【青菜に砂糖】
もはや励ましようもないほどの失敗。
【赤信号皆で渡れば大惨事】
何事も流れに乗れば良いという訳ではないということ。
「赤信号皆で渡れば集団自殺」とも。
【雨降って地緩む】
ごたごたした揉め事の直後はまだ不安定だということ。
転じて行動を起こすのは物事が完全に収まるのを待ってからにしろという戒め。
【石の上にも三日坊主】
「三日坊主」と同意。
【石橋を叩いて壊す】
用心し過ぎるのも問題だということ。
【急がば走れ】
もたもた考えながら歩くよりとにかく足を動かせということ。
理屈をこねるより先に行動しろという戒め。
【鬼のいぬ間も洗濯】
怖い人がいない間までこき使われる憐れな人のたとえ。
【河童の川流れ】
たまには流れに身を任せるのも良いということ。
【机上の落書き】
人を楽しませるも不快にするもその人の力量次第ということ。
【弘法は筆を択ぶ】
名人・達人などと呼ばれるような人は、やはり道具にも気を遣うということ。
【紺屋の蛍光袴】
職権を利用して目立とうとする人のたとえ。
【転ばぬ時の杖】
前もって用意してしまった邪魔なもののたとえ。
【三人寄っても所詮人】
三人寄ろうが十人寄ろうが所詮はそれ相応の智恵しか出ないということ。
【下心あれば恋心】
感情が利害の観念からくること。転じて不純な動機を指す。
【十階から目薬】
じれったいというより、もはや諦めが先立つ様子。
【朱に交わって黒くなる】
色を混ぜ過ぎると黒に行き着く事から、多くの人と交われば良い訳ではないということ。
転じて同じような人との付き合いを大切にしろということ。
【スキャンダルの七十五日】
短い期間とはいえ悪い噂に堪えるのは大変だということ。
【棚の牡丹餅】
危険なので手を出すなということ。
棚の上の牡丹餅は忘れられがちで賞味期限が切れているかもしれないことから。
【塵が積もっても所詮塵】
本質的には何も変わらないことのたとえ。
【塵も積もればゴミとなる】
小さな問題も放っておくといずれ障害になるということ。
【爪に火をともす】
非常に危ないことのたとえ。手品師を指す場合もある。
【根も葉も花も無い】
何の見所もないこと。
【馬鹿でも一つ覚え】
何も覚えない凡人より一つでも覚える馬鹿の方がましだということ。
【晴れ時々曇り所により雨】
天気予報でこう言えば必ず当たることから、いい加減であてにならないことのたとえ。
*あとがき*
何気にちゃんと五十音順に並んでいます。
誰にも気付いてもらえませんでしたが、私の密やかなこだわりです。
そしてこちら、なかなかの人気作品・・・。
ギャグ路線に進もうかと真剣に思案中。
もしかすると第2版なんかも作るかもしれません。