あとがき-3

Last-modified: 2008-04-20 (日) 21:57:09

汝のあるべき姿に戻れ!
どうも、霧隼翔です。ドン引きした人、遠慮なく挙手どうぞ。

 

さて、シェリングフォードも第四話となりました。私の本領である、鬱展開がフルバーニアンです。

 

好きな作品も、エヴァに代表されるように鬱展開が多かったり。まあ、あれの終わり方は最高のハッピーエンドだと思っていますが、他例はZガンダムとかね。ラストは主人公精神崩壊。恋人にかばわれその恋人は死に、恋人によく似た女の子を殺さざるをえなくて、それでも最終話前話で仲間が十人くらい死にますからね。

 

鬱です。鬱々真っ盛りです。

 

とはいえ、それでもアリだと思うんですよ。現実でそんな事があったらもう目も当てられないと思うんですが、フィクションでなら。むしろフィクションだから直視できる。そういう問題は、直視してなんぼですからね。絶望の方が、向き合った時に得るものは大きい気がします。

 
 

さて。暗くなりました。ハイテンションに作品解説いきます。
まず、ほとんどの人が気付いたであろうタイトル。もちろんこれはエヴァンゲリオン第壱拾弐話、「奇跡の価値は」へのリスペクト。これはロボットアニメにどれほど重量感というものが大切か教えてくれる、00の監督に見せてやりたい話なんですが……割愛しましょう。
前半の日常パートはネタが満載です。全部見つけられたあなたにはロボットアニメ・ニコ厨の称号を授けましょう。特に犯人邸突入前の掛け合いは声優ネタが溢れかえっています。声優と役名、両方言えたら友達になりましょう。

 

で、後半。鬱のオールレンジ攻撃です。ここは自分で書いてても辛かったなあ……
物語の後半で、これらの鬱には決着をつけるつもりなので解説は割愛。ネタばれになります。

 
 

そうそう。文芸部長として皆さんにお知らせしなければいけないことがあるんだった。

 

『新劇場版ヱヴァンゲリヲン』DVD発売!
決してスタジオカラーの手先とかじゃないです。
特装版が六千円くらいで、本編に加えCGメイキングとかプロモ映像とかが同梱。通常版は五千円くらい。本編のみです。特別版が四月下旬、通常版は五月下旬発売。千円の差を出しても特別版買う価値があると思います。私は。
エヴァ好きのみどり火読者に嬉しい話であれば幸いです。私は既に予約を済ませました。ええ。もちろん。

 
 

さて、恒例の次回予告といきましょう!

 
 
 

『予告』

 

功は里紗に残酷な事実を告げた。

 

二人は己の無力を目の当たりにする。

 

だが、時は彼らに構わず進み続ける。

 

無慈悲にも一人の女性が殺された。

 

抉り出される二人の過去は、

 

今を生きる彼らにいかなる意味を持つのか。

 

憤りと苛立ちにまみれた二人の心は、

 

果たしてどこへと行き着くのか。

 

次回、『再会、過去よ』

 

さあて、次回もサービスサービス!

 
 
 

Shelling frod ~FILE3~ ―己の価値は― He said, “Determine what you’re by your self.”