第01話【三つ巴が始まる時】

Last-modified: 2009-04-22 (水) 12:11:22

完全オリジナルです。新歴77年代の別次元話なのでご了承ください。

新歴77年1~10月
ミッドチルダより離れた第3管理外世界をジオン公国と名乗り、ミッドチルダ連邦政府に宣戦布告をした。
一年戦争の始まり。
ルウム戦役でシャア・アズナブル少佐が5隻のサラミス級を撃沈して「赤い彗星のシャア」として恐れられる。
その戦争は時空管理局までも巻き込まれる。
質量兵器、魔導師、モビルガジェットが戦局を大きく変える。

新歴77年 11月
ミッドチルダの荒れた平地
浮遊させることによって足場の悪い道や水上を渡る事が出来るホバートラック一台とモビルガジェット四機がある。
モビルガジェットは水色にリペイントされたMS-06J ザクⅡJ型と黄色にリペイントされたRGM-79(G) 陸戦型ジムだ。前者はジオン軍の地上部隊、後者は連邦軍の地上部隊の拠点地から強奪したモビルガジェットだ。

トラックの近くにテントが立てられており、中には六人の魔導師がいた。食事中のようだ。
「ねえ、ヤマト。今の戦争、どう思う?」
ピンク色の髪の女性がヤマトという水色の髪の男性に問う。彼の名は高町ヤマト三等空佐。21歳。ジオンや連邦に名乗る場合はヤマト少佐だ。そして彼女の名は一条寺メイ一等空尉。ヤマトと同い年。またも大尉と呼ぶ。
ヤマトとメイは双子だが、ヤマトは結婚している。
「ジオンも連邦も勝手過ぎるよ。二つの軍がドンパチ起こしているのに、なぜ管理局まで巻き込むのが分からないな。なのははどう思うの?」
ヤマトはなのはという明るい栗色の女性に問いかけた。彼女の名は高町なのは三等空佐。21歳。
「私も思うなぁ。なんでこうなったか。フェイトちゃんは?」
メイの問いがバケツリレーのように次の相手に問いかける。なのははフェイトという長い金髪の女性に言う。
彼女の名はフェイト・T・ハラオウン執務官。21歳相当。
「早く、早期終結を迎えたいね。」
誰もが戦争を早く終結させたいと思う。ここの分隊だってそうだ。
「僕やマリアも同じ気持ちです。死なせたくない」
「だから守りたいんです」
戦争で無意味な死をしたくはないそして大切な人を守りたいと主張する2人の少年と少女の名はマイト・ランドール一等空士とマリア・ベネット執務官補佐(武装面では三等空尉)

六人の魔導師の所属は時空管理局・第3魔導師部隊「ロングアーチ」
八神はやて一等空佐が部隊の責任者であり、隊長はヤマト。副隊長はなのは。ホバートラックの操縦者兼オペレーターはマイトとマリアより年齢が高く17歳でモビルガジェット戦術論の著者であのはやても認める少女の名はネーナ・クライン陸曹長。

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