FF9
FF9のBGM。以下ネタバレ注意
- ネタバレ
イーファの樹に呑まれ消息不明となったジタン。
その帰りをダガーは待っていたが、いつまでたっても帰ってこず、
空しい気分で劇、君の小鳥になりたいを見ていた。
場面はマーカスとコーネリアが別れ、マーカスのソロシーン。
いつまで待っても現われないコーネリアへの愛をひたすら謳い、
そして最後にマーカスはこう言い放つ。
「会わせてくれ!愛しのダガーに!」
と言ってマントを脱ぎ捨てる。そこにはなんとジタンの姿が。
その後ムービーシーンとなり、このBGMが流れる。
今までの鬱なシーンをぶち壊すとても晴れやかな音楽であり、
扉を開けるスタイナーとベアトリクスが凄くいい表情に見える。
そして、二人の再会、掲げられるセイブザクイーン。
それからスタッフロールへと流れる。FF9の中でも一級品の感動シーンである。
かなり演出はベタだが。- だがそれがいい。
- ベタな展開、王道ってのは飽きられながらもなお何千回も繰り返されてきたものだからなあ。
- だがそれがいい。
この曲からMelodiesOfLifeへの繋ぎはFF9最大の感動シーン。
ダガーの焦り、躊躇い、再会の喜びを表す映像とのリンクが素晴らしいです。
- 「ミソーソラソファファミミレレミファー」で一旦rit.してからの「あやまちの愛(いわゆる、ジタンとガーネットの愛のテーマ)」へのつなぎ、映像も相まってこみ上げてくるものがある…。
FF9のエンディングで流れるオーケストラによる演奏がなされている曲。
最後のティンパニーとシンバルの弾ける音がなんともいえないくらいその場面を盛り上げる。
FF9にはこれをはじめとして、「アレクサンドリアの空」や「嵐に消された記憶」「南ゲート突破」等、
いかにもオーケストラコンサートに向きそうな曲が盛りだくさんなのに、
実際にコンサートで演奏されるのは基本「Vamo' alla Flamenco」だけ。
「Melodies Of Life」が演奏されたとしても、その後の「Final Fantasy」は決まって8のアレンジ
(ゲーム本編で、オーケストラによって演奏されているのは8だけでなく9もなんだが)と、
謎にハブられている9なのであった(7以前の作品の冷遇はもっと酷いが)。
- まあ7以前はオケを意識して作ってないだろうしなあ。
6はやってたけど。 - Final FantasyのFF8の項目を参照してもらえれば分かるが、演奏会ではずっと8のアレンジである。
9の生演奏オケ曲はどれもこれも一度たりとも演奏されたことがない。
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
TFF
原曲が収録。EMSとしてプレイできる。
背景に9の名場面が流れる。
TFFCC
FMSに変更。
背景は汎用の城と同じだが、エンディングらしく白い鳩のような鳥が飛び立つ。
FFRK
武器召喚時(いわゆるガチャ)のBGMとして使用されている。
どうにもミスマッチな印象は拭えないが、曲タイトルだけ見れば、一応合ってる気がしなくもない。
さすがに後半部分は合わないと判断されたのか、前半部分がループする仕様になっている。