メッセージ一覧

Last-modified: 2010-11-26 (金) 02:32:11

酒場時報

1ミーナ 「キミたちまだ呑むのかい?おねいさんそろそろ眠くなってきたよっ」
ヘルたん 「1時だぞテメーら」
2ミーナ 「この時間って、どっかの国だとゴーストとか死霊とかが出やすいらしいねぇ」
ヘルたん 「おお、もう2時じゃねーか」
3ミーナ 「ねっねっ、この時間でも「3時のおやつ」でいいのかな?」
ヘルたん 「3時・・・ちょいと腹減ったな」
4ミーナ 「そろそろお日様が顔出すねー・・・元気だわねぇ、キミたちも」
ヘルたん 「4時だぜ」
5ミーナ 「え?おねいさんがいつ寝てるのかって? ・・・んふふ~・・・内緒っ♪」
ヘルたん 「5時か・・・この女いつ寝てやがんだろうな」
6ミーナ 「あーさーだーぞー!ガキんちょたちだって、そろそろ朝の体操とか始める時間だよぅ!」
ヘルたん 「っと、6時か 鳥どもが五月蝿いったらありゃしねぇ」
7ミーナ 「ほらほら、そこで突っ伏してる兄ちゃん姉ちゃん!そろそろ起きなさいってヴァ!」
ヘルたん 「7時だぜ、夜も完全に明け切ったな」
8ミーナ 「さってっとーっと、今日の分の仕込みでもやっちゃっとこっかなっとぉ!」
ヘルたん 「おっと、8時だな、外も騒がしくなってきやがった」
9ミーナ 「この時間の酒場って、さながら不健康優良児のたまり場ってやつだよね・・・」
ヘルたん 「9時になってもこの有様か」
10ミーナ 「そろそろお日様も高くなってきたねー・・・おねいさん溶けちゃうよ・・・なんってね!」
ヘルたん 「10時になったな」
11ミーナ 「あ、そだ、ランチメニューの看板出しとかなくっちゃねっ」
ヘルたん 「11時か、腹減ったぞ」
12ミーナ 「お昼だよー、お酒ばっかりじゃなくて食べるもの食べまっしょいキミたち」
ヘルたん 「12時だ、昼飯をよこせ」
13ミーナ 「ほらほら、ご飯食べてない人はちゃっちゃと食べれってばー!食べなきゃ力入らないっしょやー」
ヘルたん 「げっふぅううう・・・今1時か・・・満腹だぜ」
14ミーナ 「ううう・・・一番眠くなってくる時間だよねえ・・・あたまのうえにひよこがとびそうだよー・・・」
ヘルたん 「2時・・・日差しが鬱陶しい・・・」
15ミーナ 「お♪や♪つ♪ お♪や♪つ♪ ボーっと食べてるキミ、気をつけないとショコたんに盗られるかもしれないよ? ・・・なんてね♪」
ヘルたん 「3時・・・早くも小腹が減ったな」
16ミーナ 「ほーらほら、ちょっとそこ足上げてー! おねいさんは夜までにおそーじ終わらせなきゃなんだからねっ!」
ヘルたん 「4時か、ふぐぉっっ!!テメッ!だから首輪のまま全力で走るな!!」
17ミーナ 「そろそろお日様も傾いてきたかな?」
ヘルたん 「もう5時か」
18ミーナ 「・・・ん?もうこんな時間っか、さーって、忙しくなってくるぞー」
ヘルたん 「6時だぞ、そろそろ仕込まなくていいのか?」
19ミーナ 「ほいっほいっほいっと、夕飯まだならお酒の前にちゃんとお腹にご飯入れとくんだよキミたち」
ヘルたん 「7時か・・・晩飯まだか?」
20ミーナ 「今日も仕事に勉強にって疲れたでしょ?おねいさんがやさし~っく、癒してあげるからねん♪」
ミーナ 「なんて柄でもないかな? あっははーっ!」
ヘルたん 「ふぅ、8時だな・・・って、テメェ何してやがる」
21ミーナ 「良いコは寝る時間だけど、キミたちはこれからが本番ってとこでっしょや? あははっ、いつもありがとねっ!」
ヘルたん 「9時・・・月は出ているか・・・?」
22ミーナ 「楽しい時間になってきたけど、あんまりハメはずして暴れると、おねいさんチョップするからね!えいっえいっ!」
ヘルたん 「ああ、10時回ったか」
23ミーナ 「明日仕事やら勉強やらある人は、そろそろ自重しときなさいよ~?おねいさん遅刻しても知らないからねっ!」
ヘルたん 「11時ともなると、ここも混沌としてくるな」
24ミーナ 「昨日が終わったねぇ、ま、今日も頑張っていきまっしょや!」
ヘルたん 「0時・・・日が変わったな」

モンスターパニック

バンシー

01.png
ふぇええええええええん!
くろくて、おっきなおぼうしかぶったおねぇちゃんがいじめゆーーーー!!
泣き叫びながら、彼女はすぐ横を猛ダッシュで通り過ぎて行った
少し遅れて、薄ら笑いを浮かべたショコラが
とても楽しそうに通り過ぎて行った事は言うまでもない
うにゅ・・・ねぇねぇ・・・
さっき、みどりいろのあたまで、あかいおようふくきたおにいちゃんに・・・
“ちょっとそこのおうちでぼくといいことしない”
ってゆわれたの・・・
でも、あかいかみのおねぇちゃんがきたら
おにいちゃん、すぐにはしっていっちゃったのよぅ・・・
“いいこと”ってなんだったのかなぁ・・・たのしいのかなぁ・・・
とても残念そうな顔をしながら彼女は去って行った
・・・この事実を、決してペコの耳に入れてはいけない・・・
・・・わたしとあそんでくえゆの・・・?
うごかなくなっちゃったり、きえちゃったりしないでわたしとあそんでくえゆの・・・?
うにゅ・・・わたしとあそんでくえゆひとは
いつもすぐうごかなくなっちゃうから、つまんないの・・・
・・・・・・ふぇ・・・やっぱりあそんでくえないんだ・・・
とても寂しそうにすすり泣きながら彼女は去って行った
うにゅ・・・あおいかみのおにいちゃんがね
ねこさんにごはんあげてたのー
わたしもねこさんほしいなー・・・
うにゅー・・・むかしはわらしちゃんとねこさんが
あそびにきてくえたのに、あんまりきてくえないなー・・・
また、あそびにきてくえないかなー・・・
・・・くすん・・・
“にゃー、にゃー”と呟きながら彼女は去って行った
うにゅ・・・まちはたのしいよって、ぺろすちゃんがゆってたのに・・・
だれもあそんでくえないよぉ・・・
・・・おなかすいたよぉ・・・
・・・・・・・・ごはんいっぱいあるいてゆのに
なんでたべちゃだめなのかなぁ・・・
迷子がお腹を空かせているのがとても気の毒な光景だった
そこに物騒な事実などある筈が無い
うにゅ・・・ここどこぉ・・・
はやく、おうちにかえりたいよぉ・・・
ただの迷子だったようだ・・・
うにゅ・・・むりゃさきのかみのおねぇちゃんが、のみものをくえたの・・・
そえをのんだりゃ、あたまがふーりゃふーりゃふーりゃややや・・・
えへへへへへへへへへへへへへへ・・・
頼りない後ろ姿が更に頼りなくなった足取りで彼女は去って行った
果たしてモンスターに年齢の概念はあるのだろうか・・・
うにゅ・・・あたまつるつるのおじちゃんしってゆ?
あのおじちゃんいいひとなんだよー♪
あめくえたのー!えへへへー♪
・・・でもなんであのおぢちゃんもないてたのかなー・・・
いつも通り涙目ながらも、嬉しそうな顔で彼女は去って行った
・・・鍛冶屋の主人にも何か色々と事情がありそうだ・・・
ふええぇ・・・こわいよぅ・・・こわいよぅ・・・
わたしのおようふくを、むりやりぬぎぬぎするおにぃちゃんとかおねぇちゃんがいっぱいいゆのぉ・・・
うにゅー・・・こわいよぅ、こわいよぅ・・・
誤解を招き兼ねない発言を残して彼女は去って行った
うにゅ・・・あかいかみのおねぇちゃんがいってたよ
こわいおとなのひとについていっちゃだめだって・・・
うにゅー・・・みんなこわいよぅ・・・
ビクビクしながら徘徊する様は近所のお子様より頼りなく見えた

海坊主

02.png
今日もまた冒険者にフルボッコにされる仕事が始まる・・ぉ・・・ぞ
彼はそう言うと辛そうに笑いながら去って行った
おいそこの、ちょっと俺の悩みを聞いて欲しい
静かな湖を覗き込むと気持ちの悪い顔が俺を見てるんだ・・・
彼はそう言うと笑う事なく神妙な面持ちで去って行った
さて、今日もアイテムドロップを待つ皆のために
宝箱にバックラーを仕込む作業に戻るとしよう
彼はそう言うと不敵に笑いながら去って行った
ほんとは海岸でやりたいんだ・・・
でも最近海岸に来る連中はみんなレベル高くて
相手にしてくれないんだ・・・
だからマリンダリンでやる・・・ぉ・・・やるぞ!
彼はそう言うと悲しげにに笑いながら去って行った
マリンダリンの街っすか
まぁ、頼めば出てやらない事もないっすよ
彼はそう言うとニヤニヤ笑いながら去って行った
まずは50万人、最終的には100万人の冒険者を倒す事を目指す!
彼はそう言うと自信たっぷりに笑いながら去って行った
どうでもいいけど俺が持ってるワゴン凄すぎだろ・・・常識的に考えて・・・
彼はそう言うと得意げに笑いながら去って行った
よくぞこの俺と出会ってくれた
褒美にバックラーを拾う権利をやろう
彼はそう言うとクスクス笑いながら去って行った
さて・・・そろそろ海岸警備員の仕事に戻るとするか・・・
お前らもちゃんと働けよ
彼はそう言うと乾いた笑いを浮かべながら去って行った
何?俺の顔が誰かに似てるって?
こまけぇこたぁいいんだよ!
彼はそう言うと豪快に笑いながら去って行った

スライム×3

03.png
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
金スライム「で、結局おれ達はなんでここに居るんだ?」
青スライム「さぁ・・・まぁ言わば愛される為に居る・・・みたいな?」
垢スライム「そうそう、俺達ってばキュートで善良だからさ」
金&青「「赤緑の汚らしいお前が言うと説得力無いな」」
垢スライム「こんちくしょおおおおおおおおおおおおお!!」
一匹のスライムを慈しむように風がそよいでいた
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
青スライム「ところで、なんでオレ“だ!”しかセリフないんだよおかしいだろ!」
垢スライム「いや、どう見ても脇役っぽいし・・・」
金スライム「ほら、青って一番弱そうだし・・・」
青スライム「よしわかった・・・・・・少し・・・泣く・・・」
風が一匹のスライムを慰めるように凪いでいった
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
垢スライム「なぁなぁ、ちょっと俺気になってる事があるんだよね」
青スライム「なになに?なんだよ気になってる事って」
垢スライム「いや、ほら、デカさん達居るじゃん?」
金スライム「ああ、あのひとどうしたらあんなデカくなったんだろうな」
垢スライム「いや、そう言う事じゃないんだよ、メタルデカさんの事さ」
青スライム「あー、メタルデカさんね、うん、それで?」
垢スライム「いや・・・こう言っちゃなんだけどさ」
垢スライム「金属製って時点でスライムなのk・・・」
金&青「「そ れ 以 上 い け な い」」
少し乾いていて、それでいて冷たい風が彼等を通り過ぎていった
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
垢スライム「突然だが聞いてくれよ、人間ども俺の事なんて呼んでると思うよ?」
青スライム「ん?なんか色で呼ばれてるとか聞いたことがあるな」
金スライム「そう!俺もそう思ってたわけよ!ところがだよ!」
垢スライム「あろうことか“垢スライム”ってなんだっつーの!なめてんのかっつーの!」
金スライム「あっはっはっはっは!そりゃひでぇな、いくら模様がそんなだからって!」
垢スライム「ほんっとだよ、こりゃ垢じゃねぇっつの、コケだっつーの!」
金&青「「コケかよっ!!!!」」
風が彼の身体に生えたコケを優しく撫でていった
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
垢スライム「俺たちの仲間で、やたら美味しそうなのがいるらしいな」
金スライム「ああ、プリンさんとプリンセさんだろ?おれ知り合いだよ」
青スライム「え!まじで!?」
金スライム「ああ、おれ会ったことあるもんよ」
垢スライム「すっげぇな、割と高貴なお方達だって話じゃんよ・・・」
金スライム「ほら・・・おれって金じゃん?だから割と気に入られててさぁ」
青スライム「っはー・・・なるほどなぁ・・・」
金スライム「まぁ、言われてる程美味くはなかったなぁ・・・」
垢&青「「食ってんじゃねーよ!!」」
気持ちの良い風はいつの間にか止んでしまっていた
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
垢スライム「さっきさ、ヘルさんが人間に連れられてるのを見たんだわ」
青スライム「ああ・・・酒場に居たな、ああなっちゃモンスターも終わりだわ」
垢スライム「いや、そうは言うけどアレはアレで賢いのかもしれないぜ?」
金スライム「あ、でも最近人間がオレらの仲間連れてるのも見たぜ?」
青スライム「マジか!」
垢スライム「くそ・・・眷属にまでそんな腑抜けたのが居るのかよ・・・」
金スライム「ああ・・・中々世知辛いよなぁ・・・って何やってんだ青いの?」
青スライム「え?求スライム情報を検索中」
垢&金「「お前変わり身速すぎんよ!!」」
暖かい風がそよそよと凪いでいるのに、心なしか空気は冷たくなっていた
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
青スライム「突然だけどオレ、今の底辺ポジション脱出したいと思ってんだよね」
垢スライム「お?最下層モンスターからの脱却を目指そうってか?」
金スライム「ほーう、そりゃ一体どう言う風の吹き回しよ?」
青スライム「金のヤツはまだ良いよ・・・初心者キラーとか言われてるし」
垢スライム「まあ、オレだってそう言う願望が無いわけじゃないしなぁ・・・」
青スライム「とりあえず日々の筋トレから始めようと思ってるわ」
垢&金「「いや、筋肉ねーから!!」」
その時吹いた少しだけ強い風は、彼等の虚しさを吹き飛ばしてくれたのだろうか
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
垢スライム「何か俺たちってナメられてんだよなー」
青スライム「ああ、わかるわかる、なんか弱いと思われてるよなー」
金スライム「へぇ・・・一応聞いとくけどなんでだ?」
垢スライム「いや、なんか“かーわーいーいー♪”とかさぁ・・・」
青スライム「そうそう、オレたちは犬っころじゃねっつんだよなぁ」
金スライム「仕方ないだろ・・・犬っころの方が強いんだからよ・・・」
垢&青「・・・・・・・・・・・・・・・」
心なしか薄くなった彼等の背中を、生温い風が凪いでいった
垢スライム「俺たちゃ陽気な!」
金スライム「スライム軍団!」
青スライム「だ!」
金スライム「なぁ、おれ達って基本的に液体的な存在なわけじゃん」
青スライム「おま・・・中々身も蓋も無いこと言うな」
金スライム「だったらさ、合体すりゃデカさんみたくなれんじゃね?」
青スライム「お前、またそう言う安易な発想を・・・」
垢スライム「ふーむ、でも一理あるな、ちょっと試しにやってみっか?」
金&青「「え・・・お前は汚さそうだからちょっと・・・」」
垢スライム「うーわ、なんか無性に死にてぇー・・・」
にわかに吹いた季節外れの寒風は、まるで彼の心中を表すかのようだった

セイレーン

04.png
らんららんらららーららららー♪らんららーらららららんらーららら♪
らんららんらららーらららら♪らららららんらーららららーらーららららー♪
ねぇ、あなた知ってる?
古の世界では、人の手で歌姫を生み出せたらしいわ
消して居るはずがないのにそこに居る、そんな歌姫をたくさんの人が
微笑みと共に生み出していたそうよ
実の無い歌姫かぁ・・・私たちみたいな種族とは
また違った魅力だったんでしょうね
ん~~~~、燃えてきたっ!
私ももっと歌の練習いっぱいしよーっと♪
言うが早いか、元気に歌いながら去って行った
らららー・・・ららららー♪ らららー・・・ら らららー♪
らららー・・・ららららー・・・・・・らーらーらー♪
私が歌うと舟が沈んじゃうから海には行けないのよねー・・・
すっごーいむかしに、ご先祖様が鼻歌混じりに寒中水泳してたら
大きな船が氷山にぶつかって沈没しちゃったとか聞いたしねー・・・
その頃は空の彼方に飛んでいく船もあったとか・・・ほんとかしらね?
危険な事を言う割に、気持よさそうな顔で歌いながら去って行った
ららららんらん♪ららららんらん♪ららららんらん♪らんららー♪
らららー・・・♪らららー・・・♪
空の彼方はいつでも夜だって知ってた?
うちの家系に代々伝わってる与太話なんだけど
空の彼方の常夜の世界では大きな人形…ゴーレムの仲間なの・・・かな?
それが戦ってたー・・・なんて事があったやら無かったやら・・・
あ、でも最近大きな鉄のゴーレムが色んな村を襲ってるって聞くし
まんざら作り話ってわけでもないのかなぁ?
心おどるような表情を浮かべると、楽しそうに歌いながら去って行った
らーらーららーらーらーらーらーららー♪
ららーらーらーらーららーらーらー♪
最近、あるがままの心で生きるって気持ちが大事だって感じてるわ…
長い事生きてると、知らない間に自分の中にも
檻が作られていたりしてね・・・
妙なプライドなんて捨ててしまえばいいと思っているのに
歌姫の端くれとしてなかなかそうも行かないのよねー・・・
そういえば、昔何かの本で読んだことがあるのだけれども
私と同じ考えのひとがいて、詩にしていたみたいなの。
どんな時代、世界であっても悩みは似ているものね・・・
少し寂しそうな表情を浮かべ、ゆらゆらと歌いながら去っていった
らららーららーらーらー♪らーらーららーらーらー♪
らららーらららーらー♪ららららーららーらーらー♪
あなたは行った事ある?神々の遣いが住まうって言われてるお空の要塞。
凄いわよねー、でっかい建物が空を飛ぶって言うんだもの。
私もこれで意外と神秘的な存在って自覚はあるんだけど
あそこのひとたちには、とてもかなわないわー。
そうそう、一番上のひとなんて、そりゃもう偉そうだって聞くわね。
私たち地上の存在をゴミ扱いだもの・・・
まさに天の上のお話だわー
そう言ってため息を吐くと、静かに歌いながら去って行った
らんららー・・・♪らららららららーららー♪
らららららららーららー♪らーらーらーらーらーらーららー♪
・・・・・・はぁー・・・・・・
・・・・・・・・・・・・はぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・
何を落ち込んでいるかって?・・・そりゃ辛気臭い顔にもなるわよ・・・
昨日、なぜか私の歌を聞きながらみんなが笑ってるものだから
気になって笑ってる人に聞いてみたら・・・
私が(ピー)年間覚えてた歌詞が間違ってたのーーーー!
はーーーずーーーかーーーしーーーいーーーーーーー!!
・・・・・・・・・・・・・!!!!
・・・はぁ・・・昨日を振り返るよりも
これからどうするかを考えるべきなのよねー・・・・・・
でもやっぱり凹むわー・・・
辛気臭い顔をしつつも、やっぱり歌いながら去って行った
らーらーー♪ららららららららーらー♪
らーらーらーららー♪ららららららーらららーらららー♪
私は長い事、あの神殿の湖に住んでいるんだけど
この間久しぶりに川に遊びに行ってみたのよ
やっぱり良いわね・・・あのせせらぎの音・・・
水が流れているのに、時の流れを忘れるような音・・・
なんて考えながら一人でひたってたら
気付いた時には3日も経っててびっくりしたけどねー♪
そう言ってバツが悪そうに微笑むと、軽やかに歌いながら去って行った
らんららんららんららー♪らんららんららんららー♪
らんららんららんららんららんらーらららーららー♪
私も空を飛んでみたいわー・・・
・・・まぁ、コウモリとかに持ち上げてもらったりすれば
とりあえず飛んでる気分だけは味わえるんだけどね
結局アレってどんなに指示をしようがお願いをしようが
あのコ達の意思で飛んでるから、乗せられてる以上じゃないし・・・
こう、自分の翼でとか・・・自分の力で空を自由に飛べたら
すごく素敵よねー・・・
だから、天使とか翼のあるひとたちってちょっと羨ましいわ
そう自嘲気味に微笑むと、涼やかなに歌いながら去って行った

その他

マリンダリンの街は普段モンスターを寄せ付けないよう
強固な結界で守られている・・・しかし・・・
数年に一度、星々の並びから一定期間その結界が緩んでしまう事がある
結界が緩むと、悪意の少ないモンスターを結界が感知できなくなり
結果、街中にモンスターが現れるという奇妙な現象が発生する
この現象を、人々は畏怖を込めてモンスターパニックと呼んでいる・・・

コメント

  • quest/まとめ に要望あったようなので作ってみました。 -- 2010-04-25 (日) 09:40:08
  • 4時の時報。ミーナ 「そろそろお日様が顔出すねー・・・元気だわねぇ、キミたちも」ヘルたん 「4時だぜ」 -- ixa? 2010-04-30 (金) 04:31:37
  • 大晦日と巨大モンスター追加のメッセージもあると嬉しい。 -- 2010-05-17 (月) 01:40:28
  • イベントのメッセージ面白かったので追加してみました。ショコラだけなのは趣味です。海坊主とスライムも入れたいんだけど、今はこれが精一杯。 -- 2010-05-20 (木) 06:30:30
  • イベントのメッセージはモンスターパニックだけとはかぎりませんね。面白そうです。 -- 2010-05-22 (土) 22:20:50
  • メッセージは/event以下に入れたほうがいいかも? ハロウィンの頃のメッセージも置いておけばよかったなぁ・・・ -- 2010-08-13 (金) 21:54:12
  • たまに酒場の時報も変化するので、そちらも編集お願いします -- 2010-11-26 (金) 02:32:11