すみれの蕾 (乙女)

主人公・早坂サツキは、歌劇場のある街に住む裁縫が好きな学園3年生。
友人に誘われて、久しぶりに観に行った歌劇。
5年前に課外授業で観劇して以来だったが、そこで「淳ヒカリ」の演技に魅了されてしまう。
幼馴染の心無い一言により、恋愛には全く無縁になってしまった主人公だったが―――

学園編

春、入部していた手芸部が廃部になってしまい、ひょんな事から演劇部に入部させられてしまう。
そこに待ち構えていたのは雑用の日々…個性的すぎる部員達に、主人公の運命は…

学園最後の年、波乱の学園生活が始まる。

歌劇編

あれから、4年――
服飾学校を経て、憧れの歌劇団で衣装部として働き始めた主人公。
思い出を胸に、夢に向かって邁進する日々を送っていた。
かつての同級生達も、それぞれの道を進んでいたが…
移り変わる季節、移り変わる想い。
「あのときとは違う言葉を、君に……」

恋愛と憧れ。歌劇団を舞台に、彼らと再び出会う。

• 早坂サツキ(はやさか さつき)　cv：君影ミヤビ?　※名前変更可能・ボイスON/OFF機能あり
  歌劇に憧れる女の子。学園を卒業した後、歌劇団の衣装部で働くことになるが、自分自身のファッションについてはかなり無頓着。
• 鈴城カナデ(すずしろ かなで)　cv：先割れスプーン
  主人公の幼馴染。素直になれない不器用な性格で、いつも主人公をいじめていた。幼い頃からピアノの英才教育を受け、将来を期待されている。父親の仕事の都合で海外へ引越した。あることがきっかけで主人公と仲が悪くなり、溝が出来たままだったことを後悔している。
• 夜凪トウワ(やなぎ とうわ)　cv：皇帝
  黒さを隠さない演劇部の副部長。主人公を言葉巧みに誘導し、演劇部の雑用係として馬車馬のように働かせる。父親が演出家のため、よく舞台に連れられていた。清一郎とは何だかんだで仲が良く、よきツッコミ役でもある。
• 東清一郎(あずま せいいちろう)　cv：プログレス
  フェミニストな演劇部の部長。普段は風情を楽しむ余裕も見せるが、その実、勉強はあまり得意ではない。有名な歌舞伎役者の息子で、代々が梨園の世界で生きている家系。自らも舞台に立ち、梨園の貴公子と謳われる。育ちゆえに、若干一般常識に欠ける面がある。
• 日下部ハル(くさかべ はる)　cv：平井達矢
  影の薄い演劇部員。控えめな性格で、ネガティブな思考に陥りやすい。部活中は黙々と小説や脚本を書いていることが多い。家は超がつくお金持ちだが、本人は興味なし。
• ユキ(ゆき)　cv：木島宇太
  天真爛漫な演劇部員。普段の陽気で活発な言動は元気な子供を思わせるが、部内一大人びた思考の持ち主。昼間は歌劇団で大道具係のバイトをしながら、学園の夜間部に通っている。
• 淳ヒカリ(じゅん ひかり)　cv：紺野彩?
  歌劇団の男役劇団員。トップで劇団の音楽学校を卒業した才能あふれる有望株。明るく、人を惹きつける魅力を持っている。

サブキャラクター (※攻略対象外)

• 早坂ムツキ(はやさか むつき)　cv：大石けいぞう
  主人公の弟。裁縫好きな主人公に、よくモデル代わりにされている。素直な性格で友人も多く、姉をいつもフォローしている。
• 日下部アキナ(くさかべ あきな)　cv：非公開
  日下部ハルの妹。典型的なお嬢様でなかなかの美人だが、重度のブラコン。兄に近づく女性を片っ端から排除している。
• 小清水マコト(こしみず まこと)　cv：非公開
  主人公の親友。サバサバとした性格で、主人公が歌劇に興味を持つきっかけを作った。歌劇編でも、主人公との友情は変わらず、様々な事情から若くして淳ヒカリのファンクラブ代表として活躍している。
• 有馬隼太(ありま はやた)　cv：大石けいぞう
  東清一郎の従者。人力車で送り迎えをしている。
• セバスチャン(せばすちゃん)　cv：非公開
  日下部家の執事。
• 瀬高ナツキ(せだか なつき)　cv：非公開
  ステラ歌劇団の男役劇団員。トップスターの地位にいる。
• 流風マナミ(るか まなみ)　cv：非公開
  ステラ歌劇団の劇団員。男役２番手。
• 銀ホノカ(しろがね ほのか)　cv：非公開
  ステラ歌劇団の劇団員。男役３番手。東清一郎の従姉妹。