- 阿部慎之助(元巨人)のこと。
- バントを多用する監督、またはバントそのものやセーフティバントの構えのことを指す。
- スレに意味もなく連投される言葉。嫌儲からの流入民が「安倍晋三」とだけ書き込み続けたことに対抗し、名前が似ていることから書き込まれるようになった。
本項では2について解説する。
概要
2023年秋に巨人の監督に就任した阿部慎之助は、チーム方針としてバントや進塁打などの自己犠牲を重視する方針を発表。
翌2024年正月のインタビューでは「2軍で打率3割5分より1割5分でもバントは全部成功しますという選手がいたらそちらを優先」「終盤に3番坂本4番岡本が出塁して無死一、二塁となった時にバントで送れるように5番は万能型」と発言するなど、異様なまでにバントを好むことが明らかになった。
実際に練習試合やオープン戦でもバントが多用され、若手選手が型に嵌ったようにセーフティバントの構えを取るようになり、これに対してなんJの移転先の一つであるなんでも実況エッヂ(エッヂ)では、「セイバーメトリクスを無視した時代錯誤な考え」といった批判が相次いだ。
一方、開幕直前の3月26日、NPB&12球団&選手会から「SNS等への投稿についてのお願い」という声明が発表され、誹謗中傷には法的措置をとるとの声明が出たため、阿部監督がバントを指示する度に「バントガイジ」などと直接的に非難することにリスクが伴うようになった。
そこで、エッヂ民はバントが試行されたりやセーフティバントの構えが取られたりする度に「阿部慎之助」とだけ書き込むようになった。
派生
また、「阿部慎之助」に端を発する「選手や監督を批判する際にフルネームだけ書き込む」という行為は誹謗中傷と判断されるのを避けながらストレスを発散する手段として大いに用いられ、「バント=阿部慎之助」のように、ある人物に特徴的な事象が起きた時にその人物名をフルネームで書き込むことが増えた。以下にその例を示す。
人物名 | 事象 |
---|---|
阿部慎之助 | 打者が送りバント、セーフティバントの構え |
新井貴浩 | 盗塁死 |
岡田彰布 | 低成績にもかかわらず固定起用している選手のチャンスでの凡退、またそれによる敗戦。または特定の救援投手の酷使 |
澤村拓一 | とんでもない大暴投 |
高津臣吾 | 「終盤同点もしくはビハインドの場面で出塁し、送りバントでランナーを進めて代打を出すも申告敬遠される」という一連の流れ |
立浪和義 | リクエスト失敗、代打に貧打の選手を出す、etc |
三浦大輔 | 送りバント失敗、愛人起用 |
もっとも、阿部のバント采配は月を重ねるごとに頻度が低下。最終的に2024年の巨人は125犠打が記録されたが、これはヤクルト(137犠打)に続くリーグ2位であった。
関連項目
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