第23話【Stars Strike】

Last-modified: 2009-08-17 (月) 14:28:45

ゆりかご内部通路。
「なのは、無事か!?」
「ヤマト!?こっちは無事たよ!ヤマトは?」
「俺もだ。まだ死ねない」
なのはとヤマトは進路を塞ぐガジェットを次々と破壊しながら進む。
『玉座の間までもうすぐです。』
レイジングハートが知らせた。頷き、なのはとヤマトはスピードをあげる。

一方、なのはが玉座の間に来るであろうことをあらかじめ予想していたナンバーズは予定通り、ディエチがなのはとヤマトを迎え撃つ。

特殊な法陣を展開し、ヘビーバレンを構え、なのはとヤマトが射程に入るのを待ち構えていた。
「5…4…3…2…1…0」
カウントダウンが終わると同時に
「エクセリオン・バスター!!」
「セレスティ・バスター!!」
オレンジ色の砲撃と、桜色と緑色の合体した砲撃が同時に放たれる。
通路一杯を突き進む2本の膨大な奔流が衝突。
力と力の押し合いが続く。
負けじと歯を悔い縛り、耐えるなのはとヤマトとディエチ。
「ブラスターシステム…リミット1…リリース!!」
「トランザムシステム…リミット1…リリース!!」
『Type Power Seed Burst』
その2人の一言で、撃ち合いの勝負は着いた。
レイジングハートの先端の魔力が二倍に膨れあがり、圧倒的なパワーの差で押し戻す。
成す術なくして桜色の光に包まれるディエチ。
「ジッとしてなさい。」
なのははディエチにバインドをかけた。

「突入隊があなたを確保して安全な場所まで護送してくれる。」
「何、悪いことにはしない」
それから、ヘビーバレンに封印も施すと、飛びさっていった。
「…本当に……人間か?」
ディエチはそれを呟くと、観念したのか、目を閉じた。
玉座の間へと向かうなのはとヤマト。
右腕に伝う血、ヤマトは少し顔を歪めた。
『マスター』
「ヤマト?」
ファーウェルとなのはが気遣うが
「大丈夫だ。これくらいの傷では支障は出ない。トランザム1はこのまま維持。急ぐぞ!相棒」
左手を伝う血、なのは痛みに顔を歪めた。
『マスター』
「キミもなのか?」
レイジングハートとヤマトは気遣うが
「平気、ブラスター1はこのまま維持、急ぐよ!レイジングハート。」
スピードを更にあげ、手から何かを桜色の何かをばらまいた。

玉座の間に響くクアットロの笑い声。
「なぁ~んだぁ、ブラスターシステムとトランザムシステム…なんて大袈裟な名前がついてるからどんなハイテクかと思ったら…。
ばっからしぃ…。」
それからヴィヴィオへと体ごと視線を向け、

「ねぇ、陛下ぁ~、あなたのママとパパは相当お馬鹿さんですよぉ~?」
そのときだった。
玉座の間の扉を桜色の閃光が破壊し、なのはとヤマトが入ってきた。
「いらっしゃ~い!お待ちしてましたぁ~。」
クアットロ不適にも笑いながらなのはとヤマトを歓迎する素振りを見せた。
「こんなところまで無駄足ご苦労さまぁ…。さって、各地であなたのお仲間はたぁ~いへんなことになっていますよ?」
空間に広がるモニターに写されたのは交戦する六課メンバーの姿だった。

「国家争乱罪の罪であなたを逮捕します!」
「武装の解除、争乱の中止そして捕まっている人の解放をしろ!さもなければ」
一応、モニターに目をやったものの、なのはとヤマトはあくまで平常心。

レイジングハートの先端とファーウェル・ハイパーメガランチャーの銃口をクアットロに向け構え、続ける。
「すぐに争乱の中止と武装の解除を…。」
「仲間の危機と…自分の子供のピンチにも、表情ひとつ変えずにお仕事ですか?
いいですねぇ、その悪魔じみた正義感…。」
「うるさい!お前には言われたくない!悪名高い魔女!」
クアットロがヴィヴィオの頬に指を這わすと、閃光。
なのはが放ったものだ。
しかし、クアットロに直撃はしたものの、クアットロの姿が消えてしまう。
代わりにモニターに映るクアットロ。
『でぇ~もぉ~、これでもまだ平静でいられますぅ?』
その言葉と同時にヴィヴィオが酷く苦しみ始めた。
痛々しい悲鳴に我慢できなくなったなのはとヤマトが駆け寄ろうとするが、溢れ出す魔力がそうさせない。
「うぅ…ぁぅ…、ママァー!!やだ、ママァー、パパー!!」
「ヴィヴィオ!!」
「なんて、凄い魔力なんだ…!!」
不快に輝く虹色の輝き、悲鳴と共に爆光に包まれ、ヴィヴィオの体が宙に浮いた。
『さぁ陛下、いつまでも泣いてないで、陛下のママとパパをさらったこわ~い悪魔たちがそこにいますよ?
がんばってそいつらをやっつけて、本当のママとパパを取り返しましょう。
陛下の体には、その為の力があるんですよ?
心のままに…思いのままにその力を解放して…。』
悲鳴とともに骨格が変化していくヴィヴィオ。体をナンバーズが纏っているのと同形のスーツが覆っていく。ただ少しだけ装飾が異なる。
そして、光が晴れたそこには、幾年か成長したヴィヴィオの姿が現れる。
「あなたは…ヴィヴィオのママとパパを…どこかに拐った、」
覚えがないなのはは否定し、ヴィヴィオに正気を取り戻させようと必死の思いで叫ぶ
「ヴィヴィオ!私だよ、なのはママだよ!!!」
「俺だ、俺だよ、ヤマトパパだ!!」
しかし、
「違う、嘘つき…あなたなんか…ママとパパじゃない!!」
思いは届かない。
展開される純白の魔法陣。
「ヴィヴィオのママを…パパを返して!!!!」
ヴィヴィオが叫ぶのと同時、感情に呼応して荒れ狂う魔力の波がなのはを飲み込んだ。
『んふ♪その子を止めることが出来たら、このゆりかごも止まるかもしれませんねぇ。』
「貴様…貴様のような奴がいるから!」
クアットロを冷笑しながら平然と言う。
「レイジングハート!」
『W・A・S フルドライビング』
なのはも魔法陣を展開。
「ファーウェル!」
『メガランチャー・フルパワー』

『さぁ…、仲良く、親子で殺し合いを…。』
愉快そうにクアットロがあざ笑う。
「ママとパパを…返せ!!」
ヴィヴィオが叫ぶ。
「ブラスター、リミット2!」
「インフィニティ、リミット2」
ヴィヴィオ、なのは、ヤマト、3人の魔力が玉座の間に溢れかえった。

(結界が晴れれば戦い安いと思ってたけど…、中々外に出にくいものね。)
ティアナは各フロアにもうけられた階段の影に隠れ、自分が産み出した幻術を慎重に操る。
まだ幻術すら見付かるのはまずい。
切札、収束クロスファイア。
シュートバレットよりも発射に時間がかかるこれを確実に当てるためには幻術を巧く操作し、ウェンディにエリアルキャノンを撃ってもらわなければならない。
幻術とのタイミングがずれたらティアナはまた逃げ回らなければならない。
「さぁ…行くわよ!」
『了解!』
呼吸を整え、幻術を操作。
階下の幻術を不自然にならないよう慎重に操る。
「見つけたッス!」
ウェンディがくいついた。ティアナと同じ階、つまり上から幻術を狙い撃とうとするウェンディ。
「クロスミラージュ!」
ティアナが呼びかけると同時、ざっと二十はあるであろう魔力弾が十ずつ、左右の銃口に集中する。
ウェンディが撃った。
幻術が消える。
むろん、こちらに気付いた。
なのはが自分に向け放った技。正直、しゃくに触るが、今は感謝している。
そしてヤマトの戦闘から同時に高威力の魔法を放つ、そこからヒントを得た。
「当たれぇぇええ!!!」
左右同時に放つ。反動で跳ね上がる両腕。
弾速、威力、シュートバレット、クロスファイアよりも数段上だ。
誘導性、射程を犠牲にして放ったそれは、もはや射撃ではなく、砲撃。
ウェンディは盾を構え、防御を試みる。
とんでもない負担がかかる。
魔力弾それぞれも回転しているが、片方十の魔力弾が螺旋を描きながら盾に突き刺さり、えぐるように持っていこうとする。
そして、盾は砕け、そのままウェンディの体にめり込み、壁に叩きつけ、意識を刈り取った。
「まずは…ひとり…。」
左腕の筋を痛めたか、動かす度に鋭い痛みが走る。
目の前に現れた敵を前に、疲労しているのにも関わらず、ティアナは笑みを浮かべた。
「あとはあんた一人よ?降参すれば?」
「ふざけんじゃねぇ、よくもウェンディを…ぶっ殺す!!」
ノーヴェが向かってくる。ティアナは左のクロスミラージュをダガーに変え、迎え撃った。

「ああああぁぁぁ!!」
「ぐぅぅぅぅぅ!!」
メイと半蔵。ファフニールとダブルオーが全力で反発しあい、魔力が四方八方に飛び散る。
「邪魔だ、どけ!!!」
『『シールドソード』』
シールドの実体剣が激突、さらに激しい魔力が建物を振動させる。
やがて反発が限界にきたのか、両者は弾き飛ばされ床を転がり、受け身をとって再び跳躍。
『GNソードⅡ・ダブル』
『ツインハイパービームソード』
連結させた刃で激突。間合いをとる。
「ファフニール!!/ダブルオー!!」
『High Speed/オーライザー1』
そして半蔵の目の色が変わる。
『Type Speed SEED Burst』
緋色と緑色の閃光が、廃棄都市のビルを破壊しながら衝突しあう。
一度の衝突でビルにヒビを入れ二度の衝突で破壊する。
「半蔵、もうやめて!!」
「ッ!?舌を噛みたくなければ…黙ってろ!!!」
ダブルオーから発生する五本目の魔力刃。しかも大型、それで突きを見舞う半蔵。
メイは慌てて距離をとるとビームソードを分割、投剣しようとするが
『シールドスティンガー』
射出されるロケットアンカーが飛んでくる。
メイは投剣動作を即座に中止、右手のビームソードでシールドスティンガーを絡めとる。
「なに!?」
半蔵がアンカーを切り放す前に力ずくでアンカーを引っ張り、ビームソードの峰を使って半蔵の体を壁に叩き付け、喉元に向かって突きを繰り出す。
だが、紙一重で半蔵はシールドからバインドを外し、ビームソードは派手な音を立て壁に突き刺さる。
「ッ!?」
半蔵はメイの腹部に向かい、蹴りを放った。
「きゃっ!!!」
姿勢が前のめりになったところへ、メイの視界の隅に半蔵の踵。メイはとっさに障壁をはりガード。
「いい加減に…。」
「あなたこそいい加減にしてよ!!半蔵!!ファフニール!!プラネイトディフェンサーバースト」
『マスターフォルティス』
電撃障壁を爆発させ、後退しながら構えるファトゥム-01の切っ先に集中する魔力。
『GNアームズ・タイプE』
半蔵の周囲に二つの実体剣兼砲台。
同時に放たれる両者の砲撃。一つの廃ビルが魔力の衝突により、倒壊した。

「一条寺メイ!!」
「どこを見ている?」
「ッ!?」
シグナムに出来てしまった一瞬の隙、ゼストは見逃さない。
振り下ろされたゼストの槍。シュヴァイゼンフォルムのレヴァンティンでは受けられない。とっさに鞘で受ける。
砕け散る鞘、叩き落とされるシグナム。

「しまった…。」
受け身をとったシグナムは視線でゼストを追う地上本部へ向かってしまった。
「(一条寺メイ!!無事か?)」
「(な…何とか…、シグナム副隊長は…ゼストを…。半蔵は必ず…私が…。)」
「(私が戻るまで何とか耐えてくれ。)」

瓦礫が崩れ、その中からメイが姿を現す。
所々のバリアジャケットの損傷。額から流れ出る血。乱れている呼吸。
『オーライザー・GNバスターソードⅡ』
飛び退くメイ。先ほどまでメイが居た場所を貫く大剣。
「ちぃっ!!」
しかも追跡してくる。
カートリッジを消費、デリュージー、ロングレンジキャノンの一斉射で破壊。
それから半蔵を見る。
まがまがしいまでに噴き出し、姿を覆う朱色の魔力光。
「くっ…オーライザーアームズ…か。」
「もう一度言う、退け。」
「そういう分けに行くもんですか!」
『収束火線砲』
『GNフィールド』
腕にかかる飛んでもない負担。展開した特殊障壁が破壊され、閃光がメイを飲み込む。
「う…ぐ…。」
リアクターパージにより何とか助かった。
「ファフニール…インフィニティ…モード…起動」
オーライザーアームズに対抗するためにはこれしかない。相手はスピード、パワー、連射ともに強化されてる。
『使用可能時間、最低12分最大16分です。それでも使用しますか?』
「あぁ、頼むわ。それから…絶対勝つわよ、ファフニール。」

カートリッジをリロードし、ロード。メイの体を這う青色の魔力光。ALICEシステムの起動大きく深呼吸。
『バリアジャケット・レアメタルシフト、ガンダニュウムシフト。
All Systems Green』
バリアジャケットがマントに騎士甲冑のスカートありになる
一刀のビームソードの柄を両手で切っ先を半蔵へと向け、翼を展開。
展開される翼から膨大な魔力が噴射される。そしてその噴射炎が形成する翼は巨大な翼。
鮮やかな薄い紫色の噴射炎が蒼天を染めあげる。
『GNマイクロミサイルコンテナ』
半蔵の周囲に現れる無数の魔力弾。メイにむけ、放たんとしたとき、空気が弾ける音がした。
暴風が半蔵の自由を奪う。
「なっ…にぃ?」
突然目の前に現れたメイ。先ほどまでメイが居た場所には揺らめき消えていくメイの姿。
「いい加減に!!目を…」
『ヒートロッド・サンダーウィップ』
「醒ませぇぇええ!!」
電撃纏うムチが、半蔵を掴んだ。

空を切るノーヴェの足。
右のクロスミラージュでアンカー、左でシュートバレット。
ブレイクライナーで追い掛けてくるノーヴェに向け放つ。
弾幕をかいくぐり、ティアナへと拳を振るう。
ティアナは瞬時にアンカーを解除、落下。
再び右のアンカーを射出し、下の階へと転がり込む。
(まずい…)
同時砲撃のせいで左腕に痛みが走り、力が入らなくなってきた。
ノーヴェによって放たれる黄色い閃光、壁の影へと隠れ、直ぐ様反撃。
もう幻術を使う余力はない。クロスファイヤを一回使ってしまえば限界が来るだろう。
(諦めるにはまだ早い…。考えろ…。)
ドコォッ!!
「ッ!?壁を…。」
ティアナは飛んでくる瓦礫に額をぶつけ、転倒。
ノーヴェは勝ったと言わんばかりに仁王立ちする。
額から血が右目に入る。遠近感が狂った。
(まずい、まずい…。)
その時、目についたのはノーヴェによって砕かれた壁の瓦礫に目がついた。
『シングルモード』

左にのみクロスミラージュを残す。
「チンクねぇとウェンディの仇、これでトドメだ!!!」
垂直に向かって今、放たれん渾身の力の拳。
「今!!!」
ティアナが叫ぶと同時、瓦礫をつかんでノーヴェに投げつける。
デバイス以外の攻撃にとっさに体をそらし、ノーヴェは回避。
「無駄なあがきを!!!ッ!?」
空間に生成された十一のクロスファイアが左のクロスミラージュに収束していく。
ノーヴェが早いか、ティアナが早いか。
銃は接近戦では不利、そんなことは百も承知のティアナ。
クロスファイアの一発がノーヴェの額に直撃。その瞬間に跳ね上がる顎。
集束が完了したクロスファイア。
「いっっっけぇぇ!!!!」
左手に右手を添えて、自分目の前にいる敵に向け、最後の一撃をティアナは放った。
「国家争乱罪の罪であなたたち二人を逮捕します…はぁっ、はぁっ…、って、これじゃあ言っても意味ないわよね。」
肩で息をしつつ、緊張から一気に解き放たれ、脱力するティアナ。
ナンバーズ二人を相手に見事勝利を納めた。

「ああああぁぁぁ!!!」
身動きが一切とれない半蔵。デバイスもメイから強奪されている。縛っているヒートロッドが一瞬、膨大な電撃を放ち、半蔵は気を失った。
「はぁっ…はぁっ……やった…勝った。」
半蔵とともに近くのビルの屋上に着地する。
インフィニティモードを終了させた。

時空管理局地上本部周域。
「ゼスト、地上本部突入!まずいです!!」
「くっ、追い付けなかったか…。」
シグナムはガジェットを撃墜しながら進む。

時空管理局地上本部内部。
「モーリス、お前はもう下がれ。」
レジアスは自分の部下にむけ静かに口を開いた。
「それはあなたもです。あなたにはもう…指揮権限はありません。ここにいる意味はないはずです。」
外から伝わる爆発音。微かに揺れる局内。
「ワシは…ここにおらねばならんのだよ。」
扉が強引にぶちやぶられた。
「手荒い来訪ですまんな…レジアス。」
突然の来訪者は静かにそうい告げた。
「構わんよ…ゼスト…。」
ゼスト・ゾンボルト・グランガイツ。かつてレジアス・ゲイヅとともに、地上の平和を守るため戦っていた男だった。

シグナムは武装の解除もせず、局内を駆け、レジアスのもとへと向かう。
しかし、
「ここから先は…通行止めだ!!旦那は…酷いことなんてしねぇ…、ただ昔の友達と話がしたいだけなんだ!」
アギトがたち塞がり、炎を産み出す。
シグナムは剣を構え、
「旦那には…もう、時間がねぇんだ!
そいつを邪魔するってんなら…」
全ての言葉を言い切る前に、アギトに、いや、正確にはアギトの貼った決壊を切り裂いた。
「こちらはもとより、事情を聞くのが目的だ。事件の根幹に関わることならば、尚更聞かせてもらわねばならん。」
リインとのユニゾンを解除、シグナムはあくまで冷静にそう言った。

「モーリスは…お前の副官か?」
目の前のメガネをかけた女性を一瞥し、ゼスト。
「頭が切れる分、わがままでな…。子供の頃からかわらん。」
そうか、とうなずき、ゼストは胸元から二枚の写真を取り出して、レジアスが着いているデスクへと投げてよこした。
「聞きたいことは一つだけだ。八年前、俺の部下と部下たちを殺させたのはお前の指示で間違いないか?」
沈黙。
「共に語り合った、俺とお前の正義は…今はどうなっている?」
レジアスは沈黙したまま、二枚の写真に視線を落とした。

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