
主に大型の敵には部位別の耐久力があり、敵の側面や背後に回り込むなどして特定部位を攻撃して破壊できれば、その敵が弱体化したり、戦利品が変化する。
FF15
狩りゲーを意識したような側面もある本作では当然のように採用されている。
多くの大型の敵などには部位別の耐久力(HPとは異なるパラメータ)が設定されており、特定部位を破壊することで敵が特定の行動を行えなくなったり、敵が一時的にダウンして無防備な状態(WEAK状態)になったり、特定のアイテムを入手することができる。
部位破壊に成功した際は赤字で「CRUSH」と表示される。
プレイヤーは各部位別にロックオンができるので、特定部位を狙って集中攻撃しやすい。ただしロックオンできない部位を持つ敵も一部存在する。
部位破壊をしやすい(部位耐久力へのダメージが大きい)武器や技も存在する。
FFEX
召喚獣と戦う時に起こるシステム。
カメラロックできる複数の部位があり、一定のダメージを与えることで破壊することができる。
部位破壊に成功すると対応したアイテムをドロップする他そこが弱点となり、続けて攻撃することでより多くのダメージを与えることができる。
(ゲーム内説明より一部抜粋)
例としてバハムートの尻尾やフェニックスの羽などがこれにあたる。
とくに飛行している召喚獣は総じて近接攻撃での部位破壊が難しい傾向にある。
飛び道具や魔法を駆使しよう。