書籍/【ウラワザ大宝典'95】

Last-modified: 2024-05-19 (日) 08:17:21

マル勝より刊行された95年前後のゲームとFFシリーズの裏技を集めた本。
大技林、広技苑の先駆けとも言える。
3のアイテム変化、5のえふえふ、6のドリル装備などを掲載。
裏技関連の記事は一般的に、ハングアップする可能性があったりセーブデータが破損する可能性のある物や、ゲームバランス崩壊させるような物などは積極的に掲載しない方針のゲーム誌も多いため、このような裏技まとめ本でそういった技の存在を知ったというユーザーも多いだろうか。

  • 3のアイテム変化はそこいらのゲーム誌に載ってたような。6のドリルもしかり。

余談ではあるが、聖剣伝説2のマナの剣バグ、ロマサガ2の資金増殖バグなども載っている。

  • 古いのは大技林のほう。雑誌の付録として80年代終盤にはあった。
    • 大技林の初出は89年。ちなみにそれ以前にも裏技をまとめた書籍はある。
      • まあ、合併号を出す大型連休やお盆休み、年末年始の号にお得感を出すために大手ゲーム誌のふろく小冊子として付いてくる物の方がメジャーだったね。
    • 付録ではなく独立した本としては、超絶大技林が出たのは1995年からで、ウラワザ大宝典が最初に出たのは1992年なので、ウラワザ大宝典の方が先と言えなくもない。

FFUSAでは屋根の上のチョコボや、アンデッドに回復魔法が有効というテクニックが載っている。
それって裏技なのか・・・?

  • >それって裏技なのか・・・? →裏技というか、攻略記事に多くページ取るまでもない場合に便宜上裏技として裏技本に攻略情報を載せていた場合があったり。
  • 現在裏技と呼べるものは隠しコマンドか隠しキャラの出現条件くらいしか無いが
    たまに地図リサイクルのような裏技が発掘されることがある。
  • 当時のゲーム雑誌では隠れキャラや見た目が面白いなどの一発ネタみたいなものが裏技として扱われるのは珍しくなかった。

1995年3月1日発売。
1994年に雑誌「マル勝スーパーファミコン」の付録小冊子だったウラワザ大宝典上巻・中巻・下巻の3冊を1冊にまとめた物。
漫画などのページや、骨董品というちょっと古いゲームの裏技を集めたページは省かれているが、付録と書籍の間の作品が最新ウラワザファイルとして掲載されている。

書籍の際に再度校正が行われたりはしなかったらしく、例えばFF6の項目では10番や39番の裏技のタイトルミスや「アンデッド」が「アンデット」になっているミスが修正されていなかったり、19番や30番の参照ページの数字が付録時のまま*1だったりする。


最近は、小銭稼ぎのために動画で紹介しているのが増えているが、それが個人単位ならともかく企業単位でやっているところもある。
それは問題ではないが、現在は使えない裏技もある以外に、当時ファミマガとかで採用されたと自称している人が、権利関係を主張しているケースもあるようだ。


*1 付録では、上巻にFF1~FF5の裏技、中巻にFF6の裏技が収録されていたため、FF6の裏技は巻頭に載っていた