映像作品/【融和波動】

Last-modified: 2010-07-15 (木) 20:36:01

Final Fantasy:The Spirits Within

FF映画で、シド博士アキ博士が完成させようとしている研究。
ファントムの持つエイリアン精神体特有のエネルギー・パターンと正反対の波形を持つ生体精神波を人工的に作り出し、
お互いの波形をぶつけ合って打ち消し合わせ、ファントムを中和・無力化させ消失させよう、という理論。
シド博士はこの理論に基づき、アキと共に融和波動精製のための研究を重ねてきた。
地球上に存在する精神体は、単独ではいずれもファントムの正反対の融和波動とはなり得ないが、
動物や植物など8種類の精神体を融合させることで、それに近いものを作り出せる事が判明。
さらに、実験の事故により幸か不幸かアキ自身の精神体もその一部となり得る事が分かった。
このおかげで、ファントムに侵食されながらも一命を取り留めたアキは、
不完全な融和波動で自身の体にファントムを封じたまま、残りの7つの精神体を探す。
だが、それをバカげた話だと一蹴するハイン将軍に妨害される事になる。


物語は既に5つを集め終わり、第6の精神体を探すところから始まるが、
設定上は各精神体の詳細が明かされている。

  • 1:アキの精神体。ファントムを封じる力があり、このおかげで彼女は侵食されながらも奇跡的に生き延びた。
    彼女の精神体をベースに、ファントムを封じるため体に取り付けられたシールド装置に融和波動が蓄積されていく。
  • 2:研究所にいた魚の精神体。運よく侵食直後に見つかったため、アキのシールド制御がさらに強化。
    さらに、この発見によりあらゆる生命体の精神波が捜索対象になると分かった。
    そして、アキ達は該当する精神波をサーチしながら世界中を捜索する事になる。
  • 3:鹿の精神体。
  • 4:鳥の精神体。
  • 5:死に瀕した7歳の少女の精神体。アキに見取られ息を引き取る。
  • 6:植物の精神体。この捜索をきっかけに、アキはグレイに救出され再会。
  • 7:死んだ兵士の持つオヴォ・パック(精神兵器のエネルギー源)の中にあった培養人工細胞の精神体。
  • 8:ファントムの本拠地である隕石にいる、1体のファントムの精神体。
    ファントム自身が対ファントムの融和波動の最後のパーツである事を驚きつつも向かうアキ達だが、
    ハイン将軍の放ったゼウス砲により目的のファントムは消滅。
    しかし、攻撃の影響で地球から溢れたガイアの精神波にアキの中のファントムが触れ、
    第8の精神体の波動へと奇跡的に変質し、アキの中で融和波動が完成。
    グレイを媒介としてそれをファントムのガイアにぶつけ、全てのファントムは浄化された。