サバイバー内在人格
基本中治りなし(3無し)は論外 大会でもない限り絶対つけよう ついてないだけで利敵認定されてもおかしくない
(戦略的に中治りを外す上位プレイヤーもいるが、あくまで最高峰七段の実力者や4vcをつないでいないと通用しないので影響を受けないようにしよう)*1
「フライホイール効果」・「中治り」・「危機一髪」・「膝蓋腱反射」は究極天賦と呼ばれ、数値上は3つ以上取ることができるが、実際はこのうちのどれか2つまでしか取れないという制限がかかっている。
これら究極天賦は時計の針の向きを人格表のアイコンの位置に見立ててそれぞれ0/3/6/9*2とも呼ばれる。本ページもこれを基準に内在人格を4つに分けて記載しており、サバイバーの個別ページその他各所においても数字で人格を表現することが通例となっている。
サバイバー側は「中治り」を外すことはありえないので、もう1つは「危機一髪」・「膝蓋腱反射」・「フライホイール効果」のどれかを採用するのが基本となる。
サバイバーはお互いの人格がマッチングホールで確認可能な他、取得している究極天賦を定型文チャットでマッチ中にも報告できるようになっている。
2025年7月3日に大規模な人格の追加や調整が行われたので評価や情報に相違や矛盾が発生する可能性があることに留意してください。
人格ポイント120→130に増加、一部の人格の位置変更、雲の中の散歩の上限が3振り→1振りに変更、一部人格効果の変更及び廃止と新人格追加
上/0
01 | フライホイール効果 | クールタイム:135秒 試合開始時のクールタイム:50秒 アクティブスキルとして使用できる。発動すると正面方向に3.5メートルダッシュし、0.4秒間ダメージと制御効果を受け付けない。 |
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通称フラホ。対戦開始時にはCTが発生するのでファスチェを引いた場合すぐに使えない点に注意が必要。無敵になる点を利用し、安全に粘着を行うのに使われる。 通常攻撃に限らずスタンや断罪狩人のトラバサミや破輪の寡黙などの設置系の罠に対しても有効で利用幅が非常に広い。 無敵時間は0.4秒と比較的長いものの、攻撃読みで使用すると実際の攻撃判定時には既に無敵時間が終わっていて攻撃が当たってしまうことがあるため、回避目的ならしっかり攻撃を見てから使用する必要がある。 発動時には右上の状態アイコンに波紋のようなエフェクトが発生する。 発動時の進行方向はサバイバーの向きではなくカメラの向きに対して正面方向。 フラホの発動タイミングはボタンをタップして指を離したタイミングで発動する。そのため、振りを見てから単押しで回避しようとしても攻撃が入ってしまうことが多い。なので有効に使うには殴られそうな数秒前に長押しをしておいて振りを見て離すと良い。 断罪狩人のチェーンによる減速やリッパーの霧の刃による霧生成等、一部のスキルは攻撃自体は回避できてもスキルで付加される効果まで無効化することはできない。 オフェンスはフライホイールのダッシュがダッシュ時間に換算され、粘着回数の増加につながるため相性がいい。 発動するべきタイミングを見極めるPSが要求されるが、使いこなせれば、ハンター側の確実にダウンを取れるスキルコンボを無効化出来るため試合を動かせるレベルの強さを発揮する。 フラホで防がれてもサバイバーに接近できる攻撃スキルを持っている断罪狩人と悪夢とアンデッドに対しては効果が薄い点に注意。 | ||
02 | ウェーバーの法則 | この人格の効果は試合中一度しか発動しない。 ハンターに18m以内の距離で3秒間持続的に追撃されると3.5秒間移動速度が10/15/20%上昇。 |
加速量が大きいのでチェイス面の補助として役立つが、自動発動なので使いたい場面は選べず不自然な加速によってフライホイール効果を持っていることがバレてしまう欠点もある。 | ||
03 | 転禍為福 | 暗号機の解読調整に失敗した時、ハンターの位置を3/5/7秒間強調表示する。 |
パーティがチャットしており、ハンターの所在が共有できているならあまり役に立たない。占い師がBANされている時に、わざと調整に失敗することで空所補充型定型文を使ってハンターの正体を伝えることは出来るが、居場所バレにつながるので注意*3。 | ||
04 | 群集心理 | クールタイム:80秒 ハンターに5秒以上持続的に追撃された状態で警戒範囲外に出て追撃状態が解除されると、全てのサバイバーにハンターを3秒間強調表示させる。 この効果を受けたハンターは40秒以内に再び効果を受けることはない。 |
チェイスが強いサバイバーやPSのあるプレイヤーが扱えばタゲチェン後の味方の事故を防止できるかもしれない人格ではあるが、発動中はハンターにデバフアイコンが表示されて発動していることがバレる=フライホイール効果所持の可能性を疑われるので注意*4。傭兵や一等航海士のような追いたくない、あるいは少し追う程度に留めたくなるサバイバーは群集心理を発動させやすく、救援型のサバイバーであれば共生効果のついでに持つことも多いため、救助の際に他の味方がフライホイール効果を持っているか撹乱させやすい。 | ||
05 | 生存者の本能 | 1/2/3名のサバイバーが脱落した時、自身の解読速度が6%/18%/36%アップ。 |
協力狩りなら有効。それ以外では次の人格のおまけ。傭兵は大抵持つことになるので引き分けを狙う展開では有用になる。通常の試合では2人以上脱落している時点でサバイバーの勝利が不可能になっているので、まともに恩恵があるのは最初の6%のバフしかない。 | ||
06 | 癒合 | 治療を受ける時に必要とする時間が15%減少する。負傷状態での治療進捗は自動的に1秒ごとに0.3%/0.45%/0.6%増加していき、最大30%/45%/60%まで増加する。 |
2.25秒短縮できる。時間にかかる効果のため似た効果の避難所よりも費用対効果が良い。避難所にも言えることだが、治療者と合わせて二人分の時間を短縮できるというのはわりと大きな効果。被弾は多いが追われにくい救助キャラに付けておきたい。他のサバイバーも協力狩りなどであれば有効。この効果は自己治療には適用されない。鎮静剤での自己治療時間を短縮したい場合は医師(内在人格)に振ること。さらに負傷状態の治療進捗が自動的に進行する。こちらの効果は自己治療にも影響するが、最大効果を得るには負傷から100秒も必要。健康状態(ダメージが1未満)では自動進行は発生せず、追加でダメージを受けると治療進捗は0に戻る。気休めに近いので1振りでも十分。 | ||
07 | 防衛反応 | 負傷状態の間、板・窓の操作速度が6%/9%/12%上昇する。 |
1ダメージ分に満たない負傷は負傷扱いにはならない。 協力狩りでは有用。通常の試合であれば負傷している時点で長く持たないことが多いが、負傷状態からでもワンパンされない可能性がある隠者に対しては割と有効に機能する他、救助直後のチェイスやダウン通電、中治りで復帰からのラストチェイスに向けたバフにもなる。効果は悪くないがやや使いどころに乏しく、ポイントに余裕がないことも多い。負傷状態のままチェイスを続ける機会が多いバーメイドと相性が良い。 | ||
08 | 一蓮托生 | 18メートル以内にいるサバイバーと、ハンターに追撃されていない負傷中のサバイバーを互いに強調表示する。 |
ゲーム内の説明文には「互いに」とあるが実際は自身が負傷していなくても効果を発揮する。野良における立て直しが非常に行いやすくなるため、完全野良のプレイヤーだけで試合に臨むなら持っていて損は無い。一方で、チャットをきちんと出せるプレイヤー同士であれば無用の長物になる。加えて18m以内のサバイバーであれば負傷、追撃状態にかかわらず強調表示される。ランダムスポーン時の暗号機かぶりを早めに察知できる他、アイテムによるチェイス補助や粘着にも役立つ。 | ||
09 | 雲の中で散歩 | 足跡の持続時間が1秒減少し、負傷状態で破片痕跡が表示されなくなる。 |
通常の足跡の持続時間は4秒なので、3秒で消える計算。隠密向けの人格だがそもそも隠密そのものが通用しないハンターが多く、更に直接発見された場合は3秒持続での足跡でも十分追えるので非常に腐りやすい人格。湖景村のとうもろこし畑や元々足跡が消えやすい冒険家や骨董商が持った場合など局所的に刺さる場面はあるが、それ以外のポジションやサバイバーでは活かしがたい効果。ただし弁護士は荘園旧友+要点記録による加速でハンターを撒く効果が期待でき、ガリヴァー旅行記は破片痕跡を発生しなくなる効果が負傷状態での隠密を可能にする。2025年7月3日の人格調整で1振りしか出来なくなったため、旧人格より足跡の持続時間が1秒*5長くなっていることに注意。 | ||
10 | 共生効果 | ロケットチェアに拘束されたサバイバーに向かって移動する時、移動速度が6%~10%上昇する。ロケットチェアに拘束されたサバイバーから遠いほど、移動速度の上昇量が大きくなる。 |
正面30度程度の範囲のチェアに向かって移動している間だけ発動する。遠回りをする際にはほぼ機能しないものの、救助に行くなら必ず役に立つのでポイントに余裕があれば持っておきたい。数値は地味だが湖景村などの広いマップであれば移動速度上昇量増加も最大限活用しやすく、5割超えや救助に間に合わず飛んでしまう事故を防げるため有用。「危機一髪」を採用しない=「集団心理」が無いサバイバーが保険として付けるのに適している。 |
右/3
11 | 中治り | 脱出ゲートが開ける状態になると同時にロケットチェアに拘束されているサバイバー以外は体力が1回復し、5秒間移動速度が50%上昇する。 |
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つけていないと地雷と認定されることもある必須人格。回復により延命&加速によりラストチェイスの時間を大きく伸ばし通電後即死を防げるだけでも十分な強さがある。更に、全員が中治りを持っておくことで寸止め時に全体負荷がかかっていても死に救助に行けるなど通電前の選択肢を増やせる。中治りなしでもいいという意見もある*6が、それは綿密な連携が可能な4vcに限った話。たとえ自分自身に3なしをカバーできるPSがあったとしても、野良では味方を混乱させてしまい通電前後でのミスを誘発させる原因となる*7。勝ちを狙うならば、野良でのプレイ時には必ずつけておくこと。特別な理由でつけないのならば、中治りがないことを把握されていなくても大丈夫なように、自分から立ち回りや通電タイミングの指示に細心の注意を払うこと。 | ||
12 | 逃避 | 脱出ゲートが開ける状態になると、120秒間移動速度が3/4/5%上昇する。 |
ハンター人格「引き留める」と持続時間も発動するタイミングも同じなので、自分に逃避がかかっているかどうかで「引き留める」の効果時間内か調べるという指標にも利用できる。 | ||
13 | 不撓不屈 | ダウン時の自己治療速度10/15/20%上昇。ダウン時の移動速度30/60/90%上昇。 |
2.73秒/3.91秒/5秒短縮でき、ダウン自己治癒そのものの遅さを軽減できる。治療デバフが重い傭兵は特に有効。全体圧が強いハンターへの対策にも繋がる。特にアンデッド戦はダウン時の移動速度が上昇するため、3振りしているとダウン中しゃがみ移動より速く動けるというシュールな光景が見られる。以前は0の方向にあり、6か9を持ちたいサバイバーはつける余裕が無かったが、人格調整の際に場所が変更され、非常に使いやすくなった。 | ||
14 | 好奇心 | サバイバーが自由行動できる状態で解読していない時、一番近くの未完了の暗号機のシルエットが表示される。マップ上の暗号機が残り3台になると5秒間残りの暗号機が全て表示される。 |
地形やスポーンパターンを覚えるために役立つ。ハンターの内在人格「封鎖」がかかっている暗号機は対象外となりその暗号機を除いた最寄りの暗号機が表示される。暗号機の強調表示は壁越しでなければ機能せず、また暗号機との距離があまりに近いと壁越しでも強調表示が出ないので注意。 残り1台になった時に全ての暗号機の場所が分かるので、どの暗号機が解読完了か覚え切れていない場合は再確認できる。ほぼ必ず付いている人格なので5秒間のタイミングを見逃さないように。 | ||
15 | 気が散る | 脱出ゲートが開ける状態になると同時に5秒間ハンターを強調表示する。 |
無理に付ける必要は無い*8が、あれば中間待機するべきかどうかの指標に使える。悪夢が通電後にカラスをゲート前に飛ばそうとした場合、途中でカラスを回収するのにも利用できる。 | ||
16 | うたた寝 | 自身のロケットチェアの発射速度が3/6/9%低下する。 |
椅子耐久が等倍のキャラなら3振りで発射までの時間が約5.9秒伸びる。主に一等航海士など発射速度が遅いキャラや拘束されながらでもロボットで解読できる機械技師に採用される。効果時間は素の椅子耐久が高いキャラ程大きく、例えば一等航海士ならば3振りで9秒耐久が伸びる。ハンターをキャンプさせる時間を長引かせ解読時間を稼ぐほか、救助の際の4割9割救助に余裕を持たせることができる。 デメリットとして、他のサバイバーがハッチ逃げを狙う場合だと、脱落するまでの時間が伸びてしまいハッチが開く前にやられてしまうことがある。 | ||
17 | 接触効果 | 自身または仲間の治療が成功した時、治療を受けた対象の移動速度が即座に15%/25%/35%上昇する。1.5秒間持続。追撃状態ではない場合、加速時間が3秒延長される。 |
ダウン含む自己治療でも効果を発動できる他、心理学者の感情転移、バーメイドのドーフリン酒、気象学者の暖雨など恐怖値を減少させる効果全般にも適用される。治療が完了した後暗号解読へ戻る際の移動時間を短縮できる。チェイス中に回復行為が行える医師やバーメイドであればチェイスにも活用できるだろう。調香師も忘却の香水によるダメージ無効化時に加速を得られるため有用。心理学者のストレス反応は消費しきった直後に加速する。 | ||
18 | テレパシー | 脱出ゲートが開ける状態になると、40秒経過するごとに他のサバイバーを5秒間強調表示する。 |
効果自体は初心者向けの人格だが、次のピア効果が重要であるため付ける機会は多い。ただし、時空の影のイース人に憑依されている状態だと味方の位置情報を渡してしまうことになるので注意。 | ||
19 | 観客効果 | 2台の暗号機の解読が完了すると、この効果はその対戦中無効になる。 他のサバイバーがロケットチェアに拘束されている間、自身の解読速度が8%上昇する。 |
ファスチェで稼げなかった時の多少の保険として働く人格だが効果が弱く活用の機会に乏しい。解読速度の遅い救援型は拘束直後に救助へ向かわねばならず、ファスチェでそれなりに稼げていれば救助が終わる頃には大抵暗号機が2台上がってしまう。暗号機を上げきらずに解読して回ることで上昇した解読速度を活用するという戦略もなくはないが、ゲーム内説明文と異なりチェア拘束中しか効果がないため移動時間が無駄になりやすく本末転倒気味。救援型が指名手配を受けて救助に向かいづらい時には役立つ他、寸止め暗号機を遠隔であげられる囚人軸、サバイバーの拘束中に解読デバフがかかる空軍やセカンド救助担当になりやすいキャラなら採用の余地はあるか。 | ||
20 | ピア効果 | 味方のサバイバーにロケットチェアから救助されると、自分の移動速度が2秒間28%上昇する。 |
DDの回避やセカチェの為に重要な人格となるため、可能なら取得したい人格。ただし、オフェンスや傭兵や野人など狙われにくいサバイバーは不要。 マジシャンと相性が良いためマジシャンを使う場合なら必須人格と言えるだろう。 |
下/6
21 | 危機一髪 | この効果は試合中1度だけ自動で発動する。 サバイバーの救助に成功すると自身と救助されたサバイバーは、20秒間はダウンに値するダメージを受けてもダウン状態にならない。危機一髪中に受けたすべてのダメージは効果終了時にまとめて適用される。 効果時間中は治療を受けられず、ジェットコースター、電車などマップ固有のオブジェクトが利用不可になる。 |
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危機一髪発動中に再度危機一髪が発動した場合、効果時間が上書きされる。採用しやすい一等航海士は注意すること。 空軍・「騎士」以外の救援型サバイバーは必須人格。最低限この人格を採用したサバイバーがパーティに1~2人いると安心。救助さえできれば確定で20秒チェイスが稼げる上に二人で反対方向に逃げればDDも確実に防げる。即トンでも暗号機から離れて暗号機圧をかけれなくすることができる。危機一髪持ちが2人いれば救助後確実に40秒稼げるため分けが安定しやすい。 | ||
22 | 集団心理 | サバイバーが拘束されているロケットチェアの半径12/18/24メートル以内では自身の移動速度が4/6/8%上昇。 |
6持ちサバイバーにはそこそこ強い人格。救助役にはうってつけであり、マジシャンのマジックステッキなど更に加速手段があると効果的。プレイ中は体感しにくいが、これが有るか無いかで遠距離からの救助に間に合うかどうかが大きく左右される。湖景村、月の河公園では特に有効。 | ||
23 | 救世主妄想 | 仲間をロケットチェアから救助すると、自身の移動速度が3秒間5/10/15%上昇。 |
その場からの素早い離脱が可能になるのでダブルダウンを回避しやすくなる。救援型が強い編成にはダブルダウンを決めやすいハンターで対抗されるケースも多いため重要性が高い。 | ||
24 | 鳥籠効果 | 他のサバイバーと自身が地下室にいる時、自身の移動速度が10%上昇、被攻撃加速効果が20%上昇する。 |
地下室の階段に足を踏み入れた時点から発動。地下吊りされた際に非常に有用で、救助者・被救助者問わずDDの回避率がグッと高まる。サバイバーの状態を問わずダウン、風船中、拘束中、脱落中*9でも発動する。先にあるカタルシス効果共々、発動条件の割に効力が強いため余裕があれば取っても良い。 | ||
25 | かすかな音 | サバイバーが拘束されているロケットチェアの半径22メートル以内では自身の足跡が残らない。 |
救助役であれば付けておきたい人格。ハンターから見て見捨てか救助か分からなくすることは非常に重要。特に一等航海士とマジシャンなら完全に本体の動きが分からなくなるため必須。 | ||
26 | 医師 | 自己治癒または仲間を治療する速度が15/20/25%上昇。 |
1.96秒/2.5秒/3秒短縮できる。特に協力狩りで有効だが、全体負荷型ハンターに対しても立て直しを素早く済ませられるので通常の対戦でも採用される事がある。基本的に味方を治療できる状況でなければ活かせないため、自身が負傷することが多い救援型や粘着サバイバーでは腐りやすく、癒合や避難所の方が優先順位が高い。この人格を最も活かせるのは長距離ワープで味方を救出した後に治療を行える祭司。祭司の全体治療バフは時間にかかるためさらに相性が良い。自身が治療の対象にならず、他人を治療することで自身の治療と両立する人形師にも適している他、医師自身がチェイスの補助をする上で取ることが多い。それ以外のサバイバーの場合、アイテムが拾えるサバイバーであれば1振りしておくことで鎮静剤による自己治療が2回行える*10ようになる。ダウン自己治癒に対しては効果を発揮しない。 | ||
27 | 避難所 | ロケットチェアからサバイバーを救出するたびに、ダウン時の自己治癒速度と治療を受ける速度が10%/20%/30%上昇する。この効果は2回まで重ねがけ可能。 |
効果は永続。不撓不屈3振りかつその他の治療バフデバフがない前提であればダウン自己治癒時間が救助1回で23秒/21.4秒/20秒、救助2回なら21.4秒/18.75秒/16.7秒に短縮できる。治療デバフがかかる救援型の傭兵には前提のかすかな音も腐らないため、1振りだけでも余ったポイントの使いどころとしては悪くない。同じく治療を受ける際に(も)関わる内在人格である癒合と比較すると、DDされるとゲージを溜める能力が活きず、ダウン自己治癒には効果が無い癒合、救助しなければ効果を発揮できず、DDされなければ活躍の機会に乏しい避難所と一長一短である。ロケットチェアに関する内在人格だが対アンデッド人格が用意されていない点に注意。 | ||
28 | カタルシス効果 | 被攻撃加速時間が0.3秒延長される。 |
被ダメージ時の移動速度の上昇量が65%なので、この人格により0.74mほど追加で距離を離せることになる。およそ1秒ほどの延命にしかならないが、その1秒の差で板窓に到達しうる場面も少なからずあるため余裕があるなら取っておいても損はない。救助であれば椅子から離れた位置でハンターに見つかって1発殴られた時の加速の差で5割10割を回避、追撃の前に救助が間に合うといった展開もありうるかもしれない。 | ||
29 | 共感 | クールタイム:30秒 いずれかのサバイバーがダウンした時、6秒間移動速度が20%上昇する。自身の付近16m以内にハンターがいる、または仲間がダウン状態ではなくなると、効果は即座に終了する。 |
ダウン粘着、風船粘着を行いたいサバイバーであれば素早く現場に駆けつけることができるのでつけておきたい。救援型でも広いマップで一気に拘束候補地まで距離を詰められる他、危機一髪の効果が切れる頃にはクールタイムが終わるため帰り道でも加速できる。 | ||
30 | 寒気 | 36メートル以内のハンターが背後から見ている時、ハンターの方向を継続表示する。 |
厳密には背後に限らず、サバイバーのカメラの死角にハンターが存在し、かつハンターのカメラがサバイバーを捉えていれば発動する*11。 初心者向けの人格で、慣れないうちは持っておくと安心。早めにハンターの接敵に気付けるので、タゲチェンなどの不意打ちに強くなる。基本的に後ろ向きチェイスが出来るなら取らなくても良い。なるべく寒気に頼るよりも、占い師を扱えるようにしたり、ハンターの予備動作を見れるよう後ろ向きチェイスを練習しよう。心音範囲が狭い囚人、弓使いは採用も選択肢に入る。機械技師はロボットの操作中にハンターの接近に気付けるので、事故防止として有効。昆虫学者も完全ではないが外在特質「香り」による強調表示が発動しているかどうかの目安にできる。 |
左/9
31 | 膝蓋腱反射 | 1.窓を乗り越えたあと、移動速度が50%上昇。持続時間3秒。クールタイム40秒。 2.板を乗り越えたあと、移動速度が50%上昇。持続時間3秒。クールタイム40秒。 上記効果のクールタイムは別々に管理される。 ハンターが警戒範囲内に居ない状態で効果が発動すると加速効果が25%に減少する。 |
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非常に重要な強人格。窓越えと板越えのクールタイムをきちんと管理できれば実質約20秒ごとに加速が出来ることになる。純粋にチェイス能力が伸びるだけでなく、暗号機や救助までの移動を早めたり様々な応用が可能、前提人格も腐らないものばかり。窓越えと板越えを絡めないと全く意味がないので、活かせるチェイスルートを予め把握しておこう。歩行中に操作することで板窓操作の通知がハンターに行かないことは覚えておくといい。マッスルメモリーで板窓デバフを打ち消せるので、心眼や機械技師と膝蓋腱反射の相性はそこまで悪くない*12。追われやすい解読キャラは即死回避のため確実に付けておきたい。 月の河公園のニ階の窓等、乗り越え後に落下する場合は、落下中に加速時間が消費されてしまい効果的に使えなくなる点に注意*13。 | ||
32 | マッスルメモリー | クールタイム:25秒 木の板と窓を乗り越える速度が5/10/15%上昇。 |
乗り越えが早くなることで恐怖の一撃を食らいにくくなる効果ではあるので、取得した場合はクールタイムをうまく調整してチェイスを行うのが良い。また、板窓デバフ持ちのサバイバーがデバフをカバーしながら膝蓋腱反射を発動する為に重要な人格でもある。ポイント最大値が130になったことでポイントに余裕ができたとはいえ、36のサバイバーがチェイスに役立てられるほど強い効果ではない点に注意。同時に取得することになる尻に火で板を速攻で倒してマッスルメモリーで板を速攻で乗り越えるというシナジー効果こそあるが、膝蓋腱反射も同時に取得しなければ加速が伴わないので結局ハンターに追いつかれやすい。 | ||
33 | 尻に火 | 12メートル以内にハンターが連続して8秒間存在すると、板を倒す速度が8/14/20%上昇。 |
そこそこ強い人格。板周りの理不尽な判定を回避する機会が得られる。6のサバイバーが取得しても十分使える性能。 | ||
34 | 火中の栗 | ロケットチェアから救出する速度40%上昇。 |
必須人格の起死回生のおまけで付いてくるのであまり意識されないが、記者の幻影や機械技師のロボットにはこれが反映されないので救助がかなり遅い。「レディ・ファウロ」がつけていようと他のキャラもほぼつけていてその他のキャラの救助速度が実質デフォルト化しているのでやっぱりそれより60%遅い。 | ||
35 | 起死回生 | この効果はゲーム中1度だけ発動できる。 ダウン中、自己治療による上限の制限が無くなり負傷状態で復帰できる。 |
必須人格。通常、自己治癒には90%の上限があり他者に治療をしてもらわないとダウンから復帰ができないが、この人格を取得することでその上限を無視して自己治癒だけでもダウン状態から残り体力1の状態で復帰できる。一度しか発動できないが非常に強力な人格。これがないとダウンを取られた時に他者が起こしに行かなければならなくなるため、サバイバー全体の行動に制約をかけてしまうことになる。火中の栗共々持っておくべき。消費するまでハンターの内在人格「後遺症」を無効化できる点も地味ながら重要。 | ||
36 | 感覚順応 | クールタイム:16秒 16m範囲内でハンターが操作行為(木の板の破壊、窓の乗り越え)を行った場合、ハンターを5秒間強調表示する。 |
強調表示効果はデバフアイコンとしてハンター側にも認識できる。窓乗り越えに要する時間は1.2秒~2.8秒、板破壊に要する時間は1.89秒~3.24秒といずれもそこそこ長く、強調表示の時間の大半をそのモーションに費やしてしまうのが難点だが、板破壊や窓乗り越えのタイミングは粘着を確実に決められる格好のチャンスでもあるため、それを壁越しに認識できるメリットは大きい。なお、夜の番人の風行による板乗り越えは強調表示されないので注意。 | ||
37 | 孵化効果 | 解読加速段階開始後、非解読状態のサバイバーの解読速度が1秒ごとに1%増加する。最大12%まで増加可能。解読開始10秒後、または解読状態から離脱した時、この効果は解除される。 |
解読速度に関わる3つのサバイバー人格の内のひとつ。生存者の本能と観客効果の発動条件が受け身すぎる一方で、こちらは解読加速に入れば発動条件を満たせるのでまともな試合展開であれば腐ることは少ない。普通のサバイバーは頻繁に解読を中止することが無いのであまり意味が無い(バフの効果時間が短く、12%上昇中に10秒解読しても1秒程度しか速くならない)が、書記官など解読圧が強いハンター相手に何度も解読を中断せざるを得ない状況であればこの効果を活かせることもある。前提の起死回生まで必須人格になっているので余った5ポイントの使い道の一つとして一考の余地はあるか。 | ||
38 | 囚人ジレンマ | 他のプレイヤーが風船に縛られている時、ハンターとそのプレイヤーの位置を5秒間表示。チェア拘束後は表示効果が消える。 |
オフェンスなど風船救助ができるキャラに有効。それ以外でも救助役であれば持っておいて損は無い。固定パなどで味方が風船状態でもチャットを出してくれると把握しているのであれば必要ない。 | ||
39 | 怪力 | ハンターを板倒しによって気絶させた時のスタン時間が10/15/20%上昇。 |
ハンターによって気絶時間に差異があるが3振りでスタン時間が約1秒伸びる。これを付けたカウボーイや、条件を満たした骨董商や航空エンジニアがハンターに板を当てると通常の板よりも約2秒長い凄まじいスタン効果を発揮する。ハンターを板間にとどまらせることが出来る小説家や画家が持っても強い。環境に多くグルチェを苦手とする芸者やオペラ歌手に刺さるが、血の女王や隠者などグルチェの得意なハンターが来ると腐りやすい。 | ||
40 | 生存の意志 | 風船状態時の抵抗速度が10/15/20%上昇。 |
最速もがきで1.5/2.25/3秒短縮。ハンターが風船を持てる時間を短くすることで粘着を行う味方の負担を減らす他、マップの構造上聖心病院でも猛威を振るう。地味なところでは湖景村や軍需工場でも場所によっては効果を発揮することがある。ただし夢の魔女と断罪狩人は風船もがきから脱出した直後に攻撃を加えたり硬直させることができるため、生存の意志が通用しないことも多い。足萎えの羊に至っては風船状態でも檻でチェアの前までワープできてしまうため実質無効化されてしまう。ハンター側は「巨大ペンチ」の人格で効果を弱化、もしくは相殺させられる。 |
デフォルトで所持している人格
受難 | サバイバーがロケットチェアに拘束されている間、全てのサバイバーは他のサバイバーの位置が表示されるようになる。 |
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誰かが吊られている時に味方の動向が確認できるようになる効果。特に野良ではこの効果で味方と連携を取ることが求められる。かつては現在の群衆心理の位置に置いてあり、人格ポイントを5つ割り振る必要があった。しかし先述の通り効果そのものはVCを接続していなければ必須級のものであり、野良では付けていない時点で周りから利敵と見なされるほどの必須人格だった*14。人格の選択肢を狭めているが今更消すことも難しかったのか、サバイバーの常備人格となることで内在人格の網からは削除された。つけていないなんてあり得ないという意味を込めてパンツと呼ばれることもあった。強制取得故にサバイバー視点の情報を見ることが出来る時空の影にサバイバーの位置を把握されてしまう悪影響がある。 |
対アンデッド人格
試合に参加しているハンターが「アンデッド」(椅子への拘束を行わない)の場合、椅子に関連する人格が専用のものに自動で置き換えられる。基本的には「椅子に拘束される」を「ダウンする」に読み替えればOK。
10 | 共生効果 | ダウンしたサバイバーに向かっていくと、移動速度が6%~10%上昇する。 |
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16 | うたた寝 | ダウン状態の脱落速度が3%/6%/9%低下する。 |
19 | 観客効果 | 他のサバイバーがダウン状態に陥った時、自身の解読速度が8%上昇する。2台の暗号機の解読が完了すると、この効果はその対戦中無効になる。 |
20 | ピア効果 | 味方にダウン状態から治療してもらうと、自分の移動速度が2秒間28%上昇する。(起死回生で自己治癒した場合は発動しない) |
21 | 危機一髪 | ダウンしたサバイバーを治療したあと、自身とそのサバイバーが20秒間の無敵時間に入る。この効果は1回のみ発動する。 |
22 | 集団心理 | ダウンしたサバイバーの半径12/18/24メートル以内にいると、自身の移動速度が4%/6%/8%上昇する。 |
23 | 救世主妄想 | ダウンしたサバイバーを治療すると、自身の移動速度が5%/10%/15%上昇する。3秒間持続。 |
25 | かすかな音 | ダウンしたサバイバーの半径22メートル以内では走っても足跡が残らない。 |
受難 | サバイバーがダウンしている間、全てのサバイバーは他のサバイバーの位置が表示されるようになる。 |
削除された人格
ナマズ効果 | 自身がロケットチェアに拘束されている時、自身の半径12/18/24メートル以内で、他のサバイバーの移動速度が4%/6%/8%上昇する。 |
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現在の救世主妄想の位置に相当。6持ちのサバイバーが吊られた際の保険に近い、強すぎず弱すぎずの人格であったが、効果が受け身すぎた為か削除される。 | |
羊の群れ | 他のサバイバーが5メートル以内にいる時、範囲内の仲間の解読・治療・破壊行動の速度が3%/5%/7%上昇する。 |
現在の集団心理(位置変更前:尻に火)の位置に相当。そもそも常に複数で群れて行動するゲーム性ではないので協力狩りでしか役に立たなかった。弁護士の蠱惑共々削除されるのは必然だったと言える。 | |
不安 | しゃがんで移動するときの速度が40%上昇する。 |
現在の生存者の本能の位置に相当。屈み状態でも歩いて移動するのとあまり変わらないスピードで動けるようになり、隠密しながら移動する分には間違いなく強かったと思うが、位置が位置なので採用率が少なかったのと効果が地味過ぎた為か削除される。 | |
ホーソン効果 | 他のサバイバー仲間が5メートル以内にいる時、仲間1人につき、プレイヤー自身の解読・治療・破壊行動の速度が3%/3.5%/4%上昇する。 |
現在の共生効果の位置に相当。羊の群れに同じ。 | |
傍観者 | 30メートル以内の負傷またはダウンしたサバイバーに向かっていくと、移動速度10%上昇、治療速度20%上昇、負傷したサバイバー表示。風船状態のサバイバーは表示されない。 |
現在のフライホイール効果の位置に相当。使い所が協力狩りくらいしかなかった。負傷サバイバー表示効果のみ一蓮托生として引き継がれている。 | |
割れ窓理論 | 窓を乗り越えたあと、移動速度が50%上昇。持続時間3秒。クールタイム40秒。 |
現在の膝蓋腱反射の位置に相当。というより、かつてマッスルメモリーの位置にあった膝蓋腱反射と統合される形で削除された。割れ窓理論と膝蓋腱反射が分離されていたことで36人格でも膝蓋腱反射が取れていたのだが、この調整により36人格のサバイバーのチェイス能力が大幅に弱体化している。 | |
強迫神経症 | 16m以内の箱の位置を強調表示する |
現在の共生効果の位置に相当。初心者が箱の位置を暗記する際に便利だったが箱の位置は固定化されており、そもそも箱を何度も漁る展開になる機会が稀だった為か削除される。幸運児が類似した外在特質を持つ。 | |
自らを欺く | 第1段階-解読調整に失敗してもハンターヘ通知が発生しない。 第2段階-解読調整に失敗しても解読進度が減少しない。 第3段階-解読調整失敗時のモーション時間が半減。 |
現在の接触効果の位置に相当。初心者にはありがたい効果だが熟練者が解読調整に失敗することはまずありえないことであり、最終的にほとんど使用されなくなるため削除された。 | |
機械精通 | 解読時の調整判定範囲が10%増加。 |
現在の寒気の位置に相当。元々の調整難易度がかなりゆるく、この人格を習得するメリットは全く無かったため削除された。 | |
吊り橋効果 | 18メートル以内のサバイバーを表示 |
現在の鳥籠効果の位置に相当。効果が地味過ぎたため削除され、一蓮托生に統合された。玩具職人が類似した外在特質を持つ。 |