自作のメリット
購入価格がコスパ的に安い
拡張性が高い
汎用性の高いアクア用品を使うことによって飽きてもほかで使える
自作は楽しい
自作のデメリット
手間がかかる
部品ごとの購入になるので収納性が悪い
保証が無い
必要なもの
最低限必要なものは以下の4つ
- サーモスタット
- ヒーター
- ポンプ
- 容器
あると便利なもの
- 温度校正用温度計
以下,実際に購入したもの
・デジタル温度調節器 コントロール デジタルサーモスタット -50℃~110℃ MH1210W
サーモスタットには電源プラグとコンセントが無いので100均で延長ケーブルを購入してセンサーと一緒に図のように接続すること(Amazonから拝借)
本体との接続には小さめのマイナスドライバーが必要
むき出しの電線を手で捻って本体のソケット側で挟むような構造なので圧着端子があると安心かも
なお,配線はビニールテープ等で適当にまとめても構わないが単線接続可能コネクタがあると便利
・ニッソー プロテクトPROヒーター 500W
15~25L程度の水を過熱するので500Wが良い
家庭用の温水ボイラーは60度(実際に容器に入れると55度前後)
15L前後の容器で下ごしらえ中に63度まで温まる程度の火力(5度上昇に10分くらい)
どんなメーカーのヒーターでも良いが,プロテクター付かつ過熱防止機能付の熱帯魚用が安価で高性能
増やせば拡張も可能
原理的にはヒーターが増えても消費電力は同じはず…
・エーハイム コンパクトポンプ 300 (水中用)
水の循環用に
かなりの小型だがこの程度のサイズなら充分循環する
威力が高いのが良ければコラリア ナノあたりの水量があるポンプをお好みで
値段と性能的にはベスト
ただし耐熱性能ははっきりしないので自己責任
そもそもが2年3年つけっぱなしでも壊れないようなものなので料理で使う程度では問題ないと思うが
・Astage NCボックス #25 ナチュラル
吊るす食材がヒーターに接触せず使えるケース
100均のつっぱり棒と大きめのクリップでジップロック的なものを固定すると壁面に肉がつくこと無く一定の環境で過熱できる
蓋を加工して電線が通るようにすれば蓋をしめたまま調理できるので水涸れを心配する必要がない
・スティック温度計
中華サーモスタットの精度は結果としてかなり良かったのだが念のため市販で精度の高いものを
1~2度のズレでも結果に影響がある部分なのでしっかりと室温と加熱後で校正を
肉の温度も最初のうちは測ると良いかも
購入金額
2016/04/06現在,上記環境をamazonと100均で購入した場合
サーモスタット | 1180円 |
接続コネクタ | 655円 |
ヒーター | 3880円 |
ポンプ | 1480円 |
ケース | 746円 |
電源ケーブル | 100円 |
つっぱり棒 | 100円 |
クリップ | 100円 |
合計 | 8241円 |
熱帯魚用品やコネクタの値段はamazonで1000円以上高くつくので参考までに
代表的な市販調理器との比較
- Anova Culinary Precision Cooker
自作に比べ圧倒的にお洒落!
実は想像以上に巨大なので保管には結局困るらしい
円安の煽りも受けてお高い
- ヨーグルティア
自作に比べ圧倒的にお洒落で色も選べる!
値段的にもいい勝負
保管性能もなかなかコンパクトで良い
一度に調理できる量は少ない
水循環が無い為調理ムラができる可能性がある
容量は拡張できない