SASシステムオプション(以降システムオプション)は,SASを実行する上でのさまざまな環境パラメータを保持しています.システムオプションの設定内容は,OPTIONSプロシジャで確認することができ,設定内容を変える場合は,OPTIONSステートメント(see グローバルステートメント)を使います.
以下では,よく使われるシステムオプションを分野別に解説します.
SAS日付関連のシステムオプション
- YRARCUTOFF=1920 SAS 日付処理の 100 年単位の基準年を指定します
see also SAS日付関連のフォーマット,インフォーマット
- DATE ログに日付を出力します
- LOCALE= SAS セッションのための標準ロケールを指定します
NLで始まるフォーマットやインフォーマット,関数の返り値の表記言語となります.
see also SAS日付関連のフォーマット,インフォーマット, SAS日付関連の関数
- DATESTYLE= あいまいな日付に対する ANYDATE 入力形式の日付の順序を順序を指定します
see also SAS日付関連のフォーマット,インフォーマット
- DFLANG= 日付フォーマットの出力言語を指定します
EURで始まるフォーマットやインフォーマットの表記言語となります.
see also SAS日付関連のフォーマット,インフォーマット
- STIMER システムパフォーマンス統計量のログ出力を有効にします