ピカルディ級戦艦 ピカルディ
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | フランス | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (-) 61,000 | |
装甲 | 全体 12-350mm ・艦首・船尾 32-180mm ・上部構造 19-266mm ・砲郭 84-350mm ・主砲 150-305mm ・重要区画 22-50mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 32% | |
機動性 | 機関出力 | 107,000馬力[hp] | |
最大速力 | 30.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 700m | ||
転舵所要時間 | (-) 13.4秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 14.4km | 17.3km | 16.4km | 11.1km | |
航空発見距離 | 11.5km | 17.3km | 14.5km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 17.3km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 305mm/45 Mle 1910 | 4基×4門 | HE弾 3,500(15%) AP弾 7,450 | 27.0秒 | 36.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 130mm/45 Mle 1932 | 4基×2門 | HE弾 1,800(9%) | 5.5秒 | 7.0km | |
4基×4門 |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 13.2mm/76 CAQ Mle 1929 | 6基×2門 6基×4門 | 21 30 | 1.2km 1.2km | |
25mm/60 CAD Mle 1939 | 6基×2門 | 34 | 3.1km | ||
37mm/50 Mle 1933 | 20基×2門 | 46 | 3.0km | ||
130mm/45 Mle 1932 | 4基×2門 4基×4門 | 34 49 | 5.2km 5.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | ![]() | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | |
![]() | 兵装耐久力強化 | +50%:主砲の抗堪性 +50%:副砲の抗堪性 +50%:対空砲座の抗堪性 -5%:最大HP | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
3 | ![]() | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% |
![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
4 | ![]() | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 |
![]() | 副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | |
![]() | 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:15 秒 消耗品の準備時間:80 秒 |
十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.66% HP/秒 |
十字キー右 | |||
![]() | 主砲装填ブースター | 2 回 | 最大速度:+50% 消耗品の動作時間:15秒 消耗品の準備時間:180秒 |
十字キー下 | |||
![]() | 強化型副砲照準器Ⅱ | 3回 | 副砲装填時間:-25% 副砲の安定性:+50% 副砲の散布界:-25% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:140秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
1912年、フランスはトウーロンとブルターニュの造船所でより大きなドックの建設を開始しました。主要な海軍国は、その時点までに主砲口径の点で従来の艦艇よりも大幅に進歩した艦艇を起工しており、フランスも口径14.6~15インチ(370~380mm)への移行を検討していたものの、この規模の艦砲はフランスではまだ入手できませんでした。そこで技師陣は解決策としてより小口径の砲の数を増やすことを選択し、最終的な設計案では4基の砲塔に16門の砲が搭載されました。
設計年:1939
解説
- 概要
フランスティア7プレミアム戦艦。フランス戦艦ツリーのLyonを謎改造したティア7戦艦。
2024年11月22日からレンタル艦艇として利用できた*1。
2025年1月27日以降から始まる*2「ピカルディのバラ」キャンペーンの報酬艦艇である。*3
- 主砲
悪名高きLyon砲を何故か口径を小さくして搭載*4。σ値も変わらず1.5のショットガン。
ティア7で305mm砲といえばドイツ戦艦がいるが、同サイズの主砲を持つ大型巡洋艦もいる。微妙な口径と思わざるを得ないが、やはり目を引くのはリヨン譲りの16門の主砲だろう。
だが門数故のバランス調整のためか単発ダメージは大巡の2隻を含めてもAP弾HE弾共に同格ダントツの最下位、「Tier3」同郷戦艦のテュレンヌ以下となっている。他国ティア3戦艦と比べても低いレベルという有様である。
HE弾も発火率が下がっており、ダメージがまさかの日重巡以下なのであまり使いたくはない。その単発ダメージの低さを斉射火力で補っているのかというとそうでもなく斉射火力 HE弾:56,000、AP弾:119,200は同じく門数の暴力艦のアンハルト(HE弾:60,000、AP弾:157,500)には大きく劣り、アメリカの406mm砲戦艦ズ(HE弾:51,300、AP弾:117,900)とほぼ変わらない。
低い単発火力を補うためか素の装填時間は27秒と9門艦や8門艦と比べても優遇されておりおかげで同格1位(264,888)と高い。また本艦が所持している主砲装填ブースターを使えば約13.5秒おきに16門の弾丸の雨を降らせることが可能となりAP弾DPMは529,778(同格ダントツ1位)を誇る。
このように数値上だけ見れば単発ダメージの低さはDPMの高さで補えているように見えるが、実際は305mm砲ゆえの貫通力の低さやリヨン譲りのショットガン散布が足を引っ張り艦を立てている相手に対しては数発しか当たらないこともザラであり、いかにベストタイミングで主砲装填ブースターを使い油断した敵の土手っ腹に大ダメージを与えられるかがミソとなってくる。
幸い射程は17.3kmとLyonから大幅に伸び、副次効果で縦散布界は5%ほど良くなっている。下記良隠蔽からの砲撃であれば散らばる弾も気にならないかもしれない。
射角は変わらず劣悪なものの2番3番砲塔が全周化しており艦を振っての戦闘はしやすくなっている。
123番のみでの射角は大きな改善が見られるが、全門斉射射角はそこまでの改善が見られないので注意。
- 副砲
Lyonから射程が2km伸び7km。射程に特化する事で約11kmまで伸ばす事ができる。
ドイツの巡洋戦艦並みの精度優遇と貫通力優遇(32mmまで貫通可能)を持ち、かなりの高性能。DPMもツィーテンを上回って同格トップクラスの火力を誇り、強化型副砲照準器Ⅱによりさらに火力を底上げすることが可能である。さらに、フランス戦艦艦長のMICHEL艦長を採用すれば基本特性により副砲ダメージを最大10%向上するため、敵を副砲射程圏内に収めることができればみるみる体力を削ることができる。
片舷12門で着火率9%と火災狙いでも強力なので良好な隠蔽性も相まって副砲特化ビルドは一考の余地あり。
- 機動性
旋回半径はLyonと全く同じだが、速力は30ktまで向上し、転舵所要時間もわずかに改善している。ティア6時代の良好な旋回性能は大型化の進むティア7においては非常に良好と言える。
- 抗堪性
Lyon船体と同じ完全防御方式で艦首艦尾・甲板・構造物はティア7相応に増厚され防御姿勢であれば堅牢。
しかしティア6でも低かったHPや側面装甲厚は変わらない為、側面を晒せばあっという間に、防御姿勢でも隠蔽に入れなければ燃やされ直ぐに沈んでしまうだろう。
ただし修理班が若干優遇されており、通常0.5%/秒のところ0.66%/秒となっている。低い抗堪性を補い切れるほどのものではないが、マスターメカニックで回数を増やすなどすれば想像以上に粘り強く戦うことができる。
- 隠蔽性
素で14.4kmとLyonから改善し、隠蔽UGも搭載可能となったため特化で11.7kmとなり戦艦トップクラスの隠蔽性を持つ。上には上が居るが。
航空隠蔽も11.5kmに特化で9.5kmとこちらは戦艦トップで大巡に並ぶ程。
- 総評
Tier6からTier7に上がったことでリヨンの問題点であった「射程の短さ」「精度(装備での補強か出来るため)」「取り回しの良さ」など、使いにくく弱さにも繋がっていた点が大きく改善されてリヨンの持っていた高い火力を存分に発揮しやすくなかったことで見た目以上に扱いやすく、強力になった船である。
ただし、低貫通ゆえに上部構造物や甲板に当てないと思ったような火力が出せなかったり、装甲はリヨンのままなので無闇に全門斉射していたらゴッソリ削られてしまったりなど弱点もリヨンからそのまま引き継いでいる。
ただし、ティア7になったことでの強化点でそれらの欠点をカバーすることは容易いためフランス戦艦に慣れてる艦長ならば是非ともおすすめしたい、そんな船であろう。
史実
フランスが第一次世界大戦前に「リヨン」級戦艦を計画するにあたって、フランス海軍ではこの「新しい戦艦」に搭載すべき主砲の構成に頭を悩ませていた。というのも他国では380mmクラスの主砲を搭載する艦も建造されている中で、フランス国内では独力で同クラスの主砲を調達する事がほぼ不可能なことが判明していたのである。このため海軍では「主砲の口径が小さくなるのはやむを得ない」としつつも「その分搭載数を多くして補う」事を検討しており、構成案の中には「305mm砲を4連装にして5基、計20門搭載する」というものがあった。しかしながらこの案は他国が380mmクラスを搭載する中で今更の305mm砲、しかも砲塔が5基も必要になるという理由から受け入れられず、直ぐに却下されている。
ゲーム内説明より、時期的に上記の案と「リヨン」級として計画された案の折衷案と推測されるが、「リヨン」級との関連は明言されておらず、詳細は不明である。とはいえ軍艦の設計の前段階においては非実現的なものも含めてペーパープランを幾つも用意した上で仕様を決めるので、同時期に本艦と似た様な姿の案が実在していた可能性も無くは無い。
コメント欄
- 戦艦多数マッチで大巡運用を許されれば動きやすいし活躍できる -- 2024-11-27 (水) 15:07:30
- オーディンみたいなもんか -- 2024-11-27 (水) 16:04:43
- リヨンやマルボロもそうなんだが、16門にしても27秒じゃ意味無い。そもそも威力も低いのにこの仕打ちはあんまりすぎる。コロンボやプリマスくらいしか強い16門艦艇がいないのはなんとかして欲しいとこだな。 -- 2024-11-29 (金) 11:15:02
- 口径が小さくなって27秒では言いたい事は分かるが、取り回しが良くなった事は大きいね 最後の文は触れないでおくよ -- 2024-11-29 (金) 17:54:26
- 最後の文についてはツッコミ待ちなのか…?上記2隻に比べて癖が少ない16門艦の間違いでしょ -- 2024-11-29 (金) 19:28:00
- 副砲はFDGと同じ精度優遇があり貫通力は32ミリとディスコードでの運営発言を確認しました。 -- 2024-11-30 (土) 19:57:15
- 大巡運用すればまあまあ強いと思う。ちょうどポンメルンとシュローダーの関係に近いかな -- 2025-02-18 (火) 12:40:19
- 副砲特化でそこそこ強い。主砲はパーティークラッカーみたいになるが -- 2025-02-19 (水) 12:41:01
- 駆逐や巡洋艦からすると結構うざい存在。活躍してるの結構みる隠蔽よくて副砲や多数の砲があるからな。戦艦からしたらやりやすいのかな -- 2025-02-19 (水) 22:29:59
- でもカッコ悪くて乗りたくない船だな。 -- 2025-03-18 (火) 23:22:51
- そりゃリヨンはWW1の設計だし仕方ないね -- 2025-03-19 (水) 13:36:56
- 結構強くね?ヘイトコントロール上手くやれば修理班優秀だからかなり粘り強く戦える。 -- 2025-06-27 (金) 23:09:01