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目次
はじめに
使いこなすと銘打ったものの、難しく考えずに色々使って遊んでみましょう。
今回使うDSPは、インストーラーに同梱されていないDSPです。
Componentsを入手してインストールする必要があります。
DSPの使い方と一緒に、コンポーネントのインストールにもチャレンジしてみましょう。
Wiki内にあるComponentsのページから欲しいものをダウンロードするだけの簡単な作業です。
Dolby Headphone Wrapper
まずはDolby Headphone Wrapperを使ってみましょう。
これはヘッドフォンで仮想5.1chサラウンド出力を演出するDSPです。
音に広がりを出せるので聴き疲れを軽減する事ができます。
このコンポーネントは私もずいぶんとお世話になりました。
ただし、使用にはPowerDVD などの DVD プレイヤーソフトに付属するdolbyhph.dllが必要です。
- Location
Dolbyhph.dllのある場所を指定。 - Room model
サラウンドのタイプを選択。
dolbyhph.dllが無くこのComponentを導入できない場合は、ATSurround Processorを使ってみて下さい。
これはDolby Headphone Wrapperと似た効果が得られるDSPです。
Freeverb
Freeverb。
これは音をエコーさせる事ができるDSPコンポーネントです。
微調整が効くのでなかなか使い勝手が良いです。
とにかくバーを色々と弄って使い倒してみましょう!
- 参考
- Freeverb
SoundTouch DSP
SoundTouch DSP。
これもなかなか面白いDSPです。
テンポ、ピッチ、レートを調整する事ができます。
再生速度を変えずに音程を変えたりと、かなり遊べるDSPです。
うまく設定すれば、あの"はじめてのチュウ"も地声で聴ける!?
- Tempo adjust
音程を変えずに再生速度だけを変えられる - Pitch adjust
再生速度を変えずに音程だけを変えられる - Rate adjust
音程と再生速度を同時に変えられる
Surround Pan
2012/10/17追記
これは擬似サラウンドにより、音の定位を調整する事が出来るDSPです。
下の画像は部屋を上から見た図です。
上が正面で下が背面、左右はそのままで、中央の黄色い点があなたの位置です。
- 参考
- Surround Pan
黄色い点をドラッグするか、図上をクリックすると音の定位が変ります。
水平に左右いっぱいに動かすと、LRのどちらか片方しか音が出なくなります。
左右どちらかの音だけを聴きたい時にも便利です。
上の画像の状態では、右後ろから音が聞こえます。
2ch以上の左右(または前後)で音に違いがある曲で有効です。
モノラル音声だと左右で音に違いが無いので、恩恵は受けられないと思います。
最後に
面白いDSPは他にもまだまだあります。
DSPは音を加工して楽しむ物という考えがあるので、私は実用性よりも弄ってみて面白いかでDSPを選んでいます。
いくら凄いDSPでも使いこなせなかったら意味がないですからね。
難しく考えるより、まずは使ってみて「これはいい!」と思えるDSPに出会ってください。
ほんとうに色々あるので、興味があるならば是非覗いてみてくださいね。
- 参考
- DSP一覧
投票ありがとうございます。
(ここまで)