火曜サスペンス[狙われたカボチャ]第3話
火曜サスペンスと書いてますが、曜日に意味はありません。
サスペンスといえば火曜という安易な思い込みです。
ちなみに、船越英一郎のヅラがどんどん進化しているのが、気になってしかたありません。
前置き長い?うざい?すみませんすみません。
では本編をお読みください。
銀行でおろしたお金を握りしめ、急ぎお店に向かう。
さっき殴った副官バザーが、相変わらず睨みつけてくるので
殴るフリをしてみると、泣きそうな顔で避けようとしている。
心がほっこりする一瞬だ。(最低)
店に戻ると、ウサギ頭の男がなにやら店主と話こんでいる。
ウサギ頭の後頭部に「かづき」とマジックで書いてある。
思わず、小学生かっwと心の中でツッコむ。
そのウサギ頭は、先ほど私が買おうとしていたスカリワグハットを持っている。
ぽて:その帽子は私が買おうとしていた物です。
ウサギ頭の男は無言でこちらをじっと見ている。赤い目だ。
そしてゆっくりと口を開いた。
かづき:知っていますよ。
かづき:あなたの事はなんでも知っています。
かづき:いつどこで何をしているのか…副官バザーは何を売っているのかまでね…
そう言い放つとウサギ頭の男は、突然その場から走り出した!
が、小石につまづいて豪快に転んだ。
私は冷静にスカリワグハットを拾うと、店主にお金を渡した。
ウサギ頭の男はゆっくりと立ち上がった。肩が小刻みに震えている。泣いているのか?
その時!ウサギ頭の男が突然振り返り、何かを投げてきた!
とっさに危ないと判断し、ギリギリのとこでかわしたが、同時に後ろで悲鳴が聞こえた。
店主:ギャビィー!
慌てて振り返るとそこには、額に短剣の刺さった店主がグッタリと横たわっていた。
すぐさま胸が傷まみれの男が駆け寄り、いろんなとこを突いている。
しかし…店主はピクリとも動かなかった…
アレスのポックリ王こと「ビィ」ここに散る。享年6歳
ウサギ頭の男は、放心状態で立ちつくしていた。
次回最終話につづく
出演…アレスのポックリ王こと「ビィ」さん
ス○ーカーの事なら、なんでもおまかせ「かづき」さん
友情出演…ケンシロウ 誰かの副官バザー