防具/ミラアルマシリーズ

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:13:26
災厄の化身たる獄炎の巨神
煉黒龍を倒したものだけが
装う事を許される装備。

目次

概要

  • 部位ごとの名称がかつてのミラ系防具と同じであり、ミラボレアスとの関連を強く窺わせるものとなっている。
    白や紫色をした石のような質感で、各所にはグラン・ミラオスのマグマを連想させる
    赤いコアやライン、火口のようなパーツが付いており、無機質で禍々しいながらも格好良い。
    一式揃えた外見は、グラン・ミラオスを擬人化させたようにも、何かのロボットのようにも見える。
    背中に連なる火口はまるでブースター。
    • 女性キャラの剣士用脚防具は内股が露出しており、結構エロい。
      また、脚に沿ってデザインされた赤色のラインは色彩設定で変更することができ、
      他の防具と組み合わせた際も自然な色合いに仕上がる。
  • 古龍種兼ラスボス素材の防具ということで、作成に要求される素材数も多く、作製難易度は非常に高い。
    ミラオスは剥ぎ取り回数が多いのがまだ救いか。
    しかし煉黒龍の素材だけでも数十個、特に固有レア素材の「光炎の大龍玉」は2個も要求され、
    そこに地味に集めにくい桜火竜蒼火竜の重殻を10個ずつ
    更に今作における物欲センサートリガーの代名詞「砕竜の天殻」・「大地を穿つ剛角」を1個ずつ、
    その上固有レア素材を持たないモンスターたちの天鱗・天殻にあたる「大竜玉」を5個など、
    他モンスターのレア素材も複数要求される。
    …実際の装備を見ても、使われた箇所は一切分からないが…一体何処に使っているのだろうか?
  • 各パーツの生産費用は全て66666zであり、ミラルーツZシリーズエスカドラXシリーズと同額。
    上記二種の防具と同じく、一段階強化する毎に他の防具の数倍の強化費用が必要である。
    とは言え性能は値段に見合う物で、基本防御力はMH3G中2位の530/295、
    フル強化で剣士はトップタイの600、ガンナーは第3位の320となる。
  • MH4Gでまさかの復活、
    古文書第9巻の【戟】の巻で出現する、「高難度:頽廃の沼」をクリアすることで素材を交換できるようになる。
    「煉黒龍を倒したものだけが装う事を許される装備」と書いてあるのだが大丈夫なのだろうか…?

性能

MH3G

  • 防御力の数値はMH3Gの防具中でもトップクラス。
    火属性への耐性が非常に高く、雷属性にも若干の耐性を持つ一方で、
    氷属性にやや弱く、他の古龍防具と同様、龍属性にはめっぽう弱い。
  • スキルは「攻撃力UP【大】」や「力の解放+1」と非常に攻撃的で、さらに新スキル「金剛体」を持つ。
    耳栓や水流【小】無効、風圧【小】無効、受け身術などの効果を内包する「金剛体」は
    こと近接武器にとって非常に重宝するスキルであり、
    受けからすぐさま攻撃に転じることで間接的な火力UPに繋がる。
    G級では少々恩恵が薄いものの、ノーコストで攻撃力を底上げ出来る「攻撃力UP【大】」、
    更に「力の解放」の会心率上昇も手伝って、非常に高い火力を誇る装備と言える。
    ただ、スタミナゲージの消費を加速させる「鈍足」も発動してしまうので、
    ランナー」を発動させると有利なハンマーや双剣、弓などは相性が悪いか。
    幸い1スロで打ち消せるので、スタミナゲージを消費しやすい武器種を扱う場合は無効化してしまおう。
    倹約する気が無い場合、強走薬で強引に無効化させるのも手。
    • このスキル環境から匠も覚醒も要らず、また物理が高いもしくは素で会心率を持つ武器の性能を
      大きく引き出す防具となっている。
      該当する武器の例としては、覚醒の要らないエクリプス・七星武器が挙げられる。
      上述の鈍足を打ち消す必要がある双剣七星連刃【揺光】も該当する。
  • パーツ単位でいうと腕装備が飛び抜けて優秀。
    攻撃のSPが恐るべきことに+6もあり、不動も+2(ガンナーは+1)でスタミナも-1で済む。
    スロットも2つあり、攻撃力UPの発動を狙いたいなら間違いなく最高峰のパーツである。
    レア素材の「光炎の大龍玉」こそ必要になってしまうが、
    素の会心率が高い武器をよく使う場合は、是非ともこのパーツだけでも作っておきたい。
  • スロットは計8個と優秀ではあるものの、3スロが存在しない為利便性は微妙なところ。
    マイナススキル「鈍足」を打ち消す場合は実質スロット7なので、スキル選択は少々悩み所か。

MH4G

  • 攻撃力UP【大】・金剛体・鈍足は相変わらず、力の解放が+2に上昇
    更に脚装備には刀匠/射手が+3ついている。
    そればかりかスロット数も、頭・胴に3スロを持つ計10スロットに改善された。
    防御力も1パーツ当たり剣士152/ガンナー98に変更されており、
    他のG級防具に合わせて総合性能が向上しているといえる。
  • やはり腕が攻撃+6本気+2不動+2(ガンナーは+1)にスロ2と、攻撃力UP装備には欠かせないパーツとなっている。
    更に刀匠/射手を持つ脚装備も使われることが多く、剣士装備にはこれを活用したテンプレができたほど。
    勿論一式の汎用性も高く、作製の苦労に見合った性能を発揮できる。
    • ちなみに、外見は3Gのものを流用しているため、女性用装備の露出もそのまま。
      太腿が大きく露出したミラアルマフットに、胸をはだけた怒天ノ衣・真を組み合わせると一層エロくなるため、
      実用性と見た目を兼ね備えた装備として多くの紳士達に人気である。
  • 耐性面は前作と若干異なっている。
    前作では各部位の雷耐性が+1、氷耐性が-3だったが、
    今作では雷耐性が-3、氷耐性が+1と前作から逆になっている。
    作品が進む際に防具の耐性が変更されるのは珍しいことでは無いが、グラン・ミラオスは雷属性に強く、
    龍属性の次に氷属性に弱いので、設定ミスの可能性もある。

余談

  • 「アルマ」とはラテン語で「戦争」または「武器」「兵器」を意味する「arma」が語源と考えられる。
    煉獄の主たるグラン・ミラオスのイメージや、ミラアルマシリーズの兵装的なフォルムからも
    マッチした名称であるといえる。
    • その他、ラテン語で「愛する」、スペイン語で「魂」を意味する「alma」や、
      「世界最終戦争」を意味する「アルマゲドン(Armageddon)」が由来の可能性もある。
      「愛する」はともかくとして、永遠に鼓動を続ける心臓から「魂」、
      世界を破滅させるという御伽噺から「最終戦争」という線はあるかもしれない。
      なお、海外版の武器名はこのアルマゲドンが発生した地「メギド」がモチーフの一つとなっている。

関連項目

モンスター/グラン・ミラオス
武器/ミラオス武器

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