ハンター内在人格
ハンター側の人格の表記については純粋に右下、上下と言った方角で書かれることが多い。
「閉鎖空間」・「裏向きカード」・「引き留める」・「傲慢」は究極天賦と呼ばれ、数値上は3つ以上取ることができるが、実際はこのうちのどれか2つまでしか取れないという制限がかかっている。
必須人格はないが「引き留める」を外すことは殆ど無いと思われる。
2025年7月3日に大規模な人格の追加や調整が行われたので評価や情報に相違や矛盾が発生する可能性があることに留意してください。
上
究極天賦 | 閉鎖空間 | ハンターが乗り越えた窓枠は20秒間封鎖され、サバイバーは利用できなくなる。 ハンターは封鎖状態の窓枠も乗り越えることができる。封鎖された窓を乗り越えた場合、封鎖状態が解除される。 |
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軍需工場では比較的採用率が高い。スキルで窓枠を塞いで閉鎖空間とほぼ同等の効果を得られるハンターも居るが、閉鎖空間を持っておけばクールタイムやスキルのストック数などのリソースを窓枠封じ以外に割り振る余裕が出来るのでプレイスタイルに合わせて採用しても良い。 | ||
01 | 悪化 | 負傷状態のサバイバーの解読・治療・破壊の速度を5%低下させる。 |
1ダメージ分に満たない負傷は負傷扱いにはならない。ダウン状態も負傷扱いにならないためダウン時の自己治療には影響を与えない。 解読速度を遅くする効果は強力なのだが、体感できる程の威力は無い。序盤のうちに解読デバフ持ちに入れられるとコストの割にはまあまあの遅延になる。できればパニックと重ねて使いたい。協力狩りではハンター二人が両方取っている場合効果が重複し10%ダウンになる。 | ||
02 | 枯死 | サバイバーが拘束されているロケットチェアからハンターが10メートル以上離れている時、通常攻撃に相当するダメージを与えた際のサバイバーの加速効果が15/25/35%減少 |
中距離キャンプをしやすくする人格。瞬間移動等のワープする手段も無しにこの人格を生かすには狂暴や愚弄が必須であり、扱えるハンターもかなり限定される。拘束されたチェアの付近12m程度は他サバイバーからハンターが可視化されるため、見えなくなるラインの目安としては有効。一番手っ取り早く生かすには、中距離で救助役に攻撃して枯死を発動させて、救助役がチェアに到達する前にチェアに対して瞬間移動を使う方法がある。この場合もやはり狂暴は欲しいところ。復讐者と白黒無常と血の女王と悪夢は自前のスキルで同様の戦法が可能。道化師と結魂者と泣き虫、夜の番人やオペラ歌手も自身の加速が間に合うのであれば可能。黄衣の王と魔トカゲも状況次第ではスキルによる攻撃が間に合うのでいける。隠者も一応可能だがシェアでダメージが減るのであまり現実的ではない。効果上救助狩り以外の用途にも使用可能で、瞬間移動で遠くのサバイバーへタゲチェンしてチェイスを補助する目的にも使えるが、救助される前に攻撃を当てる必要があるのでややシビア。 | ||
03 | 破壊欲 | 倒れた板を破壊する速度が20/30/40%上昇する。 |
これを持っているだけでチェイス能力が圧倒的に上がる。スキルでグルチェを対処できないハンターは持っておきたい。例えば、芸者や断罪狩人は基本的にグルチェに弱く距離チェに強い。このようなハンターでは、板を早めに割ることでポジション移動を強いて次のポジションに行く前にアゲハやチェーンを使ってダメージを与えられる。一方で黄衣の王のようにスキルでグルチェを対処できるハンターはあまり必要としない。板は割らないでそのポジションにサバイバーを留めた方が触手のようなスキルを狙いやすいからだ。また、前述のグルチェに弱いハンターでも特質に監視者を採用することでグルチェを対処できるようになるため、採用しないケースもある。上述の扱いが限定されている「枯死」の奥にあるせいで、破壊欲に1振りたい場合でも15ptは消費しなければならない点が痛く、他の人格と併用しにくいのが厄介なところ。 | ||
04 | パニック | 負傷、ダウン、チェアに拘束されているサバイバー1名につき、すべてのサバイバーの解読・治療・破壊速度を3%低下させる。 |
1ダメージ分に満たない負傷は負傷扱いにはならない。 内在人格の『悪化』と効果が重複するので負傷したサバイバーは自動的に解読速度が8%減ることになる。暗号機一台分読んだ時100族なら7秒、オフェンスなら15秒もの遅延になり、さらに他の3人にも3%の速度低下が入る。治療時にも崩壊と合わせたり治療デバフ持ちなら割と馬鹿にならない遅延が入る。ただし解読加速が入ると焼け石に水。協力狩りにおいてはサバイバーの人数の多さから重複させやすく、解読加速も入らないのでなかなか強力。協力狩りではハンター二人が両方取っても効果は重複しない。 | ||
05 | 怒り | 気絶状態か風船状態のサバイバーにもがきによる脱出に成功された時の行動不能状態からの回復速度が10/15/20%上昇する。 |
3振りで板によるスタンは(ハンターにもよるが)0.5秒強縮まる。空軍の信号銃は0.9秒縮まる。間違われやすいが祭司のワープにも有効で、最小スタンは0.15/0.22/0.28秒縮まる。また、呪術師や囚人の小スタンを素早く回復することで間髪入れずに攻撃を入れることができる効果も狙える。 スタンを入れられてから真っ直ぐ逃げられると追いつくまでには大体スタン時間×3.5秒程かかる。怒りをどの程度積むかはよく考えよう。檻の獣の争いや中毒症と合わせて持っておきたい。 3つの対スタン人格の中で唯一風船もがきについての記述があるが他の2つも風船もがきで効果を発揮できる。 | ||
06 | 狂暴 | ロケットチェアに拘束されているサバイバーが居る時、自身の攻撃回復速度が15/20/25%上昇する。 |
持っていれば救助狩り・DDを狙いやすくなる強人格。1振るだけでも充分強い。2振り目以降は1振りにつき最大でも0.15秒未満しか縮まらず、サバイバーに追いつく時間が0.7秒程速くなる程度の効果。椅子前の攻防においてこれを高いと見るか低いと見るかは人と使用ハンターによるだろう。なお、写真家の鏡像は対象外である。 | ||
07 | 執念 | 追撃状態から離脱し、1秒間自身の付近16メートル以内に行動可能なサバイバーがいない時、移動速度が6%上昇する。15秒間持続。再び追撃状態に入る、風船を持ち上げる、または付近16メートル以内に1秒間行動可能なサバイバーが存在すると、この効果は終了する。行動可能なサバイバーと障害物を隔てている場合も、執念の発動と終了に影響を与える。 |
最初に見つけたサバイバーが追いたくないサバイバーであった時に次のサバイバーを見つけるまでの巡回時間を短縮できる人格。フライホイール効果を持っていると思しき相手であれば3秒ほど追うことでウェーバーの法則を消費させてからタゲチェンしても良いだろう。サバイバーをダウンさせるとすぐに効果が発動するので風船を使わないアンデッドは有効活用しやすい。スキルで遠距離から攻撃できる血の女王はチェイス中に効果を発動させやすいため、とても強力。効果時間が残っているにもかかわらず効果が切れる=16m以内にサバイバーがいるという目安としても活用できる。 | ||
08 | 飢餓 | ゲーム開始から50秒間、自身の18メートル範囲内にサバイバーがいない場合、全サバイバーの解読速度が6%低下する。 |
開幕隠密対策用の人格。スポーン選択があるランク帯だったり、ハンターのスポーン位置が分かるサバイバーが居ると効果を発揮する。ただしチェイスに入ればもちろん、隠密対象が近くても効果を失ってしまうため効果を発揮できる場面は実際のところそれほど多くはない。また飢餓効果はサバイバー側にデバフアイコンとして表示される。秒数は不明なので焼き入れ瞬間の目安にはならないものの飢餓を持っていることがバレる上にファスチェ中に飢餓アイコンが消える=18m以内にハンターがいるということが分かるため、昆虫学者の香りデバフの発動、弓使いのロックオンが可能になるなど一部の能力の目安にされる可能性がある。 | ||
09 | 翻弄 | ダウンしたサバイバーを持ち上げて風船状態にするまでの時間を20%短縮 |
風船救助を狙うサバイバーに対応しやすくなる人格。ハンターにもよるが、約0.3秒ほどの短縮になる。 |
右
究極天賦 | 裏向きカード | 対戦開始から120秒経過以降に補助特質を1度だけ変更可能になる。変更前の補助特質がクールタイム中だった場合、残りクールタイムの割合に応じて変更後のスキルにもクールタイムが適用される。 |
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強人格。序盤は神出鬼没などを使い、中盤からは主に瞬間移動や異常など他の特質を使うことで臨機応変に立ち回ることが可能。夢の魔女の場合、これを使用して補助特質を変更したら魔女本体と全信徒が一斉に変更後の同じ補助特質に変更となり、それ以降補助特質は変更できない。 | ||
01 | 封鎖 | ゲーム開始時、自身から最も遠くに位置する1台の暗号機を40秒間封鎖状態にする。封鎖状態の暗号機をサバイバーは解読することができない。 |
ハンターのスポーンから遠いサバイバーがお散歩を余儀無くされるため徒歩ハンターにとってはありがたいスキル。しかし自分で封鎖を発動させる暗号機が操作できるわけではないので、暗号機を固める際にマップ最果ての暗号機がぽつんと残ってしまうなど不都合な展開になる可能性はある。また、封鎖された暗号機の位置から逆算でハンターの初期スポーン位置が大まかに知られてしまうデメリットがある。 スポーン選択があるランク帯であれば、デメリットを無視して封鎖を前提としたポジション選択ができるようになる。 | ||
02 | 狩猟本能 | この人格は1段階目の存在感が開放されるまで間のみ有効。 ハンターが追撃状態でない間、健康状態のサバイバー1人につき移動速度が1/1.5/2%増加する。 |
数値だけ見るとしょぼく見えるが、1人に付き2%アップなので最大8%も上昇する。開幕の立ち回りがスピーディに行える上、サバイバーが追撃範囲に入ると強制的に効果が切れるためガリヴァー旅行記使用中の冒険家に対しての探知能力としても活用できる。 | ||
03 | おもてなし | サバイバーを風船状態にしている間の移動速度が4/6/8%上昇する。 |
吊り位置を暗号機に寄せやすくなる地味に強い人格。粘着から逃げる際にも役立つ。巨大ペンチと合わせると危機一髪を最大限に活用しなければ再度同じ暗号機に寄せられるほど。風船を引きながら移動する機会の多い写真家は活用しやすい。 | ||
04 | アナウンス | 脱出ゲートが開ける状態になった時、全サバイバーを5秒間強調表示する。 |
引き留めると合わせて使えば通電後に更なるサバイバーの脱落が狙いやすくなるので是非持っておきたい。中間待機狙いのサバイバーの見極めにも使える。機械人形のロボットやガリヴァー旅行記使用中の冒険家の姿もしっかり見える。 | ||
05 | 指名手配 | サバイバーがロケットチェアに拘束されている間、3人以上のサバイバーが健康・負傷状態のいずれかであれば、その中からランダムに1人を強調表示する。この効果はサバイバーがチェアから救助された後も20秒間継続する。 効果の有効中は、ハンターの移動速度が4/2/0%低下する。 |
強人格。救助役に指名手配が付けば大当たり、相当な牽制効果を発揮する。それ以外のサバイバーでもある程度の位置把握が可能であり、一人飛ばした際のセカチェの目安にも使える。速度低下についてはハンター必修の「引き留める」の道中にある「愚弄」によって相殺されるので1振りで問題ない。焼入れ効果と違い、ガリヴァー旅行記使用中の冒険家も表示される。協力狩りでは5人脱落させるまで発動し続け、味方のハンターが所持している指名手配は誰が指名手配の対象になっているかは分かるがもう片方のハンターから見て強調表示はされないので場所は分からない。 | ||
06 | 崩壊 | 通常攻撃、一部のスキル攻撃が命中したサバイバーの次の自己治癒(ダウン時の自己治癒は含まない)または他人から受ける治療時間が20%/30%/40%増加する。 |
効果があるのはハンターの通常攻撃が直接当たった相手のみ。例外として血の女王の鏡像攻撃、アンデッドのエネルギー衝撃および溜め重叩き、隠者のシェアによるダメージ分配を受けても崩壊が発動する。1振りで3秒、3振りなら6秒伸びる(ダウン自己治癒には効果が無いが、鎮静剤による自己治療には効果あり*1。)。 治療者と合わせて合計12秒サバイバーから奪えるというのはなかなか強烈で、負傷一つに付き約15%分×2人分の解読遅延が行える。治療時間を伸ばす効果は複利で伸びるので調香師や傭兵が相手ならさらに効果を発揮する。 治療自体を完了できるかどうかという差が生まれることもある。1振りの3秒でもハンターは最低15m程度は近づくことができ、3振りや掃除屋と合わせたりすれば治療完了前にトドメを刺せる事も多くなる。 一段階治療した時点で効果は無くなる。ダウン自己治癒には効果が無いにも関わらず、起死回生を発動した際も効果はなくなる。 負傷を放置する全体負荷を戦術の軸にするハンターの方が効果を発揮しやすい。ダウンに対しては崩壊が適用されない自己治癒でギリギリまで治療した後、残りの一押しを誰かに治療してもらうことで起死回生を温存し、かつ他人に治療されたことで崩壊もほとんど機能せずに効果を失うので、ダウンしたサバイバーが誰かに起こされないように注意する必要がある。 単体でも3振りで監視者と同等の効果と悪くない性能だが監視者や道化師の改造ドリルと重ねて使えばさらに脅威が増す。 | ||
07 | 檻の獣の争い | 気絶あるいは強力なコントロール状態になってから15秒以内に再度同種の状態に陥ると回復速度が20%上昇する。効果は最大3回(60%)まで重複する。 |
最大重複時に再度スタンになった場合効果時間のみ上書きされる。対オフェンス、呪術師などの短時間にスタンを連続で与えられるキャラ用の人格。祭司のワープや画家の絵(絵を見てるときだけ)でも発動する。協力狩りなら必須となる。一回目のスタンには何も乗らないので注意。 | ||
08 | 懐旧癖 | この効果は脱落したサバイバーが1名以上いると無効になる。 自身の32m範囲内でサバイバーがロケットチェアから救助されると救助されたサバイバーの位置を12秒間表示する。また、自身と救助されたサバイバーの距離が12m以上離れている時、対象がいる方向へ移動している間は移動速度が最大10%増加し、距離が遠いほど移動速度は速くなる。効果時間中に対象がダウンダメージを受けると、効果は事前に終了する。 |
トンネルを行いやすくするための人格。機動力があるハンターならトンネル対象者の逃げた方向を確認しつつ救助者に攻撃しに行ってDDを取りに行く用途にも使われる。全体圧が強いハンターであれば通電前に1人でも脱落させれば勝機が掴めるため、持っておくのも悪くない。他のハンターは得意とする立ち回りとの相談になる。トンネル対象を見失ってしまうことが少なくなるため、ミスで勝率を落としがちなら採用することでそこらの人格よりも勝ちやすくなることもあり得る。また、マジシャンや一等航海士が関わる救助で救助された側が何処に居るか見破る用途にも使える。ただしサバイバー側にも効果時間中は懐旧癖のアイコンは表示される。 | ||
09 | 中毒症 | クールタイム:20秒 自身の周囲24メートル以内にロケットチェアに拘束されていないサバイバーが2/3/4人いる時、気絶などの強力なコントロール効果を受けた後の回復速度が10%/25%/40%上昇する。 気絶状態に陥った時、即座に24メートル以内のサバイバーに4秒間持続する10~20%の減速効果を与える。ハンターとの距離が遠いほど減速値が上昇する。 |
減速効果が発動する際に、黒色の輪が拡散するようなエフェクトが発生する。減速効果は自身の周囲24m以内にロケットチェアに拘束されていないサバイバーが2人以上いないと発動しない。クールタイムは減速効果のみで回復速度上昇効果は条件を満たせば常時発動する。 チェイス補助目的の粘着に対抗できる人格。風船救助も受けた瞬間に風船対象が行動可能になるため効果が反映される。最初のスタンでは発動しない檻の獣の争いの弱点も補うことができる。スタンを繰り返し発動させる呪術師や探鉱者に対して特に刺さる。空軍など救助後にスタンを狙ってくるようなサバイバーにも発動するため有効。アンデッド以外はダウンしているサバイバーも発動条件の人数に入る。 スタンを受けずとも効果範囲内にサバイバーが複数居るだけでアイコンが表示される。表現欲と違いサバイバー椅子拘束中でも発動するためダブル救助を察知する事ができ、裏から無傷救助される展開も阻止しやすくなる。 2025/07の調整で減速効果に対する軽減効果が削除された。 |
下
究極天賦 | 引き留める | 脱出ゲートを解読できる状態になってから120秒間の間、通常攻撃と一部の攻撃スキルが命中した際に通常攻撃1回分のダメージを追加で与える。 |
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ほぼ全てのハンターに必須な強人格。 血の女王と書記官*2はスキルによる攻撃であるが効果が乗る。通称ノーワン。 表記は通常攻撃1回分のダメージを追加で与えるとなっているが、実際は1ダメージを追加する効果になっている。破輪、彫刻師、ガードNo.26など、通常攻撃以外に何かしらのスキルによってダメージを蓄積させやすいハンターの場合は外すこともある。 協力狩りの場合、サバイバーの体力が3に増えているためワンパンは不可能に思えるが、効果中に恐怖の一撃を取ることができれば重複して3ダメージ与えることができるため1撃ダウンを狙うことができる。 | ||
01 | 慣性 | 攻撃回復速度が10%上昇する |
有用な効果で手軽に取れる位置にあるので取り敢えず取っておきたい。攻撃発生を速くする効果は無いので注意。 | ||
02 | 愚弄 | ロケットチェアに拘束されているサバイバーがいる間、移動速度が3/4/5%上昇する |
中距離キャンプを得意とするハンターであれば引き留める共々欲しい。指名手配の移動速度低下効果の打ち消しにも使える。 | ||
03 | カーニバル | 脱出ゲートを解読できる状態になってから120秒の間、攻撃回復速度が5/7/10%、移動速度が3/4/5%上昇する |
引き留めるに隠れがちだが、サバイバー人格「逃避」に対抗する為の強人格。 | ||
04 | 焼入れ効果 | ゲーム開始から50秒経過時、『傲慢』以外の方法で存在感を獲得できなかった場合、5秒間全てのサバイバーを強調表示する。 |
対お散歩パの人格。発動するまでの間に解読キャラの位置を特定して瞬間移動で確実に仕留めに行くという使い方がポピュラーで、後半巻き返し型のハンターと相性が良い。また、無傷状態で、チェイスが長引いた場合でも発動するので、壁貫通攻撃を持つハンターとも相性は良好。ちなみに、この効果を最も生かせるのは写真家だが、50秒間の間に鏡像を攻撃=存在感を獲得してしまってもアウトなので条件が厳しい。ガリヴァー旅行記使用中やロッカーに入っていると表示されない。機械技師のロボットも表示されない。内在人格「飢餓」は焼入れ効果が発動するまでの50秒間の解読速度を低下させるため相性が良い。 | ||
05 | 巨大ペンチ | 風船に縛られたサバイバーの抵抗速度が5/10/15%低下する。 風船に縛られているサバイバーがもがいて解放されるか、仲間に救出されると、全サバイバーの解読速度が8秒間、10%/15%/20%低下する。 |
所持していれば拘束するチェアを選び、救助狩りをスムーズに行ったり暗号機を近場に寄せやすくなる。サバイバーの「生存の意志」が厳しい聖心病院では特に持っておきたい人格。それ以外だと解読圧を掛けづらいハンター、チェアの位置次第で救助狩りの難易度が激変するハンター向け。風船救助の消極的な対抗策としての効果もあるため粘着サバイバーがいる際にも腐りにくい。 | ||
06 | コントロール | ロケットチェアに拘束されているサバイバーの脱落速度を3/6/9%上昇させる。 |
3振りで発射までの時間が4.95秒短くなる。サバイバーからはコントロールが発動しているかどうか判断できないので、4割・9割ギリギリで来た時に5割超えや救助恐怖などの判断ミスをさせやすい。キャンプが得意なハンターであれば持っておいて損は無いが、相手のサバイバーに依存するのは難点。断罪狩人や夜の番人などのスキルを使って時間稼ぎをしやすいハンターにはオススメ。 | ||
07 | 枯木を倒す | 異なるサバイバーを2/3/4人ダウンさせると、攻撃回復速度が5%/10%/15%上昇する。 |
サバイバー毎にダウンさせたかどうかが記憶され、条件を満たせば効果は永続的に発揮されるためつけておけば必ず恩恵が得られる。このダウンの判定はハンターの行動を介した場合のみ適用されるため、心理学者が感情転移によってダウンした場合はダウンにカウントされず、写真家は少々ややこしいが鏡像のダウンはカウントされず、写真世界終了時のダウンはカウントされる。赤の教会の壁崩れによるダウンはハンターの攻撃で壁を崩した結果のダウンであればダウンさせた判定になる。数値こそ地味だが慣性と並んで取りやすい位置にあり腐ることのない有用な効果なので、引き留めるを採用しない場合でも余ったポイントの活用先候補として優先順位が高い。 | ||
08 | 生還者無し | ダウンしたサバイバーの25メートル以内に行動可能なサバイバーが居ると1人につき同範囲にいるハンターの攻撃回復速度が10%上昇する。最大3人分まで重複する。 |
チェアに拘束したサバイバーが脱落してから約6秒間(ロケットチェアが発射しサバイバーが飛んでいく間)もダウン判定となり効果が発動する。攻撃回復速度上昇より、ダウンしたサバイバーを中心に周囲25m以内にいるサバイバーの索敵へ効果を発揮する。複数人に粘着されてそれが敗因になりがちな協力狩りやタロットでは攻撃回復速度上昇効果も有効に働く。サバイバーを運べないアンデッドに持たせたい。 | ||
09 | 衝動 | クールタイム:5秒 溜め攻撃中、移動速度が8%上昇する。 |
溜め攻撃1秒あたり約0.4mほど移動距離が伸びる。ほとんどのハンターは1秒以上のため攻撃を持つため、実質的に射程を大きく伸ばすような効果を期待できる。必要ポイント・発生条件の割に速度上昇倍率が非常に大きく、溜め攻撃が長いハンターや瞬発的な速度を欲するハンターには強力な人格。性能面だけで見ると、通常攻撃より溜め攻撃のほうが発生以外のあらゆる面で強い黒無常や泣き虫、通常攻撃と溜め攻撃の射程の差が大きいリッパー・黄衣の王、溜め攻撃の攻撃硬直が短い魔トカゲ・芸者、溜め攻撃発生までが長いアンデッド・復讐者などが好相性。ハンターによっては溜め攻撃を構えてサバイバーの「フライホイール効果」を使わせつつ、距離を詰めてそのまま殴ることも容易になる。 |
左
究極天賦 | 傲慢 | 対戦開始後から5秒経過するごとに存在感を自動で50獲得し、最大1000ポイントまで獲得できる。 存在感が1段階に達した後、1回毎の獲得量は存在感の増加に比例して低下していく。 |
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最終的に通常攻撃2回分の存在感を獲得することができ、存在感1,2を早めに開放させることが可能になる人格。得られる存在感は1段階達成前で10/s。達成後は傲慢以外で獲得した存在感が1000未満なら6.6/s、1000以上で3.3/s。主にファーストチェイスが弱い復讐者、道化師、白黒無常等が好相性、他のハンターも短期決戦を狙うのであれば悪くない。また、2回目のキャンプに入る頃に存在感をマックスにしておきたい場合にも役に立つ。 | ||
01 | 鹿狩り | 18メートル以内のダウン状態のサバイバーを強調表示する |
全方位の効果範囲内のサバイバーを表示するので高低差があっても問題なく表示される。場所によってはダウンしたサバイバーに隠密されると見つけるのが難しくなることがあるのでできれば持っておいた方が良い人格。黄衣の王か写真家の索敵が得意なハンターや自力索敵に自信ありなら切るのもあり。 | ||
02 | 忍耐力 | 自身が受けるノックバック効果が12%/18%/32%、減速効果が12%/18%/24%減少する。 |
オフェンス、バッツマンを筆頭にノックバックさせるアイテムを持つサバイバーに強く出ることが可能になる。勘違いされがちだが減速効果に対しても割合での減少であり、例えば20%の減速デバフを受けた時忍耐力3で減速効果を打ち消し無効化するわけではなく20%デバフの内から更に24%を軽減して15.2%まで減速効果を弱めるというもの。元の減少量が多いほど効果を発揮するが元が多い故にこの人格だけで対処するのは難しく、元が少なければ軽減効果も低くなりほぼ意味が無いという状況に陥る。減速軽減効果を最も活かせるのはフラバルーで、攻撃後の移動速度低下が軽減され攻撃後の動きが目に見えて変わる。また、昆虫学者の虫の大群を通り抜ける際も忍耐力なしだと約2.5秒かかるところを忍耐力3振りで約1秒に短縮できる。 | ||
03 | 後遺症 | サバイバーが『起死回生』を発動できる間は上限に関する効果が適用されない。 ダウンしたサバイバーが自己治癒できる上限が10%/20%/30%低下し、ダウン時の自己治癒速度が8%/12%/16%低下する。 |
サバイバー側の起死回生はほぼ必ず装備されているので、上限低下が有効活用されることは滅多にないがダウン自己治癒速度低下は有効。上限低下まで発動できれば強力で、救助に5秒かかる椅子に座らせているようなもの。通りがかりに復帰させる事ができなくなるため詰めやすくなる。終盤の全体負荷では覚えておくと役に立つ。また、ダウン放置を中心とする特殊な戦術で戦うなら必須級の人格となる。(ただしアンデッドは自身の外在特質でダウン自己治癒上限が95%に固定されてしまうため上限低下の効果無し) | ||
04 | 支配欲 | クールタイム:10秒 高所から自然垂直落下すると着地直後から3秒間移動速度が10%増加する |
自然垂直落下とは何もせずに落下すること、落下中に攻撃を行ったり何かしらの操作が発生すると効果発動しない。 必要ポイントの割に移動速度の上昇倍率がかなり大きいが使用できる場面が限られるのが難点。ほんの少しでも落下すれば発動するので地下攻防を重視する場合や二階建ての多いマップでは十分に持ち込む価値がある。スキルで能動的に落下状態を作り出せるハンターも何人かいるが、大抵それができるハンターは落下攻撃を仕掛けるためにスキルを使用し、落下攻撃ができないような状況ならスキルを温存するケースも多いため、スキルで支配欲を活用できる場面は限られてくる。 | ||
05 | 警戒 | 最初の3台の暗号機の解読が完了した時、毎回10秒間自身の移動速度が6%、木の板を破壊する速度が15%上昇する。効果は重ねがけ可能。サバイバーがロケットチェアに拘束されると、この効果はその対戦中無効になる。 |
ファスチェが長引いてしまう時の補助になるが、そもそもこれが機能するレベルまでチェイスが長引いてしまうと挽回が難しいことも多い。終盤一気に巻き返せる可能性があり、4人生存時に暗号機の解読が完了すると恨みの火が溜まる復讐者なら利用価値があるか。 | ||
06 | 幽閉の恐怖 | ゲート通電後の20秒以内に、フィールド上に4/3人の行動可能なサバイバーが存在していた場合(ダウン状態、風船及びロケットチェアに拘束されている場合を除く)、ゲート開放の速度が70%/15%ダウンする。 |
協力狩りでは二人ともつけていると全員最低効率になり、瞬間移動を温存しゲートにハンターが歩いて辿り着くまでの時間を稼ぐことができるのでかなり強い。5ポイントで取れる手軽さもあり協力狩りではおすすめの人格。普通の試合では3人通電で多少有利に働く他、勝利のためには4人通電がほぼ必須になる全体負荷ハンターや、後半の追い上げが強い復讐者、白黒無常との相性が良い。そのほかのハンターでも特質が瞬間移動であれば有効に活用できる。囚人のスーパー回路を止めてしまうとその時点で幽閉の恐怖も解除されてしまう点に注意。普通の試合であれば通電後即座にゲートスイッチに触れても開門までに4人で32秒、3人では21秒かかる。 | ||
07 | 表現欲 | ロケットチェアに拘束されているサバイバーがいる場合、効果は適用されない。 通常攻撃が命中しなかった時の攻撃アクションの時間が10%短縮。自身の周囲24メートル範囲内に自由に行動できるサバイバー1名につき、追加で15%早まる。効果は最大40%まで重ね掛け可能。 |
風船攻撃の空振りも対象内。効果そのものはかなり体感しにくくなんとも言えないものだが、表現欲のバフ数によって近くに居るサバイバーの人数が分かるという副次的な効果がある。鹿狩りのついでに取得できるので索敵目的で採用するのもアリ。また、サバイバー2人で破輪の針を抜こうとしていたり夢の魔女の寄生剥がしを行っているのは掃除屋では分からないが、表現欲であればポジション次第で大体の位置を察することができる。ただし3人で最大効果になるため範囲内にサバイバーが4人いてもバフは3層までしか付与されず、範囲内にサバイバーが一人もいなくてもバフアイコンがついているので範囲内に1人しかいない場合、バフアイコンで存在を把握できない。ロケットチェアに拘束中のサバイバーがいると機能しなくなる欠点もあるので、同じような副次的効果を持つ中毒症の方が効果を実感しやすいかもしれない。 | ||
08 | 獲物を追う | 持続的にサバイバーを11/9/7秒追撃すると、移動速度と板・窓の操作速度の上昇効果を10%上昇する。追撃に失敗、または操作、攻撃、スキル使用を行うか制御効果を受けると、上昇効果は解除される。 |
加速効果が強力であるが効果が切れてしまう行動が多いので、効果を継続させるにはチェイスを工夫する必要がある。血の女王などのスキルのクールタイムが長いハンターや復讐者、夢の魔女などの獲物が切れるスキルを使わないハンターにとっては有用。マップが月の河公園の時やサバイバーに墓守が居る時には更に有効。 | ||
09 | 掃除屋 | 24/28/32メートル以内の治療中及び治療を受けているサバイバーを強調表示し、その治療時間を25%/40%/55%増加させる。 |
ダウン自己治癒には効果を発揮しないが鎮静剤による自己治療には効果がある。サバイバー側としては隠密と同時に治療行為を行うのがセオリーなので、この人格を普通に持っているだけでも便利だが、障害物を無視した攻撃スキルやワープスキルを持っているハンターであればそのまま回復を阻止しつつチェイスに持ち込むことができるため更に有効。1振りでもそれなりの効果は獲得できる他、壁で死角になっている板の奥等で自己治療しようとしている医師に一方的にスキルで攻撃を加えることが可能になるため非常に刺さる。 バーメイドのドーフリン酒、心理学者のストレス反応や感情転移、気象学者の暖雨など治療を経由しないダメージ回復行為は強調表示されない。ロボットによる治療行為は強調表示される。治療時間を大幅に増加させる効果もあるため、3振りで強調表示を見つけられれば容易に追撃に持ち込むことができるだろう。ただし効果範囲内では治療中のサバイバー側にデバフアイコンが出現し掃除屋を採用していることがバレる。特に3振りではデバフの重さ故にデバフアイコンを見た瞬間治療をやめて逃げられる可能性が高い。 |
デフォルトで所持している人格
耳鳴り | 36メートル以内に健康状態か負傷状態のサバイバーが居ると画面左上にバフアイコンが表示される |
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サバイバーの索敵を行うのに必須な効果。野人のスキルで無効化される点には注意。かつては現在の表現欲の位置に置いてあり、人格ポイントを10割り振る必要があった。しかし必要ポイントの割に効果が強すぎたため、付けないことが個性となるほどの必須人格だった。人格の選択肢を狭めているが今更消すことも難しかったのか、ハンターの常備人格となることで内在人格の網からは削除された。 |
削除された人格
災厄の一撃 | サバイバーがチェアに拘束され、且つハンターから18メートル以上離れている時、ハンターの攻撃は10%/15%/20%の確率で災厄の一撃になり、威嚇値が2倍になる。 |
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現在の枯死の位置に相当。要するにチェアから離れている相手に対して一定の確率で強制的に恐怖の一撃の効果を与える人格。発動中は「引き留める」のようにハンターの目線から黄色いオーラが溢れていた。運ゲー要素が強すぎて削除された。現在も復活を求める声があるが、現在は血の女王、隠者、オペラ歌手と安定して発動条件を満たしやすい上に環境上位に居るハンターが多く、今後も災厄の一撃は埋まったままだと思われる。 | |
フェチシズム | サバイバーがロケットチェアを破壊する速度が20%低下する。 |
現在の幽閉の恐怖の位置に相当。サービス開始当初は確かに工具箱が猛威を振るっていた時期もあったが、破壊速度がちょっと落ちた程度でどうにかなるようなものではなかった。一番最初に真っ先に削除された人格。 | |
カラスの群れ | 周囲20/26/32メートル以内でサバイバーがカラスを驚かせた時、そのカラスがサバイバーの位置を教えてくれる。 |
現在の狩猟本能の位置に相当。カラスを反応させた時点で通知が発生し、しばらくの間リッスンに引っかかったような強調表示が続いた。軍需工場やレオの思い出のカラス暗号機は特に回避しようがないため、状況によってはバランスを崩しかねない性能だと判断されて削除された人格だと言える。 | |
ねらう | 現在解読されている暗号機の24メートル以内にいると、暗号機が特殊な輪郭で表示される。 |
現在の檻の獣の争いの位置に相当。効果範囲内で解読されている暗号機は青いシルエットから黄色いシルエットに変化する。当時は暗号機の揺れが今よりも大きく、とりあえず暗号機が視界に入っていれば揺れているのが分かるほどだったので効果射程も中途半端なこんな人格が役に立つわけもなく。 | |
狂犬 | サバイバーの足跡が消えるのを1/1.5/2秒遅らせる。 |
現在の指名手配の位置に相当。探知系の人格がバランスに悪影響を与えると判断されたのか削除された人格。 | |
目には目を | サバイバーに木の板をぶつけられたあと、追加でそのサバイバーを6秒間表示する。 |
現在の焼入れ効果の位置に相当。地味な効果ながら視界が悪い場所で板を当てられた際にサバイバーにトンネル切りされにくくなるメリットはあったので役に立たないほどではなかったが、カラスの群れや狂犬共々探知系の人格は強すぎると判断されたのかやはり削除されている。 | |
鬼ごっこ | サバイバーを8秒間追跡すると次に窓を乗り越える速度が1回だけ20%上昇する。獲物を追うとは異なり、一度発動条件を満たすと発動するまで効果が切れることはない。 |
現在の焼入れ効果の位置に相当。目には目をからこちらに変更され、鬼ごっこから焼入れ効果に変更された。役に立たないほどではなかったが、効果が地味過ぎたのでリストラされたものと思われる。 | |
後知恵 | フィールドで2個のロケットチェアが壊されると、その後1個壊されるごとに、自身の攻撃回復速度が6%上昇する。重ねがけでき、上限は5回。 |
現在の生還者無しの位置に相当。そもそも2個もチェアを壊されている時点で既にまともな試合展開を望めない状況であるため、庭師が暴れていた頃でも採用頻度は少なかった。 | |
フクロウ | 警戒範囲内のサバイバーの解読時・治療時・破壊時に発生した調整の成功範囲を30%狭くする |
現在の封鎖の位置に相当。あまりに実感しがたい効果であったため消される。 | |
独占欲 | 警戒範囲内のサバイバーの解読・治療・破壊速度が3/5/7%低下する |
現在の忍耐力の位置に相当。独占欲を持っているハンターがサバイバーに接近するとサバイバー側のバフデバフ一覧に独占欲が表示されるという逆耳鳴りとも言うべきとんでもない利敵人格だった。サービス開始から四年もの間頑なに変更されず、後遺症と共に左人格=不遇のイメージを作っていたが漸く削除された。 | |
抑制 | 警戒範囲が15%減少 |
現在の懐旧癖の位置に相当。心音の狭い芸者が使ったり、相手に囚人がいるときに持ち込むことで露骨にサバイバーの逃げ出しが遅くなっていた。左記の通り囚人に特に刺さる人格であるため、初心者狩り用の人格としてはあまりにも強すぎたために削除されたと推測される。 |