シデ

Last-modified: 2016-08-26 (金) 17:44:40

ゲームデータ

  • 創作者:ナナツメノカド 様
  • 権利:花見まわり
  • 参加:4期

姿

  • 第一段階
    wiki_side_1.png
    名前:シデ
    白い髪に、白い肌、そしてぼんやりと青く光る目をもつ。
    常に薄ら笑いを浮かべており、赤いネクタイを締め、
    赤い靴を片方だけ履いている。また、靴を履いていない方の足は、
    継ぎ足されたような縫いあとがある。
    話が四方八方に飛んだり、
    意味不明なことを口走るが、
    話はある程度通じる様子。
  • 所持スキル
    • 1.テントウムシ
    • 2.チューリップ
    • 3.カスミソウ
    • 4.ロウソク
  • 第二段階

    wiki_side_2.png
    名前:イザナイ
    闇に溶けたように全体的に影が落ち、足が消える。
    また、マフラーは死にかけの蛾のようにズタボロになり、
    ネクタイは赤い首締め紐に変わる。
    瞳の光はまるで炎のように強まり、
    薄ら笑いを浮かべていた唇は、不気味につりあがる。
    シデと違い、こちらはほぼ話が通じない。

    • 所持スキル
      • 1.テントウムシ
      • 2.チューリップ
      • 3.カスミソウ
      • 4.ロウソク
        好感の相手には、相変わらずザクロをくれる。
        また、嫌悪の相手には、「♡」付きでひどいことを言うが、
        自分と同属性のものを嫌うため、ブーメランにしかなっていない。
        【秩序】と【家族】に憧れ、【混沌】の【孤独】を嫌う【孤独】のモノ。

神こロしにおいて

 強さは中ほど。ロウソク持ちではあるが、強さや速さがそこまで高くなく、
体力もほどほどであるため、一定のレベルがあれば勝てる相手。
【秩序】と【人間】に憧れ、【混沌】の【悪】に殺された【孤独】のモノ。
通常好感度の相手には、「罪深き人」、好感の相手には「罪憎き人」、
嫌悪の相手には「罪多き人」と言い出す。また、好感の相手にはザクロをくれることも。

1次創作データ

身長/160cmほど
年齢/10代に見える
一人称/ぼく、ボク
二人称/キミ、あなた、お前、貴様etc…
その他/手に持ったスコップは穴を掘る用なので、
    別にあれで殴りかかってくるわけではない。

 手に持ったスコップで穴を掘る日々を送りながら、
出会った人を誘う性別不詳の子供。
特に好ましい相手には、どこからともなくザクロや
お菓子を持ち出して勧めてくる。
 いつも穴を掘っているのは、
本人説、「神様のお墓を掘っている」のだそう。
しかし、言っていることが支離滅裂で、
会話が繋がらないことも多く、
それが真実なのか、本心なのかも定かではない。

 不気味な印象そのままに、その正体は両親に殺された子供の幽霊。
しかし、墓に死体を打ち捨てられ、
放置されるうちに他の報われぬ魂といっしょくたになった結果、
記憶は曖昧になり、還る場所も本来の望みも見失った。
そのため、あまり悲観的なことも言わず、性格は人懐こく、
言動も安定しないが、基本的には明るい。
だが時たま、意味深なことを言ったりもする。
それも、中身があるものとは思えないものばかりである。
一人称や二人称も安定せず、ふらふらと呼び方が異なる。

*以下、詳細設定(ここロや2段階目のネタバレを含みます)

 シデは、生まれてより両親に監禁され、
虐待を受けたのちにイタズラに殺された子供。
首に紐を巻かれ、落とされ、
まるで絞首刑のような最期を遂げている。

生まれてから外に出してもらえなかったため、
自分を物とも思っていない両親しか己の存在を知らず、
そのため、彼が死んでも誰も悲しまず、
もちろん、弔いも受けられなかった。
また、死しても魂が肉体に残ってしまったがために、
死体を野ざらしにされ、自らの体が朽ち、
カラスに啄ばまれ、野良犬に食われ、
腐臭を放つ自分に向けられる嫌悪の眼差しまで覚えている上、
穴に埋められる時さえ意識が残っていた。
そのため、生きたまま嬲られ、殺され、
埋められたという認識になっており、
見捨てられた絶望に囚われている。

 そのため、やがて他の魂たちと混じり合い、
さまよえる幽霊となっても、未だ他者にすがりついている。
誰かに自分の存在を知らせたい、誰かに愛して欲しい、
誰かと一緒にいたい、といった念が強いため、
遊んでくれたり話に付き合ってくれれば、
無理に引きずり込んだりはしない。
ただ、「ずっと一緒にいたい」という想いと、
「必ず見捨てられる」という認識がある上に、
精神が安定していないため、安心していると不意に襲われることも。

自らを信心深いといったり、その他色々と言ったりはするが、
やっていることは人をコチラ側に引きずり込むことに他ならず、
本人も難しいことを考えられる頭は持っておらず。
その言葉に意味を通すことの方が難しい。

 髪で隠れた方の目は、カラスに食われてがらんどうに、
靴を履いていない方の足は犬に食われてなくなっている。
また、自らの骨を縫うようにしてザクロの根が渡ったことから、
ザクロを自らの内臓のように思っている。
また、1段階目は半人半霊、2段階目は完全な幽霊となっている。

 彼がザクロなどを渡してくるのは、プロセルピナの逸話から。
セリフに入りきらなかったが、本来はお菓子などもくれたりする。
いわゆる、「ヨモツヘグイ」となるため、
食べた場合は、否応なく彼の方へ引きずり込まれる。
また、桃を嫌うのは桃が神聖な食べ物であるため、
彼は不味いと感じる様子。

 また、赤い靴を勧めてくるのは、アンデルセンの童話から。
赤い靴を履いたら足を切り落とされる→足がなくなる
→足がないのは幽霊…という連想遊びから。
 赤い靴を履いて、いっしょに踊り明かしたら、そのあとは……。

2次創作データ

権利:花見まわり
二次創作歓迎です
(エログロ、他キャラとの絡みなど、ご自由にどうぞ。設定に色々書いてありますが、好きにいじってあげてください)
【パンツ】なんかそこらへんで拾った。